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ニートにおすすめの職業とは?仕事内容や必要なスキルなどをご紹介
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この記事のまとめ
- 年齢を重ねるごとに求人数は減少し、転職先も見つけにくくなる
- ニートから就職を目指すなら、人員不足の職業に挑戦するのがおすすめ
- ニートにおすすめの職業は、「介護職」「工場作業員」「警備員」「プログラマー」
- ニートを脱出したいなら、年齢が若いうちに行動を起こすのがベター
- ニートが就職するときは、資格や経験がなくても働きやすい職業をチェックしよう
「ニートにおすすめの職業を知りたい」と思っている方は少なくないでしょう。ニートから正社員への就職を目指すなら、なるべく早く行動することが大切です。このコラムでは、ニートが早急に就職活動を始めたほうが良い理由や、おすすめの職業、求められるスキルなどをご紹介。各職業の魅力や大変なところについてもまとめているので、参考にしてください。
ニートの就活は早めの行動が肝心
ニート生活を送っている人のなかには、就職を考えている人もいるでしょう。就職したいと思うなら、早めに就活に取り掛かるのがおすすめ。理由としては、以下のようなことが挙げられます。
ポテンシャル採用のチャンスがあるため
若年層のニートであれば、ポテンシャルを見てもらえる可能性も。応募者の意欲や熱意、可能性などを重視し、研修を通じてしっかり育成する企業もあるようです。
年齢を重ねるにつれ求人数が減少するため
就職活動は年齢が若いほうが有利といわれています。若いうちは、企業側も学歴やスキルではなく、ポテンシャルを重視して採用するケースは多くありますが、年齢を重ねるごとに経験やスキルが求められ、未経験歓迎の求人が減少する傾向に。そのため、職歴がない場合は、早めに行動することが肝心です。職歴がある場合も、年齢が高くなるごとに転職が難しくなる傾向にあることを覚えておく方が良いでしょう。
ニートにおすすめの職業
ニートから就職を目指すなら、人材不足が懸念されている職業がおすすめです。人材不足が懸念される職業は、未経験者歓迎の求人が多い傾向にあります。ニートから脱出したいと考えているなら、まずは人材不足の業界・職業について把握してみると良いでしょう。以下では、ニートから就職を目指す場合におすすめの職業を4つご紹介します。
1.介護職
介護職は、人材不足が慢性的に続いている職業の1つに挙げられます。少子高齢化が進むなかで高い需要が見込まれる一方、働き手の少なさに悩まされているようです。
仕事内容
介護を必要とする高齢者に対し、身体介護や生活援助を行います。食事や入浴、排泄時の介助、レクリエーションの企画など、施設によって業務内容は多彩です。身の回りのお世話をしながら、高齢者がいきいきと生活できるよう支援します。
介護職の勤務形態はさまざま。特別養護老人ホームや介護老人保健施設などの入所施設では、夜勤に入る職員もいます。一方、デイサービスや訪問介護といった居宅サービスの勤務時間は、日中がメインというケースが多いようです。また、提供するサービスによって業務内容が違うのも介護職の特徴の1つ。たとえば、グループホームでは主に認知症ケアに取り組み、訪問介護・訪問入浴では在宅生活のお世話を行います。看護師や理学療法士など多職種が在籍している施設が多いため、職種の垣根を超えた連携が必要になるでしょう。身体介護・生活援助を中心に、施設形態ごとの特色に応じたケアで高齢者の介護にあたる仕事です。
必要なスキル
介護職員初任者研修や介護職員実務者研修、介護福祉士、ケアマネージャーは、介護業界における主要資格です。なかでも、介護職員初任者研修は介護職の入門資格といえます。介護職を目指す場合は、取得しておいて損はないでしょう。しかし、介護職は、資格の有無を問われないケースも多く、無資格・未経験から比較的チャレンジしやすい業界といえます。また、施設によっては、資格取得支援制度が設けられているところも。実務と並行しながら資格取得を目指したいという場合にも適しています。介護職としてキャリアアップする方法については、「ニートから介護職に挑戦できる?就職方法と業務内容」でもまとめているので、あわせてご覧ください。
