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「面接が怖い」を克服!不安な気持ちを和らげて乗り越える方法を紹介
この記事のまとめ
- 面接を「怖い」「苦手」と捉えるのは珍しいことではない
- 面接を怖いと感じる原因には、失敗への恐れや対策不足への不安などがある
- 模擬面接で予行練習をすることで、「怖い」という気持ちを軽減できる可能性がある
- 面接中に怖いと感じたら、少し体を動かしたり緊張を素直に伝えたりするのも手
- 選考に不安を感じる人は、求職支援サービスを利用して面接対策を受けるのもおすすめ
就活や転職活動の面接を、「怖い」「不安」と感じる人もいるでしょう。しかし、面接が怖いと思う原因を探って適切な対策をとれば、不安な気持ちを軽減できる可能性があります。
このコラムでは、面接が怖いと思う原因と対処法を解説。面接前の「怖い」「行きたくない」を払拭する方法もまとめたので、不安を抱えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
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「面接が怖い」と感じるのは珍しいことではない
就職や転職の面接を「怖い」「苦手」と捉えるのは珍しいことではないでしょう。就職・転職は、将来のキャリアパスや生活に大きく影響する重要な決断です。だからこそ、面接という選考過程に緊張して、不安になるのは無理もありません。
「面接が怖い」という気持ちを乗り越えるためには、「怖い」と感じる原因を明らかにして対処することが大切です。次項では、「面接が怖い」と感じやすい原因について解説しているので、まずは自分が面接に恐怖を抱くのか考えてみてください。
面接を怖いと感じる5つの原因
面接が怖いと感じる背景には「自分を否定される」「失敗を恐れる」といった気持ちが潜んでいる場合があるようです。慣れない面接の場や雰囲気そのものを「怖い」と感じることもあるでしょう。
面接を怖いと感じる理由を教えてください
他者から評価される際には、どこか恐れを感じるものです
面接を受ける際には、緊張感もありますし「怖い」と感じてしまうことがありますよね。面接に限らず、他者が決定権を持つなかで自分が評価を受ける側の場合、自分に裁量がない事柄のため不安も多く、恐れを感じるものです。
多くの方にとって面接は非日常の機会ですし、初対面の面接官たちを目の前にして、プレッシャーを感じるでしょう。「どのようなことを尋ねられるのか」「質問に対してどう答えるのが正解なのか」など、考えれば考えるほどに怖さは増していくかもしれません。
自分の回答次第で選考結果に影響すると思いを深くして、面接結果など未来のことを気にすることで、目の前の受け答えに気持ちが集中できない場合もあります。集団面接の場合は、他の受験者の振る舞いに余裕を感じ優秀に見えてくることで、自信がすり減ってしまうことも珍しくありません。
人は誰でも失敗はしたくないもの。良い結果をどうしても得たいという思いもあります。本番でのプレッシャーを軽減できるように、できるかぎりの準備を重ねましょう。
面接を怖いと感じる原因
- 経験不足や自信のなさからくる恐怖心
- 面接対策が万全でないことへの不安
- 「本番で失敗してしまうのでは」という恐れ
- 面接官やほかの応募者の反応に対する不安
- 面接の結果や将来への不安
1.経験不足や自信のなさからくる恐怖心
「初めての面接で経験が不足している」「自分にあまり自信がもてない」場合は、「面接が怖い」と感じやすい傾向があります。初めて面接を受ける場合、「何を聞かれるのか」が分からず不安や恐怖につながりやすいでしょう。また、就活で不採用が続くと、自分そのものを否定されたように感じて自信をなくす方もいるようです。
2.面接対策が万全でないことへの不安
面接対策が十分ではない状態で本番を迎える場合も、不安な気持ちから「怖い」と感じる可能性があります。「質問に答えられなかったらどうしよう」「予想外の質問が来たら困る」といった不安が、面接への恐怖を助長するようです。選考を通過したい気持ちが強いほど、自分が納得いくまで準備できなかったことに悔いが残りやすくなる傾向があるでしょう。
