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履歴書にはんこは必要?選び方や押印のコツも紹介
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この記事のまとめ
- 履歴書に印鑑欄がなければ、はんこを押す必要はない
- 「履歴書に印鑑欄がある」「企業から指示があった」などの場合は、はんこが必要となる
- 履歴書への押印は認印を使い、実印や銀行印の使用を避ける
- 印鑑の書体は、楷書体や行書体などパッと見て分かりやすいものを選ぶ
- はんこを押す際は印字面の汚れを取ってから朱肉をつけ、「の」の字を書くよう意識する
履歴書にはんこを押したほうが良いのか、悩む方もいるでしょう。履歴書に印鑑欄がある場合は認印で押印しますが、なければはんこは必要ないといえます。このコラムでは、履歴書ではんこが必要となるケースについて解説。また、はんこの選び方や印影がきれいに見える押印方法についても紹介します。就職や転職をお考えの方は、履歴書を書く際の参考にしてみてください。
履歴書にはんこはいらない?
はじめから履歴書に印鑑欄がなければ、はんこを押す必要はありません。以前は、印鑑欄がある履歴書もありましたが、最近では印鑑欄がない履歴書が増えてきました。これには、1997年に発表された「押印見直しガイドライン(平成九年七月三日)(事務次官等会議申合せ)」が関係しています。このガイドラインで、押印の必要性が低いものは記名のみで良いと決定されました。実際、履歴書への押印は形式化されたような部分もあり、押印不要の判断は合理的といえるでしょう。
履歴書にはんこが必要になるケース
企業から押印の指示があった場合や印鑑欄がある履歴書を使用する場合は、はんこが必要となります。押印せずに提出すると、「マナーがなっていない」「確認不足」といった印象を与えかねません。なお、企業から指示があった場合は、印鑑欄がなくとも名前の右横に文字と被らないようはんこを押しましょう。提出する際は、きちんと押印できているかを確認を忘れないようにします。押印欄以外の履歴書の書き方については、「履歴書が書けない!新卒やニートの場合は?書き方を徹底解説!」のコラムで紹介しているので、こちらもあわせて参考にしてみてください。
参照元
厚生労働省
押印見直しガイドライン(平成九年七月三日)(事務次官等会議申合せ)
履歴書のはんこはどんなものを使えば良い?
履歴書に使用するはんこは、どのようなものを使えば良いのでしょうか。以下で、はんこを選ぶ際のポイントや注意点を紹介していきます。
認印を使うのが一般的
履歴書に押印する際は、認印を使うのが一般的です。使用する認印は、100円ショップなどで販売されている三文判で問題ありません。認印の大きさは、手書きの文字とバランスが取りやすい10.5mmまたは12mm程度がおすすめです。サイズが大きすぎると押印欄ギリギリになってしまう可能性もあるため、迷った場合は10.5mmを選択すると良いでしょう。
一目見て読める書体を選ぶ
印面の書体は、古印体や隷書体、楷書体、行書体など、パッと見て読めるものがおすすめです。認印は「誰の印鑑であるか」がすぐに分かることが大事と考えられています。なお、実印や銀行印は偽造を防ぐため複雑な書体していてかつ、印鑑登録や銀行登録に使用しているケースも多い傾向にあります。多用すると個人情報流出の危険が高まる可能性があるため、避けたほうが良いでしょう。
浸透印の使用は避ける
シャチハタなど、朱肉なしで押印できる浸透印の使用も避けるのが無難です。浸透印はインクを使用しているので、時間が経過すると劣化したり、書類が濡れると滲んでしまったりするなどのデメリットがあります。
履歴書で使用するはんこの種類については、「履歴書に押印は必要?使用する印鑑とコツも解説」のコラムでも紹介しているので、参考にしてみてください。
履歴書のはんこをきれいに押す方法
履歴書の押印は、印影がはっきりと見えるよう丁寧に行うことが大切です。以下で、履歴書のはんこをきれいに押す方法について解説します。
1.印字面を確認する
押印する前には、印鑑の印字面に汚れがないかをよく確認しておきます。朱肉の詰まりや汚れがあれば、ティッシュなどを使って印面を傷つけないように取り除きましょう。
2.捺印するときは平らな場所でマットを使用する
押印は平らな場所に置いた捺印マットの上で行います。捺印マットがない場合は、厚みのあるノートなどを代用すると良いでしょう。固い場所や不安定な場所はきれいに押印するのが難しいので避けるようにします。
3.朱肉を付けすぎないよう注意する
朱肉は印鑑で軽くトントンと叩くようにし、印字面にまんべんなくつけましょう。印鑑を強く押し付けてしまうと、文字のにじみや朱肉が詰まる原因になる可能性があるので注意が必要です。
4.「の」の字を書くように押す
押印の際は、適度な力加減で「の」の字を書くようにすると、むらがなくきれいに見えるでしょう。文字が読める程度のにじみや掠れは問題ありません。ただし、「二重になっている」「欠けやかすれで文字が読めない」など、明らかに失敗したと分かるものは履歴書の書き直しが必要になります。本番の前には、きれいに押印できるよう練習しておきましょう。それでも上手く押せないという場合は、なるべく押印欄のない履歴書を選ぶことをおすすめします。また、書き直しをしなくても良いように、押印してから履歴書を書くのも1つの手です。
履歴書を書き間違えたときの対処法
もしも履歴書を書き間違えてしまった場合は、修正テープや修正液は使用せず、書き直すのが原則です。しかし、履歴書には、捺印欄以外にもさまざまな項目があり、間違えてしまうこともあるでしょう。書き間違いを防ぐためには、「鉛筆で下書きをする」「見本を見ながら記載する」「集中できる環境で書く」などのことを実践してみるのがおすすめです。履歴書の訂正については、「履歴書は訂正して良い?書き間違えたときの対処法とミスを防ぐコツを紹介」では、履歴書で失敗したときの対応方法や失敗を防ぐための方法を紹介しています。こちらもあわせて参考にしてみてください。「履歴書のはんこが問題なく押せているか分からない」などとお悩みの方は、就職支援サービスのハタラクティブを活用してみませんか。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。