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直属の上司とは?退職の意思を伝えるにはどうしたら良い?
更新日
この記事のまとめ
- 直属の上司とは、自分に対して業務指示を出したり管理を行ったりする上司のこと
- 退職の意思が固まったら、一番に直属の上司へ伝えよう
- 会社の規定にもよるが、退職意思は1.5ヶ月前~3ヶ月前には伝える
- 職場に対する悩みや不満ではなく、引き止められにくい前向きな理由を用意するのがコツ
「直属の上司とは誰を指す?」「退職したいときはまず誰に伝えるべき?」とお悩みの方もいるでしょう。会社を退職する際は、まず自分の直属の上司に相談するのが一般的です。
このコラムでは、直属の上司とはそもそも誰を指すのかにくわえ、マナーを守った退職意思の伝え方やポイントについて紹介します。円満退職を実現させるために、直属の上司に相談する前に退職相談時の流れを理解しておきましょう。
直属の上司とは?
直属の上司とは、自分に対して直接指示を行い、業務やスケジュールを管理する人を指します。
一般的に、課長や部長などの組織運営に携わる管理職が、直属の上司となることが多いでしょう。ただし、会社によってはチーム長など、役職のない一般社員が直属の上司になる場合もあります。
「直属の上司」と「上長」「先輩」の違いは?
上長とは、係長や課長・主任など、「自分より地位が上の人」を指す言葉です。また、先輩は「自分より社歴が長い人」を指します。どちらも社内で自分より立場が上の人を指す言葉であるものの、「上長」は役職に就いたり監督権があったりする人を指すことが多く、「先輩」は役職の有無に関わらず社歴の長い人を指すことが多いようです。
退職の意思は直属の上司に最初に伝えるのがマナー
退職の意思が固まったら、誰よりも先に直属の上司に伝えます。この際、直属の上司を飛ばしてより上位の役職者に伝えるのはマナー違反です。また、先輩や他部署の管理職など、自分の上司でない人には伝えないように心掛けましょう。
同僚などに後先考えずに相談してしまうと直属の上司のマネジメント能力に対し、マイナスな評価が下される可能性があります。その結果、上司の管理職としての立場が問われ、思わぬトラブルや部署内での不和につながる恐れがあります。また、退職を人事部に直接相談するのも避けてください。「退職は人事に直接相談して良い?上司との交渉ポイントと手順も解説!」では、人事部に直接話すリスクについて解説しています。
円満退社を実現するためにも、順序を守って退職意思を伝えましょう。
直属の上司に退職を伝えるときのポイント
直属の上司に退職の意思を伝えるのは、メールやチャットではなく対面がマナーです。また、周囲に人がいる状態で伝えるのを避けるためにも、あらかじめアポを取り会議室などを押さえましょう。
ここでは、直属の上司に退職を伝えるときのポイントをまとめました。円満退職を叶えるためにも、守りたい内容です。
直属の上司に退職を伝えるときのポイント
- 直属の上司にアポをとる
- タイミングに気を付ける
- ネガティブな理由は避ける
直属の上司にアポをとる
退職についての話はデリケートなので、たとえ「自分は誰に聞かれてもいい」と思っていても周囲に人がいない状態が望ましいといえます。そのため、直属の上司に「いまお時間よろしいでしょうか」「相談があるのですが…」などと、直接声をかけてアポイントを取り、直属の上司以外の耳に入らないよう、1対1でじっくりと話し合える場に移動しましょう。
相手が忙しい場合は、メールで事前にアポを取るのも手段の一つです。ただし、退職の意思は口頭でしっかりと伝えるようにしてください。
タイミングに気を付ける
退職を伝えるタイミングは、人手不足になりがちな繁忙期は避けるよう心掛けましょう。プロジェクトの進行中や人事異動、組織変更が発表された直後なども避け、退職の相談日、退職日ともに、ゆとりのある時期が望ましいです。
また、その後の引き継ぎなどを考え、1.5ヶ月前〜3ヶ月前には退職の旨を伝えるのがおすすめ。勤めている会社によっては、何ヶ月前までに申告すべきかの規定があるため、就業規則などを事前に確認しておきましょう。
ネガティブな理由は避ける
