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大学院中退の就職

博士課程を中退して就職できる?就活を成功させる方法を詳しく解説

大学院

2025.02.13

この記事のまとめ

  • 博士課程中退によって、就職に影響が及ぶことは少ない
  • 博士課程を中退すると経済的な負担がなくなり、若い年齢で就活を始められる
  • 博士課程を中退する場合は理由を明確にし、今後の方向性を固めて行動することが大事
  • 企業研究を行い、既卒枠に応募するのが博士課程中退後の就職を成功させるコツ
  • 面接では、博士課程で培った論理的思考力や専門性をアピールするのがおすすめ

博士課程に進んだものの、中退して就職すべきか悩んでいる方もいるでしょう。博士課程を中退すると、就職への影響は少ないものの最終学歴が「修士課程修了」となるため、慎重に検討して決断することが重要です。このコラムでは、博士中退が就職に及ぼす影響や、就活を成功させるコツを紹介。大学院の中退率や就活に切り替えるメリット・デメリットも解説します。進路について悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

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目次

  • 博士課程を中退すると就職で不利になる?
  • 博士課程を中退して就職するメリット
  • 博士課程を中退して就職するデメリット
  • 博士課程に進学すると就職で不利といわれる4つの理由
  • 博士課程中退して就活を始める前にすべきこと
  • 博士課程を中退して就活を成功させる8つの方法
  • 博士課程中退後の就職に関するFAQ

博士課程を中退すると就職で不利になる?

博士課程を中退した場合、就職に大きな影響は出にくいようです。ここでは、就職への影響と企業側が博士課程中退者をどう捉えているのかを解説します。

博士課程を中退しても就職に影響が出ることは少ない

結論からいうと、博士課程を中退しても就活にそれほど大きな影響が出ることはないとされています。文部科学省の「経済的理由による学生等の中途退学の状況に関する実態把握・分析等及び学生等に対する経済的支援の在り方に関する調査研究(p.200)」によると就職を理由に博士課程を中退した人は23.98%。大学院中退者全体の約1/4を占めていることが分かりました。
調査結果からみても、博士課程を中退して就職する院生は珍しくないといえるでしょう。

参照元
文部科学省
経済的理由による学生等の中途退学の状況に関する実態把握・分析等及び学生等に対する経済的支援の在り方に関する調査研究

博士課程の中退率は?

文部科学省の「令和5年度 学生の中途退学者・休学者数の調査結果について」によると、2023年度の博士課程の中退率は3.49%。中退者数は2,661人です。2022年度の中退率は6.02%のため、博士課程を中退する方は一定数いるといえます。

大学院は修士課程に比べ、研究に費やしたり、学会に参加したりする時間が増える傾向があります。「自分の好きな勉強をもっと続けたい」「将来研究職に就きたい」と進学しても、思っていたより大変と感じることがあるでしょう。アルバイトの時間を確保できず経済的負担が大きくなったり、研究内容に情熱を持てなくなったりして中退する方もいるようです。
大学院生の中退率に関しては、「大学院中退率と就職に与える影響を解説!就活で後悔しないポイントも」のコラムもご確認ください。

参照元
文部科学省
学生支援

企業は若くてポテンシャルのある人材を求めている

企業は、学生を採用する際にポテンシャルを重視する傾向にあります。博士課程に進んだとしても、実務は未経験のため将来性や潜在能力といったポテンシャルをみられるようです。ポテンシャル採用では、年齢の若さや成長意欲が評価ポイントになるため、博士課程を中退しても就職に大きな影響はないと考えられるでしょう。

とはいえ、中退を理由に書類選考で落とされることがないとはいい切れません。面接で中退の理由を明確に説明できなければ、思うような結果につながらないこともあるでしょう。博士課程の中退を決心したら、しっかりと対策を立てて就活に臨むことが重要です。

博士課程を中退して就職するメリット

博士課程を中退して就職を目指す場合、経済面や就活時の年齢にメリットがあります。以下では、博士課程の中退から就職するメリットを詳しく解説するので、ぜひチェックしてみてください。

経済的負担がなくなる

博士課程を中退した場合、授業料の負担がなくなり経済的にメリットが生じます。文部科学省の「令和5年度 私立大学大学院入学者に係る初年度学生納付金等平均額(定員1人当たり)の調査結果について」によると、私立大学博士後期課程の初年度の授業料は平均604,592円です。一般的に博士課程の修了には学部卒業後5年以上かかるため、中退をしない場合は経済的負担が大きいでしょう。

