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面接の挨拶を覚えよう!オンライン面接についても解説
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この記事のまとめ
- 面接では、明るい表情で元気よく挨拶をすると良い
- 面接の受付時だけでなく、帰り際にも挨拶をすると好印象につながる
- 面接の入室時の挨拶は、「お礼+自己紹介+よろしくお願いいたします」が基本
- オンライン面接は時間どおりに入室し、終了する際は面接官の退出を待つのがマナー
- 面接では挨拶以外にも、「身だしなみ」「目線」「立ち振る舞い」に気をつけよう
「面接での挨拶はどのようにしたら良い?」と不安を抱えている方もいるでしょう。面接では、明るく元気に挨拶をすることで、面接官から好印象をもたれやすくなります。
このコラムでは、面接の挨拶のポイントや、入室から退室までの流れをご紹介。また、受付での挨拶の仕方やオンライン面接時の対応、挨拶以外に気を付けたいポイントをまとめたので、面接本番を想定しながら確認しておきましょう。
面接の最初の挨拶は明るく元気にしよう
面接の最初の挨拶は、明るい笑顔で元気にすることが大切です。挨拶は、就活に限らず仕事でコミュニケーションをとるうえでも不可欠なもの。そのため、スキルや経験が採用条件に合っていたとしても、挨拶ができていなければ良い評価にはつながりません。挨拶がきちんとできていれば、「社会人としての基本的なマナーが身についている」といった印象をもたれやすくなるでしょう。
挨拶は第一印象にも影響する
挨拶は、第一印象を左右すると言っても過言ではありません。明るい表情やはつらつとした話し方で挨拶をすれば、面接の場の雰囲気を明るくすることも。面接官の表情や口調が和らいだり、自分自身がペースを掴みやすくなったりすることもあります。面接を良い雰囲気で進めるためにも、明るい表情や話し方を心掛けましょう。
面接で笑顔を意識するポイントや好印象を与える笑顔の作り方は、「笑顔は面接の重要ポイント!落ちる原因になる?受かる表情の練習方法」のコラムで詳しく解説しているので、こちらもぜひご覧ください。
面接の挨拶で「こんにちは」は適切?
面接の挨拶で「こんにちは」を使用するのは、避けたほうが無難です。時間帯によっては不自然な挨拶になることはもちろん、面接官に「面接の場という意識をもっているのだろうか」と、マナーを疑問視される恐れがあるためです。
基本的に面接の挨拶は、名前を伝えたあとに「よろしくお願いいたします」と伝えるようにしましょう。
面接の挨拶【受付】
受付での挨拶も、面接の大切な一部です。相手に対して敬意を払うのはビジネスマナーの基本。受付での態度が面接官に伝わる可能性もあるため、丁寧な対応を心掛けましょう。
受付の時間は、指定がない限り面接の5~10分前が理想です。早く到着し過ぎてしまった場合は、会社の近くのカフェやベンチで待機したり、トイレに立ち寄って身だしなみを整えたりするなどして待ちましょう。
以下では、受付での挨拶の仕方を状況別に紹介します。
受付に人がいる場合
受付に人がいる場合は、挨拶のあとに「自分の名前」「面接時間」「採用面接で訪れた旨(要件)」を伝え、担当者への取り次ぎをお願いしましょう。
【挨拶の例文】
「お忙しいところ失礼いたします。本日△時に採用面接の予約をしております△△(名前)と申します。採用担当の方(名前が分かる場合は△△様)にお取り次ぎいただけますでしょうか」
複数の企業が入ったオフィスビルで受付する場合は、「本日△時に××社で採用面接の予約をしております△△(名前)と申します」というように企業名を入れて伝えましょう。
受付に人がいない場合
オフィスによっては、受付に人を置かずにインターホンで呼び出す形で対応する企業も少なくありません。その場合は入口でインターホンを押し、面接で来訪した旨を伝える必要があります。内線電話が設置されていれば、番号表や「面接の方は△△まで」「△番でおかけください」といった案内が掲示されている傾向があるため、その指示に従って内線をかけましょう。
【内線電話での挨拶の例文】
「本日△時に採用面接の予約をしております△△(名前)と申します。採用担当の方(名前が分かる場合は)△△様)にお取り次ぎいただけますでしょうか」
その後、担当者から「中にお入りください」「そちらでお待ちください」など、指示があるはずです。通話が終わったら、相手側が電話を切ってからこちらも受話器を置くようにしましょう。
「知っておきたい面接での受付から退室までの基本マナー」のコラムでは、面接の受付での挨拶や受付後の流れについても触れているので、こちらもぜひご一読ください。
帰りは受付に挨拶したほうが良い?
