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初めてのわかものハローワーク!対象年齢や利用する際の流れを解説
更新日

この記事のまとめ
- わかものハローワークは、正社員として就職を目指す若者向けの支援サービス
- わかものハローワークでは、個別の就職相談やセミナーへの参加が可能
- わかものハローワークを初めて利用するときは、基本的に予約が不要
- 初めて訪れた際に受付で求職者登録を行えば、求人検索や応募ができる
「わかものハローワークが初めてで、サービスや利用方法が分からない」という方もいるでしょう。わかものハローワークは、おおむね35歳未満の正社員就職を目指す方を対象としたサービス。就職相談や求人紹介に加え、応募書類の作成や面接対策などの豊富な支援を受けられます。このコラムでは、わかものハローワークのサービスや求職申し込みの仕方を解説。わかものハローワークを利用し、就職・転職の成功を目指しましょう。
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わかものハローワークとは?
「わかものハローワーク」とは、正規雇用を目指す若年層向けの就職支援サービスを指します。運営母体は、厚生労働省および都道府県の労働局です。厚生労働省の「わかものハローワーク」に記載されているとおり、全国21ヶ所に拠点があります。
また、「わかもの支援コーナー」や「わかもの支援窓口」もわかものハローワークと同様に、若者の就職活動をサポートするサービスです。全国に200ヶ所設置されているので、興味のある方はチェックしてみましょう。
参照元
厚生労働省
わかものハローワーク
わかものハローワークを利用できるのは何歳まで?
わかものハローワークの対象者はおおむね34歳以下です。厚生労働省の「わかものハローワークの対象年齢が変わります」によると、以前は44歳以下でしたが、2020年の4月1日より対象者が34歳以下の方に変更されました。35歳以上の方はハローワークの利用を検討しましょう。
わかものハローワークの対象年齢について詳しく確認したい場合は、「若者ハローワークに年齢制限はある?就職支援の内容やメリットを解説」のコラムもご一読ください。
参照元
厚生労働省 東京労働局
わかものハローワークの利用対象年齢が変わります
ニートの場合もわかものハローワークを利用できる?
年齢が34歳以下で正社員を目指している場合、就業状況に関わらずわかものハローワークを利用できます。したがって、ニート状態から正社員として就職を目指す方も、わかものハローワークの支援の対象です。わかものハローワークの基本情報
わかものハローワークを利用する場合は、あらかじめ所在地や開庁日などを確認しておきましょう。以下では、わかものハローワークの基本情報をまとめました。
拠点
厚生労働省の「わかものハローワーク・わかもの支援コーナー等一覧」で、わかものハローワークの所在地を確認できます。以下は、現在設置されているわかものハローワークの名称と所在地一覧です。
名称 | 所在地 |
---|---|
札幌わかものハローワーク | 〒060-8526 札幌市中央区北4条西5丁目 大樹生命札幌共同ビル7階 |
福島わかものハローワーク | 〒983-0852 仙台市宮城野区榴岡4-2-3 仙台MTビル5階 |
仙台わかものハローワーク | 〒960-8051 福島市曽根田町1-18 MAXふくしま5階 |
埼玉わかものハローワーク | 〒330-0854 さいたま市大宮区桜木町1-9-4 エクセレント大宮ビル4階 |
柏わかものハローワーク | 〒270-0005 柏市柏4-8-1 柏東口金子ビル3階 |
東京わかものハローワーク | 〒150-0002 渋谷区渋谷2-15-1 渋谷クロスタワー8階 |
新宿わかものハローワーク | 〒160-0023 新宿区西新宿1-7-1 松岡セントラルビル9階 |
日暮里わかものハローワーク | 〒116-0013 荒川区西日暮里2-29-3 日清ビル7階 |
横浜わかものハローワーク | 〒231-0003 横浜市中区北仲通5-57 横浜第二合同庁舎3階 |
わかものハローワーク新潟 | 〒950-0901 新潟市中央区弁天2-2-18 新潟KSビル1階 |
富山わかものハローワーク | 〒930-0805 富山市湊入船町9-1 とやま自遊館2階 |
浜松わかものハローワーク | 〒430-7707 松市中央区板屋町111-2 浜松アクトタワー7階 |
愛知わかものハローワーク | 〒460-8640 名古屋市中区錦2-14-25 ヤマイチビル9階 |
京都わかものハローワーク | 〒601-8047 京都市南区東九条下殿田町70 京都テルサ西館3階 |
大阪わかものハローワーク | 〒530-0017 大阪市北区角田町8-47 阪急グランドビル18階 |
三宮わかものハローワーク | 〒651-0088 神戸市中央区小野柄通7-1-1 日本生命三宮駅前ビル1階 |
倉敷わかものハローワーク | 〒710-0834 倉敷市笹沖1274-1 ゆめタウン倉敷駐車場内別館 |
広島わかものハローワーク | 〒730-0035 広島市中区本通6-11 明治安田生命広島本通ビル8階 |
愛媛わかものハローワーク | 〒790-0011 松山市千舟町4-4-1 グランディア千舟2階 ハローワークプラザ松山内 |
福岡わかものハローワーク | 〒810-0001 福岡市中央区天神1-4-2 エルガーラオフィス12階 |
霧島わかものハローワーク | 〒899-5117 霧島市隼人町見次1229 イオン隼人国分店2階 |
参照:厚生労働省「わかものハローワーク・わかもの支援コーナー等一覧」
わかものハローワークは、比較的都会に近い地域に設置されているのが特徴。都会で暮らす若い世代の方が利用しやすい場所にあるようです。
最寄りのわかものハローワークの評判は?