3.「本番で失敗してしまうのでは」という恐れ
しっかり面接対策を行っても「本番に失敗するのでは」という恐れから、「面接に行くのが怖い」と思う場合も考えられます。また、初めて面接を受ける方の場合、「初めての面接で雰囲気が分からない」「本番の流れが分からない」と不安になる場合もあるでしょう。
一人での面接対策が不安な方は、エージェントを利用してサポートしてもらうこともできます。一つの手として覚えておくと良いでしょう。
4.面接官やほかの応募者の反応に対する不安
面接官の反応を心配するあまり、面接が怖いと感じることもあるでしょう。「面接官につまらない回答だと思われたらどうしよう」「ほかの応募者が自分より良い回答をしたらどうしよう」と不安がよぎると、本番が怖くなってしまうことがあります。
5.面接の結果や将来への不安
内定が得られなかった場合を想像して将来が不安になると、「面接が怖い」と感じる場合もあります。面接の結果は今後に影響を与えるため、「落ちたらどうしよう」とプレッシャーを感じる方もいるでしょう。
面接を不安に思う原因やその対処法は、「面接が怖い!行きたくないのはなぜ?逃げたいときに役立つおすすめの対処法」のコラムにも目を通してみてください。
面接が怖い気持ちを和らげるための考え方
面接に対する考え方を切り替えれば、怖い気持ちが軽減される可能性があります。以下で、具体的な考え方を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
面接が怖い気持ちを和らげるための考え方
- 面接官の質問にすべて完璧に答えようとしない
- 自分も企業を選ぶ側であることを認識する
- 本番でも「ほかの面接の練習になる」と考える
- 「自分には良いところがある」と自信をもつ
- 成功・失敗にかかわらず良い経験と捉える
1.面接官の質問にすべて完璧に答えようとしない
面接では「すべて完璧に回答をしなければいけない」と思いつめず、肩の力を入れ過ぎない意識が大切です。就職・転職活動中の方のなかには、「本番では絶対失敗できない」とプレッシャーを感じる方もいるでしょう。
しかし、面接官は必ずしも完璧な答えを期待しているわけではありません。面接官は応募者が緊張することを理解したうえで、「どのように考え、どのように行動する人なのか」を知ろうとしているようです。そのため、「自分の考えを誠実に伝えよう」とする姿勢があれば、回答内容が完璧ではなくても面接官に伝わるでしょう。
「失敗したらフォローすればいい」と考えよう
面接では、完璧を目指すよりも「失敗したらフォローすればいい」と、多少の失敗をリカバリーできるように考えることが大切です。質問にうまく答えられなかったり、間違った敬語を使ってしまったりしたとしても、必要以上に慌てる必要はありません。「失礼しました」と一言添えて訂正すれば、誠実な印象を与えられる可能性があります。面接は企業とあなたとのコミュニケーションの場です。スムーズな受け答えはもちろん大事ですが、失敗を恐れずに、真摯な姿勢でコミュニケーションを取ることが、より良い結果につながるでしょう。
2.自分も企業を選ぶ側であることを認識する
面接では「自分も企業を選ぶ側である」という意識をもつのがおすすめ。面接は企業が応募者を選ぶ場であると同時に、応募者も企業を選ぶ場です。「この会社は自分に合っているか」「働きやすい環境か」などを確かめる場として、面接を認識することで、怖い気持ちが落ち着きやすいでしょう。
3.本番でも「ほかの面接の練習になる」と考える
面接では、本番であることをあまり強く意識しないのがポイントです。特に、緊張やプレッシャーを感じやすい人におすすめの考え方といえます。
本番であることを意識し過ぎると力が入り、本来の実力が発揮できない場合もあるでしょう。たとえ選考であっても「ほかの企業の面接に役立つ貴重な経験」と捉えると、怖い気持ちを軽減するのに役立つ可能性があります。
4.「自分には良いところがある」と自信をもつ
