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希望の求人が見つからない!自己分析で自分に合った仕事を探す方法
更新日
この記事のまとめ
- 希望の求人が見つからないのは、仕事に対する具体的なイメージを持っていないため
- 転職希望者は仕事内容や収入、勤務地、休日などを希望求人の条件にすることが多い
- 希望の求人条件を絞り込むには、自分の興味や過去の経歴を振り返るなどの方法がある
- 自己分析で自分の強みや適性を把握し、活かせる求人を探すのもおすすめ
「就職活動で希望の求人はどのように探せば良い?」と悩む方もいるでしょう。希望に合う求人を見つけるためには、自分がどのような仕事や働き方をしたいのかを整理し、具体的な条件として絞り込むことが大切です。また、自己分析や第三者からのサポートを受けることも有効。
このコラムでは、希望の求人が見つからない理由や、探す際に必要な条件を解説します。条件を絞り込むコツもご紹介するので、参考にしてみてください。
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希望の求人が見つからない理由
希望の求人が見つからない大きな理由として考えられるのは、自分自身の考えが固まっていないこと。希望条件の核となる部分がしっかりとしていないと、好条件の求人ばかりに注目してしまいチャンスを見逃してしまう可能性もあるでしょう。
求人を探す際は、給与や待遇だけにとらわれず、やりたい仕事の内容や働き方などを整理することが大切です。「希望の求人が見つからない」と悩んだときは、自分がどのような仕事や働き方をしたいのかしっかりと整理してみましょう。
フリーターから就職する理由
フリーターから正社員を目指す理由は人によって異なりますが、安定した給与・雇用を求める人が多いようです。希望の求人が見つかったら、面接などでフリーターから正社員になる理由を聞かれる可能性もあります。「面接で就職のきっかけを聞かれたら?興味をもった理由の回答例も紹介」を参考に、採用担当者が納得する回答を用意しておきましょう。
希望求人を探すために必要な条件
求人を探すときは、自分に合った仕事内容や、今の生活スタイルを大きく変えずに働ける条件で求人を絞るのがおすすめです。休日の多さや収入を重視しながら求人を絞り込むのも良い方法。どのように求人を探したら良いか分からない場合は、以下を参考にしてみてください。
希望求人を探すために必要な条件
- 仕事内容
- 収入
- 勤務地
- 休日条件
仕事内容
求人内容を探すときに重要な項目の一つに、「仕事内容」が挙げられます。
厚生労働省の「令和2年転職者実態調査の概況 3.転職について (5)現在の勤め先を選んだ理由」によると、転職先の企業を選んだ理由は、「仕事の内容・職種に満足がいくから」が41.1%で最も高いことが分かります。次いで「自分の技能・能力が活かせるから」が36.6%、「労働条件(賃金以外)がよいから」が26%です。
上記から、仕事内容を重視して求人を選定する人は多いと分かります。もし興味のある分野や職種がある場合は、「仕事内容/職種」を重視して多くの求人に目を通してみるのがおすすめです。「仕事の種類を知って適職を探そう!系統別に職業一覧をご紹介」のコラムでは、仕事の種類や適性を一覧で紹介しています。世の中にどのような仕事があるかを詳しく知りたい方は、ぜひチェックしてみてください。
参照元
厚生労働省
令和2年転職者実態調査の概況
収入
求人内容を探す際に「収入」を希望条件の一つに設定するのも有効です。
「どの程度の収入を希望するのか」「その仕事で希望額は叶うのか」など、希望収入を洗い出してから求人を探してみるのも良いでしょう。
将来的に大幅な収入アップを希望する場合は、初任給だけに注目するのではなく、キャリアアップや昇給のペースについてもあわせて調べておくのがおすすめ。初任給が高くても、なかなか昇給できないと、希望の収入額を得続けるのは難しいことがあります。
勤務地
「勤務地」も、求人を探す際に重要な項目の一つです。
自宅から勤務先までの通勤時間や、転勤の可能性があるのかなどを確認し、勤務可能な範囲内から探すのがスムーズでしょう。「通勤時間の平均はどれくらい?長い場合のメリット・デメリット」のコラムによると、場合によっては通勤に1時間半ほど掛かることも。求人に応募してから「通えない」「場所を確認するのを忘れていた」という事態にならないよう、自宅から通える範囲や許容できる通勤時間の範囲の勤務地であることを条件に求人を探すと良いでしょう。