博士課程を中退して就職すると、学費の負担がなくなるだけでなく、収入も得られます。金銭面の心配がなくなることはメリットといえるでしょう。

参照元
文部科学省
私立大学等の令和5年度入学者に係る学生納付金等調査結果について

若い年齢で就活ができる

博士課程を中退すると、修了した場合と比べて若い年齢で就活をスタートできるのもメリットの一つです。博士課程を修了すると27歳以上になっているのが一般的。同じ新卒でも学部生は22歳なので、採用時に5歳以上の年齢差が生じます。

企業は若い人材を求める傾向があるため、博士課程を中退して就活を早めに始めると、採用のチャンスが広がる可能性があるでしょう。
就職時の年齢については、「就職に年齢は関係ある?ベストタイミングは?20・30代別の傾向も紹介」のコラムでも詳しく確認してみてください。

博士課程を中退して就職するデメリット

博士課程の中退を決める前に、以下で全課程を修了せずに就職するデメリットも確認しましょう。最終学歴にも影響を及ぼすため、慎重に検討する必要があります。

新卒枠の求人へ応募できない可能性がある

博士課程を中退すると、新卒として求人に応募できないことがあります。一般的に、博士課程を中退した方は、大学や修士課程を卒業・修了後、正社員として働いた経験がない「既卒」とみなされるためです。新卒枠の求人に応募できなければ、就職先の選択肢が狭まる恐れがあります。

ただし、企業によっては学校卒業後3年以内は新卒として認められる可能性も。気になる企業がある場合は、求人情報を詳しく確認してみましょう。

博士号が必要な専門家になるのが難しい

博士課程を中退し博士号を取得しなかった場合、専門家として活躍するのが難しくなる点がデメリットとして挙げられます。研究機関の研究者や大学の教員を目指す場合、博士課程の修了を検討するのも一つの手でしょう。

博士号を取得すると、海外の大学や企業で自分の好きな研究を進められる可能性もあります。研究を通して得た知識やスキル、広い視野を活かし、独自にビジネスを立ち上げてグローバルに活躍するチャンスもあるでしょう。

博士課程修了と比べて初任給が下がりやすい

博士課程を中退して就職した場合、博士課程修了者と比べて初任給が下がりやすい点はデメリットでしょう。企業は、初任給の額を最終学歴によって決めるのが一般的です。博士課程を中退した場合、修士課程修了後に進学しなかった場合と初任給が同程度になる傾向にあります。

また、大学院が5年一貫制の場合、修士の学位を取得していない状態で中退すると、博士課程に進学していても給与が大卒と同程度になることも。厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査 結果の概況」によると、学歴別の平均賃金は大学院修了が476,700円であるのに対し、大卒が369,400円なので100,000円以上の差があります。博士課程中退を検討している場合は、就職後にもらえる給与の額にも注意が必要です。

参照元
厚生労働省
令和5年賃金構造基本統計調査 結果の概況

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博士課程に進学すると就職で不利といわれる4つの理由

博士課程に進学すると学歴や専門性の高さが強みになりますが、就活において必ずしも有利になるとは限りません。主に就活時の年齢と社会経験の面において不利になる恐れがあるようです。博士課程に進学すると、就活で不利になるといわれる理由を把握しておきましょう。

博士課程に進学すると就職で不利といわれる理由

  • 社会に出るのが遅くなるから
  • 初任給が高いから
  • 専門性の高さが採用の妨げになるから
  • 採用枠が狭いから

1.社会に出るのが遅くなるから

年齢の高さは、博士課程に進学すると就活が不利になりうる理由の一つです。先述したとおり、4年制の大学を卒業して大学院に進み博士課程を修了すると、若い場合も27歳になります。浪人や留年、休学などの経験があれば、30歳を超えることも珍しくありません。
博士課程修了者が専門外の仕事を希望すると、「年齢に応じた社会経験がない」「同じ新卒なら学部卒のほうが扱いやすい」と評価する企業もあるようです。

大学院修了者に占める就職者の割合

文部科学省の「令和5年度学校基本統計結果の概要」をもとに、博士課程修了者と修士課程修了者に占める就職者の割合をまとめました。

学歴就職者の割合
博士課程修了70.2%
修士課程修了77.4%

参照:文部科学省「令和5年度学校基本統計結果の概要(P.7-8)」

博士課程修了者に占める就職者の割合は、修士課程修了者と比較し7%以上低いことが分かります。また、同調査によると雇用契約が1ヶ月~1年未満の有期雇用労働者の割合は、修士課程修了者が1.0%。一方、博士課程修了者は5.7%でした。修士課程修了者より、博士課程修了者のほうが短期契約で就職している方の割合が高いことが分かります。