自己分析を通して確認した「自分の強み」に自信をもつのもおすすめです。自分に自信がない場合、「ほかの応募者の方が自分より優れている…」と思い込み、マイナス思考になりやすい傾向があります。しかし、人には個性があり活躍できる場も違うため、企業によって評価が分かれるのは当然のことです。そのため、「自分と相性の合う企業は必ず見つかる」と考え、自信をもって選考に臨みましょう。
5.成功・失敗にかかわらず良い経験と捉える
面接を通過するかどうかにかかわらず、面接を良い経験と捉えるのもおすすめです。必ずしも成功が良く、失敗が悪い経験とは限りません。不採用の面接も、面接官の質問内容や指摘などから学びがあるでしょう。
通過した面接だけが大事なのではなく、経験を活かして自分の魅力をうまくアピールできるようになることが大切です。どのような面接も「良い経験」と捉え、前向きに就活を進めましょう。
面接の緊張を和らげる方法については、「面接で喋れない理由とは?面接で大切な考え方や対処法を回答例とともに解説」のコラムでも紹介しているので、あわせてチェックしてみてください。
面接が怖いと感じる気持ちを緩和するために「怖さ」を「ほど良いプレッシャー」と感じる工夫を
「怖い」と感じることはマイナスな感情ととらえられがちです。しかし、実は何かを成し遂げる際に「怖い」と感じる気持ちには、大きな役割もあることをご存知でしょうか。
飛行機が飛び立つには抗力が必要です。抗力とは飛行機の進行を妨げる力(空気抵抗)を指します。抗力が無ければ飛行機が飛び立てないのと同じように、「面接が怖い」と感じる気持ちは実はほど良いプレッシャーとなり、面接を乗り切るための抗力になるのです。
たとえば、面接で怖さを感じたときには「これは面接を乗り切るための良いプレッシャーで、適切な感情が起きている」と考えてみることで、自分の感情をしっかりと受け止められます。
適切な感情が起きることは、面接成功への第一歩です。プレッシャーとうまく付き合うことで、心は穏やかに落ち着き始めます。「良いパフォーマンスを出せる準備が整った」と自分を信じ、面接に臨みましょう。
面接前の「怖い」「行きたくない」を払拭する4つの方法
面接日程が決まってから当日までの間に、不安や怖い気持ちを抱くことも考えられます。書類選考を通過したことに自信をもち、十分な対策を行って面接に臨めるよう準備しましょう。以下で、「怖い」「行きたくない」という気持ちを和らげる方法を紹介します。
面接前の「怖い」「行きたくない」を払拭する方法
- 模擬面接で予行演習をしておく
- 不安を書き出して可視化する
- できる限りSNSの閲覧を避ける
- 面接の直近や前日はリラックスして過ごす
1.模擬面接で予行演習をしておく
「面接が怖い」と思う気持ちを軽減するために、本番を想定した練習を何度も繰り返し行いましょう。たとえば、家族や友人、先輩などに面接官役をお願いし、本番を想定して時間を計りながら志望動機や自己PRを言う練習がおすすめです。提出書類に書いたエピソードのなかからどこを中心に話すかを選んだり、口頭で補う部分を考えたりと、話す内容をブラッシュアップすると効果的でしょう。
2.不安を書き出して可視化する
面接前に不安になったら、「怖い」と感じる理由や原因を書き出して可視化してみましょう。「面接が怖い」と漠然と思っているだけでは、不安な気持ちを払拭するのが難しいからです。「怖い」と思う理由を具体的に掘り下げることで、効果的な対策を考えやすくなるでしょう。たとえば、「何を聞かれるか分からない」ことに不安を感じるなら、「聞かれそうな質問を想定して準備する」といった具体的な対策をとれます。
3.できる限りSNSの閲覧を避ける
面接前は、できる限りSNSを見ないことをおすすめします。SNSでほかの人の求職活動の結果や仕事を頑張っている様子が目に入ると、不安になってしまう場合があるからです。
面接前に知りたい情報は、SNSからではなく企業のWebサイトや就職支援サイトなどから探しましょう。面接前は余計な情報を入れず、自分の面接対策に集中することが大切です。
行きたくない気持ちを人に聞いてもらうのもおすすめ
面接が怖くてネガティブになりそうなときは、面接に行きたくない気持ちをそのまま家族や友人に聞いてもらいましょう。「怖い」という気持ちを他人に打ち明けることで気持ちが楽になる可能性があります。また、キャリアアドバイザーに話すことで、具体的なアドバイスを得られる場合もあるでしょう。面接に行きたくないときの対処法は、「面接に行きたくないときの対処法は?当日に辞退したい場合はどうする?」でも解説しているので、あわせてご覧ください。