介護職の魅力
介護職は、ケアを行いながらご高齢者との対話が楽しめます。人生の先輩である高齢者との関わりから、多くの知識や刺激を得られるでしょう。また、在宅復帰や自立支援を目的としている施設では、ご高齢者の回復の経緯を間近で見る機会も。自身が行う介護がご高齢者の身体機能の向上に役立っていることに、大きなやりがいを感じられる仕事です。ご高齢者から直接感謝される機会が多い点も、介護職の魅力といえます。
介護職の大変なところ
介護職の大変なところは、一人ひとり個性の違う人を相手にする点。日によってご高齢者の心身の状態が変化することもあるため、きめ細かい観察や柔軟な対応が求められます。また、移乗や入浴介助など、体力が必要な業務が多く、日頃から体力づくりを行うことも大切です。
2.工場作業員
工場勤務は、ニートの就職におすすめの職業の1つに挙げられます。高度な技術を必要としない、ルーティン作業を行うこともあるようです。
仕事内容
製造工程の中で配属先が細かく分けられるケースが多く、持ち場の作業をルーティンでこなす傾向にあります。一度業務の流れを覚えたら、あとは余裕を持って作業に徹することができるでしょう。仕分けや出荷前の検品などの仕事は、工場勤務のなかでも黙々と打ち込むことが可能です。
工場作業員は黙々と取り組む作業が得意な人におすすめ
工場作業員は、黙々と取り組む業務が多いため、人とのコミュニケーションに不安がある場合や、単調な作業が得意な場合におすすめの仕事です。人とコミュニケーションを取る機会が少なめの仕事は、ほかにシステムエンジニアやタクシーの運転手など、さまざまなものがあります。一人でできる仕事については、「一人でできる仕事一覧!正社員求人はある?高収入や在宅の職種もご紹介」でも紹介しているので、チェックしてみてください。
必要なスキル
工場作業員は、職歴・経験不問の求人が多い傾向にあります。「手先の器用さに自信がある」「黙々と作業することが好き」という人には向いている職業といえるでしょう。工場によっては、ガソリンや金属粉といった燃焼しやすい物品を扱うところもあります。また、パレットに積んだ製品を部署間で移動させることも多いようです。「危険物取扱者」や「フォークリフト免許」などを持っていると業務に活かすことができるでしょう。
工場作業員の魅力
前述したように職歴や経験を問わないところも多く、就職しやすいことが工場作業員の魅力の1つです。24時間稼動している工場では、夜勤に入ることで手当が加算される可能性もあります。与えられた仕事をこなすことはもちろん、持ち場全体を考えながら作業することにより効率アップも可能です。また、上司の評価次第では、その後に入職した人の教育に携わるケースも。さらに、適任だと思ってもらえれば、ほかのスタッフをまとめるリーダーとしての役割を任せられることもあります。頑張り次第で、専門性を高めながらキャリアアップを目指すことができる点も魅力です。
工場作業員の大変なところ
工場作業員の大変なところの1つは、基本的に立ち仕事であること。重い製品を扱っていなくても、立ち仕事という点で体力を要する場合もあるようです。製品が詰め込まれたダンボールを扱う工程も、体力が問われるでしょう。また、人と話す機会が少なく単調な作業が多いため、黙々と取り組む作業が苦手な場合には適していない可能性もあります。
3.警備員
警備員は、安全意識が高まっている昨今、需要が見込める職業の1つ。警備員の活躍の場や仕事内容は多岐にわたるため、応募する前に「自分がどのような業務に携わりたいのか」を明確にしておくことが大切です。
仕事内容
現場によって、警備員の勤務の時間帯と仕事内容はさまざまです。具体的な業務内容としては、商業施設やオフィスビルの警備をはじめ、工事現場やイベント会場での交通誘導・警備、依頼者の身辺警護、現金輸送車の警備などがあります。すべての業務に共通するのは、依頼された場所や人の安全を守ること。監視や誘導、人の出入りの管理、防災管理などを通じて、事件や事故を未然に防ぐ役割を担う仕事です。
必要なスキル
