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就職エージェントとは?利用できるサービスやおすすめの活用方法を解説!
更新日
この記事のまとめ
- 就職エージェントとは、求人紹介から内定まで一貫したサポートをしてくれるサービス
- 就職エージェントでは、履歴書の添削や面接対策などのサポートを受けられる
- 就職エージェントのメリットとは、交渉代行やアフターフォローなどがあること
- 就職エージェントの活用におすすめな人の特徴とは、早めに内定獲得をしたい方が挙がる
- 複数の就職エージェントに登録すると、自分に合った求人を見つけやすい
「就職エージェントとは何?」と疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか。就職エージェントとは、専任のアドバイザーが求人紹介や面接練習など就活を全面的にサポートしてくれるサービスです。
このコラムでは、就職エージェントで利用できるサービス内容を詳しく紹介しています。また、就職エージェントを利用するメリット・デメリットや活用のコツなども解説。就職活動中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
就職エージェントとは?
「就職エージェント(就活エージェント)」とは、専任のアドバイザーがプロの視点で就活を包括的にサポートしてくれるサービスを指します。個別面談で求職者の希望や適性を把握し、マッチ度の高い求人を紹介してくれるのが特徴です。また、履歴書添削、面接対策などサポートも充実しています。
就職エージェントの料金はなぜ無料なの?
就職エージェントの利用は、基本的に無料です。「就活エージェントはなぜ無料?」と怪しむ人もいるかもしれませんが、実際には求職者とのマッチングに成功した企業から報酬をもらっています。ほとんどの場合、紹介した求職者の内定が確定した際に、企業が就職エージェント(就活エージェント)に対価を支払う仕組みです。求職者はすべてのサービスを無料で受けられ、就職が決まっても料金を請求されることはありません。
就職サイトやキャリアセンターとの違いとは?
「就職エージェント」と「就職サイト」の違いは、サポートしてくれる人の有無といえます。就職サイトを利用するときは、求人の応募から選考対策までを自分1人で行うのが特徴です。就職エージェントを利用するときは、キャリアアドバイザーによるサポートを受けられるという違いがあります。
「就職エージェント」と「キャリアセンター」の違いは、運営やサポートの対象者といえるでしょう。キャリアセンターは各大学に設置されており、抱えている求人の紹介や選考対策といったサポートを在校生に向けて行っているのが特徴です。就職エージェントは民間企業が運営しており、新卒向けやフリーター向け、特定の業界を希望する人向けのように、サービスごとに利用者が分けられている傾向にあります。
就職エージェントが提供する4つのサービス
就職エージェントが提供する主なサービスは、「求人先の紹介」「個別面談の実施」「書類作成のサポート」「面接対策の実施」です。ここでは、それぞれどのようなサービス内容なのかを詳しく説明します。
就職エージェントが提供するサービス
- 個別面談の実施
- 求人先の紹介
- 書類作成のサポート
- 面接対策の実施
1.個別面談の実施
就職エージェントでは一人ひとりに面談を実施しており、個々の状況や希望をヒアリングしたうえで就活の相談に乗ってくれます。個別面談なので、プライベートな事情も相談しやすいのがメリットです。
就活に慣れていない方も、プロに相談できるという安心感をもって選考準備に取り組めるでしょう。
2.求人先の紹介
就職エージェントでは、ヒアリングした求職者の希望条件やキャリア観を踏まえて、担当のアドバイザーが求人を紹介してくれます。民間の人材派遣会社が就職エージェントを運営していることもあり、企業とのつながりがみられるのも強みです。
求職サイトでは公開されていない求人を紹介してもらえたり、企業の実情を教えてもらえたりする可能性もあります。自分一人で就活するよりも、希望に合った求人と出会う確率を高められるでしょう。
3.書類作成のサポート
就職エージェントでは、履歴書やES(エントリーシート)の添削を行っています。アドバイザーは応募先企業がどのような人材を求めているかを熟知しているため、的確なアドバイスを受けることが可能です。就職エージェントを通して履歴書・ESを添削してもらうことで、書類選考の通過率アップが期待できます。
4.面接対策の実施
就職エージェントでは、面接に関するサポートも受けられます。担当のアドバイザーが面接マナーやよく聞かれる質問などを教えてくれるうえ、応募先企業の基準に合わせた練習も可能です。