4.面接の直近や前日はリラックスして過ごす
面接の直近や前日に「怖い」と感じて気持ちが落ち着かない場合は、リラックスして心を落ち着けることがおすすめです。たとえば、「ゆっくりお風呂に入る」「睡眠時間をいつもより長めにとる」などが挙げられます。
不安な気持ちのままだと余計に緊張したり、うまく休めずに疲労が溜まったりしやすい傾向があるので、無理をせず休みましょう。面接前に気持ちが落ち込みそうになったら、軽く散歩をして体を動かすのも効果的。気分転換になり、緊張がほぐれる効果が期待できるようです。
面接のことばかり考えていると、面接の内容や結果をイメージして不安な気持ちを助長してしまいます。今まで準備を重ねてきたのですから、少し気持ちを切り替えて面接のことを忘れてみるのも良いでしょう。
切り替えるポイントは、リラックスする行動を試すこと。たとえば好きな音楽を聴いたり、友達と楽しい話題をお話ししたり、趣味の時間を楽しんだりと気分転換を図りましょう。しっかりと睡眠を取り、体調を整えることも大切です。
面接中に「怖い」と思ったときの3つの対処法
面接の直前もしくは本番中に緊張や不安から「怖い」と感じたら、体を少し動かしてみたり自分の様子を口に出して伝えてみたりするのが効果的です。ここでは、「面接が怖い」と思ったときにおすすめの対処法を3つ紹介するので参考にしてみてください。
面接中に「怖い」と思ったときの対処法
- 少し体を動かしてみる
- 「緊張しています」と自分の様子を面接官に話す
- 笑顔や大きな声を意識する
1.少し体を動かしてみる
面接で緊張して「怖い」と感じたときは、待ち時間に少し体を動かしてみるのがおすすめです。緊張により無意識のうちに体に力が入りやすいので、体勢を変えるようにさりげなく動かしてみましょう。余計な力が抜けると同時に少し気持ちがゆるむ可能性があります。
ただし、面接中に過度に体を動かしたり身振りが大きかったりすると、落ち着きがない印象を与えかねません。面接の場であることは忘れずに、マナー違反にならないように気をつけましょう。
2.「緊張しています」と自分の様子を面接官に話す
「緊張しています」と、面接官に自分の気持ちを正直に伝えるのも一つの手です。緊張を抑えなくてはと思うと、意識し過ぎて余計に動揺する可能性があります。
緊張しているのは真面目に取り組んでいる証拠。そのため、無理に隠そうとせず、素直に伝えてみるのもおすすめです。
面接は完璧かどうかよりも素直さを意識しよう
面接では、完璧な回答を目指し過ぎず、自然体で話すことを心掛けましょう。多少の失敗や言葉足らずな点があっても、誠実な姿勢で真摯に伝えようとすることで、面接官に自分の熱意が伝わるはずです。また、背伸びせずにありのままの自分を表現することで、そのままの自分の魅力を伝えることにつながります。面接は企業とあなたの相互理解を深める場です。自然体で飾らない自分を表現することで、より良い結果につながるでしょう。
3.笑顔や大きな声を意識する
面接で話すときは、笑顔や大きな声を心掛けるのもおすすめです。緊張していると表情がこわばったり声がうまく出なくなったりすることも。そのため、緊張する可能性を念頭に入れ、笑顔で大きな声を出すように意識しておくのが望ましいでしょう。
面接での緊張を和らげるためのコツは、「面接で緊張しない方法は?試験当日に気持ちを落ち着かせる7つのコツも紹介」のコラムでも詳しく解説しています。あわせて目を通してみてください。
心のなかで「私はこの会社に必要だ」と自信をもとう
面接中に怖さを感じるのは、ごく自然なこと。その気持ちを払拭するために大切なのは、「事前の準備」です。企業や職種について十分にリサーチし、質問されるであろう内容を事前に考えておくことが心の準備になります。本番では一度深呼吸し、調べたことを意識しながら、心のなかで「私はこの会社に必要だ」と自信をもって臨むことが大切です。