最寄りのわかものハローワークの評判を確認したい場合には、Webサイトをチェックするのがおすすめです。わかものハローワークによっては、実際の利用者の声が紹介されている場合があります。開庁日と時間
わかものハローワークは、基本的に平日を中心に開庁しており、土日や祝祭日、年末年始は閉庁しています。施設によっては、在職しながら転職活動をする方向けに土曜日も開庁している場合があるようです。
営業時間は、午前8時30分〜午後5時15分、午前10時30分〜午後7時のように、施設によってばらつきがあります。正確な開庁日や営業時間は、「わかものハローワーク・わかもの支援コーナー等一覧」か最寄りのわかものハローワークのWebサイトで確認しましょう。
参照元
厚生労働省
わかものハローワーク・わかもの支援コーナー等一覧
わかものハローワークでできること
わかものハローワークでは、就職相談や職業紹介以外にも、セミナーや応募書類作成のサポート、模擬面接などを行っています。以下で詳しく見てみましょう。
わかものハローワークでできること
1.就職相談
わかものハローワークの就職相談は担当者制。就職支援ナビゲーターと呼ばれる相談員に就職の相談に乗ってもらえます。初めてわかものハローワークを利用する場合、就職支援の初期段階で個別支援計画を作成してもらえるでしょう。
2.職業検索・紹介
職業検索とは、全国の求人情報を検索できるサービスです。初めての利用で求人の探し方が分からない場合は、条件に合う企業の探し方や求人票の確認方法を教えてもらえます。求人情報は、わかものハローワーク内に設置してあるパソコンか、自身のスマートフォンなどで検索可能です。
実際に窓口を訪れると、Webサイトで公開されていない企業の求人を紹介してもらえる場合もあります。
3.各種セミナー・グループワーク
わかものハローワークでは、就活に役立つセミナーが定期的に行われています。「応募書類の書き方」「模擬面接」「ビジネスマナー」など、各施設によってさまざまなセミナーが開催されているようです。
人との交流を通じて就職につながる経験を養うためのグループワークを開催している施設も。活用することで、就職に必要な知識やスキルを身につけたり、求職中の仲間と切磋琢磨できたりするでしょう。
企業説明会も行われており、実際に企業の担当者から話を聞けることもあります。
4.応募書類作成
わかものハローワークでは、書類の作成方法の紹介やパソコンで書類を作るためのサポートも行われています。履歴書や職務経歴書などの応募書類は、採用の結果を左右する重要なものです。就職活動が初めてで不安な方も、就職支援サポーターの丁寧なサポートを受けながら書類作成を進められるでしょう。
5.面接練習
わかものハローワークのサービスの一つとして、面接練習が挙げられます。ただ質疑応答が行われるのではなく、実際の採用面接を意識した本格的な模擬面接が行われているようです。本番に備えるため、緊張感を持って練習したい方にはうってつけのサービスといえるでしょう。
6.適職診断
わかものハローワークでは、自分の潜在能力や適した職業などを調べることが可能です。一部では、約1時間ほどで診断結果が出る「キャリア・インサイト」という職業適性診断システムも利用できます。
企業研究や業界研究を行う前に、適職診断による自己分析を行っておくことで、就職後のミスマッチを防げるでしょう。
7.心理カウンセリング
メンタル面への支援を行うために、わかものハローワークで実施されているのが心理カウンセリングです。就職活動が長くなると、心理的負担も大きくなることも。臨床心理士によるカウンセリングを通して、気持ちを切り替えて就職活動に臨める体制を整えられるでしょう。
8.職業訓練
わかものハローワークでは、地域のハローワークと連携し、職業訓練(ハロートレーニング)の情報提供や相談を行っています。職業訓練とは、仕事をするうえで役立つ知識やスキルを身につけられる制度です。事務系やサービス系、理美容系などのコースのほか、資格取得を目指すコースも受講できます。
9.就職後のアフターフォロー
わかものハローワークでは、就職が決まったあとも相談を受け付けてもらえます。仕事が決まって実際に働いてみると、思い描いていたイメージと違う場合もあるでしょう。「人間関係に悩みがある」「仕事に慣れない」など、働き始めてからの不安にも寄り添ってもらえます。また、ブラック企業に関する相談も可能です。
わかものハローワークで利用できるサービスについては、「ヤングハローワークとは?サービス内容や利用方法をご紹介」でも解説しています。
わかものハローワークで失業保険の手続きはできる?
