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「職場に居場所がない」と感じるときの対処法
更新日
この記事のまとめ
- 「職場内に居場所がない」と感じる場合は、まず何が理由かを考えよう
- 職場内に居場所がないと感じやすい人はあまりコミュニケーションを取らない特徴がある
- 職場内に自分の居場所がないと、仕事のやる気が出にくいデメリットがある
- 職場に居場所がないと感じるときは転職を考えるのも手
職場内に自分の居場所がないと感じる人もいるでしょう。会社で疎外感を感じる原因は人によって異なります。もし、会社で自分の居場所を見出せない場合は、まず原因が何かを考えてみると良いでしょう。このコラムでは、「職場内に居場所がない」と感じる理由や対処法をご紹介。また、「居場所がない」と感じる人の特徴や場面も解説しているので、現状を変えたい方はぜひ参考にしてみてください。
職場で居場所がないと感じる理由
毎日通う会社のなかで、「自分の居場所がない」と感じるのはつらいものです。「職場内に自分の居場所がない」と感じる場合、まずはその理由を明確にして解決策を考えてみましょう。職場で疎外感を感じやすい理由としては、以下のようなものが挙げられます。
職場での自身の存在意義が分からない
職場で自身の存在意義が分からない場合、居場所がないと感じることがあるようです。職場で自身の存在意義が分からないと、「自分が何のために仕事を行っているのか」「どのような役に立っているのか」が分からず、「自分はいなくても良いのでは」と思ってしまうことも。
また、職場での存在意義が分からないままの状態が続くと、仕事にやりがいを感じられず、業務に支障をきたしてしまう可能性も考えられるでしょう。
職場で存在意義が見いだせない人は「会社で必要とされる人になるためには?仕事ができる人の7つの特徴も解説!」のコラムもあわせてご覧ください。
重要な情報が共有されない
職場で重要な情報が自分だけ共有されていないと、居場所がないと感じやすくなることも。重要な情報が共有されていないと、自分だけ周りと話が合わなかったり、疎外されている感じがしたりするでしょう。また、重要な情報を知らないと、最悪仕事でミスをしてしまうことも考えられます。
このような状況で、職場で相談できる人がいないとなおさら孤独感が強くなり、「居場所がない」と感じやすくなるでしょう。
職場で居場所がないと感じやすい人の特徴
職場で居場所がないと感じやすい人の特徴として、「職場の人とあまりコミュニケーションを取らない」「話しかけにくい雰囲気がある」「思考がネガティブな傾向にある」などが挙げられます。
以下で詳しく紹介するので、参考にしてください。
職場の人とあまりコミュニケーションを取らない
職場で居場所がないと感じやすい人の特徴に、「職場の人とあまりコミュニケーションを取らない」が挙げられます。職場の人とあまりコミュニケーションを取らないと、人間関係や信頼関係を深められず、孤立状態になりやすいでしょう。
また、コミュニケーションを取ってないと、周りからも「話しかけにくい人」と認識されてしまい、避けられる可能性も考えられます。
職場でのコミュニケーションの取り方ついては「仕事をもっと有利に!コミュニケーション能力を高めよう」のコラムで紹介しているので参考にしてください。
話しかけにくい雰囲気がある
前述しましたが、自身が話しかけにくい雰囲気があると周りが近寄りづらいため、孤独になる可能性も考えられます。周囲がコミュニケーションを取ろうとしても、壁を作ったり、避けたりしている場合は、自ら職場の居場所をなくしていることも。
職場に自分の居場所がないと感じている人は、自分が話しかけにくい雰囲気を出していないかを気をつけて過ごしてみると良いでしょう。
思考がネガティブな傾向にある
思考がネガティブな傾向にある人も、職場に居場所がないと感じる場合があるようです。思考がネガティブな傾向にあると、周りの人までネガティブな気持ちにさせてしまうため、避けられやすい可能性が高いでしょう。また、常にネガティブな思考で働いていると、業務に悪影響を及ぼす可能性もあるため、周りからあまり良く思われないようです。