私自身も最初は面接中に緊張していましたが、準備を徹底して、自分の強みを言葉にすることを意識しました。そうすることで自分の過去の経験や実績を具体的に話せて、面接官にも伝わりやすくなります。たとえば、「前職でのプロジェクト成功の経験」を話すときであれば、数値や具体的な成果を挙げると、説得力が増すでしょう。
さらに、面接では自分の想いや情熱を大きな声で伝えることが大切です。「なぜこの仕事がしたいのか」「この企業でどのような貢献をしたいのか」を明確に伝えることで、面接官はあなたの真剣さを感じ取り、印象が大きく変わります。自分の気持ちを素直に表現することが、魅力的に伝わるコツです。
面接が怖い場合もできるだけ泣くのは避けよう
面接に対する恐怖心や緊張から泣くのは避けたい行動の一つです。
面接を怖いと感じる方のなかには、緊張して涙が出てしまったり、うまく回答できなくて泣いてしまったりすることもあるでしょう。しかし、面接で泣くと、面接官に「状況に応じたふるまいができない」と解釈される恐れがあります。そのため、涙が出そうになった際は、深呼吸をして気持ちを落ち着けるようにしましょう。
面接本番で泣いた際はどう立て直しを図るかが大切
面接中に泣いてしまった場合は、まずは深呼吸をして気持ちを落ち着けましょう。そして、「緊張してしまいましたが、もう大丈夫です」と冷静に伝え、再度自分のペースを取り戻すことが大切です。泣いたこと自体より、そのあとにどれだけ立て直せるかが、面接官に与える印象を左右する場合があるでしょう。
面接で泣くのが心配な方は、「面接で泣くのはなぜ?泣いたら落ちる?緊張を和らげるための対策も解説」のコラムも参考にしてみてください。
面接が怖いときにチェックしたい事前準備
面接に対して怖い気持ちが拭えない場合は、事前準備を万全にして、少しでも不安な気持ちを抑えるのがおすすめ。たとえば、よく聞かれる質問を復習したり、基本的なマナーや面接本番で気をつけることなどを再確認したりしておくと、不安な気持ちを和らげるのに役立つ可能性があります。
以下では、面接で聞かれやすい5つの質問と、守りたい5つのマナーについて解説しているのでぜひ参考にしてみてください。
面接で聞かれやすい5つの質問
聞かれやすい質問にはスムーズに答えられるようにしておきましょう。面接でよく聞かれる質問は以下の5つです。
自己紹介
- 志望動機
- 自己PR
- 10年後のビジョン
- 入社したらやりたい仕事
1.自己紹介
面接で聞かれやすい質問としてまずは「自己紹介」が挙げられます。自己紹介を求められたら、自分の経歴を簡単に説明したうえで、面接の機会を設けてもらったお礼を述べましょう。
新卒ならまず名前と出身校を紹介し、中途の場合は名前のあとに前職の社名や所属部署、仕事内容を説明します。前職の説明をする際、応募先の業務内容に役立ちそうなスキルや経験などに軽く触れるのが望ましいでしょう。
自己紹介と自己PRの違いは、「面接の自己紹介で伝える内容は?好印象を残すコツや回答例を紹介」のコラムで解説しています。ぜひ、あわせてチェックしてみてください。
2.志望動機
志望動機も面接で聞かれやすい質問の一つです。志望動機は「結論」「エピソード」「入社後にやりたい仕事」の3つで構成し、1〜2分で話し終えるくらいのボリュームにするのが望ましいでしょう。1分は300文字程度とされているため、400〜500字くらいで面接用の志望動機を作成しておくのがおすすめです。
志望動機の具体的な作成方法は、「面接で述べる志望動機の例文を紹介!応募理由や状況に合った内容を考えよう」のコラムを参考にしてみてください。
3.自己PR
自己PRも面接で聞かれがちな質問です。自己PRは「強み」「エピソード」「入社後どのように活かせるか」の3つで作成します。面接で伝える強みは、応募先企業が求める人材像に合わせて選ぶのがコツ。そうすることによって、自分の強みと企業のニーズがマッチしやすくなるでしょう。
自己PRの考え方を知りたい方は、「自己PRとは?面接で話せる効果的な書き方を例文とあわせて紹介」のコラムをご一読ください。
4.10年後のビジョン
面接では「10年後のビジョン」のような、将来の展望を聞かれることもあるでしょう。
面接で10年後のビジョンを聞かれたら、「10年後、応募先企業でどのような仕事をしていたいのか」を役職名や携わってみたい業務を挙げながら具体的に回答します。目標を現実化するためのプランもあわせて説明すると、説得力が増して好印象を与えられるでしょう。