直属の上司に退職理由を伝えるとき、人間関係の悩み、給与や待遇への不満などを退職理由にするのは避けましょう。そのような理由で伝えると、環境や待遇を改善するからと引き止められてしまうことも。引き止められたからと躊躇すると、せっかくの転職の機会を逃してしまうことになります。
「違う分野で活躍していきたい」「やりたい職種が見つかった」など、今の環境では実現できない前向きな退職理由を伝えるのが理想的です。退職したいという明確な意思を大切にし、周りに流されないよう円満退職を目指しましょう。
「円満退職するための伝え方は?上司に切り出し方や注意点もご紹介」のコラムでも、円満退職をかなえるコツについてまとめています。合わせて参考にしてください。
直属の上司に相談して円満退職を目指そう
今すぐにでも退職したいからといって、直属の上司への相談もなしにいきなり辞めることは避けましょう。次の企業への転職時や退職に必要な手続きで、自分自身が困ることになります。
また、万が一にも印象の良くない辞め方をしてしまうと、取引先や転職先まで悪評が流れて人脈が失われてしまうことも。「どうせ辞めるから」と残っている業務を雑に行うといったことも避け、在職している間は、自分に課せられた仕事をきちんとこなしましょう。「退職したいときの言い方!切り出し方のコツや辞めたい理由の例なども紹介」では円満退職できるコツについて解説していますので、あわせてご覧ください。
会社を退職する際は事前準備が大切です。退職の仕方が分からず不安なときは、転職エージェントのハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブは、第二新卒やフリーター、既卒といった若年層に特化した支援を行っている就職・転職エージェントです。専任のキャリアアドバイザーが一人ひとりの適性や希望を丁寧にヒアリングし、求人を厳選してご紹介します。
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直属の上司に退職相談する際のお悩みQ&A
ここでは、直属の上司に退職について相談する際のお悩みをQ&A方式で解決していきます。
退職する際に気をつけるべきマナーはありますか?
退職を決意したら、退職予定日の1ヶ月〜3ヶ月前に直属の上司へ相談するのがマナーです。相談する際は、会社に対する不平不満を退職理由に述べるのは避けましょう。詳しいマナーについては、「退職を上司に相談する際のマナーとは?辞める前に行うことも紹介!」でもご確認いただけます。
直属の上司へ伝えづらい場合はどうしたら良いですか?
伝えづらい場合でも、直属の上司に報告するのが退職する上でのマナーです。
理由にもよりますが、「引き止めに合いそうで言えない」という場合は、先に転職先を決めておくと良いでしょう。退職の相談は言いにくいものと割り切り、冷静に対処することが大切です。退職相談のポイントは、「退職が言いづらいときはどうする?仕事を円満に辞めるためのコツも解説」でもチェックできます。
会社を辞めるときの流れを教えて下さい。
退職するときは、退職予定日の1.5ヶ月〜3ヶ月前に直属の上司へアポを取ります。相談当日は会議室などプライバシーが保たれる場所で、上司へ退職の意思を伝えましょう。承諾を得たら「退職願」を提出してください。その後は退職日まで、引き継ぎや社内外へのあいさつと退職の報告などをしながら身辺を整理しましょう。
詳しい退職の流れが知りたい方は、「会社の辞め方や手順を解説!退職理由の伝え方で注意したいことも紹介」をご覧ください。
円満退職するにはどうしたら良いですか?
円満退職のポイントは、退職するタイミングに気をつけることです。
繁忙期や重要なプロジェクト中は、上司の都合が合わなかったり、引き継ぎの時間を確保しにくかったりする場合があります。伝え方や引き継ぎが不十分だとトラブルの要因になる恐れがあるので、余裕をもって退職準備ができるタイミングを見極めることが大切です。そのほか、円満退職のコツは「退職の相談はどうしたら良い?タイミングや伝え方を解説」を参考にしてみてください。
転職についてのお悩みは、若年層向けのエージェント「ハタラクティブ」でご相談いただけます。就職紹介から内定まで、専任のキャリアアドバイザーによるトータルサポートを行っているので、ぜひご利用ください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。