本番を意識した面接練習に対応してくれる就職エージェントもあるので、しっかりと準備をしたうえで面接に臨めるでしょう。
強みを伝える練習を何度も行える
ハタラクティブの「若者しごと白書2024 3-11.就職活動・転職活動における選考中の不安度(p.39)」によると、就職活動・転職活動では「自分の経歴で就職できるか不安」「上手く自分を伝えられるか不安」と考えている求職者が多いことが分かります。就職エージェントでは、自己分析の深掘りをしたうえで繰り返し面接練習を行えるのが強みです。応募企業ごとに対策できるため、不安を解消した状態で選考に臨めるでしょう。
参照元
ハタラクティブ
若者しごと白書2024
就職エージェントは使うべき?利用するメリットとは
就職エージェント(就活エージェント)を利用すると、プロの専門的な意見を聞きながら、効果的な選考対策が行えるというメリットがあります。就職エージェントの良さを活かして就活を行えば、自分に合った企業と出会える可能性が高まり、内定獲得にも繋がりやすくなるでしょう。
ここでは、7つのメリットを紹介しますので、就職エージェントを使うべきか迷っている方は参考にしてみてください。
1.就活のプロに相談できる
就職エージェントでは、志望動機が明確な人はもちろん、何から始めたら良いか分からず足踏みしている人もプロの意見を聞けるのがメリットです。「自分の強みを活かしてこんな企業に就職したい!」という将来を見据えた相談には、キャリアプランを実現するためにやるべきことをアドバイスしてくれるでしょう。また、希望に沿った求人を探し、内定獲得を目指して就活を進めてくれます。
「自分の強みが分からない」「何がやりたいのか分からない」といったキャリアプランが明確ではない方にも寄り添ってサポートしてくれるのが就職エージェントの特徴です。求職者の長所・短所を洗い出し、強みを活かせる業界・職種を提案してくれます。
2.優良求人に出会える可能性が高まる
就職エージェントを利用すれば、見つけるのが難しい優良求人に出会える可能性も高まるでしょう。就活に慣れていない人が優良求人を探そうとしても、「従業員100名は少ないかも…」「この業界は考えたことがないから…」といった理由で最初から除いてしまう恐れもあります。
就職エージェントを利用すれば、アドバイザーがプロの目線で優良求人を探してくれるのがメリットです。より多角的な求人探しが可能になるため、思いもよらない企業が第一志望になることもあるでしょう。
3.選考対策やセミナーが充実している
就職エージェントでは、履歴書やES、面接などの選考対策を受けることが可能です。多くの求職者を内定に導いてきた就活のプロなので、的確なアドバイスを受けられるでしょう。就職エージェントのアドバイザーは実際の企業の雰囲気を知っているため、より具体的な内定のコツを教えてもらえる可能性もあります。
就活セミナーを実施しているところでは、就活のスキルを向上しやすいのもメリットといえるでしょう。具体的には、自己分析をサポートするセミナーや、面接力を上げるためのセミナーなどを受けられます。
4.短期間で内定を獲得しやすい
就職エージェントを通じて選考対策を行えば、比較的短い期間で内定を獲得できるメリットがあります。なぜなら、就職エージェントでは一人ひとりに合った方法で就活のサポートをしてくれるため、スムーズに就活を進められるからです。「空白期間が長引いている」「すでに退職したため収入がない」など、少しでも早く就職したい場合は就職エージェントのサポートを受けましょう。
5.企業とのやり取りを代行してくれる
求職者の代わりに、就職エージェントが企業とやりとりしてくれるのもメリットの一つです。面接日程の調整も代行してくれるので、複数の企業の選考を進めやすく、効率的に就活できます。また、年収の交渉や面接日程の変更、内定辞退なども代わりに伝えてくれるため、ビジネスマナーに不安がある人も安心です。
6.ミスマッチを避けやすい
就職エージェントの多くは、実際に会社に出向いて企業情報を得ているため「入社してみたらイメージと違った…」というミスマッチを防ぎやすくなります。プロのアドバイザーが求職者の適性や悩みを加味したうえで、相性の良さそうな職場を探してくれるためです。
早期離職は求職者本人だけでなく、企業や就職エージェントにとっても避けたいもの。そのため、就職エージェントは職場の様子を詳細に伝えてくれるでしょう。マッチ度の高い企業に就職できれば、自分の可能性を広げるきっかけにもなります。
7.アフターフォローが受けられる
就職エージェントを利用すれば、選考後のフォローも受けられます。採用に至らなかった場合はキャリアアドバイザーが企業側に理由を確認してくれるため、次の選考に向けて改善できるのが利点です。就活の失敗は、自分の判断だと原因が分かりにくいので、就職エージェントに企業目線でアドバイスしてもらいましょう。