キャリアプランの立て方は「面接向けのキャリアプランを作るコツと答え方は?新卒・転職者の例文を紹介」のコラムで詳しく解説しています。例文も多数紹介しているので、プランの作成にお役立てください。
5.入社したらやりたい仕事
応募先企業の業務のなかで、「入社したらやってみたいこと」も聞かれがちな質問の一つです。回答の際には、「自分の強みを活かし、応募先企業でどのように貢献できそうか」もあわせて答えるのがポイント。実際に働いている様子が想起されるので、より説得力が上がるでしょう。
そのほか、面接でよくある質問については「面接で聞かれることとは?よく質問される項目と回答例を紹介!」のコラムで詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
面接で守りたい5つのマナー
面接の前には、基本的なマナーを一通り再確認しておくのが有効です。実際の面接をイメージしながら確認することで、本番の緊張を和らげるのに役立つ可能性があります。
面接で守りたいマナー
- 「面接開始時間の10分前」を目安に会場に着く
- 面接室のドアのノックは3回行う
- 挨拶を言い終わったあとにお辞儀をする
- 大きな声でハキハキと話す
- 話すときには面接官の目を見る
1.面接開始時間の10分前を目安に会場に着く
面接会場への到着時間は、開始時間の10分前が一般的なマナーです。ただし、あまりに早い時間に到着すると、会場の準備ができておらず企業側に迷惑を掛ける可能性があるため、注意しましょう。余裕をもって行動したい場合は、早めに会場の近くまで行き、時間に合わせて会場に向かうのがおすすめです。
2.面接室のドアのノックは3回行う
入室確認のノックの回数は3回行うのが基本です。一般的に、トイレの個室に人が入っているかを確認するときに、2回ノックを鳴らすと認識されていますが、面接の場ではマナー違反にあたるので注意しましょう。
ノックのマナーについては、「面接で正しいとされるノック回数は?基本的なマナーを確認しよう」のコラムで詳しく紹介しています。
3.挨拶を言い終わったあとにお辞儀をする
挨拶をする際は、言葉を言い終えてからお辞儀をするようにしましょう。挨拶とお辞儀を分けて行うことで丁寧な印象を与え、落ち着きや配慮が伝わりやすくなります。このような細やかな配慮は、面接官に好印象を与えるでしょう。
面接の流れやマナーについては、「面接の流れやマナーを場面別に解説!よくある質問も確認しよう」のコラムで詳しく解説しているので、あわせてご一読ください。
4.大きな声でハキハキと話す
面接では聞き取りやすい大きな声で話すよう心掛けましょう。小さい声では面接官に内容が伝わりにくく、消極的な印象を与えかねません。ただでさえ、面接は緊張して声が小さくなったり、震えやすかったりする可能性があるからです。緊張すると早口にもなりやすいため、大きな声でハキハキとゆっくり話すように意識しましょう。
5.話すときには面接官の目を見る
自分が話す番になったら、面接官の目を見ることを心掛けましょう。目をそらして話すと、熱意が伝わりにくかったり、自信がない印象を与えてしまったりする恐れがあります。
面接官が複数いる場合は、視線をそれぞれの面接官に動かしながら話します。ただし、じっと注視し続けると逆に不自然だったり面接官に不快感を与えたりする可能性があるので注意しましょう。適度に視線を外しながら、大事なところを伝えるときにしっかりと目を見るのがおすすめです。
面接が怖いニートやフリーター向けの4つの対策
ニートの方やフリーターの方が「面接が怖い」と感じる場合は、「空白期間について答えられるようにしておく」「新卒で就職しなかった理由の答えを準備しておく」などの対策がおすすめです。以下で詳しく紹介するので、気になる方は試してみてください。
面接が怖いニートやフリーター向けの対策
- 空白期間について答えられるようにしておく
- 新卒で就職しなかった理由の答えを準備しておく
- 正社員を目指す理由を明確にしておく
- 模擬面接で何度も練習する
1.空白期間について答えられるようにしておく