また、求人情報には複数の勤務地が指定されている場合もあります。自身の生活や家族構成を踏まえて、転勤に対する対応が可能かどうかもしっかり確認しておくことが大切です。
休日条件
休日数や休暇制度といった休日に関する条件も、希望の求人を探す際には重要な観点といえます。休日を確認することは、仕事とプライベートの両立に大きく関わってくるからです。平日休みと土日休み、週当たりの休日数以外にも、有給休暇の取得のしやすさやシフトの組みやすさなどは、ワークライフバランスにも直結します。
有給休暇を取りやすいか調べる
定期的な通院をしていたり子どもの学校行事に参加したりするなど、希望休を取りやすい仕事環境を求める方は、有給休暇の取りやすさで求人を探すのも手でしょう。その際は、有給休暇の消化率を確認するのがおすすめです。
有給休暇は、土日祝日などの法定休日とは別にもらえる休みのこと。有給休暇の消化率は、希望休を取りやすい職場であるかを確認する目安となるでしょう。有給休暇の日数については「労働者が取得できる有給休暇とは?日数や消化期限について解説」のコラムで詳しく解説しているので、ご一読ください。
希望シフト制の自由度を調べる
シフト制で働きたい場合は、シフト調整を自由にできる求人なのかも調べるのがおすすめです。
シフト制で働く職場は多くありますが、シフトの調整のしやすさは職種や職場によって異なります。希望シフトを提出するタイミングや希望休の申請方法は職場によって異なるため、シフト調整の自由度を調べると、より希望に近い求人だと納得できるようになるでしょう。
シフト制の働き方や種類については、「シフト制とは?メリット・デメリットも解説!自分に合う働き方を見つけよう」のコラムで詳しく解説しているので、こちらも参考にしてみてください。
希望の求人条件を絞り込むコツと方法
ここでは、希望の求人条件を絞り込むコツと方法について解説します。
希望する求人が見つからない原因には、企業が出す求人条件と自分が希望している条件が合致していないことがあるでしょう。また、仕事は条件が合っていても、実際の業務内容や社風が合わなければ続かないもの。
条件だけではなく、仕事に対する意欲や希望についても改めて考えてみることがおすすめです。以下で解説している方法を参考に、求人探しをしてみてください。
希望の求人条件を絞り込むコツと方法
- 自分の興味について振り返る
- 具体的にやりたいことを今一度考える
- 自分が仕事に求めていることを見直す
- 過去の経歴を振り返る
- 自分の持っているスキルを見直す
1.自分の興味について振り返る
自分がどのようなことに興味があり、どのような業界に就職したいのかを改めて振り返ってみましょう。どうしても思いつかない場合には、子どものころまで遡って今まで思い描いたことのある将来の夢を思い出すのもおすすめ。例えば、好きだった遊びや、憧れの職業について考えると、自分の興味関心が見えてくるかもしれません。
また、頭のなかで考えるのではなく、紙に書き出してアウトプットすることもポイント。可視化することでやりたいことを客観的に考えられます。
2.具体的にやりたいことを今一度考える
興味のある分野や子どものころの夢などを振り返ったら、具体的に現在の自分がやりたいことを考えましょう。
たとえば、子どものころの夢がスポーツ選手なら、スポーツ関連の企業やスポーツ選手をサポートする仕事といったものが挙げられます。そのうえで現在の自分のスキルや身につけた経験を踏まえて、実際の仕事にどうつながるか考えてみましょう。
どうしても具体的にやりたいことが浮かばない場合には、やりたくないことから考えてみるのも有効です。やりたくないことを挙げることで、「これは苦手だけど、こっちは苦にならない」ということがみつかり、やりたいことが明らかにする場合も。具体的にやりたいこと、あるいはやりたくないことを再考することは、希望の求人条件を明確化させる際に役立ちます。
やりたいことを見つける方法は、「やりたいことの見つけ方とは?自分が本当にしたい仕事を見つける方法」のコラムでも詳しく解説しているので、こちらもぜひご覧ください。
3.自分が仕事に求めていることを見直す
具体的な仕事が見えてきたら、自分が仕事に求めていることを見直しましょう。
仕事へのやりがい、給与や待遇、将来性、プライベートの時間を重視できる環境、会社の雰囲気など、人によって働くうえで重視するポイントは異なります。自分が働くうえで何を最も重視したいのか考えてみると良いでしょう。何を大切にするかを理解しておくと、今後のキャリア決定や転職活動がよりスムーズに進むはずです。
4.過去の経歴を振り返る