参照元
文部科学省
学校基本調査-令和5年度 結果の概要-

2.初任給が高いから

初任給の高さも、博士課程に進んだ人の就職を不利にしている要因の一つです。前述したように、最終学歴によって給与は異なる傾向があります。博士課程に進学し、最も高等な教育機関で研究した場合、ほかの学歴よりも初任給は高くなるでしょう。しかし、実務としては未経験のため、博士課程を卒業した従業員にかかるコストの高さから採用を見送る企業があるようです。

厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査 結果の概況」によると、新卒者の学歴別にみた賃金(基本給)は、大卒が約237,000円であるのに対し、大学院卒は約276,000円と約40,000円に近い差があります。一般的に賞与額も基本給を基準に計算するため、博士課程修了者を採用する企業の負担は大きいといえるでしょう。

参照元
厚生労働省
令和5年賃金構造基本統計調査 結果の概況

3.専門性の高さが採用の妨げになるから

博士課程に進んで研究を行っている強みは、専門性の高さです。しかし、強みである高い専門性が就活の妨げになるケースもあります。企業によっては、専門性が高いほど「柔軟性がない」「専門外の内容に弱い」と捉えることもあるようです。
研究内容が活かせる仕事であれば問題ありませんが、専門分野以外への就職を希望する場合は採用が難しくなる可能性があります。

4.採用枠が狭いから

博士課程修了者が就職で不利になりやすい原因として、採用枠の狭さも挙げられます。一般企業の求人では、「博士課程修了」が条件として求められにくいようです。

したがって、博士課程に進んだ方は、「大学卒業」を条件として挙げる求人に応募することもあるでしょう。博士課程に進んだ方が大学卒業以上を対象とした求人に応募すると、年齢の高さによって不利になる恐れがあると考えられます。

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博士課程中退して就活を始める前にすべきこと

博士課程を中退して就活を始めようと考えている場合は、「中退理由を明確にする」「周りの人に相談する」などを行いましょう。以下では、博士課程中退前にするのが望ましいことを解説します。

中退の理由を明確にする

博士課程の中退を考えている場合は、「経済的負担」や「研究に対する意欲の低下」など、理由を明確にするのが大切。漠然とした理由で中退すると、後悔する可能性があります。中退理由は就活の面接でも聞かれることがあるので、明確にしておくのが重要です。

理由が明らかになったら、中退せずに解決できる方法がないかを考えてみましょう。たとえば、金銭的に厳しい状況にある場合は、利用できる奨学金について調べてみるのも一つの手。状況を客観的に考え、中退すべきかを冷静に検討してみてください。

大学院を中退する理由や面接での答え方は「大学院中退の理由と就職活動で回答するときのポイント」でも解説しています。ぜひ、こちらもご一読ください。

教授や家族に相談する

中退について悩んでいる方は、教授や家族に相談してみましょう。相談すると、一人では思いつかなかった解決策が見つかることも。悩みを打ち明けるだけで気持ちが軽くなり、広い視野で物事を考えられる可能性もあるでしょう。

今後の方向性を決める

博士課程を中退して就職活動を始める前には、方向性をしっかり決めることが大事です。博士課程の継続を決断しても、卒業後の進路をきちんと考えていなければ、年齢だけを重ねることになり就職が難しくなる可能性があります。

博士課程を中退すると、研究に関する目標を失うことになるため、将来の不安や焦りが出やすいものです。しかし、急いで就活を始めるのはおすすめできません。気持ちが定まらないまま就活をしても上手くいかない可能性があります。まずは一定の時間を掛けて気持ちを整理し、今後の方向性を明確に決めましょう。

休学するのも一つの手

博士課程を中退するか悩んでいる場合は、休学するのも一つの手段です。中退して時間に余裕ができれば、経済状況やキャリアプランについて冷静に考えられることがあります。また、学業から離れることで、研究に対するやる気が高まる方もいるようです。