面接が終わった帰りに受付の前を通る場合は、受付の人にお辞儀をして「ありがとうございました」と挨拶しましょう。受付以外にも、オフィス内ですれ違うほかの社員には、軽く会釈をしたり「ありがとうございました」と挨拶をしたりすると、印象が良くなります。
面接の挨拶【入室】
面接官との挨拶の仕方は、面接室で面接官が待機しているところに入室する場合と、先に面接室に入室し待機する場合とで異なります。
この項では、面接官との挨拶や入室の流れを状況別に紹介するので、正しいマナーを確認しましょう。
ノックして入室する場合
面接室に入るときは、ドアを3回ノックし、面接官からの応答を待ちます。「どうぞ」「お入りください」などの返事があったら「失礼します」と言ってドアを開け、入室しましょう。
入室したら向き直ってドアを閉め、「失礼します」と一礼をしてから椅子に向かいます。椅子の横に立ったまま、「本日はお時間をいただきありがとうございます。△△(名前)と申します。よろしくお願いいたします」と名乗り、一礼しましょう。
このとき、面接官から「どうぞ」「お座りください」など、指示があるまで着席してはいけません。
促されたら、再度「失礼します」と一言添えてから着席し、バッグは椅子の横に置きます。
面接室で面接官を待つ場合
面接室に案内され、面接官の入室を待つ場合は、履歴書を机の上に用意したうえで静かに待機しましょう。待機中は携帯やスマートフォンなどをいじらず、背筋を伸ばし姿勢良く座って待つのがマナーです。
面接官が入室してきたら立ち上がり、「本日はお時間をいただきありがとうございます。△△(名前)と申します。よろしくお願いいたします」と自己紹介をしたあとに一礼しましょう。
この場合も、面接官から着席の指示があるまで座らず、「どうぞ」「お座りください」などと促されたら着席します。
なお、履歴書は面接官から声がかかったら渡すようにしましょう。履歴書の正しい渡し方やタイミングは「履歴書の正しい渡し方とは?持参する際の注意点を紹介」のコラムで詳しく解説しているので、ぜひチェックしてみてください。
社内移動などで社員とすれ違うときも挨拶しよう
社内移動などで社内の人とすれ違う時も軽く会釈をしたり、挨拶をしたりしましょう。また、面接室まで案内をしてもらった際には、必ず「ありがとうございます」とお礼を述べてください。
面接官以外の社員も、採用されれば仕事で関わる可能性があります。良好な人間関係を築くためにも、社会人としてのマナーを意識し、就職・転職後も気持ち良く仕事に取り組めるようにしましょう。
面接の挨拶【退室】
この項では、面接が終了したあとの退室時の流れや挨拶の仕方を紹介します。
面接では、最後まで気を抜かないことが大切です。
感謝の言葉を述べる
面接終了と言われたら、「本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございました」と面接の時間を割いてもらったことへの感謝の気持ちを伝え、座ったままお辞儀をしましょう。その後、立ち上がってバッグを持ち、「ありがとうございました。失礼します」と再度一礼してからドアに向かいます。
ドアの前でもう一度挨拶をする
ドアの前に移動したら面接官に向き直り、笑顔で目を合わせて「失礼いたします」と挨拶し、一礼してから退室しましょう。面接官も同時に部屋を出る場合は、先に面接官が出たあとに続き、別れ際にも同じように挨拶します。
企業によっては、エレベーターの前まで面接官が見送ってくれることも。その場合は、エレベーターに乗り込む前に挨拶し、乗り込んだあとはドアが閉まるまで礼を続けましょう。
なお、これまで説明してきた一連の流れやマナーは、正社員だけではなく、契約社員やアルバイトの面接においても同様です。面接の入退室のマナーや流れは「面接の流れやマナーを受付・入室・退室の場面別で解説!」のコラムでも詳しく解説しているので、こちらもぜひご覧ください。
オンライン面接の挨拶【入室時】
オンライン面接では、指定された時間・URLからトークルームに入室します。指定時間前だとアクセスできない可能性もありますが、5分前には入室して待機しておくと良いでしょう。
面接官がトークルームに入室したら、「本日はお時間をいただきありがとうございます。△△(名前)と申します。よろしくお願いいたします」と自己紹介します。なお、挨拶や自己紹介は座ったままで構いません。
オンライン面接の準備
オンライン面接を受ける前には、カメラやマイクの状態をチェックし、不具合がないようにしておきましょう。また、相手が画面越しに見やすいように、カメラの角度や照明の明るさなどを調節しておくことも大切です。
オンライン面接の準備方法は、「オンライン面接の流れは?マナーやコツを押さえて就職・転職を成功させよう」のコラムも参考にしてみてください。