また、内定獲得後は入社日の調整や、労働条件に変更はないかといった確認もしてくれます。入社後の疑問や不安も就職エージェントに相談すれば、対応策についてアドバイスをくれるでしょう。
就職エージェントを利用するメリットは、「就活エージェントを利用するメリットとは?どんな人におすすめ?」でも紹介しているので、あわせてご一読ください。
就職エージェントのデメリットとは
就職エージェントの利用にはメリットだけではなく、デメリットもあります。就職エージェントを利用するデメリットを以下で確認し、自分にできる対策や改善策を事前に考えておきましょう。
1.求人や扱っている企業数が少ない場合もある
就職エージェントは、就職サイト経由で求人を探す場合に比べて、求人の選択肢や扱っている企業数が少ないと感じる人もいるようです。就職エージェントを使った場合、基本的にはアドバイザーから紹介してもらった求人のみに応募することになります。紹介可能な求人数や希望職種・業界によっては、かえって選択肢が狭まってしまう恐れもあるでしょう。
紹介してもらった企業以外に応募したい求人がある場合は、就職エージェントに紹介可能かどうか聞いてみるのも一つの手といえます。もし紹介できないと言われたら、スケジュール調整に配慮しながら別のルートで選考を進めるのがおすすめです。
2.希望どおりの求人が紹介されるとは限らない
就職エージェントとの個別面談で、すり合わせが上手くいかなかった場合、自分の希望に沿わない求人を紹介されてしまう可能性があります。
「就職エージェントに紹介してもらった求人だから大丈夫」と過信せず、本当に自分の希望条件と合っているかを確認しましょう。希望条件とは異なる求人の紹介が続く場合は、もう一度個別面談を打診してみたり、別の就職エージェントの利用を考えるのもおすすめです。
就職エージェントの意見や提案に流される可能性もある
就職エージェントを利用していると、キャリアアドバイザーの意見や提案に流される可能性もあります。就職エージェントは的確なアドバイスをしてくれるため、「言われたとおりに動いていれば内定をもらえる」と思ってしまう人もいるかもしれません。しかし、必ずしも提案やアドバイスが希望に適しているとは限りません。就職エージェントの意見は参考として捉え、自分はどうしたいのかをよく考えて行動すると良いでしょう。
3.エージェントとの連絡や面談が負担に感じる場合もある
就職エージェントのデメリットとして、キャリアアドバイザーとの連絡や面談が負担に感じる場合もあることが挙げられます。エージェントは、面談を通して求職者の要望を聞き求人の紹介や面接日の日程調整を行うため、連絡が頻繁になる可能性があります。そのため、連絡を取るのが面倒になってしまったり、面談自体が負担に感じてしまったりする人もいるようです。
複数のエージェントを登録している場合は、それぞれのエージェントから連絡が届き、面談を行わなければいけないので、負担を感じやすくなるかもしれません。
就職エージェントの利用が適している人の特徴
就職エージェントの利用が適している人の特徴には、「早めに内定をもらいたい人」「幅広い業界や業種から仕事を選びたい人」などの特徴が挙げられます。以下でほかの特徴についても紹介するので、参考にしてみてください。
早めに内定をもらいたい人
内定を早めにもらいたい人は、就職エージェントの利用がおすすめです。早く内定が欲しいあまりに焦って就活をすると、履歴書の内容が雑になってしまったり、自分に合っていない仕事を選んでしまったりする可能性もあり、かえって内定が遠のく可能性もあるでしょう。「4.短期間で内定を獲得しやすい」で解説したように、就職エージェントでは就活の対策を行ってくれるため、1人で活動を進めるよりも内定をもらいやすくなる傾向にあります。
就活や転職にかかる期間を知りたい方は、「転職はどれくらいかかる?準備期間の目安や早めに終わらせるコツを解説」のコラムも参考にしてみてください。
幅広い業界や業種から仕事を選びたい人
幅広い業界や業種から仕事探しをしたい人も、就職エージェントの利用に向いています。自分で仕事を探しているとどうしても選択肢が狭くなってしまったり、知らない業界を避けてしまったりする方もいるかもしれません。
就職エージェントを利用することで、自分の知らなかった業界や業種を知るきっかけにもなり、仕事の幅も広がります。
自分の適性や強みが分からない人
自分の適性や強みが分からずに悩んでいる方は、就職エージェントの利用がおすすめです。就職エージェントでは、プロのキャリアアドバイザーと1対1で面談を行い、求職者の適性や強みを見極めてくれます。