警備員の仕事は、入社後は法律で定められている訓練を受ける必要があるものの、資格がなくても応募できるケースが多い傾向にあります。業界未経験の場合も挑戦しやすい職業といえるでしょう。警備員に関する資格については、「警備員に資格は必要?種類や難易度・給料への影響も解説」で詳しくまとめているので、あわせてチェックしてみてください。
警備員の魅力
警備員の魅力は、前述したように未経験でも十分な訓練を受けられるところです。警備員の資格は、「警備員誘導教育責任者」「貴重品運搬警備業務検定」「空港保安警備業務検定」など多岐にわたります。各種検定を取得すれば、その資格を持つ人しか働けない警備業務に就くことも可能です。意欲次第で活躍の場を広げられる職種といえます。また、警備員は安全を守る仕事のため、人から直接感謝される機会が多い点も魅力の1つ。感謝の言葉をもらったときには、大きなやりがいが実感できるでしょう。
警備員の大変なところ
警備員の大変なところは、現場にいるさまざまな人と向き合う必要がある点でしょう。たとえば、工事現場の交通誘導では、急いでいるドライバーにも待機や遠回りを促すため、ときにはクレームを受けることもあるようです。また、屋外が現場のときには、真夏の暑さや真冬の寒さに堪えながら業務を行うことになります。現場によっては立ちっぱなしで業務を行うケースも多く、体力や忍耐力が必要とされる職業といえるでしょう。
4.プログラマー
IT業界は将来性があり、成長が期待できる業界といわれています。さらに、人材不足のため、就職しやすい点もニートにおすすめの職業です。
仕事内容
プログラマーは、コンピュータプログラムを組み、システムやソフトウェアを開発する職種です。プログラマーの仕事内容は、システムの詳細設計・プログラミング・テスト運用の3つに分類されます。詳細設計は内部設計とも呼ばれており、基本設計で決められたシステムの構成を、さらに詳細に決定していく工程です。この工程で考えたシステムの構成を使用し、プログラムを組む工程をプログラミングといいます。使用するプログラミング言語は、C言語やJavaなどさまざま。システムやソフトウェアごとに、使用するプログラミング言語は異なります。組み上げたプログラムが動作に問題がないかを検証するのがテスト運用です。テスト運用は、システム開発の最終工程といえるでしょう。
必要なスキル
プログラミングのスキルはもちろん、論理的思考力も求められます。スペルや命令の順序に少しの違いがあるだけで、コンピュータは動作しません。一つひとつの筋道に沿って考え、ミスがないように何度も確認・修正を行う根気強さも問われる職種です。論理的思考力の身に付け方については、「問題解決能力を高めたい!ロジカルな考え方で課題を解く方法とは」で解説しているので、参考にしてください。プログラマーになるために必要な資格は特にありません。しかし、「ITパスポート」や「基本情報処理技術者」などの資格を有していると、プログラマーとして一定の知識があることをアピールすることができるでしょう。
プログラマーの魅力
パソコンやテレビ、スマートフォン、自動車、医療機器など、世の中にはプログラムをもとに動いているものがたくさん存在します。プログラマーは各分野の先頭に立ち、新しいものづくりに携われる仕事です。社会の豊かさや利便性に貢献していることを実感できる点は、プログラマーの魅力といえます。また、自身が組んだシステムで問題なく動作した瞬間は、何ものにも代え難い達成感が生まれるでしょう。
プログラマーの大変なところ
成長産業であるIT業界では、技術の変化も顕著です。新たな製品・技術は常に誕生しているため、その変化に追いつくほどの知識を有しておく必要があります。また、プロジェクトによっては、残業や休日出勤が発生するケースも。システムの納期前にも慌ただしくなることが多いようです。パソコンに向かいながら、体力勝負な面もあるのがプログラマーの大変なところだといえます。
上記のように、経験や資格がなくてもチャレンジ可能な仕事は存在します。それぞれを見比べて興味を持った職種があれば、さらに詳しく調べてみるのも良いでしょう。
「ニートにおすすめの職業についてもっと知りたい」「自分に適した仕事が分からない」という人は、就職エージェントの利用を検討してはいかがでしょうか。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。