何事もマイナスにとらえるのではなく、ポジティブに考えて行動すると良いでしょう。
仕事に真剣に向き合っていない
仕事に真剣に向き合っていないと、職場での居場所をなくす可能性があります。周りが真剣に仕事に取り組んでいるなか、一人だけ真剣に向き合っていないと、意識の違いにより孤立しやすくなるでしょう。
また、仕事への向き合い方次第では、会社やほかの従業員から認めてもらえず、良い評価を得られないことも。職場に居場所がないと感じている人は、一度仕事への向き合い方を見直してみるのもおすすめです。
自分勝手に振舞っている
職場に居場所がないと感じている人のなかには、自分勝手に振舞っているのが原因なことも。その場の雰囲気を読めずに自分勝手に振舞っていると、周りから嫌がられてしまう場合もあるでしょう。
また、自分勝手に振舞い、業務に支障をきたしてしまう人は、職場の雰囲気を乱してしまうため、なるべく関わらないよう避けられている可能性もあります。
「職場に居場所がない」と感じる場面
「職場に居場所がない」と感じる場面は、「仕事を任せてもらえない」「社員同士の会話に混ざれない」「飲み会や食事会でいつの間にか孤立している」などが挙げられます。
自身が職場で居場所がないと感じる場面と照らし合わせながら見てみましょう。
仕事を任せてもらえない
会社から仕事を任せてもらえないと、「職場に居場所がない」と感じる人もいるようです。仕事を任せてもらえずに単純な作業ばかりしていると、仕事のモチベーションが下がってしまいます。
「職場での自身の存在意義が分からない」でも解説したように、仕事を任せてもらえないと、自身が何のために仕事をしているのか、会社で何の役に立っているのか、存在意義が分からなくなってしまうため、職場に居場所がないと感じてしまうことがあるようです。
社員同士の会話に混ざれない
「職場に居場所がない」と感じる場面の一つに、「社員同士の会話に混ざれない」が挙げられます。職場で社員同士が仲良く話しているのに、自分だけ会話に混ざれないと孤独感を感じ「居場所がない」と感じることもあるようです。
入るタイミングが分からなかったり、自分の知らない話をしていたりすることから、会話に入りにくいと感じてしまうでしょう。
飲み会や食事会でいつの間にか孤立している
会社の飲み会や食事会でいつの間にか孤立している場面も、「職場に居場所がない」と感じるようです。飲み会や食事会では普段の仕事のときとは違い、フラットに話せる環境になるため会話が弾むことも多いでしょう。
しかし、そのような場で誰も話しかけてくれなかったり、気づいたら自分の周りだけで盛り上がっていたりすることも。自分だけ飲み会や食事会の会話やノリについていけずに孤立していると、自分は必要とされていないと感じてしまうようです。
職場に居場所がない場合のデメリットとは?
職場に居場所がない場合のデメリットは、「仕事のやる気が出にくい」「スキルアップの機会を逃しやすい」「社内での連携が取りにくい」などがあるでしょう。
以下で職場に居場所がない場合のデメリットを詳しく解説するので、参考にしてください。
仕事のやる気が出にくい
職場に居場所がないと、仕事のやる気が出にくくなる場合があります。仕事を行ううえで、仕事に対するやる気を出すために、社員同士で協力し合うこともときには必要です。しかし、協力したり、励まし合う仲間がいないとやる気が出ないため、仕事がスムーズに進みにくくなるといえるでしょう。
スキルアップの機会を逃しやすい
職場に居場所がないと、スキルアップの機会を逃しやすいデメリットがあります。職場に居場所がない人は、職場内で人間関係があまり上手くいっていない可能性が考えられるでしょう。そのため、先輩や同僚から、仕事のスキルや知識を学ぶ機会を失っている場合もあります。
また、キャリアアップするための十分なスキルを持っているのに、職場内で人と関わることが少なく気づいてもらえない可能性もあるでしょう。
社内での連携が取りにくい
職場に居場所がないと、社内での連携が取りにくいデメリットも挙げられます。職場に居場所がなく孤立していると、ほかの社員と連携が取りにくい場合が考えられるでしょう。
