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正社員は「しんどい」?言われる理由とあわせて対処法や働くメリットを紹介
公開日

この記事のまとめ
- 正社員は「しんどい」と言われる理由には、仕事に対する責任の重さが挙げられる
- 仕事とプライベートの両立が難しく、正社員は「しんどい」と言われる場合がある
- 正社員が「しんどい」と感じたら、業務量や内容を軽減してもらうのも一つの手
- 正社員で働くと雇用や収入が安定するため、将来のライフプランも立てやすくなる
- 「正社員がしんどい」と感じたら、転職して働き方を変える方法も検討してみる
このコラムでは、正社員は「しんどい」と言われる理由や働くメリットを解説します。「しんどい」ときの対処法も紹介しているので、興味のある方はぜひご覧ください。
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正社員は「しんどい」?
正社員として働き、仕事をしていて「しんどい」と感じる方もいるでしょう。ハタラクティブの若者しごと白書2024「1-3.正社員の仕事を辞めた理由(p.8)」によると、「労働環境・時間が不満」で正社員の仕事を辞めた方は男性で25.9%と1位、女性は17.5%で2位でした。
労働環境や時間は、正社員の働き方で仕事を続けるか・続けないかを決断する際に影響を与えるといえるでしょう。
参照元
ハタラクティブ
若者しごと白書2024
正社員の仕事が「しんどい」と言われる理由
仕事に対する責任の重さや、働く環境の変えづらさから、正社員の仕事が「しんどい」と言われる場合があります。正社員として働き悩んでいる場合は、何が原因で「しんどい」と感じるのか深掘りしてみましょう。以下では、正社員が「しんどい」と言われる主な理由を紹介します。
責任が重くプレッシャーを感じやすい
正社員として働くと、パートやアルバイトなどの非正規雇用で働く場合と比べて、責任が伴う仕事を任されやすいといえます。正社員は基本的にフルタイムで働き、雇用期間の定めもありません。同じ企業で長く働くため、一般的に重要な仕事は正社員が担当します。
仕事に対する責任の重さや、「ミスはできない」というプレッシャーから「しんどい」と感じる方もいるでしょう。
人間関係に問題を抱えても環境を変えづらい
職場の人間関係に問題が発生しても、正社員で働く場合は環境を変えづらいでしょう。企業や職種によるものの、正社員で働くと基本的に職場は変わらず仕事で関わる人も同じです。どうしてもあわない人が職場にいたり、人間関係でトラブルが発生したりすることがあっても環境は変わりません。そのため、人間関係で悩んでもすぐに状況を解決することが難しく、「正社員はしんどい…」と感じる可能性があるでしょう。
「職場の人間関係でのお悩み・対処法とは?」では、職場の人間関係に関する悩みをQ&A形式で回答しています。気になる方はあわせてご覧ください。
ワークライフバランスを保ちづらい
正社員で働くとトラブルが発生したり、突発的な仕事が入ったりした場合は対応が求められます。ときには残業して業務をこなすため、終わる時間が読めず仕事後のプライベートでは予定が立てにくいこともあるでしょう。
企業や職種によっては繁忙期にはまとまった休みが取れない、希望どおりに休みを取るのが難しい場合もあるため、ワークライフバランスを保ちづらいといえます。
仕事が自分にあわないとストレスを抱えやすい
正社員として働き始めたものの、入社前のイメージと実際の業務内容にギャップがあると、仕事があわず「しんどい」と感じる場合も。仕事に慣れて業務をこなせるようになれば、「しんどい」と感じる気持ちも改善されるでしょう。
しかし、どうしても自分にあわないときは、仕事に対して悩みストレスを抱えながら働く恐れもあります。仕事が自分にあわず悩む場合は、別の働き方を検討してみるのも手段の一つです。