アドバイザーのサポートを受けながら自己分析をしたり、ヒアリングを通じて適性や強みを教えてもらったりすれば、今まで見えていなかった部分を客観視できるようになり、自分に合った仕事を選びやすくなるでしょう。
書類選考や面接を通過できず悩んでいる人
書類選考や面接になかなか通過できないとお悩みの方も、就職エージェントを利用してみると現状を改善できるかもしれません。エージェントのサポートを受ければ、なぜ書類選考や面接を通過できないのか原因を探り、対策を練ることができます。
就職エージェントでは、選考対策をキャリアアドバイザーと一緒に行っていくため、自分では気づかなかった原因や見落としている点を理解できるでしょう。書類審査が通らず悩んでいる人は、「ESが通らない人は多い?通過できない理由や高学歴者も取るべき対策を紹介」のコラムで原因を解説しているので、ぜひ参考にしてください。
スケジュール調整が苦手な人
就職エージェントを利用したほうが良い人の特徴に、スケジュール調整が苦手な人が挙げられるでしょう。就職エージェントは、求職者の代わりに応募企業先と連絡を取って面接の日程調整や入社日の調整を行ってくれます。万が一予定の変更が必要になっても、エージェント経由であれば相談がしやすいのもポイントです。
就職エージェントの活用時におすすめのコツとは
就職エージェント活用時のおすすめのコツは、「複数の就職エージェントを併用する」「積極的にアドバイスを求める」などがあります。以下で就職エージェントを活用するコツを掴み、納得のいく就職ができるようにしましょう。
1.複数の就職エージェントに登録する
複数の就職エージェントに登録しておくと、自分に合った求人を見つけやすいでしょう。就職エージェントによって紹介する求人が異なるので、複数利用したほうが選択肢が広がります。また、登録者しか知り得ない非公開求人に出会える確率を高めるためにも、2〜3社に登録しておくのがおすすめ。専門職を得意とする就職エージェントもあるので、複数に登録することでより豊富な情報を得られるでしょう。
ただし、あまり多くの就職エージェントに登録してしまうと、次々に求人を紹介され混乱してしまう恐れもあります。Webサイトで自分に合いそうな就職エージェントをいくつか探し、3社程度に留めて利用するのが無難です。
2.相性の良いアドバイザーを見つける
担当アドバイザーとの相性も、就職エージェントで就活をするうえで重要です。求めているアドバイスが受けられない場合や、伝えた内容が理解されていないなど、アドバイザーの対応に不満を抱えていると就活が進みにくくなってしまいます。アドバイザーと相性が合わないと感じたら、早めに変更をお願いしてみましょう。
3.希望しない企業の紹介は断る
就職エージェントで求人を紹介されたものの、「自分には合わない」と感じることもあるでしょう。その場合は、きちんと断るのが大切です。断りにくいからと応募して、選考の途中で辞退すると時間を無駄にしてしまいます。応募前に断るのは失礼に当たらないので、正直に気持ちを伝えましょう。
提案を断る際は理由もあわせて伝えると、次回からより自分の希望に沿った求人を紹介してもらいやすくなります。アドバイザーと二人三脚で就活をするためにも、理由は具体的に伝えるのが効果的な断り方のポイントです。
4.積極的にアドバイスを求める
就職エージェントのアドバイザーは就活サポートの経験が豊富なので、積極的にアドバイスを求めるのがおすすめです。自己分析や履歴書の書き方のアドバイスが欲しいときは、遠慮せず聞いてみましょう。就活に関する基本的なマナーや面接の服装など、初歩的な質問も問題ありません。自分から質問することで、アドバイザーとの信頼関係の構築にも繋がります。
就職エージェント(就活エージェント)活用のコツを知りたい方は、「転職エージェントは使わない方がいい?利用のコツとやめとけといわれる理由」のコラムもチェックしてみてください。
就職エージェントを利用する流れとは?6つのステップ
ここでは、就職エージェントを活用する流れを6つのステップに分けて紹介します。就職エージェントに登録する前に全体の流れを大まかに把握し、スムーズに就活を進めましょう。
就職エージェントを利用する流れ
- 就職エージェントに登録する
- 個別面談を行う
- 求人の紹介を受ける
- 書類対策と面接対策を受ける
- 選考を進める
- 内定から入社までのフォローを受ける
1.就職エージェントに登録する
利用を希望する就職エージェントを見つけたら、会員登録をします。ほとんどの就職エージェントでは、パソコンやスマートフォンからWeb登録が可能です。入力フォームに沿って現在の就活状況や希望する職種、年収、勤務地などを入力しましょう。
