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公務員とはどんな職業?転職を目指す前に知っておくべきこと
更新日
この記事のまとめ
- 公務員とは、国や地方自治体の公務を担当する職員のことを指す
- 民間企業から公務員への転職を目指すことは可能
- 公務員試験とは、筆記と面接で実施される就職試験
- 公務員を目指すなら、何を実現したいのかをよく考えてから判断することが重要
「公務員とはどのような職業?」「転職できるもの?」と気になっている方もいるのではないでしょうか。公務員とは、国や地方自治体の公務を担当する職員のことを指し、民間企業から転職を目指すことも可能です。転職を希望する場合は、公務員になって何を実現したいのかをよく考えて判断すると良いでしょう。このコラムでは、公務員の概要や転職を目指す前に知っておくべきことなどを解説しています。
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公務員とは?
公務員とは、国や地方自治体の公務を担当する職員のことで、「国家公務員」と「地方公務員」の2つに分類されています。ここでは、それぞれの違いについて見ていきましょう。
国家公務員
国家公務員とは国全体に関わる業務を担当する職員で、公のために働くのが特徴です。国の財政運営や外交、防衛、医療、教育といった幅広い分野において活躍しています。なお、国家公務員は、「一般職」と「特別職」の2つに分かれています。「国家公務員法2条」によると、特別職にあたるのは内閣総理大臣やその補佐、国会職員、裁判官などです。特別職以外の国家公務員は、すべて一般職に分類されます。たとえば、行政官や外交官のほか、刑務官や海上保安官などの専門的な知識と技能が求められる場で活躍する公務員も一般職に含まれます。
参照元
e-GOV法令検索
昭和二十二年法律第百二十号「国家公務員法」
地方公務員
地方公務員とは自治体に所属する職員で、地域に密着した業務を担当するのが特徴です。各行政区内において、福祉や健康、治安、文化、街づくりなどに取り組みます。住民の声を拾い上げ、何が求められているのかを汲み取りながら、地域の人々がより暮らしやすい環境を整えていくのが主な仕事です。
国家公務員と地方公務員の違いについては、「公務員に転職したい!民間との違いや成功のポイントを解説」のコラムでも解説しています。こちらもぜひご覧ください。
民間企業から公務員に転職できる?
民間企業で働いたあとに、公務員への転職を目指すことは可能です。ただし、働きながら公務員を目指すのは容易ではないといえます。公務員になるには、試験に合格する必要があるからです。公務員試験については以下で解説していきますので、受験を検討している方は参考にしてみてください。
公務員試験とは
公務員試験とは、筆記と面接で実施される就職試験です。なお、筆記試験は、教養・専門・論文の3つで構成されるのが一般的。ただし、実施科目は各省庁や自治体、実施年によって異なります。そのため、事前に試験情報を確認することが重要です。また、公務員試験には「一般枠」と「経験者枠」があります。以下で、それぞれの受験資格の違いや競争率についても把握しておきましょう。
一般枠
一般枠は、受験するにあたって、各省庁や自治体によっては学歴で制限が設けられたり、30歳前後が年齢の上限とされたりすることがあります。また、経験者枠に比べると採用人数が多いものの、新卒の学生も一般枠で受験するため、通過しやすいとは一概に言えないでしょう。しかし、一般枠は受験する際に社会人経験や職歴について問われることはありません。そのため、社会人経験がない、もしくは浅い場合も一般枠で公務員を目指すことができると考えられます。
経験者枠
経験者枠は、即戦力となる人材の採用を目的としており、民間企業などで職務経験がある人を受験対象としています。そのため、受験する際には1〜10年程度の職務経験が必要とされるようです。また、一般枠と比べて採用人数は少なく、競争率が高いと考えられるでしょう。しかし、一般枠より年齢の上限が高く設定される傾向があり、中には59歳まで受験可能という自治体も存在するようです。一般枠だと年齢制限に該当する場合も、経験者枠で挑戦できる可能性があるでしょう。
公務員試験の対策については、「公務員試験の対策は?概要や気をつけるポイントなどをご紹介」のコラムで詳しく解説しています。受験する際は、こちらもぜひ参考にしてみてください。
公務員に転職を目指す前に知っておくべきこと
公務員は「安定している」「ノルマや残業がない」「仕事が楽」というイメージを抱かれがちですが、実際はどうなのでしょうか。ここでは、転職する前に知っておくべきギャップをまとめています。
公務員の仕事内容はさまざま
公務員の仕事内容は多岐に渡ります。約3年で職場の異動も行われるため、希望する業務だけを担当し続けることは難しいでしょう。また、慣れたと思ったら異動のタイミングが来てしまい、新たな仕事を覚えたり、人間関係を築いたりといった苦労もあるようです。公務員への転職を考えている場合は、ずっと同じ仕事を担当できるわけではないことをあらかじめ知っておくと良いでしょう。
残業が多いポジションもある
ポジションによっては残業や休日出勤が頻繁に発生するケースもあるようです。また、経験者枠で入社した場合は責任のある仕事を任される傾向があり、業務量が増えることで残業が多くなる可能性もあります。「残業が少ないイメージがあるから」という理由だけで転職を決めるのではなく、よく研究してから判断することが大切です。
このように、公務員といってもさまざまな仕事があり、イメージとは異なる部分もあるでしょう。「公務員として働きたい」と考えている場合は、事前にしっかり調べたうえで、転職後に何を実現したいのかをよく考えて決断することが重要です。
公務員への転職を成功させる方法については、「民間から公務員に転職は可能?メリットや後悔しないポイントを解説」のコラムもチェックしてみてください。
公務員と民間企業、どちらに就職または転職しようか悩んでいるという方もいるのではないでしょうか。第三者の意見が聞きたい場合は、ぜひハタラクティブにご相談ください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。