「きつい」「無理だ」と感じたら休むことも大切
元気に働くためには体と心のバランスが大切です。正社員の仕事や働き方が「きつい」「無理だ」と限界を感じたら、ゆっくり休みましょう。休むときは仕事のことを考えず、心からリフレッシュするよう意識したうえで過ごしてみてください。元気になったら今の仕事や働き方を見つめ直し、「自分に合っているのか」「改善できるポイントはあるか」と考えてみましょう。ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
正社員がしんどいと感じたときに試したい5つの対処法
正社員で働くことが「しんどい」と感じたら、自分に合うストレス解消法を探したり、業務のこなし方を見直したりする方法を試してみましょう。対処法が分かると正社員としての働き方や、仕事に対するストレスも感じにくくなる可能性があります。
ここでは、「しんどい」と感じたときに試したい対処法を紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
正社員がしんどいと感じたときに試したい対処法
- ストレス解消法を探す
- 業務のこなし方を見直す
- 業務量や内容を軽減してもらう
- 時短社員で働く検討をする
- 異動できないか相談してみる
1.ストレス解消法を探す
正社員の仕事が「しんどい」と感じたら、自分に合ったストレス解消法を探してみましょう。ストレス解消法は人によって異なるため、「楽しい」と思えるものを探してみるのがおすすめです。ストレス解消法には、以下のような種類があります。
- ・旅行する
- ・趣味に没頭する
- ・運動する
- ・友人と出かける
- ・美味しいものを食べる
自分に合うストレス解消法が分かると、疲れが溜まった場合もプライベートを楽しむことで、仕事とのメリハリやバランスも保ちやすくなるでしょう。
2.業務のこなし方を見直す
仕事が「しんどい」と感じたときは、業務のこなし方を見直してみるのがおすすめです。仕事のタスクに対して、時間をどのくらい使っているのか洗い出してみましょう。こなすのに時間がかかるタスクがある場合、「何が原因で時間がかかるのか」「効率を上げてこなす方法はあるか」を考えてみてください。業務のこなし方が改善されると、仕事を「しんどい」と感じずに悩みが解消する可能性もあります。
上司や先輩に相談してアドバイスを求める方法も有効
仕事が「しんどい」と感じて悩んだら、直属の上司や職場の先輩に相談してみる方法も有効です。正社員として働くうえで何に悩んでいるのか、どのような場面で「しんどい」と感じているかを相談してみてください。相談することで悩みに寄り添ってもらえたり、現在の状況を改善するためのアドバイスをもらえたりする場合もあるでしょう。3.業務量や内容を軽減してもらう
担当している業務量の多さや、仕事内容が原因で「しんどい」と感じる場合は、直属の上司に負担を軽減してもらえないか相談してみましょう。「担当業務は1人でこなすもの」と考えて仕事を抱え込み、業務に遅れが生じると、会社や職場で働く人たちに迷惑をかけてしまう恐れもあります。
自分ではこなせない、期日までに間にあわないと判断したら、早めに相談して業務量や仕事内容の負担を軽減してもらいましょう
4.時短社員で働く検討をする
育児や介護をしながら正社員で働くのは「しんどい」と感じている場合は、時短社員として働くのも一つの手段です。民法の育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律第23条に制定されているとおり、育児や介護をしている方は、短時間勤務に切り替えて仕事ができます。時短社員で働くことで、フルタイムで働くよりもワークライフバランスを保ちやすくなるでしょう。
ただし、就業から1年未満や短時間勤務が困難な場合は利用できない可能性があるため、注意が必要です。
参照元
e-Gov法令検索