仕事探しに関連する条件は、自己分析を踏まえた内容にするのがおすすめです。登録後に修正することもできますが、自分に合った求人に早く出会うためには正確に入力をしておきましょう。
2.個別面談を行う
サービスの登録後に、就職エージェントの担当者から電話やメールで連絡が来るので、面談の日程を決めます。面談は、できる限り早いタイミングで行うのがおすすめ。オンラインや電話、対面などの方式から選べるのが一般的です。
就職エージェントとの面談については、「転職エージェントの面談に必要な持ち物は?質問すべきことについても解説」もぜひ参考にしてみてください。
個別面談前は準備をしておくのがおすすめ
就職エージェントの面談では、これまでの経歴や希望する職種、仕事をするうえでの思考・価値観などのヒアリングが行われるでしょう。ここでも、自己分析を踏まえて現在の状況を伝えられるようにしておいてください。事前に準備できることを済ませた状態で、効率的にアドバイスを受けられるようにすることが大事です。ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
3.求人の紹介を受ける
就職エージェントのアドバイザーが面談で聞き取った内容をもとに、豊富な案件のなかから希望に合った求人を紹介してくれます。応募を希望すると、書類作成や面接対策などの準備に入るでしょう。
前述のように、紹介求人が自分の希望に合わない場合は断ることも可能です。就職エージェントはあくまでも就職活動をサポートする存在なので、提案に従わなければいけないわけではありません。
4.書類対策と面接対策を受ける
応募先が決まったら、応募書類の作成をします。アドバイザーが豊富な就活ノウハウをもとに添削をしてくれるため、書類選考の通過率アップが期待できるでしょう。応募書類の完成後、就職エージェントから応募先企業へ応募書類を提出する流れです。書類選考に通った場合は、その後の面談日程の調整も就職エージェントが代行してくれます。
また、応募先の企業が求めている人材や企業の社風といった情報を踏まえたうえで、必要な面接対策もしてくれるでしょう。なかには、模擬面接に対応している就職エージェントもあります。
5.選考を進める
書類選考に通過したら、応募先企業の面接を受けます。面接では、就職エージェントのサポートを受けながら行った選考対策を存分に活かしましょう。
面接後、就職エージェントのアドバイザーより採否の連絡が来ます。結果が分かるまでには、1週間ほど掛かることが多いようです。企業によってはそれ以上掛かる場合もあるので、連絡が遅いと感じたらアドバイザーに相談してみましょう。
6.内定から入社までのフォローを受ける
就職エージェントでは、内定が決まったあとも就業までのサポートをしてくれます。労働条件の確認や入社日の調整なども代行してもらえるでしょう。入社に関して気になることや不安な点などがあれば、アドバイザーに相談するのがおすすめです。
万が一、自分が抱いていたイメージと異なる部分があったり内定を辞退したいと思ったりした場合は、正直に相談してみてください。「本当に辞退するのか」「その後の就活をどうするのか」など今後のキャリアについてアドバイザーが真摯に向き合ってくれるでしょう。
就職エージェントの選び方とは
自分に合った就職エージェントを選ぶには、サポート内容や求人の種類など、チェックするべきポイントがあります。この項では、就職エージェントの選び方を紹介するので、どこに登録すれば良いか迷ったときの参考にしてみてください。
サポートの充実度を確認しよう
就職エージェントがどのようなサポートを提供しているかは、よく確認しましょう。就職エージェントによって、サポートの内容や充実度に差があるためです。
就職エージェントごとのサポートの特徴は、以下のような内容が挙げられます。
- ・オンライン講座の種類が豊富
- ・アドバイザーが有資格者
- ・インターン情報が充実
- ・特定の業界出身のアドバイザーが在籍
サポート内容は各就職エージェントのWebサイトで確認できます。「転職エージェントの使い方を解説!利用時の基本の流れと賢く使い倒すコツ」のコラムでも、サポート内容をまとめているので、あわせてご覧ください。
年齢・経歴に合ったエージェントを選ぼう
就活の成功率アップのためには、年齢・経験に合った就職エージェントを選ぶのがポイントです。就職エージェントのなかには、管理職クラスの転職者を対象としたものや、年代で対象者を絞ったものなどもあります。
20代で社会人経験が少ない求職者は、「既卒・第二新卒歓迎」「20代対象」といった就職エージェントを選びましょう。適切な就職エージェントを選択すれば、受けられるサポートや紹介される求人も自分に合ったものになります。
扱っている求人の内容を確認しよう
