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辞めた会社から電話がくる理由とは?円満退職のポイントも紹介!
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この記事のまとめ
- 辞めた会社から電話がかかってくる理由は、退職手続きが完了していないため
- 業務の引き継ぎや貸与備品の返却に関する内容で、辞めた会社から電話がくることもある
- 辞めた会社から電話があった場合は、無視せず要件を確認しよう
- 円満退職のポイントは、退職スケジュールを立てて余裕をもった引き継ぎを行うこと
「辞めた会社から電話がかかってくるのはなぜ?」と疑問に思う方もいるでしょう。退職手続きの確認や引き継いだ業務に関する質問をするほか、物品の返却を求めるために、辞めた会社から電話がかかってくることがあります。このコラムでは、辞めた会社から電話がかかってくる理由について紹介。また、円満退職のポイントについてもまとめました。
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辞めた会社から電話がくる理由とは?
転職経験のある方のなかには、辞めた会社から電話がかかってきたという方もいるようです。退職後に辞めた会社から電話がかかってくる理由として、「退職手続きが完了していないため」「引き継ぎがうまくいっていないため」「退職時に備品を返却し忘れたため」が考えられます。以下で詳しく解説します。
退職手続きが完了していないため
退職の段階で手続きが完了しておらず、受け取っていない書類に関する連絡がくることが考えられます。退職時に書類を受け取れないと、退職後の公的手続きに支障が出る恐れがあります。連絡がきた際は、早めの作成をお願いし、受取予定日と受取方法を確認しましょう。会社から受け取る書類には、雇用保険被保険者離職票や健康保険資格喪失証明書、源泉徴収票のほか、会社で一括管理している場合は年金手帳もあります。
引き継ぎがうまくいっていないため
何らかの理由で充分な引き継ぎができていない場合も、辞めた会社から電話がくることがあります。その際は、後任者のことも考えて、可能な範囲で誠意ある対応を心掛けましょう。
退職時に備品を返却し忘れたため
会社から支給された貸与品の返却を忘れていることも、辞めた会社から電話がかかってくる理由の1つです。郵送で返却する場合は、事前にその旨を会社側に連絡し、送り状をつけて丁寧に梱包します。トラブルを避けるため、封筒は簡易書留で送ります。宅配便で送る場合は、控えを保管しておくと良いでしょう。
退職後の返却物の郵送方法について詳しくは、「退職時の返却物は郵送してOK?添え状は必要?紛失した場合についても解説」のコラムを参考にしてみてください。
また、退職後に未払い賃金や退職金についての連絡がくることも考えられます。辞めた会社から電話があったら、無視せずに用件を確認するようにしましょう。
引き継ぎ漏れや返却忘れに注意しよう!
会社を退職する場合、「民法第627条」では退職日の2週間前までにその旨を申し出れば良いと定められています。一方で、会社の就業規則では1~3ヶ月前までに申し出ることを定めているケースが多いようです。
退職までの期間が短いと、引き継ぎが中途半端になってしまったり、会社の備品を返却し忘れたりする恐れがあります。退職までの期間を十分確保して、退職後のトラブル回避に努めましょう。参照元
e-GOV法令検索
民法(明治二十九年法律第八十九号)
円満退職のポイントとは?
退職する場合は、自分の都合だけでなく上司や同僚、自分の業務を引き継いだ人のことも考えた行動を心掛けると良いでしょう。円満退職のためのポイントには、「繁忙期は避けつつ直属の上司へ早めに相談する」「退職のスケジュールを立てる」「引き継ぎノートを作る」「会社から受け取るものや返却するものは事前に確認する」があります。以下で詳しく紹介します。
繁忙期は避けつつ直属の上司へ早めに相談する
十分な引き継ぎを行うためにも、繁忙期の退職はできるだけ避けたいところです。会社の就業規則に記載されている期間を目安に、直属の上司に相談します。その際は、「○月末での退職を考えています」と切り出すと良いでしょう。
退職の切り出し方について詳しくは、「退職したいときの言い方!切り出し方のコツや辞めたい理由の例なども紹介」のコラムを参考にしてみてください。
退職のスケジュールを立てる
担当業務は完了させる、または、一区切りつくところまで終わらせて退職するのが基本です。担当業務の進捗状況と退職までの残り時間を考えるほか、引き継ぎ業務に必要な期間も含めて退職までのスケジュールを立てましょう。
退職のスケジュールを立てる際は、「退職までの期間はどう過ごすのが良い?円満に辞めるためにすべきことを解説」のコラムも参考にしてみてください。
引き継ぎノートを作る
実際に後任者と一緒に作業を行いながら引き継ぐのが効率的ですが、後任者が決まる前に退職日を迎えるというケースも珍しくありません。その場合は、業務の流れや作業の要点をまとめた引き継ぎノートを作っておくと便利です。
テーマや取引先など項目ごとに整理して、後任者がスムーズに業務を進められるよう工夫しましょう。また、ルーティン業務のほかにも懸案として持ち越される業務があれば、その経緯と現在の状況もノートにまとめるようにします。
引き継ぎは余裕を持ってしっかり行おう
退職日が決まったら、まずは担当業務の整理と引き継ぎに集中しましょう。引き継ぎのスケジュールは退職日の3日前ごろをゴールに設定しておくのがおすすめです。そうすることで、何か不測の事態が起きた場合にも余裕をもって対応できます。引き継ぎのポイントについて詳しくは、「仕事の引き継ぎをスマートに行うには?ポイントを解説」のコラムをご覧ください。会社から受け取るものや返却するものは事前に確認する
雇用保険被保険者離職票や健康保険資格喪失証明書、源泉徴収票、年金手帳など、会社から受け取る必要のある書類は事前に確認しておきましょう。会社に返却するものについても同様です。備品の返却漏れを防ぐため、返却リストを作って、いつ、誰に、どんな状態で返却したのか記録しておくと良いでしょう。会社に返却しなくてはならないものは、以下のとおりです。
健康保険被保険者証
退職と同時にこれまでの健康保険組合も脱退することになるので、無効になる保険証は返却します。
身分証明書
社員証やカードキー、社章など、その会社の社員であることを証明するための身分証明書はすべて返却します。
名刺
自分の名刺だけでなく、取引先の名刺も返却するのが基本です。
通勤定期券
定期券の返却を求められる場合と、定期券に残った日数分の返金を求められる場合があるようです。会社のルールに従って返却しましょう。
業務で使用していた物品
文房具や書籍など社費で購入したもののほか、支給されたノートパソコンも会社の所有物のため、返却することになります。
制服
身につけていたものは、クリーニングに出してから返却するのが基本的なマナーです。
業務で作成したデータや図面、社外秘の資料
社内の機密情報にあたるデータや書類もすべて返却します。私用のパソコンに保存している業務データがある場合は、そちらのデータも一緒に返却しましょう。
会社から受け取るものや返却するものについては、「退職手続きのチェックリスト!会社への返却物や受け取りが必要な書類を確認」のコラムでも紹介しています。あわせて参考にしてみてください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。