ボーナスの平均額は20代でいくら?職種ごとに異なる支給額を解説

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この記事のまとめ

  • ボーナスは給料と違い支払いの義務がなく、景気や会社の業績に左右される
  • ボーナスの平均額を20代で比較すると、職種によって大きな差が見られる
  • ボーナスの平均額を20代で比較したとき、「公認会計士」「税理士」などが高い
  • ボーナスの平均額より20代の就職・転職は仕事にやりがいを見いだすことが大切

ボーナスの平均額は20代でどのくらいなのでしょうか?ボーナスとは、給料とは別に支給される特別手当のことです。このコラムでは、ボーナスの平均額を20代に焦点をあて職種ごとに解説。ボーナスの使い道についても紹介しています。また、自身が本当にやりたい職種が決まっている場合は、ボーナスの額にとらわれず何を基準に職場選びをするべきか考えてみましょう。

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ボーナスとは

給料とは別に、特別に支給される特別手当のことです。決まった時期に支給されるのが給料で、それ以外の特別な報酬を指します。

ボーナスの基本的な概念

日給や月給など定期的に支払われる給料以外の臨時収入で、賞与とも呼ばれています。夏と冬の年2回、もしくは年に1回支給している企業が多く、会社員にとっての収入源の1つともいえるのがボーナスです。しかし、ボーナスそのものを支給していない企業があるのも事実。企業によって支給条件には幅があり、勤続年数や役職の有無でも差があるようです。

給料とは違い経営状態によっては支給されないこともある

一般的には、企業ごとに基本給の何ヶ月分と支給額が定められていますが、景気や業績の変動で金額が増減するケースも少なくありません。業績や経営状態によっては支給されない場合も。なぜならボーナスは、給料のように支払いが義務付けられているものではないからです。ボーナスの支給額や支給そのものの有無は、景気や企業の業績に比例する傾向にあります。こちらの「ボーナスは何ヶ月分?支給されないことがあるのはなぜ?」でも、詳しく解説していますので、気になる方はチェックしてみてください。

近年は縮小傾向

大企業になるほどボーナスの安定した支給が見込めますが、社会全体はまだまだ不景気のさなかといわれています。現在業績が安定している企業でも、先の見通しが立たないのが現状です。ボーナスの支給自体をカットする企業が年々増加し、夏と冬の年2回、年3回など安定して支給している企業は縮小傾向にあるといえます。

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ボーナスの平均額は20代でどれくらい?

ボーナスの平均額は20代でどのくらいか気になる方も多いのではないでしょうか。厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」から数ある職種と、ボーナスを含めた「年間賞与その他特別給与額」をいくつか順不同でピックアップしました。各職種とも、勤続年数1〜4年目の20〜24歳と25〜29歳のデータになります。

職種20~24歳25~29歳
看護師68万8,100円76万2,400円
保育士64万5,900円55万8,100円
公認会計士、税理士102万100円110万3,500円
理容・美容師4万2,000円2万5,400円
建築技術者68万8,600円85万5,400円
土木技術者70万3,600円99万5,500円
ソフトウェア作成者48万6,100円70万6,300円
デザイナー35万6,000円37万6,600円
金融営業職業従事者66万9,200円103万5,100円
介護職員(医療・福祉施設等)42万5,600円42万9,000円
航空機操縦士15万8,800円18万2,500円
航空機客室乗務員15万7,400円26万4,200円
自動車整備・修理従事者60万1,100円68万8,800円
大工41万1,700円23万6,000円

引用:厚生労働省「賃金構造基本統計調査

厚生労働省の調査結果では、ボーナスの年間支給額が最も多い職種は、公認会計士の約100〜110万円という結果になりました。逆に最も低い職種は美容師で、平均支給額は約2〜4万円です。同じ20代でも職種ごとに大きな差があることが分かります。また、男女の違いでもボーナスの支給額に差がありますが、近年は女性が活躍する業種も多く、社会全体で見ると性別の違いによるボーナスの差は、以前より縮まってきているといえるでしょう。「ボーナスの平均額は?何ヶ月分支給されるの?」では、企業規模や高卒・大卒など学歴別のボーナスの平均額がわかりやすくまとめてあります。併せてご覧ください。

参照元
e-Stat
令和4年賃金構造基本統計調査「職種(小分類)、年齢階級、経験年数階級別所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)」

ボーナスを支給された20代は何に使う?

ボーナスを20代の方は何に使っているのでしょうか。ボーナスの使い道には以下のようなものがあります。ボーナスを何に使うか悩んでいる20代の方は参考にしてください。

買い物

自分へのご褒美として、ショッピングを楽しむ方も多いです。ボーナスの支給は、電化製品やインテリア、ブランド品など金額が大きめのものを購入できるチャンスでもあります。高級な時計やバッグといった、普段から身につけられるものもよく選ばれているようです。

旅行

非日常感を味わえるため、ボーナスの使い道を旅行にあてることも。仕事や日常から離れ、束の間のリフレッシュタイムを楽しみたいという声も多い傾向にあります。

貯蓄

結婚や引っ越しなど、今後大きな費用がかかる予定があったり、将来のビジョンを明確に描いていたりする場合には、それに向けて貯蓄をするという方も少なくありません。家庭を持っている方は特に、教育費や住宅ローンにボーナスを回すケースも多いようです。

また、ボーナスの支給について注意したい点は、ボーナスからは税金も引かれるということです。税金などを引いた手取りの額を調べたい方は「ボーナスから税金が引かれたら…手取りはいくら?」を参考にしてみてください。

ボーナスの平均額より20代は本当にやりたい仕事に就くことが重要

自身が本当にやりたい職種が決まっている場合は、そのほかには何を基準に職場選びをするべきか考えてみましょう。

ボーナスはあくまでも労働に対する賞与

定期的に支払われる給料とは違い、ボーナスは労働者への支払い義務がありません。したがって、職場の就業規則にボーナスの支給についての定めがないのも通常のことだといえます。現在ボーナスを支給している企業でも、今後も継続されるのかは不透明なところです。景気や業績次第では、減額や支給の停止も免れません。労働への対価といえるのがボーナスであり、企業側からの厚意であるとも捉えられます。先の見通しが立たないボーナスに期待して資金計画を立てては、思いがけないトラブルに発展することも。仕事探しの際には、ボーナス=安定・継続してもらえる収入ではないことを念頭に置いておくとよいでしょう。

仕事にやりがいを見いだせることの方が大切

就職や転職の際、収入面も大きな条件の1つという方が多いのではないでしょうか。給料にプラスしてボーナスがあれば、モチベーションも上がるはず。しかし、前述の通りボーナスはあくまで支給が不透明な報酬です。長い目で見れば、職場の雰囲気や自宅からの距離、やりたい職種で活躍することなど、ボーナス以外の条件を優先させることが大切だと考えられます。

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