育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律
5.異動できないか相談してみる
ストレス解消法や業務のこなし方を見直すなど、自分にできる対処法を試しても「しんどい」と感じる気持ちを改善できないときは、異動できないか相談してみるのも手段の一つです。新しい環境でこれまでとは異なる仕事をすると、抱えている悩みが改善される可能性があります。
直属の上司に相談をする前に、自分の気持ちや考えを整理しておきましょう。なお、相談をしても「希望どおりに異動が叶うとは限らない」と理解しておくことが大切です。
「異動希望はどのように出す?利用できる会社の制度や理由の例文を紹介」のコラムでは、異動希望の出し方や注意点について紹介しています。気になる方はこちらもあわせて参考にしてみてください。
正社員で働く3つのメリット
責任の重さからくるプレッシャーで、正社員は「しんどい」と感じる場合もありますが、雇用や収入が安定していたり、ライフプランが立てやすかったりするのは、正社員ならではのメリットです。ここでは、正社員で働くメリットについて詳しく解説します。
正社員で働くメリット
- 雇用や収入が安定している
- ライフプランが立てやすくなる
- 福利厚生の恩恵を受けやすくなる
1.雇用や収入が安定している
正社員は非正規雇用で働く場合と比べて、雇用や収入が安定しています。厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査の概況」をもとに、以下の表へ雇用形態別の賃金をまとめました。
雇用形態 | 男性 | 女性 | 男女平均 |
---|---|---|---|
正社員 | 363,600円 | 281,800円 | 336,300円 |
非正規雇用 | 255,000円 | 203,500円 | 226,600円 |
正社員の男女平均賃金は336,300円、非正規雇用は226,600円と金額に差があると分かります。正社員の場合、給与は月給制か年俸制になるため、毎月の収入も安定しているでしょう。時給制ではなく、毎月安定した収入があるのは正社員のメリットといえます。
参照元
厚生労働省
令和5年賃金構造基本統計調査 結果の概況
2.ライフプランが立てやすくなる
正社員で働くと、将来のライフプランが立てやすくなるメリットがあります。正社員の場合、社会的信用度が高い傾向にあるため、一般的にローンやクレジットカードの審査も通りやすいでしょう。「△歳までに車やマンションを購入したい」「△歳で家を建てたい」のような将来のライフプランも、具体的に立てることができるのは正社員で働く魅力といえます。
3.福利厚生の恩恵を受けやすくなる
正社員で働くと、福利厚生の恩恵を受けやすいでしょう。雇用保険や健康保険などの社会保険のほか、企業が独自の福利厚生を導入している場合もあります。独自に導入されている福利厚生の例は以下のとおりです。
- ・住宅手当
- ・通勤手当
- ・資格取得費用の補助
- ・結婚、出産祝い金
- ・人間ドック費用の補助
たとえば住宅手当の福利厚生がある場合、毎月の家賃負担が軽減されるため、貯金をしたり自分の趣味にお金を使ったりできるでしょう。正社員は安定した収入とあわせて福利厚生の恩恵も受けられることから、満足のいく生活が叶いやすくなるといえます。
福利厚生について詳しく知りたい方は、「福利厚生には何がある?企業が用意する目的と対象となる条件について解説」のコラムも参考にしてみてください。
「正社員がしんどい」なら転職も視野に入れよう
紹介してきた対処法を試しても「正社員がしんどい」と感じる気持ちが改善されないときは、転職することも視野に入れてみましょう。転職して今とは異なる職種で働いたり、職種は変えずに新しい環境で働いたりすると悩みが改善される可能性もあります。
きつくない働き方を叶える転職活動のコツとは?