わかものハローワークでは、失業保険の手続きを行えません。失業保険の申請は、併設または最寄りのハローワークで行いましょう。詳しくは、「失業保険のもらい方は?ハローワークでの手続き方法を解説します!」のコラムをあわせてご覧ください。わかものハローワークを初めて利用する方法と流れ
わかものハローワークを初めて利用する際は、基本的に予約は不要です。ただし、相談員の個別支援やセミナーを受けたい場合は初めてでも予約が必要なことがあるので、あらかじめ最寄りのハローワークに問い合わせてみましょう。
ここでは、わかものハローワークを利用する際、登録から就職までの基本的な流れを解説します。
自宅から近いわかものハローワークを調べる
わかものハローワークを初めて利用する際は、まず自分の自宅から近いところを調べましょう。前述の拠点や厚生労働省の「わかものハローワーク・わかもの支援コーナー等一覧」で所在地を確認しておくことをおすすめします。
近くのわかものハローワークの場所が分かったら、開庁時間や交通アクセスについても確認しておくと、スムーズに訪問できるでしょう。
参照元
厚生労働省
わかものハローワーク・わかもの支援コーナー等一覧
受付で求職者登録を行う
初めてわかものハローワークを訪れたら、受付で求職者登録を行いましょう。登録用紙をもらい、必要な情報を記入し提出することで登録完了です。求職者登録を行うとハローワークカードが発行され、求人票の検索や閲覧、窓口での相談ができるようになります。
担当相談員による個別支援を受ける
就活支援ナビゲーターによる個別支援を受けます。わかものハローワークを初めて利用するときは、一人ひとりの状況に応じて正社員就職に向けた就活支援プログラムを作ってもらえるでしょう。この就活支援プログラムをもとに、応募書類の作成、相談員による添削や模擬面接を受けられます。
初めてわかものハローワークを訪れる場合は、あらかじめ就活支援ナビゲーターに聞きたいことや就職に関する要望をまとめておくとスムーズに相談を進められるでしょう。
2回目以降の個別支援には事前予約が必要
個別支援の際は、初めての相談時に就活支援ナビゲーターと作成した就職支援プログラムに沿って就職活動を進めます。2回目以降の利用には事前予約が必要なので、予約方法を確認しておきましょう。
希望の企業へ応募する
希望する企業が見つかったら、わかものハローワークのスタッフに伝えて紹介状を発行してもらいましょう。そのあと、企業の指定に沿って応募書類や紹介状を送付したり、面接を受けたりします。
求人の内容や応募条件など、分からない点をわかものハローワークから企業に問い合わせてもらうことも可能です。
担当の就活支援ナビゲーターに相談しながら応募する求人を選べるので、「向いている企業や職種が分からない」という方も、安心して就職活動を進められます。
求人検索はネット環境があればいつでもできる
ハローワークインターネットサービスの「求人情報検索・一覧」を利用すれば、いつでも求人検索ができます。パソコンやスマートフォン、タブレットに対応しているので、自宅で好きな時間に仕事を探せる便利な機能といえるでしょう。
求職者マイページの登録をすると、自分専用のページにログインできます。検索条件を保存したり求職活動の状況を確認したりすることが可能なため、仕事探しがよりスムーズに進むでしょう。参照元
ハローワークインターネットサービス
トップページ
わかものハローワークとほかのハローワークの違い
わかものハローワークのほかにも、ハローワークや新卒応援ハローワークが存在します。わかものハローワークとの違いを確認してみましょう。
ハローワークとの違い
ハローワークとは、厚生労働省管轄の総合的雇用サービスです。仕事を探している方や求人募集を行いたい事業主の方に対し、求人紹介や求人申し込みなどさまざまなサービスを無償で提供しています。ハローワークは求職者であれば誰でも利用可能である一方で、わかものハローワークは「おおむね35歳未満の正規雇用希望者」が対象です。
わかものハローワークは主に20〜30代の若者が気軽に足を運べるよう、「入りやすい」をコンセプトに就職支援を展開しています。
新卒応援ハローワークとの違い
わかものハローワークとは別に、新卒応援ハローワークという機関があります。わかものハローワークの対象者が35歳未満なのに対して、新卒応援ハローワークは学生の就職支援を専門としているのが特徴です。
