- フリーター就職支援「ハタラクティブ」トップ
- お役立ち記事TOP
- 飛び込み営業とはどんな仕事?成功のコツや向いている人の特徴を紹介
飛び込み営業とはどんな仕事?成功のコツや向いている人の特徴を紹介
更新日

この記事のまとめ
- 飛び込み営業とは、アポイントをとらずに企業や個人宅を訪問する営業手法
- 飛び込み営業でやりがいを感じるのは、契約がとれたり成果が見えたりしたとき
- 飛び込み営業は相手の都合を事前に確認しないため迷惑がられるケースも多い
- 飛び込み営業には、ポジティブで前向きな人が向いているといえる
飛び込み営業とは、アポイントメントをとらずに訪問する営業手法のことです。突然の訪問で成果が出るのか、迷惑がられたり怒られたりしないか気になる方もいるでしょう。飛び込み営業では、相手に不快感を与えないようふるまうことが大切です。このコラムでは、飛び込み営業を成功させるためのコツや、向いている人の特徴などを解説します。今の仕事を辞めて営業職への転職を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
自分に向いている仕事を
簡単に診断してみましょう
性格でわかる
私の適職診断
飛び込み営業とは
飛び込み営業とは、売り込みたい相手にアポイントを取らずに飛び込みで営業を行い、顧客の新規開拓をしていく営業手法です。飛び込み営業は事前連絡をせずにいきなり訪問するため、企業への営業には不向きな方法といえます。一方、個人相手の場合は1対1での商談となるため、コミュニケーション能力やスキルで活躍しやすい場合もあるでしょう。
飛び込み営業のメリットとデメリット
飛び込み営業をするメリットには、直接企業の担当者と会って関係性を築けたり、成功すればその場ですぐに成果をあげられたりすることなどが挙げられます。
ただし、アポイントをとらないことから企業への営業では面会を断られることもあるようです。また、相手の都合を確認せず行うため、個人顧客からは迷惑がられる可能性がある点もデメリットといえます。
飛び込み営業でやりがいを感じる5つの場面とは
飛び込み営業のやりがいは、契約成立時はもちろん、営業職としての成果が収入や顧客との関係に結びついたときといえます。具体的にどのようなときにやりがいを感じられるのか、以下で紹介します。
1.商談が成立したとき
「商品が売れた」「契約を締結できた」など、商談を成立できた瞬間が、飛び込み営業をしていて最もやりがいを感じる場面ではないでしょうか。特に、飛び込み営業は事前の約束をしていないため、成功したときのやりがいは大きいようです。
2.成果につながったとき
成果が収入に結びついたときは、「目に見えるやりがい」になるでしょう。インセンティブ制度を導入している企業であれば、実績に伴いさらなる収入アップに繋がります。頑張った分だけ、昇格やキャリアアップなど上司からの評価を得やすいこともポイントです。特に、不動産業や保険業界などでは扱う商材が高額のため、1件の契約でも多額のインセンティブが期待できます。
3.顧客と信頼関係を築くことができたとき
顧客との信頼や理解が深まったときは、サービス業としてやりがいもひとしおでしょう。飛び込み営業の場合はアポイントを取らずにいきなり訪問するため、最初は相手の警戒心が強い傾向があります。そのため、顧客との距離感を縮められたときの達成感や喜びは、ほかの業種よりも大きいといえるでしょう。その場の喜びだけでなく継続して利用してもらうには、深い信頼関係が必要です。その分、顧客満足を継続させるには綿密な気配りや努力が求められますが、自分で顧客を創っていくことはやりがいにつながるでしょう。
4.多様な業界や年齢の人と交流できたとき
前述のとおり、飛び込み営業では相手の状況を確認せずにいきなり訪問します。そのため、ほかの営業手法よりも、さまざまな業界の企業や顧客との交流が多くなりやすいことが特徴です。アポイントなしで出向く場合、その時間に商談の担当者や現場の責任者がいるとは限りません。そのため、相手企業の若手社員やベテラン社員、取引先など、さまざまな年齢層や立場の人と交流する機会があるでしょう。たとえ偶然でも、人との出会いや繋がりが結果に結びつくことも考えられます。