自分が過去に就いたことのある仕事の経歴を振り返ることもおすすめです。過去の就職経験を振り返ることで、自分に適している仕事が何かを明確にできることもあるでしょう。
「自分に合っていた」と思える仕事は、自分が好きな仕事や、希望の仕事に近い働き方である可能性が高いといえます。フリーター歴の長い方であれば、過去のアルバイト経験で比較的長続きしたり、楽しいと感じたりした仕事に適性がある可能性も。就業経験がなければ、部活や日常生活のなかでやりがいを感じた事柄や、苦に感じずに続いていることなどをピックアップしてみましょう。
「自己分析とは?実施のメリットと就活・転職活動での必要性を解説」のコラムでは、自分の経験を振り返り、やりたいことや強みの把握につながる自己分析について詳しく解説しているので、こちらもご一読ください。
5.自分の持っているスキルを見直す
求人のなかには資格や経験を応募条件として挙げている場合もありますが、経歴やスキルの見直しは就職試験や面接対策のためだけに行うわけではありません。
自分のスキルを把握することは、自分が持つ能力と見合っていない仕事を探していないかという見直しや、スキルや適性を活かせる求人探しにつながるといえます。
希望求人を自己分析で見つけるには
自己分析は自分について深く理解する作業のため、仕事の希望条件を考える際にも役立つでしょう。
過去の経験を振り返り、「どのようなときに達成感を覚えたか」「どのようなことを苦手としているか」などを洗い出し、自分の強みや課題、適性などを客観的に把握するために行います。
自己分析がしっかりできていれば、たとえ好条件であっても、社風や仕事内容が自分に合わない場合にも判断ができるようになるでしょう。自分に合った仕事や希望の条件に合う求人を見つけやすくなる可能性もあります。
自己分析のやり方に不安がある方は、「自己分析のやり方が知りたい!簡単にできる方法や就活に活かせるコツを紹介」のコラムを参考に、自己分析を行ってみましょう。
また、第三者に自分の強みや適性などを聞いてみると、より客観的な視点でアドバイスをもらえるでしょう。特に、エージェントを利用すれば、就活のプロから見た強みや適性が分かり、希望の求人が見つかった後の就職活動もしっかりとサポートしてもらえるためおすすめです。
「自己分析をしても希望の条件の仕事を見つけられない」「そもそも自己分析のやり方が合っているか分からない…」という場合は、若年層向け就職・転職エージェントのハタラクティブにご相談ください。
ハタラクティブでは、一人ひとりの希望条件や適性に合った求人をご紹介するとともに、キャリアアドバイザーによるマンツーマンのカウンセリングを実施。履歴書や職務経歴書の添削、面接対策などのサポートも行います。サービスの登録・利用はすべて無料で、1分程度で仕事をするうえでの適性を簡単に診断できる「適性診断」も受けることが可能です。
未経験OKの求人も多数ご用意しているため、お気軽にご相談ください。
希望の求人探しに関するQ&A
ここでは、希望の求人を探す際によくある質問をまとめました。以下を参考にし、希望の求人探しにぜひ役立ててください。
「好きな時に休める仕事」や「休みが自由に取れる仕事」はある?
一般的に、有給休暇を取得すれば希望の日に休むことが可能です。有給休暇は基本的に入社から半年で付与されるので、付与前にどうしても休みを取りたい日がある場合は、前もって上司に相談しておくと良いでしょう。
また、「休みが多い仕事とは?業界別ランキングや正社員と公務員の有給休暇の違いも紹介」のコラムを参考に、有給休暇の取得率が高い業界や職種から求人を探すのもおすすめです。
子育てする際に「休みやすい仕事」はある?
産休・育休の取得実績があったり、子育て中の社員が活躍している企業であれば、子育てする際にも比較的休みを取りやすいといえます。
出産や育児も踏まえて働きやすさを考える場合は、「女性が働きやすい職場の見極めポイントをご紹介」のコラムも参考にしてみてください。
希望の求人を効率的に探すにはどうしたら良い?
希望の求人を効率的に探すには、転職エージェントを利用するのがおすすめです。
ハタラクティブでは、希望条件や適性から一人ひとりにぴったり合う求人を紹介。やりたいことが分からなくても、専任のキャリアアドバイザーが自己分析の深掘りから一緒に行います。希望求人が見つかったら、書類の添削や面接対策など内定獲得までしっかりとサポート。万全の態勢で就活に臨みたい方は、若年層向け就職・転職エージェントのハタラクティブをご利用ください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。