厚生労働省の「新卒応援ハローワーク」によると、サービス対象は大学院や大学、短大、高専、専修学校などの学生で、卒業生もおおむね3年以内であれば利用できます。
求職活動に関するサポートは、わかものハローワークと同様です。新卒応援ハローワークは、就職活動の支援を学校と連携して行っており、就職セミナーや面接会といったイベントを校内で開催することもあります。
参照元
厚生労働省
新卒応援ハローワーク
わかものハローワークを利用する3つのメリット
わかものハローワークを利用するメリットには、「無料でマンツーマンの対応が受けられる」「わかものハローワークだけで行われているセミナーに参加できる」などがあります。
以下をチェックし、わかものハローワークの利用を検討するための参考にしてみてください。
1.無料でマンツーマンの対応が受けられる
わかものハローワークのメリットは、就労支援ナビゲーターがマンツーマンでサポートしてくれる点です。「就職相談」でも解説したとおり、自分専属の就職支援ナビゲーターがフォローしてくれるため、具体的で細かい相談がしやすく、安心して就職活動を進められます。
若者が就職するために必要な情報を豊富に持っているプロがアドバイスしてくれるので、実用的かつ効果的なサポートを受けられるでしょう。
2.わかものハローワーク限定のセミナーに参加できる
わかものハローワークを利用するメリットの一つとして、限定のセミナーを活用できることが挙げられます。たとえば、東京わかものハローワークでは、「ジョブクラブ」の活用が可能です。東京ハローワークによると、ジョブクラブでは、グループワークやセミナーなどを通じて就職活動のノウハウを学べます。
就職に関して共通の経験や悩みを持つ若者同士が一緒に勉強できるため、就職活動の孤立感や不安を和らげられる効果も期待できるでしょう。正社員就職へのモチベーションアップにもつながる可能性があります。
ただし、わかものハローワークによってセミナーの内容が異なる点には注意が必要です。セミナーを利用したい方は、事前に最寄りのハローワークに問い合わせて確認してみましょう。
「横浜わかものハローワークとは?受けられるサービスや利用方法を紹介!」では、横浜のわかものハローワークについて紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
参照元
東京ハローワーク
東京わかものハローワーク
3.ハローワークよりもスムーズな対応が受けられる
わかものハローワークは、利用対象者が若年層と限定されていることから、ハローワークよりも比較的スムーズに就職相談や求人検索ができる可能性があります。効率的に時間を使い、就職活動を進められる点は、わかものハローワークを利用するメリットといえるでしょう。
わかものハローワークを利用するデメリット
わかものハローワークの利用には、デメリットも存在します。わかものハローワークのデメリットも理解したうえで利用するようにしましょう。
求人票に記載されている情報が少ないことがある
わかものハローワークの求人票のなかには、簡潔に書かれているものがあるようです。そのため、情報が少ないと感じてしまう可能性があります。
求人情報の内容が具体的でなく、仕事内容を把握しづらかったり、職場の雰囲気をイメージしにくかったりする場合がある点はデメリットといえるでしょう。わかものハローワークの求人情報を見て気になることがあったときは、窓口担当者に疑問点や不安点を細かく質問することが大切です。
条件に合う求人を自分で見極める必要がある
わかものハローワークで求人を探す際には、基本的に自分自身で求人の質を見極める必要があります。わかものハローワークの求人情報は、ハローワークと共有されているようです。ハローワークの求人は数が多いぶん、内容に差が出ることもあります。
「自分に合う求人が分からない」「労働環境の整った企業を見極められない」などと悩む可能性があるのは、デメリットといえるでしょう。求人の見極め方に迷ったら、「求人票で見るべきポイントを紹介!注意点や見方が分からないときの対処法も」でチェックポイントを確認してみてください。
わかものハローワークの利用に向いている人とは?
