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就職で有利になりやすい資格21選と選び方を解説

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2025.08.07

この記事のまとめ

  • 資格を取得することで基礎スキルや熱意が評価され、就職に有利になる場合もある
  • ITパスポートや秘書検定などの資格は、全職種への就職に有利になりやすい
  • 日商簿記や登録販売者など、特定の職種への就職に有利になりやすい資格もある
  • 資格をアピールするときは取得の目的や努力、入社後の活かし方を明確にしよう
  • 就職活動では有利になる資格を取得するほか、自己分析などのノウハウを知ることも大事
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「就職に有利な資格はある?」と気になる方もいるでしょう。就職活動において、資格を取得すれば必ずしも有利になるとは限りませんが、アピール要素の一つにはなります。自身が希望する職種に役立つ資格や、幅広い職種で活かせる資格を取得するのが望ましいでしょう。このコラムでは、就職に有利とされている資格21選や選び方、アピール方法などを紹介します。

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目次

  • 就職を有利にするには資格が必要?
  • 就職で有利になりやすい資格21選
  • 業界ごとに就職に有利な資格はある?
  • 就職に有利になりやすい資格の選び方
  • 資格を取得するまでの流れ
  • 就職に有利になる資格のアピール方法とは?
  • 就職活動で資格を記載するときに気をつけること
  • 【まとめ】就活では資格だけでなくノウハウを知ることも大事
  • 就職に有利な資格に関するFAQ

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就職を有利にするには資格が必要?

資格を持っていると就職に有利に働くこともありますが、資格はあくまでも就職活動においてアピールできる要素の一つです。そのため、資格をもっていれば内定を獲得できるというわけではないことを押さえておきましょう。どのような場面で資格が有利なのか、以下で紹介していきます。

業務で使う資格は就職に有利になりやすい

志望する業務に関係する資格をもっていると、基礎スキルを示せるので就職に有利になりやすいでしょう。また、入社したあとに、業務で使う資格の取得が必須な企業もあるようです。そのため、必要な資格をあらかじめもっていると、就職活動でのアピール材料になるといえます。

資格をもっていることで熱意を示せる場合もある

志望する業界に関わる資格をもっていると、仕事に対して関心があることを示せるでしょう。また、資格をとるためには勉強が必要なので、「この業界で働きたい」という熱意のアピールにもつながります。志望動機にも説得力をもたせられるため、ほかの志願者との差別化を図りやすくなるでしょう。

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資格が就職に有利になるとは限らない

前述したように、資格があれば必ずしも内定をもらえるとは限りません。厚生労働省の「令和5年若年者雇用実態調査の概況」によると、若年正社員の採用選考にあたって企業が重視した点は、以下のとおりです。

若年正社員の採用選考にあたり重視した点(複数回答)新規学卒者中途採用者
学歴・経歴22.4%23.1%
職業意識・勤労意欲・チャレンジ精神79.3%72.7%
柔軟な発想29.3%22.9%
マナー・社会常識58.6%58.1%
組織への適応性53.2%51.8%
業務に役立つ専門知識や技能
(資格・免許や語学力)
30.4%34.8%
業務に役立つ職業経験・訓練経験14.7%42.3%
コミュニケーション能力74.8%66.9%
従順さ・会社への忠誠心20.1%20.3%
体力・ストレス耐性36.2%31.4%

参照:厚生労働省「令和5年若年者雇用実態調査の概況 2 若年労働者の採用状況 表4 採用区分、若年正社員の採用選考の有無及び採用選考にあたり重視した点別事業所割合」

上記の表を見ると、資格の取得が必須の職種を除き、就職活動では必ずしも資格を求められているわけではないということが分かります。

一方で、資格の保持が勤労意欲やチャレンジ精神の高さを伝える要素になる可能性も。また、資格によってはマナーや社会常識をアピールできる場合もあるでしょう。そのため、資格も十分なアピールポイントになるといえます。興味のある業界があれば、業務に活かせる資格の取得を目指すのも手です。

