有給休暇の買取は認められる?退職前に押さえたいこと

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この記事のまとめ

  • 退職時に有給休暇が残っている場合や、時効までに消化できなかったときは買取を依頼できる
  • 有給休暇の買取の実施状況は企業によって異なるため、就業規則を確認しよう
  • 有給休暇中は社会保険が適用され、他社への就業はできない
  • 有給休暇は早めに申請し、優先順位の高い業務は休暇前に処理しよう
「退職するつもりだけれど、有給休暇が余っている」という方はいませんか?
このコラムでは、有給休暇の買取は可能であるか、退職前に有給休暇を買取・消化する際の流れ、有休を取得する際の注意点などをご紹介。興味のある方は参考にしてみてください。


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有給休暇の買取はしてもらえる?

有給休暇制度の目的は、労働者の心身の疲労の回復や、ゆとりある生活を保障すること。

休暇の取得を妨げる可能性があるため、原則として買取は認められていません。

ただし、結果として退職時に有給休暇が残っている場合は、残日数に応じて買取をしてもらうことが可能です。

また、法定分(労働基準法第39条で定められている日数)を超えて付与されている有給休暇や、時効までに消化できなかった有給休暇についても買取を依頼することができます。

ただし、有給休暇の買取の実施状況は企業によって異なるため、買取の依頼を考えている方は勤務先の就業規則を確認しましょう。

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有給休暇の消化・買取の流れ

退職前に有給休暇を消化・買取してもらう際は、どのような流れになるのでしょうか。それぞれの例は以下のとおりです。

退職日を3月31日、有給休暇の残日数を20日とした時の例

有給休暇を消化する場合
・2月中旬までに引き継ぎや残務処理を終わらせる
・引き継ぎが完了したら、有給休暇を使用する
・有給休暇中は、他社への就業はできない
・有給休暇中にも社会保険が適用され、3月31日が加入期間の最終日となる
・3月31日付けで退職する
・4月1日から他社での就業が可能となる

有給休暇を買取してもらう場合
・3月31日までに引き継ぎや残務処理などを終わらせる
・残りの有給休暇分の金額を支給してもらう

上記が有給休暇の消化・買取の流れです。有給休暇中は社会保険が適用され、引き継ぎが完了したとしても他社へ就業することはできません。

会社に有給休暇の買取義務はないため、企業側とよく話し合った上で有給休暇の使い方を決めることが大切です。

有給休暇は日頃から取得しよう

有給休暇は、心身をリラックスさせるために大切な制度。退職前に限らず、日頃からこまめに取得するのがおすすめです。

しかし、「今の職場は有給休暇を取りづらい雰囲気」という方がいるかもしれません。有給休暇を取得する際の注意点として、以下の内容を参考にしてみてください。

有給休暇をする際の注意点

・会社に迷惑をかけないよう、有給休暇の取得日はできる限り繁忙期を避ける

・有給休暇の申請は余裕をもって行う

・業務が滞らないよう、優先順位の高いものは有給休暇前に処理しておく 

有給休暇を取得する際は上記を心がけ、会社の負担をできる限り減らすことが大切です。

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