ここでは、わかものハローワークの利用に向いている人について解説していきます。自分自身の状況や考えと照らし合わせ、わかものハローワークの利用に向いているかを確認してみましょう。
地元企業への就職を考えている人
現在住んでいる地域や地元での就職を目指している場合は、わかものハローワークの利用がおすすめです。わかものハローワークは、地元企業の求人情報が豊富な傾向にあります。業種や職種も多様にそろっているようです。
生まれ育った地域や自分の近所で働きたいと考えている方は、わかものハローワークが向いているといえるでしょう。地元で働きたい場合は、「地元就職先の探し方!成功するための方法とは?」で紹介している就職先の探し方も参考にしてみてください。
就職活動中の人と交流したい人
わかものハローワークでは、自分と似た境遇の人たちと交流できる機会が設けられています。「就職活動に関する情報収集をしたい」「周囲の状況を聞きモチベーションを高めたい」という方には、わかものハローワークがおすすめです。
自分の知らない情報を持っている人と交流できれば、スムーズに就職活動を進めるヒントが見つかる可能性もあるでしょう。
無料でしっかりした就職サポートを受けたい人
無料で丁寧な就職支援を受けたい場合も、わかものハローワークの利用は向いています。先述したようにわかものハローワークでは、就職支援ナビゲーターにマンツーマンで相談が可能です。就職の相談がしやすい環境が整っています。
また、入社後のサポートも受けられるのも魅力です。一人での就職活動に不安を感じている場合は、利用を検討してみましょう。
わかものハローワークを初めて利用するときの注意点
わかものハローワークを利用するにあたって注意が必要な点がいくつかあります。以下で解説するので、あらかじめ確認しておきましょう。
1.土日祝日は基本的に休みの場合が多い
前述のとおり、わかものハローワークの開庁日は平日が中心であり、日曜日と祝日は休みの施設が多い傾向があります。土曜日に毎週開庁している拠点もあれば休みの拠点もあるので、施設ごとに確認する必要があるでしょう。
ハローワークの開庁日について確認したい場合は、「ハローワークは土日もやってる?営業時間や休みを確認しよう」のコラムもご一読ください。
2.最寄りにわかものハローワークがない場合がある
わかものハローワークは全国で21ヶ所に設置されています。場所によっては住んでいる場所から遠い可能性もあるので、利用したい方はお住まいの近くに拠点があるかどうか調べてみましょう。駐車場が広い場合は車で訪れられますが、公共交通機関の利用が推奨されていることもあるため、交通アクセスを調べてから行くのがおすすめです。
「まずは窓口で支援を受けてみたい」という方は、前述したわかもの支援コーナーやわかもの支援窓口の利用も検討してみましょう。
3.求職活動をするときは報告・連絡・相談を必ず行う
わかものハローワークで求職活動をするときは、報告・連絡・相談をこまめに行いましょう。スムーズに物事を進めるためにはコミュニケーションが欠かせません。やりたい仕事のイメージや条件が明確に伝えられると、職業紹介を受ける際に役立ちます。
また、仕事探しに行き詰まって悩んだときは遠慮なく窓口に相談してみましょう。
その他の支援サービスも検討してみよう
わかものハローワークで仕事を探して応募するには、基本的に平日の日中に足を運ぶ必要があります。忙しくて時間がとれない場合は、民間の就職支援サービスを利用する方法もおすすめです。オンラインの面談やチャットでの相談が可能な支援サービスを選べば、忙しい場合も就職活動を進められるでしょう。
民間のサービスでは、ハローワークで紹介されていない求人に応募できたり、面接練習や書類作成などのサポートが充実していたりする場合もあります。詳しくは、次項の「わかものハローワークと並行して使える支援サービス」で後述するので、チェックしてみてください。わかものハローワークと並行して使える支援サービス
開庁日が平日だったり拠点が少なかったりして、わかものハローワークを利用しにくいと感じることもあるでしょう。以下では、わかものハローワークとあわせて使うと便利な就職支援サービスを4つ挙げました。
わかものハローワークと並行して使える支援サービス
- 地域若者サポートステーション
- ジョブカフェ
- 求人サイト
- 就職エージェント
1.地域若者サポートステーション
地域若者サポートステーションは通称サポステと呼ばれる機関です。厚生労働省から委託された会社やNPO法人などが運営しており、働くことに悩みを抱える若者を対象に相談や就職支援を行っています。サポステの対象年齢は15〜49歳です。
