ニートという生き方に不安がある?働かないリスクと行動を起こすポイント

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この記事のまとめ

  • ニートのまま働かない生き方を続けると、社会で活躍するのが難しくなる
  • ニートの生き方を脱出できない理由は、働くことへの不安や今の生活が変わる恐怖など
  • 生き方がわからないニートは、生活習慣の見直しやスキル習得などできることから始める
  • ニートの生き方を脱出したいなら、選択肢を増やすことが重要

ニートの生き方に不安があるものの、「仕事はちゃんと見つかる?」「生活の変化が怖い」などの理由から、なかなか脱出に踏み切れない方もいるでしょう。ニート生活はいつまでも続けられるものではありません。いずれ働くときのためにも、選択肢を増やしておくことが大切です。このコラムでは、ニートの生き方を続けるリスクや不安になる理由などを解説します。身近なことから取り組み、ニートを脱出しましょう。

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ニートのまま働かない生き方を続けるとどうなる?

ニートとは、家事や通学をしておらず、求職活動も行っていない無職の人を指します。自分でニートを選択した人もいるかもしれませんが、このまま働かずにニートとしての生き方を続けていくと、社会で生きていくことが難しくなるのが現状です。ここでは、ニートのまま働かない生き方を続けるうえでの懸念点について解説します。

社会との接点がなくなる

ニートの生き方を続けていると、社会との接点をもつ機会が少なくなるでしょう。就職やアルバイトをすると、職場の人間関係や取引先とのやり取りが自然にできていきます。しかし、ニートになると家族以外と関わる機会が少なくなり、まるで社会から分断されてしまったような感覚に陥る人もいるようです。誰からも必要とされず、一人の生活が続くと、不安や疎外感から自分の存在価値を見出だせなくなってしまうこともあるでしょう。

生きづらさを感じる

一見、自由に見えるニートですが、無職で収入がないと社会からの信用を得にくく、非常に生きづらさを感じるものといえます。たとえば、クレジットカードや賃貸契約で審査が通りにくかったり、家や車のローンを組めなかったりすることもあるでしょう。
また、実家暮らしの場合、親や親戚から冷たい目を向けられることも少なくありません。ニートの生き方によって自立した生活ができていないと、肩身が狭く、自分の居場所がなくなってしまうこともあるでしょう。

周囲に誰もいなくなってしまう

ニートの生き方を続けていると、最終的には周囲に誰もいなくなってしまう可能性があります。年齢を重ねていくと、友人たちのライフスタイルも変化し、家庭をもつ人も増えてくるでしょう。そのため、これまで関わりのあった人たちと疎遠になる場合も。また、実家でニート生活を支えてもらっている人は、いずれ親が亡くなってしまった場合、収入が途絶え、まともな生活ができず路頭に迷う恐れもあるでしょう。

ニートやひきこもりのままだとどうなる?末路や脱出方法をご紹介」でも、ニートになる原因や続ける懸念点などをまとめているので、あわせてご覧ください。

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ニートの生き方から脱出するのが不安な3つの理由

「ニートの生き方を変えるのが怖い」と考える理由には、働くことや生活が変わることなどの不安があるようです。ここでは、ニートをやめるのが不安だと感じる3つの理由について解説します。

1.働くことへの不安

ニートとしての生き方が長くなると、働くことが怖くなってしまうことがあります。ニートで一度も就職したことがない人には、「ちゃんと働けるか自信がない」「就職しなかった理由を聞かれたらどう答えよう」といった不安があるでしょう。就職した経験がある人は、「前の会社は仕事の量や内容が自分に合っていなかったけど、次はいい仕事に就けるとは限らない」「前の職場で人間関係が上手くいかなかったから、次も同じ思いをするかも」といった恐怖から、なかなかニート生活を脱出できなくなってしまうようです。

アルバイトから始めてみる

働くことが怖い場合は、まずアルバイトから始めてみると良いでしょう。アルバイトなら、シフトの調整に融通が利くため、職種によっては短時間・短期間で働くことができます。また、正社員とは異なり責任の大きい業務も少ないため、仕事に少しずつ慣れていきながら「働くことは怖くない」という意識づけをしていくのが近道です。

2.仕事が見つからない不安

ニートの生き方を続けていると、仕事を探すのも難しくなってしまいます。ネットやハローワークで求人を見てみると、中途採用の場合は経験年数や資格を求めるものが多く、「ニートにはハードルが高い」と感じることがあるかもしれません。未経験可の求人でも、仕事内容が複雑だったりハードな勤務が想像される職種だったりすると、応募するのが怖いと思ってしまう可能性もあります。

仕事探しの視野を広げる

職種や業界にこだわりすぎず、広い視野をもって仕事探しをしてみましょう。仕事が見つからない不安を抱えている方のなかには、求人を探す際、無意識に「この職種は向いていない」「この仕事は無理」と決めつけている可能性があります。一つの分野に限定せず、今まで避けていた仕事にも目を向けてみましょう。自分でも気づかなかった新たな適職に出会えるかもしれません。
自分にできる仕事を探す方法については、「自分にできる仕事がわからない原因は?適職を見つける方法を徹底解説」でも解説しています。不安があるなかでも始めやすい職種も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

3.今の生活が変わってしまう不安

ニートの生き方を続けている人のなかには、「ニートをやめたら今やっていることができなくなってしまう」と考える人がいます。たとえば、インターネットやゲームなど長時間拘束される趣味を持っている人は、就職したら今のように好きなことに時間を割けなくなってしまうのではないかと危惧することも。趣味が充実していて、自分の時間を大切にしたい人ほど、これまでの生活ができなくなることに不安を抱き、結果ニート生活から抜け出せなくなるようです。