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博士課程を中退して就活を成功させる8つの方法

博士課程を中退して就職を目指すなら、しっかりと対策を立てて進めることが重要です。就活を成功させるための方法を8つ紹介するので、参考にしてください。

博士課程を中退して就活を成功させる方法

  • 既卒枠でエントリーする
  • 修士卒を積極的に採用する企業を探す
  • 企業研究をしっかり行う
  • 前向きな姿勢で就活に臨む
  • 研究内容を活かせる仕事を選ぶ
  • 未経験者歓迎の求人に応募する
  • 書類選考や面接の準備をする
  • 就職エージェントを利用する

1.既卒枠でエントリーする

博士課程を中退して就活を行う際には、なるべく新卒枠ではなく既卒枠で応募するのがおすすめです。大学院に進んだとしても、大学を卒業して3年以内であれば、新卒として応募できる企業もあるでしょう。

しかし、新卒枠で応募した場合、自分よりも若い学部新卒生がライバルになります。年齢や中退者であることを理由に書類選考ではじかれてしまう可能性があるため、既卒向けの中途採用を中心に就活を行いましょう。

2.修士卒を積極的に採用する企業を探す

博士課程を中退して就活を行う場合は、修士課程を修了した方を積極的に採用する企業の求人を探してみましょう。修士課程修了者を積極的に採用する企業は、学生時代に研究に力を注いだ専門性の高い人材を求めている傾向にあります。
よって、博士課程に進学し高いレベルの研究をしてきた方は、高く評価される可能性があるようです。

3.企業研究をしっかり行う

博士課程中退者が就活を成功させるには、志望する企業をしっかり研究することが大事です。企業理念や文化、風土だけでなく具体的な業務内容や福利厚生、事業展望などを幅広く調べましょう。自分に合っているか、自分の強みを活かせるかを念頭において確認してみてください。

企業のWebサイトや求人票の確認だけでなく、OB訪問や企業訪問を行ったり説明会に参加したりして、情報に齟齬がないかチェックすることも大切です。企業研究については、「企業研究のやり方とは?情報収集の方法や得られるメリットなどを解説!」のコラムでも説明しているので、目を通しておきましょう。

4.前向きな姿勢で就活に臨む

博士課程中退者は、面接でポテンシャルの高さをアピールし、前向きな姿勢で就活に臨みましょう。博士課程中退が就活に悪影響を及ぼす可能性は低いものの、面接時に中退理由を聞かれた場合は、建設的な回答が望まれます。

中退した理由を他責にしたり、大学院や指導教授に対してネガティブな発言をしたりすると、面接官にマイナスな印象を与えかねません。学生生活に不満があるから就職すると印象づけられ、仕事に対する熱意が低いと評価される恐れもあるので注意しましょう。

5.研究内容を活かせる仕事を選ぶ

博士課程に進んで研究してきた方は、経歴を活かせる仕事を選ぶことをおすすめします。博士課程中退の場合、学部卒業や修士課程修了の方と比べて高い専門性を身につけているといえるでしょう。専攻を踏まえ専門性を活かせる仕事を選べば、就活がスムーズに進んだり、就職後に活躍できたりする可能性があります。

博士課程中退でメーカーの研究職に就ける?

博士課程中退の場合も、メーカーの研究職に就ける可能性はあります。企業によっては、研究職の応募条件を「修士課程修了以上」としているようです。専攻によっても異なりますが、修士号を取得していれば、内定を獲得できるチャンスはあるといえます。

ただし、博士号以上を条件として提示する求人も。博士課程中退の場合は、同じ専攻の修士課程修了者を採用する企業に応募してみてください。

6.未経験者歓迎の求人に応募する

社会人経験のない博士課程中退者は、未経験者歓迎の求人にも注目してみましょう。未経験者を歓迎している企業は人材確保や将来への期待といった理由から、経歴にかかわらず採用される可能性があります。

未経験者を積極的に採用している場合、入社の時点で業務に対する高いスキルや専門的な知識が求められにくいようです。社内教育制度や研修が整っている企業もあり、働きながらスキルアップも目指せます。
就職経験がないことを不安に思っている方は「未経験から就職できる仕事の特徴は?求人の見極め方やおすすめ業種を紹介」のコラムもご確認ください。

7.書類選考や面接の準備をする

求人に応募したら書類選考や面接の対策を始めましょう。博士課程に進学した場合、学生時代の経験から論理的思考力やデータ分析力、集中力などを書類や面接でアピールすると高く評価される可能性があります。

また、面接では「博士課程を中退した理由は何か」「何を専攻しているか」「研究内容をどのように仕事で活かすか」といった質問をされることも。経歴や研究内容に関する質問にしっかりと答えられるように準備することが重要です。

博士課程中退の場合の最終学歴は?