5.成長を実感できたとき
飛び込み営業の経験を積んでコミュニケーションスキルが上がれば、人脈を広げやすくなる可能性があります。また、相手の状況だけでなく雰囲気や人柄も理解していない状態で営業をしていくため、忍耐力や判断力も鍛えられるでしょう。なお、飛び込み営業では、思わぬクレームやトラブルが起こることもあります。その経験で冷静な対応力が養われることも期待できるでしょう。
営業の仕事のやりがいについて詳しく知りたい方は、「営業職とは何をする仕事?業務の内容やメリット・デメリットを解説!」のコラムも参考にしてみてください。
飛び込み営業に向いている人の特徴とは
飛び込み営業に向いている人の特徴は、「ポジティブさ」「洞察力」「清潔感のある身だしなみ」などです。飛び込み営業は、相手の情報が何もないまま訪問するため、警戒されたり冷たい態度をとられたりすることも少なくないでしょう。そんなときでも前向きな姿勢で、常に改善点や戦略を立てられる人が飛び込み営業に向いているといえます。以下に、飛び込み営業に向いている人と向いていない人の特徴をまとめました。
飛び込み営業に向いている人の特徴
- ・前向きでポジティブな発想ができる
・何が改善点なのか深掘りできる
・笑顔でコミュニケーションが取れる
・清潔感のある身だしなみを意識できる
上記のように、物事に前向きな姿勢で向き合えたり明るい対応を意識できたりすると、飛び込み営業に向いているといえます。また、改善案や対策などの戦略を立てられると、成果を出しやすく収入アップや昇格も目指せるでしょう。クレームなどで相手から冷たい態度をとられても動じずに対応できるタフさがあれば、さらに活躍しやすいといえます。
飛び込み営業に向いていない人の特徴
- ・ネガティブで感情的になりやすい
・ある程度相手の情報がないと動けない
・最初から売り込みを意識しすぎる
飛び込み営業は、基本的に初対面の人と関わることが多いため、ネガティブな状態だと相手に暗い印象を与えてしまいかねません。また、顧客に関する情報がないと戦略を立てられなかったり行動できなかったりする場合も、飛び込み営業には向いていないでしょう。さらに、飛び込み営業では、何度も相手にされない状態が続いても、諦めずに挑戦を続けるタフさや精神力が求められます。
自分が営業職に向いているか確認したい場合は、「営業って何をする職種?求められるスキルや向いているタイプを紹介」のコラムもチェックしてみてください。
飛び込み営業を成功させる5つのコツ
飛び込み営業が成功するコツは、時間の使い方や訪問のタイミング、清潔感など、相手を気遣うさりげない配慮にあります。常にアンテナを張り巡らせ視野を広げなければ、相手との何気ない雑談や戦略のルールも用意できません。いかにさりげなく、自然に振舞えるかがポイントです。飛び込み営業でキャリアを積みたい方は、以下の点を参考にしてみてください。
1.売り込みを意識し過ぎない
飛び込み営業のコツは、最初から結果を出すことを意識し過ぎないことです。飛び込み営業の場合は、その場で結果が出ることは少ない傾向にあります。「絶対に結果を出そう」という気持ちで挑むと焦りが顔に出てしまい、「相手のことよりも売上や結果が欲しいのでは」と、より敬遠されてしまう恐れも。はじめから前のめりで営業せずに、まずは信頼関係の構築や相手の意見に耳を傾けることから始めましょう。
2.礼儀や身だしなみに気を使う
清潔感やマナーは、営業職としての基本です。特に飛び込み営業では事前連絡がないため、電話口での印象も伝わっていないまま訪問することになります。自分の印象や存在も、なにひとつ相手は知らない状態で飛び込むには、誰が見ても不快さを感じない清潔感や常識ある振る舞い、マナー、礼儀が必要です。訪問時間や挨拶、言葉遣いなど、失礼のないようにしましょう。
3.時間の使い方と訪問のタイミングを考慮する
訪問数を多くするのが飛び込み営業の基本です。しかし、1日の時間は限られているため、効率性を考えて事前にきちんとスケジュールを立てたり、予定どおりにいかない場合の対処策を用意したりして時間を有効活用しましょう。