常にコミュニケーションを取っていれば、普段の会話のなかで仕事の報告をして連携を取ることが可能です。しかし、普段から周りとコミュニケーションを取らない場合、ほかの社員と仕事の連携を取ることが難しい可能性もあるでしょう。
また、社内での連携が取れていないと、大きなミスにつながる恐れもあるため、日ごろから社員同士でコミュニケーションを取ることは重要といえます。
メンタル面で負担がかかりやすい
職場に居場所がないことは、メンタル面で負担がかかりやすいデメリットがあるでしょう。前述したように、職場に協力したり、励ましあったりする仲間がいると仕事に対するやる気も起こります。
しかし、職場に居場所がないと、いくら仕事が好きでも居心地の悪さを感じてしまうでしょう。また、仕事が上手くいかなかったときに相談できる存在がいないとメンタルに負担がかかりやすくなってしまいます。
「居場所がない」と感じるときの対処法
職場内で居場所がないと感じる場合は、理由を明確にして現状としっかり向き合うことが大切です。以下では、「居場所がない」と感じるときの解決策をご紹介します。
自分の役割や仕事の全体像を把握する
「職場に居場所がない」と感じたら、自分の役割や仕事の全体像を把握するようにしましょう。自分の役割や仕事の全体像を理解すると、自分が何の役に立っているのか、どのような仕事を受け持っているのかが分かり、自身の仕事面での存在意義を確認できます。
また、自分の仕事が何に活かされているのかを知ることで、職場で居場所がないと感じることも減るでしょう。
職場の人とコミュニケーションを図り関係を構築する
職場の人とコミュニケーションを図り、関係を構築するのも職場で居場所を作るうえで必要なことです。「職場で居場所がないと感じているけど、原因が分からない」という場合は、「挨拶をする」「話しかける」などの基本的な行動からはじめてみるのも良いでしょう。休憩時間などに「お疲れさまです」と声をかけ、そのまま他愛もない話をしてみることでスムーズに会話が進む可能性もあります。
職場の雑談に参加するのもおすすめ
なるべく職場の雑談に参加するのも、職場に居場所を作るうえで必要なことといえます。職場の人と雑談を交わしていると、コミュニケーションを取る頻度も自然と増えて「居場所がない」と感じることも減りやすい傾向に。また、雑談の中でお互いの人柄や考え方などを知ることで、信頼関係を築いていけるでしょう。
周囲に仕事がやりやすいと思ってもらえるよう動く
周囲に仕事がやりやすいと思ってもらえるように働くのも対処法の一つです。テキパキと仕事をこなし、周囲に仕事がやりやすいと思ってもらえると、必要にされることが多くなるでしょう。
また、仕事をスムーズに進められると、同僚や後輩から仕事の進め方を聞かれたり、相談をされる場合も。職場の人に必要とされる存在になることで、自然と職場に居場所ができやすくなるでしょう。
相手に関心を持つ
人と仲良くなるのは、仕事上の関係だけではなかなか難しいものです。挨拶だけでなく、相手に関心をもって接することで、自分の居場所を見つけられることもあるでしょう。人と関わるときは、「相手のことを知りたい」「自分のことを知ってもらいたい」という思いを持つことも大切なポイントです。
職場で自信をもつためのコツ
職場で自信を持つためには、自分の役割や仕事を行ううえでの目標を明確にしましょう。自分の役割や仕事の目標を明確にすると、「自分が仕事で何の役に立っているのか」を理解できたり、目標達成を目指して計画的に仕事を行えたりするようになります。また、目標を達成できると達成感を味わえ、少しずつ自信も湧いてくるでしょう。
職場に居場所がないと感じるときは転職を考えるのも手
もし、「職場に居場所がなくて仕事にやりがいを感じない」と思っている場合は、転職を考えてみるのも1つの方法です。「現状からどうやって抜け出したら良いのか分からない」「転職する勇気が出ない」といった悩みがあるなら、エージェントを利用してみると良いでしょう。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。