参照元
厚生労働省
令和5年若年者雇用実態調査の概況

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就職で有利になりやすい資格21選

就職で有利になるとされている資格は、主に「全職種で有利になりやすい資格」「特定の職種で有利になりやすい資格」「無資格だとできない仕事がある独占業務資格」の3つに分類できます。以下で一例を紹介するので、資格選びの参考にしてみてください。

全職種で有利になりやすい資格5選

ビジネスに必要な基礎知識を身につけられる資格は、職種や業界を選ばず役立ちます。ここでは、全職種で就職に有利になりやすい資格を5つ紹介するので、ご一読ください。

TOEIC

TOEICは、英語でのコミュニケーション能力(聞く・読む能力)を測る試験です。スコアで評価され、990点満点中何点採れたかで自身の英語力を示します。最近では、職種に関係なく受検を義務付けている企業もあるようです。

就活でTOEICをアピールする場合、一般的に600点以上のスコアが必要といわれています。取得を検討する場合は、600点以上を目指すのがおすすめです。

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秘書検定

秘書検定では、冠婚葬祭や電話応対、ビジネス文書作成など、業務や人間関係を円滑に運ぶための知識とスキルを測ります。社会人としてのマナーやスキルが身につくので、秘書だけでなく営業職や接客業など、幅広い職種で活かせるでしょう。また、秘書検定を取得すると、未経験者も秘書として就職を目指す際にアピールできます。

ITパスポート

ITパスポートは、ITの基礎的な知識を習得していることを証明する国家資格です。また、経営戦略やマーケティングなど、経営に必要な知識も全般的に学べます。情報技術そのものに携わりたい方だけでなく、情報技術を活用して働きたい方にも有効な資格だといえるでしょう。

MOS

MOSは、マイクロソフト社製のオフィスソフトの使用スキルを証明する国際資格です。WordやExcel、PowerPointなど、社会人として必須のパソコンスキルが身につきます。事務職や税理士事務所など、オフィスソフトを使用する職種への就職で有利になる可能性があるでしょう。

日経経済知力テスト(日経TEST)

日経経済知力テスト(日経TEST)は、経済やビジネスに関する基本的な知識を測るスコア型のテストです。試験を通じて経済や時事問題に関する知識を身につけられます。金融業界や商社への就職、企画やマーケティング関連の職業を目指している方におすすめです。また、面接で最近のニュースについて聞かれた際の受け答えにも役立つ知識が身につくでしょう。

特定の職種で有利になりやすい資格8選

特定の職種に有利になりやすい資格は職種に直結している傾向があるため、就きたい仕事を明確にしてから受験するのが望ましいでしょう。

日商簿記

日商簿記は、企業や店舗のお金の流れを明らかにし、記録する技能を測る資格です。経理や財務といった職種で活かせるでしょう。

仕事に必要なお金に関する基礎知識を身につけたい場合は3級、経理関係の仕事に本格的に携わりたい場合は2級、公認会計士や税理士を将来的に目指したい場合は1級の取得がおすすめです。

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ファイナンシャル・プランニング技能検定(FP技能検定)

ファイナンシャル・プランニング技能検定(FP技能検定)は、税金や保険、年金などに関する幅広い知識を証明するための検定です。ライフプランニングを行う保険業務のほか、金融・不動産・コンサルティングなど、さまざまな業界での活躍が期待できるでしょう。ファイナンシャルプランナーとして企業へ就職する以外に、独立して活動する方法もあります。

基本情報技術者

基本情報技術者試験は、ITエンジニアに必要な基礎知識や実践能力を示す国家資格です。取得するには、コンピュータサイエンスや経営戦略など、広範囲の基礎知識を勉強する必要があります。