オンライン面接の挨拶【退出時】
オンライン面接が終了したら、「本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございました」と感謝の言葉を伝えてお辞儀をし、面接官が退出するまで待ちます。面接官から先に退出するように促された場合は、「失礼いたします」と伝えて退出しましょう。
完全に退出するまで表情を崩さない
オンライン面接では、面接官が完全に退出するまで表情や姿勢を意識し続けることが大切です。面接が終了したかといって無表情になったり、腕を組むなど姿勢を崩したりすると、悪印象を与える恐れがあります。面接の最後まで気を抜かず、良い印象を保てるように意識しましょう。
面接で気をつけたい挨拶以外のポイント
この項では、面接で気をつけたい挨拶以外のポイントを紹介します。面接では、挨拶以外にも身だしなみや話すときの目線、立ち振る舞いなども重要なポイントです。これらが意識できるとより好印象につながりやすくなるため、以下で確認しぜひ実践してください。
身だしなみ
面接での身だしなみは、特に服装や髪型に気をつけましょう。
服装は、企業側からの指示がない限りはスーツを着用するのが基本です。スーツは黒やネイビーなど落ち着いた色味を選び、汚れやシワがないかをチェックします。靴も忘れずにきれいに磨いておきましょう。
また、髪型は清潔感を意識し、髪色は自然なものにします。男性の場合は、寝ぐせに注意し、前髪は目にかからないような長さにするのが基本です。面接当日の朝には、ひげも剃りましょう。
女性の場合、メイクはナチュラルに仕上げるのが基本です。前髪が目にかかる場合はピンでとめ、長い髪は一つにまとめるなどして、礼をしたときに髪が乱れないようにしましょう。
なお、アパレルやクリエイターなど、業界や職種によっては選考時の服装が指定されなかったり、ファッションセンスが評価の対象となったりすることもあります。とはいえ、基本的にビジネスや選考の場でスーツが失礼にあたることはないため、迷った場合はスーツを選ぶと良いでしょう。
身だしなみのマナーについては、「面接で好印象を残すコツとは?話し方就活時の身だしなみも解説」のコラムでも触れているので、こちらもご一読ください。
目線
面接で挨拶するときや話すときは、しっかりと相手に目を合わせるようにしましょう。下を向くなどして目線を合わせられないと、面接官にコミュニケーションスキルを懸念される恐れがあるためです。相手の目を見て笑顔で話すことで好印象につながったり、熱意が伝わったりしやすくなるでしょう。
どうしても相手の目を見るのが苦手であれば、面接官の眉間のあたりに目線を合わせる方法もあります。
なお、オンライン面接では、画面ではなくカメラを見て話すのがおすすめです。面接官の反応を確認するために、時おり画面を見る程度に目線を外すのは問題ありません。
立ち居振る舞い
面接での立ち振る舞いがスムーズだと、「落ち着いている」「堂々としている」といった印象を与えられるでしょう。挨拶のほかにも、バッグの置き方や座り方のポイントを確認しておくと安心です。
前述のように、面接室に入室後、挨拶と自己紹介のあとに「どうぞお座りください」などといわれたら、着席してバッグは椅子の横に置きます。バッグは自立するものを選び、倒れないようにするのがおすすめです。傘がある場合は、バッグの横の床に寝かせて置きましょう。また、コートがある場合は、小さくたたんでバッグの上に置きます。
たたみ方は、「面接時のコートのたたみ方や置き場所を解説!冬の就活ならではの注意点とは」を参考にしてみてください。
椅子に座るときは、浅めに腰掛けて常に背筋を伸ばしましょう。背中が丸まったり猫背になったりして姿勢が悪くならないように注意が必要です。男性は腰幅程度に脚を開き、両手を軽く握って太ももの上に乗せます。女性は脚を揃えて座り、両手を重ねて太ももの上に置きましょう。
面接のマナーに自信がもてないときは?
面接は、繰り返し練習することで自信がつきます。本番で緊張せずに実力が出せるように、人前で話す練習をしておくと効果的です。そのため、家族や友人など、第三者に模擬面接に協力してもらうのも良いでしょう。
また、就職・転職エージェントを利用するのもおすすめです。エージェントでは、多くの就活・転職活動に携わってきたキャリアアドバイザーから、プロ目線で具体的なアドバイスをもらえるので、効率よく面接対策をすることができるでしょう。
「面接の挨拶がちゃんとできているか不安」「志望企業に合った選考対策をしたい」という方は、ハタラクティブにご相談ください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。