働きやすく、自分に合った仕事を見つけるためには、自己分析や企業研究を行う方法が有効です。一人で転職活動を進める自信がない場合は、就職・転職エージェントを利用する方法もあります。以下で解説していくので、転職活動をする際の参考にしてみてください。
自己分析を行い適性を知る
自己分析を行うと、自分の適性が分かるためおすすめです。自己分析ではこれまでの人生を振り返り、時系列ごとにエピソードを洗い出してみましょう。たとえば、「高校時代はレギュラーを目指して自主的にトレーニングを行い努力した」「大学時代のアルバイトでは、接客マナーをお客さまに褒めてもらえ嬉しかった」のように、エピソードを深掘りしてみてください。
自己分析を深掘りできると、自分の強みや大切にしている価値観も分かってくるでしょう。自分自身に対して理解が深まれば、仕事探しをするうえでも役に立つと考えられます。
「自己分析とは?実施のメリットと就活・転職活動での必要性を解説」のコラムでは、自己分析を行うメリットとあわせてやり方の解説をしています。こちらもぜひご覧ください。
企業研究をして理解を深める
企業研究をすると調べた会社への理解が深まり、入社後のギャップも起きにくくなるでしょう。入社後に「想像と違った…」とギャップを感じると、働いていて「しんどい」と感じる可能性もあります。希望の働き方を叶えるためには、しっかりと企業研究を行い業界や会社に対する理解を深めることが大切です。
企業研究をする際は、気になる会社のWebサイトにアクセスして事業内容や企業理念、求める人物像などを確認してみましょう。調べた内容を会社ごとに分けてノートに書いたり、パソコンでまとめたりしておくと振り返りもしやすいのでおすすめです。
「企業研究のやり方とは?情報収集の方法や得られるメリットなどを解説!」のコラムでは、企業研究のやり方を分かりやすく解説しています。気になる方は参考にしてみてください。
就職・転職エージェントを利用する
転職活動をする際は、就職・転職エージェントを利用する方法もあります。就職・転職エージェントでは、求職者が円滑に就活を進められるように、包括的なサポートを行ってくれるのでおすすめです。就活に対する不安があっても、キャリアアドバイザーが相談に乗り求職者のサポートをするため、安心して転職活動ができるでしょう。
「就職エージェントとは?利用できるサービスやおすすめの活用方法を解説!」のコラムでは、就職エージェントが提供しているサービスや利用する流れについて解説しています。詳しく知りたい方はこちらのコラムもおすすめです。
「正社員の仕事がきつい…」「今の働き方がしんどい…」とお悩みの方は、就職・転職エージェントのハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブでは、キャリアアドバイザーが仕事に関する悩みや希望を丁寧にヒアリングします。ヒアリングをしたうえであなたの適性に合った求人を厳選して紹介するので、今の仕事や働き方に悩んでいる場合も安心です。
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正社員がしんどいときに関するQ&A
正社員が「しんどい」と感じる場合に関する質問に対して、Q&A形式で回答しています。気になる方はぜひ参考にしてみてください。
シフト制で働く正社員で、仕事がしんどいと感じます…
今の仕事が「しんどい」と感じたら、ストレス解消法を探したり業務のこなし方を見直したりする方法がおすすめです。自分に合った解消法が見つかると、リフレッシュをしながらストレスを解消できる可能性があります。
業務の見直しをする場合は、自分が担当している仕事のタスクに対して、どのくらい時間を使っているのか洗い出してみましょう。時間のかかるタスクがあれば、何が原因で遅くなるのか考えてみてください。原因が分かり効率を上げられれば、「しんどい」と感じる悩みが改善される場合もあります。
共働きの正社員で子育てするのはしんどいですか?
「しんどい」と感じるかどうかは人によります。正社員の共働きで子育てをするのが不安な方は、パートナーに相談のうえ2人で話し合いをしてみてください。
企業によっては時短勤務で働けたり、保育施設やベビーシッターなどを利用した際の費用を補助したりする場合もあります。自分たちにとって最善の方法を検討したうえで、働き方や子育てと向き合うことが大切です。
精神的に無理と感じたので別の仕事に転職したいです
仕事をしていて無理と感じた場合、新しく環境を変えると抱えている悩みやストレスが改善される可能性があります。別の仕事への転職を希望するなら、就職・転職エージェントに相談して、円滑に就活を進められるようにサポートしてもらう方法がおすすめです。
「もう限界…仕事のストレスで疲れたときの原因と対処法」のコラムでは、仕事で「もう限界」と感じたときの対処法について解説しています。気になる方はこちらもご覧ください。
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京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。