知識がない状態から勉強する場合は、まずは先述した「ITパスポート」の資格を取得しておくのがおすすめです。ITパスポートは社会人全般が必要とするITの基礎知識が身につけられるほか、基本情報技術者の試験と出題範囲が近い部分もあるため、事前の対策になるでしょう。

登録販売者

登録販売者は、ドラックストアや薬局などで活躍する、一般用医薬品販売を行うための資格です。登録販売者がいることで、第二類・第三類医薬品の販売ができるので企業からのニーズは高い資格といえます。ドラックストアや薬局への就職を考えている方は、取得を検討しましょう。

医療事務

医療事務は、医療機関で受付や事務の仕事をする際に役立つ資格です。一口に医療事務といっても多くの資格が存在しており、そのなかでも受験者が多く、医療事務の業務全般の知識が身につく医療事務技能審査試験(メディカルクラーク(R))の取得を目指すのがおすすめ。

また、医療事務管理士や診療報酬請求事務能力認定など、さらに難易度が高い資格もあるため、挑戦することでスキルアップを目指せます。

マンション管理士

マンション管理士は、マンション管理のコンサルティング業務に必要な国家資格です。法令関係や管理実務、設備系の問題など、幅広い範囲から出題されます。不動産系のなかでも難易度が高い資格のため、取得を目指す場合はしっかりと時間を確保して勉強しましょう。不動産管理会社への就職を考えている方や、将来的にマンション管理士として独立を考えている方におすすめの資格です。

普通自動車第一種免許

普通自動車第一種免許は、自動車を運転するために必要です。取得の際は自動車教習所に通い、学科教習と技能教習を修了するのが一般的でしょう。タクシードライバーやルート配送ドライバーなどのドライバーの仕事だけでなく、車での移動が多い営業職を目指す場合にも役立つ資格といえます。

中小企業診断士

中小企業診断士は、経営コンサルタント業における唯一の国家資格です。企業の経営状況を分析したうえで、アドバイスや提案を行う仕事であり、コンサルタント会社や金融機関などで活躍できます。難易度が高い資格のため、独学が不安な場合は通信講座を利用して勉強するのがおすすめです。

特定の仕事に携わる際に必要な独占業務資格8選

「独占業務」とは、資格取得者のみが独占的に携われる業務のことを指します。そのため、資格を取得していないと「独占業務」に携わることができません。ここでは、独占業務を目指す際に必要な資格を紹介します。

測量士

測量士は、測量法に基づき土地や建物の測量業務に携わる際に必要な国家資格です。取得することで、公的機関や民間企業での測量業務のほか、建設業界や不動産業界などのプロジェクトにも関われる可能性があるでしょう。

受験資格は設定されていないため、実務経験や学歴を問わず試験を受けられます。ただし、国家資格の中でも難易度が高い資格のため、しっかりと専門のテキストや通信講座などで試験対策を徹底的に行う必要があるでしょう。

土地家屋調査士

土地家屋調査士は、不動産の表示に関する登記に必要な業務を行うために必要な国家資格です。法務省が行う国家試験に合格することで取得できます。土地家屋調査士事務所や測量士事務所での勤務、独立開業などが資格取得後の主なキャリアです。

筆記試験と口述試験が行われ、両方に合格する必要があります。高難易度な資格なので、試験対策をしっかり行いましょう。

宅地建物取引士

宅地建物取引士は、不動産の売買や仲介をする際に必要とされる国家資格です。不動産業界への就職やキャリアアップに関しても評価が高いといえるでしょう。不動産業界にとどまらず、住宅メーカーや金融業でも活かせる資格です。

社会保険労務士

社会保険労務士は、主に「労働・社会保険の手続き」「年金の相談業務」「労務管理の相談」などを行い、企業の人材管理に携わる国家資格です。資格試験は年1回、8月に実施されます。試験に合格後、社労士として一定期間の実務経験を積めば、将来的に独立することも可能です。