就職後の生活を想像してみる

ニートの生き方を卒業し、働き始めたあとの生活を想像してみましょう。仕事を始めると、自分で自由に使えるお金が手に入るようになります。自分の力で稼ぐことができれば、現在の趣味をグレードアップさせたり、ニートのままではできなかったことに取り組めたりする可能性も。新たな楽しみが増えて、より豊かな人生が期待できます。

生き方がわからないニートが始めたい行動3つ

「正しい生き方がわからない…」と悩んでいるなら、まずは身近でできることから始めてみましょう。少しずつ生活を変えていくことで、ニート生活に対する意識も変わるはずです。

1.ポジティブな考え方を意識する

ニートの生き方を続けていてネガティブ思考が癖づいている場合は、普段からなるべくポジティブな考え方ができるように意識してみましょう。小さな成功体験を書き出したり声に出してみたりする方法がおすすめです。成功体験が少なくても必要以上に自分を卑下したり、「どうせ自分にはできない」と決めつけたりすることは避けてください。
たとえば、朝起きたら「朝7時に起きられた」、外に出たら「家から出られた」など、些細なことで構いません。普段の生活に対してできたことを声に出せば、その言葉が少しずつ自信につながります。また、自分からコミュニケーションを取ることも意識してみてください。顔を合わせた家族に挨拶をしたり、お店の会計時に店員さんへ「ありがとう」と伝えたりと、小さなことから始めてみましょう。

2.生活サイクルを見直す

現在の生活パターンを変えてみましょう。ニートの生き方を続けていると夜型になりがちですが、今後仕事をするなら「朝起きて夜に寝る」といった自然に沿う生活習慣が理想的です。早起きして散歩をしたり、決まった時間に朝ご飯を食べたりすると、朝型生活のきっかけになります。10時間以上の長い睡眠を摂っている人は、少し短い睡眠サイクルにしてみるのも効果的です。
また、1日1回は昼間のうちに外に出ることを心掛ければ、体内時計のリズムも整ってくるでしょう。健康な生活習慣や体力・持久力を鍛えるためにも、軽いウォーキングやラジオ体操といった運動を始めるのもおすすめです。

3.就職に活かせるスキルや知識を学ぶ

生き方がわからないニートの方は、就活で役立つスキルや知識を身につけるのも一つの手です。
やりたいことや目標があれば、毎日の生活にも張り合いが出ます。明確な対象が分からなければ、PCスキルや医療・介護職の資格などの比較的学びやすいといわれるものを学ぶのがおすすめ。また、スキルや知識があれば仕事の選択肢も増えるので、ニートの生き方から脱出する手札となるでしょう。

ニートから目指しやすい正社員は?

人手不足の業界は、未経験や経歴不問の求人も多く、ニートから正社員を目指しやすいといえます。特に介護業界やIT業界は、需要に対する人材が足りていません。また、入社後の研修制度が整っているため、安心して挑戦できるでしょう。先述した、就職に活かせるスキルを習得するには、ハローワークが実施している職業訓練を受けるのもおすすめです。詳しくは、「ニートが受けられる職業訓練とは?受講方法や費用についてご紹介」を参考にしてください。

ニートをやめる生き方を選ぶなら目標を持とう

ニートの生き方から抜け出すきっかけが掴めたら、目標を立ててみましょう。「好きなことを仕事にしたい」「欲しいものを買いたい」など、働くモチベーションを考えると、仕事を探す意欲につながります。

欲しいものを自分のお金で買いたい

自分で働いてお金を稼ぐことを就活を始める原動力にしましょう。パソコンや車などの高価なものや、旅行でも構いません。これまでのニートの生き方では実現できなかったことを目標にすると、大きなやる気にもつながります。

好きなことを仕事にしたい

「興味のある職種なら頑張れそう」という人は、好きなことを仕事にすることをモチベーションにしてみましょう。しかし、たとえやりたい仕事であっても、ニートの生き方を脱出するには将来性がなく、生活が成り立たないような収入の仕事や、人気があって就くのが難しい仕事に執着するのは堅実ではありません。そんなときは、「3年間だけ」というように期間を決めてチャレンジしてみるのがおすすめ。時間を無駄にすることなく、期間内で集中して取り組めます。

人と関わりを持ちたい

人と接する機会を増やしてみましょう。ニートの生き方をしてきて「人付き合いは嫌い」だと思っている人も、自分以外の人たちが集まっている様子を見て「うらやましい」と感じることがあるなら、本当は誰かと関わりたい気持ちがあるのかもしれません。仕事を始めることは、新しい人間関係を作ることにつながります。これまでの環境を変えるためにも、一度新たな可能性に踏み出してみるのも良いでしょう。

生き方の選択肢を増やしてニートから脱出しよう

ニートから脱出するには、これから生きるための選択肢を増やしておくことが重要です。
世の中には、ニートが自分らしい生き方である人もいるでしょう。しかし、一度ニート生活を経ていざ働こうと考えたとき、年齢や経験不足などから就職自体が難しくなる恐れがあります。すぐに就職できないからといって就活をやめてしまうと、貴重な時間を消費していくだけになることも。未経験からの就活は、できるだけ年齢が若いうちに始めることが大切です。いずれ後悔することのないよう、何か一つでも行動を始めておきましょう。

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