就職エージェントを選ぶ際は、扱っている求人の内容を確認するのも大切です。就職エージェントによっては、紹介する求人の対象エリアが狭かったり、特定の業界に特化していたりする場合があります。求人の内容について詳しく知りたい方は、個人面談に申し込むのも良いでしょう。
怪しい就職エージェントに気をつけよう
就職エージェントを利用する際は、怪しいエージェントに注意しましょう。就職エージェントのなかには、一部悪質なサービスを行っているところもあるようです。教材の購入や特定の企業への応募を無理に勧められたら、怪しいエージェントである可能性が高いため利用を控えるようにしましょう。就職エージェントの口コミや評価を確認しよう
就職エージェントを利用する際は、エージェントの口コミや評価を確認しておきましょう。口コミサイトやSNSを活用し、実際にエージェントを利用した人の感想を調べれば、自分に向いているかどうかの判断材料になります。
ただし、人によって感じることが異なるので、Web上の口コミや評価はあくまで参考程度にしておきましょう。
就職エージェントを活用して内定獲得を目指そう
自己流で就活をしていると、なかなか内定がもらえず不安になる方もいるでしょう。そのようなときは、就職エージェントの活用も視野に入れてみてください。就職エージェントでは一般公開していない求人を扱っている場合もあるため、より多くの有益な情報獲得を期待できます。プロのサポートを受けて効率的に就活を進められれば、短期間で内定をもらえる可能性が高くなるでしょう。
「就職活動の進め方に自信がない」「なかなか内定をもらえず悩んでいる」という方は、ぜひ就職エージェントのハタラクティブにご相談ください。
ハタラクティブは、フリーターや既卒、第二新卒など、20代を中心とした若年層の就職・転職をサポートしています。豊富な経験から得たノウハウをもとに、一人ひとりの適性や悩みに沿った求人をご提案。専任のキャリアアドバイザーがマンツーマンで面談を行うため、気兼ねなく相談が可能です。今までの経歴・経験から、アピールポイントや向いている仕事をともに考えます。1分間程度で適職診断を受けることも可能なため、自分の適性を簡単に診断できるのもメリットです。サービスはすべて無料のため、まずはお気軽にお問い合わせください。
就職エージェントに関してよくある質問
ここでは、就職エージェントに関する不安や疑問を、Q&A形式でまとめました。
就職エージェントとは何ですか?
就職エージェントは、就活を包括的に支援するサービスです。
就職エージェントを利用すれば、プロ目線の的確なアドバイスをもらったり、些細な疑問や悩みも相談できたりするので、就活の心強い存在になるでしょう。就職市場に精通したアドバイザーとともに、効率的な就活を進めたい方は就職エージェントの利用がおすすめです。
これからエージェントを利用する方は「転職エージェントの面談では何を聞かれる?必要な準備や内容について解説」のコラムを読み、面談の流れをイメージしてみてください。
就職エージェントはやめとけって本当?
「就職エージェントはやめとけ」といわれる原因には、希望どおりの求人が紹介されない可能性があったり、エージェントとの連絡や面談が負担に感じる場合もあったりすることが挙げられるでしょう。しかし、自分に合った就職エージェントを選ぶことでこのような状況を防げる可能性があります。自分に合ったエージェントを選択するコツは、本コラムの「就職エージェントの選び方とは」で解説しているのでご覧ください。
就職エージェントとの面談は辞退できる?
就職エージェントの面談は、辞退が可能です。面談を辞退する際は、予定をキャンセルすることへの謝罪と、面談を辞退する理由を簡潔に伝えましょう。
「就職先が決まった」「ほかのサービスに1本化することにした」というように、エージェントの継続を希望しない場合は、その旨をはっきりと示しておくのが無難です。エージェントとの面談をキャンセルする際のマナーについては、「転職エージェントとの面談時のマナーや注意点をご紹介!」で触れているので参考にしてください。
転職エージェントとは何が違う?
「就職エージェント」と「転職エージェント」は基本的に同じです。
エージェントは社会人経験がないと利用できないと思う人もいるようですが、就活生に特化したエージェントなら問題ありません。また、ハタラクティブも、社会人経験がない人や少ない人をサポートしていますので、就職・転職どちらに関するお悩みもぜひご相談ください。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
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ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。