通関士

通関士は、通関書類の作成や手続きなど、輸出入に関する業務に携わるための国家資格です。通関士の試験は年1回、10月に実施されます。通関業法や関税法など、貿易に関する知識が必要になるため、試験の難易度は高いですが、その分需要が高く、取得後は幅広く活躍していけるでしょう。

行政書士

行政書士は行政と国民のパイプ役として、「官公庁へ提出する書類の作成」「許認可申請の代理」「クライアントからの相談業務」などを行うための国家資格です。受験資格はなく合格基準が明確なので比較的挑戦しやすい傾向にありますが、難関とされる資格の一つ。生活に密着した法律を学ぶので、普段の生活でも活かせる知識を得られます。

弁理士

弁理士は、知的財産の専門家として、特許登録や商標登録などの出願の手続きの代理、知的財産権の取得や活用の支援などの業務を行うために必要な国家資格です。知的財産に関する専門知識や法律の知識が必要になるため、高難易度な試験になります。

独学でも取得は可能ですが、数年かかる場合もあるため、効率良く取得したい場合は通信講座を利用して勉強するのがおすすめです。資格取得後は、特許事務所や大手企業の知財部への就職、独立開業といったキャリアパスがあります。

公認会計士

公認会計士は、独占業務である財務諸表監査や経理、会計コンサルティングなどさまざまな業務を行います。ビジネスにおいて、独立性や公平性が高いとされる公認会計士は、社会的な信頼が厚い傾向にあるようです。

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業界ごとに就職に有利な資格はある?

自動車業界は自動車整備士、食品業界は食品表示検定など、各業界ごとで就職に有利とされる資格はいくつか存在するようです。以下で一例を紹介します。

不動産業界

不動産業界では、前述した宅地建物取引士やファイナンシャルプランナーを取得しておくと、就職に有利になる場合があるでしょう。これらは業務に直結する資格なので、就職活動でアピールしやすいのがメリットです。

また、宅建士とファイナンシャルプランナーの両方を取得しておくと、お客さまのライフプランに対応しながら不動産の重要事項説明ができます。就職に有利になるだけでなく、入社後のキャリアアップにも有効でしょう。

自動車業界

自動車整備士の資格があると、自動車業界の就職に活かせる場合があります。自動車整備士として働くには、国土交通省が行う自動車整備士技能検定への合格が必要です。また、国土交通省の「自動車整備士になるには 受験資格について」によれば、「実務経験のみの者」「機械学科の修了者」「職訓修了者」などによって、受験資格が異なります。

参照元
国土交通省
自動車整備士になるには

食品業界

食品生産やスーパー、食品メーカーといった食品業界への就職を目指す場合は、食品表示検定やQC検定などの資格取得がおすすめです。食品表示検定とは、食品表示に関わる知識の検定試験。食の安全や安心の向上のため、食品情報を正しく理解・表示・説明する能力を養います。

一方、QC検定とは、品質管理の知識についての試験です。毎年3月と9月に実施が予定されています。3級以上を取得しておくと基礎知識があることの証明になるでしょう。

小売業界

小売業界では、販売士や登録販売者の資格を取得しておくと就職に有利になると考えられます。販売士は、基礎的な接客マナーから経営に関わる知識までを幅広く身につけられる資格です。販売技術やマーケティング戦略力が養われるので、デパートや専門店の販売員・売場責任者など、流通・小売業界で働く際に役立つでしょう。

登録販売者については、このコラムの「特定の職種で有利になりやすい資格10選」で詳しく解説しています。

通信・ソフトウェア業界

通信・ソフトウェア業界への就職を目指す場合は、基本情報技術者試験やITパスポートなどのIT関連の基礎知識が身につく資格を取得しておくと、仕事で有効に活かせるでしょう。

ITパスポートと基本情報技術者試験については、このコラムの「全職種で有利になりやすい資格5選」と「特定の職種で有利になりやすい資格8選」で詳しく解説しているので、あわせて参考にしてみてください。