対人関係が苦手だったり職場になじめなかったりといった不安を解決するために、コミュニケーション訓練や就労体験などの支援も提供しています。各都道府県に設置されているため、比較的利用しやすいでしょう。
2.ジョブカフェ
ジョブカフェとは、気軽に立ち寄れることをコンセプトに、仕事探しのサポートをワンストップで受けられる場所です。厚生労働省の「ジョブカフェにおける支援」によると、ジョブカフェの管轄は各都道府県。46の都道府県に設置されており、就職セミナーや職場体験などさまざまなサービスを展開しています。
ジョブカフェを利用できる年齢は、施設によって「35歳未満」や「30代以下」などさまざまです。しかし、すべての施設がわかものハローワークと同じように若者を対象としています。ハローワークに併設されている場合もあり、地域性の高い支援体制である点でもわかものハローワークと共通点があるでしょう。
複数の支援サービスでアドバイスを受けたい方は、わかものハローワークとジョブカフェを併用してみるのがおすすめです。「わかものハローワークとジョブカフェの違いとは」のコラムでも、各サービスの違いをご確認ください。
参照元
厚生労働省
ジョブカフェにおける支援
3.求人サイト
民間の求人サイトもわかものハローワークと並行して利用できるサービスの一つです。ハローワークに載っていない求人に出会えたり、Webから求人の応募ができたりするなどのメリットがあります。
4.就職・転職エージェント
就職・転職エージェントは、仕事探しから選考のスケジュール調整や選考対策まで幅広いサービスを提供しています。エージェントから求人を紹介してもらえるため、「就職先の選び方が分からない」という場合も安心です。募集している企業の詳しい情報や面接の傾向を教えてもらえるのも、就職エージェントならではの利点でしょう。
また、未公開の求人の取り扱いをしている場合があるのも就職・転職エージェントの特徴です。一般に公開されていない企業の求人も含め、幅広く仕事を探せる可能性があります。
民間の就職・転職エージェントの利用を検討している方には、ハタラクティブがおすすめです。ハタラクティブは、若年層向けに就職支援サービスを提供する就職・転職エージェント。専任のキャリアアドバイザーがつき、丁寧なヒアリングのもと一人ひとりに合った企業をご紹介いたします。
マンツーマンで書類作成のアドバイスや面接対策も実施。「正社員就職を目指している」「一人での就職活動に自信がない」といった方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。
わかものハローワークに関するQ&A
ここでは、わかものハローワークに関する質問をQ&A形式で解決します。初めてわかものハローワークを利用する場合は、事前にチェックしてみてください。
わかものハローワークは何をするところ?
わかものハローワークは主に、職業相談や職業紹介、就活支援セミナー、面接練習などを実施しています。職業紹介では、住んでいる地域だけでなく県外の求人を紹介してもらうことも可能です。
県外への就職を考えている方は、「ハローワークで県外の求人は探せる?就職・転職活動のコツや注意点を解説!」のコラムで役立つ情報を掲載しているので、参考にしてみてください。
わかものハローワークの評判はどう?
わかものハローワークを利用した方からは「親身に相談に乗ってもらえた」「サポートのおかげで複数の内定をもらえた」などの声が上がっているようです。Webサイトで利用者の声が公開されていることもあるので、わかものハローワークの利用を検討している方はチェックしてみてください。
わかものハローワークは新卒も利用できる?
利用できます。求人応募や応募書類の添削、模擬面接やセミナーへの参加など、さまざまなサービスが無料で利用可能です。また、職業相談も無料なので、疑問や悩みを相談するだけでも積極的に利用してみましょう。
新卒の方は、「ハローワークは新卒も利用可能?若年層向けの就職支援サービスをご紹介」でも利用できる就職支援サービスをご確認ください。
わかものハローワークは予約なしで利用可能?
初めてわかものハローワークを利用する場合、基本的に予約は必要ありません。気軽に最寄りのわかものハローワークを訪れてみましょう。2回目以降は予約が必要な場合があるので、利用時に確認してみてください。
わかものハローワークは職歴がなくても利用できる?
わかものハローワークは、職歴がない場合も利用可能です。ニートやフリーターの方も利用できます。職歴なしからの就職が不安な場合は、ハタラクティブにご相談ください。若年層に特化した就職・転職エージェントで、ニートやフリーターの方も正社員として就職を目指せる企業の求人がそろっています。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。