また、訪問は午前中の営業スタート時間から優先順位をつけ、交通手段や優先度に沿って動くのがコツ。たとえば、午前9時から営業活動を開始する場合、朝早い段階で優先度の高い場所へ訪問すると、他社の営業の方と時間がかぶりにくい可能性があります。
4.事前に会話のネタを用意しておく
売り込む商品につながるような会話のネタを事前に用意しておくと、話しの流れで自然に売り込みやすくなるでしょう。前述したように、いきなり商品の紹介などの営業を行うのは逆効果といえます。雑談からスタートして信頼関係を築くのも、営業職の仕事の一貫です。会話のネタが見つからない場合は、相手が興味のあることを話題にするのもおすすめ。そのほか、天気やニュース、時事ネタなども活用しましょう。
5.独自のルールを決める
自分独自のルールを決め、個性や自分の強みを活かしやすいようにしておきましょう。飛び込み営業だけでなく、営業職はひとりで訪問するのが一般的です。そのため、先輩や同僚の真似をするだけではなく、自分にしか出せない良さを見つけることも大切。「雑談からどんな流れで商談に入っていくか」「移動中は必ず○○をして時間を有効利用する」など、自分でルールを作って何をしたら契約成立に繋がりやすくなるかを掴んでおきましょう。
飛び込み営業として成功するには、上記のようなコツが挙げられます。しっかりとおさえて、ライバル社員との差別化や目標を達成するための参考にしてみてください。今後、営業職や飛び込み営業への転職を検討しているのであれば、転職エージェントで求人を紹介してもらうこともひとつの手段です。
ハタラクティブは、10代・20代など、若年層に特化して就職・転職活動をバックアップしています。無料相談で未経験の求人をご紹介しているほか、プロのアドバイザーがマンツーマンでサポート。転職後のアフターケアも充実しています。希望に沿った職種に合わせ、一人ひとりの就職・転職活動に熱心に向き合いますので、ぜひご登録ください。
営業職に関するFAQ
未経験から挑戦しやすい営業職ですが、自分に合う仕事なのか不安に感じる人は多いでしょう。ここでは、そんな営業職に関するお悩みをQ&A方式で解決していきます。
営業に向いている人はどんな人ですか?
営業職に向いている人の特徴としては、「コミュニケーション能力が高い」「聞き上手」「フットワークが軽い」「論理的に考えられる」などが挙げられます。
営業職にはどんな種類がありますか?
営業職には、既存の顧客を回る「ルートセールス」や、来店したお客さまを相手に営業活動を行う「内勤営業」、病院や薬局といった医療機関向けに営業を行う「MR」などがあります。そのほかの営業の種類については、「営業の仕事の種類はどんなものがある?魅力や事務との違いを解説」のコラムでご確認いただけます。
飛び込み営業はキツいって本当ですか?
飛び込み営業は、新しい顧客を探す「新規営業」の一つですが、法人営業やルート営業などに比べて契約までの過程が長く、難しい面があるのも事実です。積極性や、断られたときに引きずらない強いメンタルがあると、テレアポや飛び込みで営業をするときに役立つでしょう。
営業職は未経験からでも挑戦できますか?
営業職は未経験歓迎求人が多く、社会人未経験の方も挑戦しやすい職種といえます。コミュニケーション力はある程度必要ですが、必須となる資格はないので、これまでの経験に自信のない方も目指しやすいでしょう。未経験からの就職・転職は、就職サポートサービスを活用するとスムーズです。詳しくは、就職サポートサービスの「ハタラクティブ」にご相談ください。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
- 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方
ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
経歴不問・未経験歓迎の求人を豊富に取り揃え、企業ごとに面接対策を実施しているため、選考過程も安心です。
※2023年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。