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就職に有利になりやすい資格の選び方

就職に有利になりやすい資格を取得したい場合は、やりたい分野に関連した知識が身につく、入社後の業務に活用できるなど、自分のやりたい仕事に合った資格を選びましょう。取得したことでどのようなスキルや知識が身についたのか、面接で具体的に説明できるような資格がおすすめです。

受験条件に実務経験がないものを選ぼう

資格のなかには、特定の実務経験がないと受験できないものもあります。就職を有利にする目的で資格の取得を検討している場合、そのような資格は避けるのが無難です。アルバイトで実務経験を積むことも可能ですが、資格を取得するまでに大幅に時間がかかってしまう可能性があります。

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資格を取得するまでの流れ

資格を取るには、「興味のある資格を探す」「資格の情報を集める」「スケジュールを立てる」の順番で進めるのがおすすめといえます。ポイントは、自分の就職活動で有利になる資格は何かを考えることです。

1.興味のある資格を探す

まずは、興味のある業界や仕事に活かせる資格を探してみましょう。「みんなが取っている資格だから」「就職に役立ちそうだから」という理由で資格取得を目指すと、思うように勉強が進まない可能性があります。モチベーションが上がらず、動き出しに時間が掛かってしまうこともあるでしょう。また、就職活動で資格をアピールする際に、「なぜその資格を取得したのか」を説明できるものを選ぶのもポイントです。

2.難易度や受験の日程など情報を集める

取りたい資格が決まったら以下の情報を集め、就職活動の日程と照らし合わせて、資格取得が現実的かどうかを確認します。

  • ・資格の難易度
  • ・資格試験の日程
  • ・資格の勉強方法
  • ・合否結果の通知予定日

資格の難易度が高い場合、資格取得までに相当の時間を要することも。その場合、就職の時期が大幅に遅れる、あるいは、就活までに資格取得が間に合わない可能性があります。また、年間の試験回数が少ない資格も、タイミングによっては書類選考までに取得が難しいことも考えられるでしょう。「就職までに合格できそうか」「勉強方法は確立できるか」など、現実的な部分と照らし合わせてみて判断することが大切です。

3.資格取得までのスケジュールを立てる

「資格取得を目指せそう」と判断したあとは、試験日までのスケジュールを立てます。資格試験の当日から逆算して、資格取得に必要な勉強時間を把握しましょう。アルバイトやプライベートの時間も踏まえて、毎日どのくらいの時間を勉強に充てられるかを計算する必要があります。

年に複数回試験が行われている場合、就職活動を開始する時期との兼ね合いを考えながら、いつ受験するのかを決めましょう。また、資格取得後の就職活動で、どのようにアピールするかを考えるのも大切です。

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就職に有利になる資格のアピール方法とは?

選考では、「資格取得の目的を明確に説明する」「取得の工程で行った工夫や努力を伝える」「入社後どのように活かしたいか伝える」などを意識してアピールすることで、資格が就職に有利になることがあります。以下で詳しく確認してみましょう。

就職に有利になる資格のアピール方法

  • 資格取得の目的を具体的に説明する
  • 取得の過程で行った工夫や努力を伝える
  • 入社後どのように活かしたいかを伝える

資格取得の目的を具体的に説明する

資格取得を目指した理由について、「△△業務に携わり貢献したいため資格を取得した」と具体的に説明することで、評価につながる可能性があります。後付けになっても問題ないので、何のために資格を取得したのか、説得力のある目的を定めておくのが大切です。

取得の過程で行った工夫や努力を伝える

努力できる人物だとアピールするために、資格取得にあたって工夫したことを述べるのも効果的でしょう。勉強時間の組み立て方やスケジュール管理など、具体的な内容を示すと説得力が増すと考えられます。資格取得までの過程を説明することで、計画力や目標達成力などを評価されやすくなるでしょう。