博士課程を中退した場合、最終学歴は「修士課程(博士前期課程)修了」です。ただし、履歴書には省略せず「○○大学大学院○○研究科○○専攻 博士課程入学」と「○○大学大学院○○研究科○○専攻 博士課程中途退学」も記入しましょう。

なお、博士課程を満期退学した場合も、最終学歴は修士課程修了の扱いになります。博士課程で必要な単位を取得していても、修了要件にあたる論文審査に合格していなければ、博士号は取得できません。しかし、通例により、履歴書には「△△博士課程 単位取得後満期退学」と記載できます。
履歴書の書き方に関する詳細は「大学院中退の履歴書はどう書く?学歴の正しい記載方法と就職の叶え方」でご確認ください。

8.就職エージェントを利用する

博士課程中退者が就活を成功させるには、就職エージェントを利用することがおすすめです。就職エージェントとは、相談者の状況に応じて就職内定をサポートする機関のこと。民間のエージェントは、ハローワークに比べてきめ細やかなサービスを行っていたり、独自の求人を持っていたりします。専門性の高い人材に合った優良求人が見つかることも。博士課程中退から初めて就活を行う際は、公的な就職支援機関であるハローワークとあわせて就職エージェントの利用も検討してみましょう。「就職エージェントとは?利用できるサービスやおすすめの活用方法を解説!」のコラムも参考にしてみてください。

博士課程を中退して就活を始める方には、既卒や第二新卒など若年層に特化した就職エージェントのハタラクティブがおすすめです。ハタラクティブは20代を中心に就職支援を行っているため、未経験者歓迎の求人も多いのが強みです。専任のキャリアアドバイザーが丁寧にヒアリングし、希望や適性に合わせた求人をご紹介します。
「大手企業で働きたい」「専攻を活かして就職したい」といった方もぜひご利用ください。応募書類の書き方から面接での受け答えのコツまで、就職に関するすべてをサポートいたします。

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博士課程中退後の就職に関するFAQ

博士課程を中退して就職すべきか検討中の方がよく抱える悩みに回答します。進路について迷っている方は参考にしてみてください。

博士課程を中退して就職した場合、後悔する?

学歴や肩書を重視する場合、中退して博士号を取得できなければ後悔する恐れがあるでしょう。また、金銭面や研究室の人間関係のみが理由で博士課程を中退した方も、後悔してしまうことがあるようです。
しかし、メリットやデメリットを考えたうえで中退と就職を決意した場合、後悔は少なくなる可能性も。博士課程を中退すると後悔するのか気になる方は、「大学院中退は後悔する?辞めるメリット・デメリットや就活への影響を解説!」もご一読ください。

博士課程を中退すると内定取り消しになる?

博士課程中退を理由に内定が取り消されるとは限りません。在籍中に「博士課程修了枠」として内定が出たあと、やむを得ない理由で中退しても「修士課程修了枠」や「学部卒枠」で採用し直してもらえることがあるようです。
ただし、企業によって対応は異なります。内定が出た状態で中退を考えている場合は、企業に確認してみましょう。就職の影響に関しては、「大学院中退で内定取り消し?就職にどう影響するかを解説」のコラムでもご確認ください。

博士課程を中退して公務員になるのは可能?

博士課程を中退して公務員を目指すことは可能です。公務員試験のなかには、学歴不問かつ30歳程度の方が受験できるものもあります。
大学院を中退して公務員を目指す方は「大学院中退から公務員に!内定をもらう方法と成功のコツをご紹介」のコラムを参考にしてみてください。

博士課程を中退して専攻と関係のない仕事に就ける?

博士課程に在籍したからといって、専門的な仕事に就かなければいけない決まりはありません。博士課程を中退し、専攻分野以外の業界や職種に就くのも一つの方法です。ただし、面接の際に企業から「なぜ専攻とは異なる職種を選んだのですか?」といった質問を受けることもあるので、理由を答えられるよう準備しておきましょう。
業界や職種選びで迷った場合は、若年層向けの就職エージェントであるハタラクティブにご相談ください。

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ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
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後藤祐介
監修者:後藤祐介キャリアコンサルタント

一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!

京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。

資格
  • 国家資格キャリアコンサルタント
  • 国家資格中小企業診断士
メディア掲載実績
  • 働きたいだれもが就職できる社会を目指す「ハタラクティブ」
  • 「働く」をmustではなくwantに。建設業界の担い手を育て、未来を共創するパートナー対談
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