入社後どのように活かしたいかを伝える

入社後、資格やスキルをどのように活用し企業に貢献できるのかをアピールします。たとえば、「語学力を活かして海外との架け橋になりたい」「マナー知識を活かし、丁寧な接客を心掛けたい」などが挙げられるでしょう。このように、入社後のビジョンを伝えることが大切です。

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就職活動で資格を記載するときに気をつけること

応募書類に資格を記載する際は、企業が求めるスキルやレベルを把握しておくのが望ましいでしょう。以下では、履歴書やエントリーシートに資格を記載するときの注意点を解説します。

企業が求めるレベルの資格を記載する

求人票の募集要項を確認し、企業が求める資格の基準をチェックしておきましょう。たとえば、募集要項に「簿記検定2級以上」とある求人の応募で、「日本商工会議所簿記検定試験3級」を記載しても就職に有利になる可能性は低いと考えられます。企業の求める基準に達していない場合も、「2級に挑戦する予定がある」ことを伝えると意欲を示せるでしょう。

勉強している資格も記載する

面接の時点で資格取得には至っておらず勉強中の場合でも、履歴書への記載は可能です。その際は、「●月●日に受験」あるいは「●月頃取得予定」のように記載しましょう。

選考で勤勉さや熱意をアピールできるので、勉強中の資格も積極的に記載するのがおすすめです。

有効期限を確認する

取得した資格の有効期限が切れていると、評価につながらない恐れがあります。また、企業から資格証明の書類を提出するよう求められる可能性も。そのため、以前に取得した資格については、期限が切れていないかをチェックしておきましょう。

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【まとめ】就活では資格だけでなくノウハウを知ることも大事

就活において、資格はあくまで一つのアピール要素の一つと考えましょう。資格取得だけでなく、自己分析や企業研究などのノウハウを知ることも大切です。

資格取得と就職活動を両立したい方は、就職・転職サービスのハタラクティブにぜひご相談ください。ハタラクティブでは、専任のキャリアアドバイザーが、あなたの強みややりたいことをヒアリングしたうえで求人をご紹介します。就活に関するアドバイスや、資格を活かせる就職先を紹介することも可能です。書類の添削や面接の日程調整なども行っています。サービスはすべて無料なので、お気軽にお問い合わせください。

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就職に有利な資格に関するFAQ

ここでは、就職に有利な資格について想定される疑問にお答えします。

就職に強い国家資格はありますか?

求人数が多く需要が高い仕事に活かせる国家資格や、5年後や10年後も求められる将来性のある国家資格などが、就職に強いといえるでしょう。たとえば、不動産の売買の仲介業務に必要な宅地建物取引士や、輸出入に関する手続きを行う通関士などが挙げられます。

このコラムの「就職で有利になりやすい資格21選」で就職に有利になりやすい国家資格も紹介しているので、あわせてご覧ください。

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文系の就職に有利な資格は?

文系の方には、法律や事務系の資格がおすすめです。簿記や秘書検定などを取得することで、就職活動でのアピール材料として役立つといえるでしょう。簿記と秘書検定については、このコラムの「全職種で有利になりやすい資格5選」で詳しく解説しています。

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理系の就職に有利な資格は?

理系と一口にいっても学部によって学ぶ内容はさまざまです。情報系の資格や数学系の資格など、自身の専攻と希望する業界に合うものを選んでみましょう。情報系には「ITパスポート」、数学系には「アクチュアリー試験」などがあります。

高卒が取れる資格で就職に有利なものはありますか?

資格の中には、学歴に関係なく受験できるものもあります。そのため、興味のある業界に関連した資格の取得を目指してみましょう。しかし、資格がなくても就職できる可能性もあります。早めに就職し、実践でスキルを身につけていくのもおすすめです。就職活動に不安がある高卒の方は、ぜひ就職・転職エージェントのハタラクティブにご相談ください。

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後藤祐介
監修者:後藤祐介キャリアコンサルタント

一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!

京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。

資格
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