ニート・フリーターの方が正社員の選考を受ける場合は、空白期間についての答えを準備しておくのがおすすめです。人によっては、「空白期間について聞かれることが怖い」と思う方もいるでしょう。しかし、大切なのはそこで何を学び、どのように成長につなげようとしているかです。「これから頑張っていきたい」と、前向きな内容で締めるとポジティブな印象を与えられるでしょう。
2.新卒で就職しなかった理由の答えを準備しておく
面接では新卒時に就職しなかった理由も聞かれる可能性があるので、準備しておくと安心です。新卒で就職しなかった方のなかには、資格取得や留学といったポジティブな理由ではなく「社会に出るのが怖かった」という方もいるでしょう。
しかし、たとえネガティブな理由であっても「その後どのように考え方が変わったか」を具体的に説明することで、前向きな姿勢を評価してもらえる可能性があります。不安な気持ちがあるかもしれませんが、前向きな回答を心掛けましょう。
3.正社員を目指す理由を明確にしておく
ニートやフリーターの方は、「なぜ今正社員を目指そうとしているのか」についても回答を用意しておくのが望ましいでしょう。面接官は、「応募者が本当に正社員として働く気があるか」を知りたい傾向にあるようです。「自己実現のため」「キャリアアップしたい」など、自分なりの理由が明確になっていれば面接官の納得を得やすいでしょう。
4.模擬面接で何度も練習する
面接が怖いニートやフリーターの方は、本番の前にできるだけ面接練習を重ねておくのがおすすめ。模擬面接のように、実際の面接に近い形式で何度も練習を重ねることで、徐々に面接の雰囲気に慣れてくる可能性があります。また、練習を行う際は、緊張感をもつために面接官役を毎回違う人に担当してもらうと、より実践的な練習になるでしょう。
模擬面接については、「模擬面接とは?練習のやり方やよく聞かれる質問を紹介」のコラムで確認してみてください。
面接が怖いなら求職支援サービスも利用してみよう
「面接がどうしても怖くてうまくいかない」という場合は、就職・転職支援サービスの利用がおすすめです。ここでは、「ハローワーク」「就職」・転職エージェント」について解説しているので、気になる方や利用を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
ハローワーク
ハローワークとは、厚生労働省が管轄する公共職業安定所のことです。全国各地に所在し、管轄地域の求人を中心に扱っているので、地元で働きたい人に向いているでしょう。ハローワークでは、無料で求職に関するセミナーを受講でき、予約をすれば応募書類の添削や模擬面接の対応も可能なので、選考対策に不安がある方は利用してみるのがおすすめです。
就職・転職エージェント
就職・転職エージェントは、民間企業が運営するサービスです。就職・転職エージェントは、企業ごとに扱う業界や支援対象者が異なるので、自分に合うものを選べば希望に近い求人を探せるでしょう。キャリアアドバイザーが就職・転職に関する幅広いサポートをしている点もメリット。カウンセリングから求人紹介、企業とのやり取り、選考対策まで対応してもらえることが一般的です。
ハタラクティブを利用して面接を突破した方の体験談
ここでは、就職・転職エージェントのハタラクティブを利用して、面接を突破した方の体験談を紹介します。「面接が怖い」「就活や転職を踏み出す勇気が出ない」という方はぜひご覧ください。
面接に失敗しながらも正社員への道を切り開いたSさん
24歳のフリーターSさんは結婚を機に正社員を目指すため、ハタラクティブのサポートを受けながら就職活動を行いました。アルバイトリーダーとしての実績はあったものの、面接には苦手意識があり、就職活動自体も初めてで不安を抱えていました。
そこでSさんは、キャリアアドバイザーとの模擬面接を積極的に実施。練習を通して、面接での受け答え方や効果的な自己PRの方法を学びました。実際に、本番の面接で模擬面接で練習した質問が出たことで、落ち着いて対応できたと語っています。
結果として、Sさんは大手小売企業の店長候補として1ヶ月弱でスピード内定を獲得。将来は、地元福岡への事業展開に携わりたいという目標を掲げています。Sさんの体験談について、さらに詳しく知りたい方「大切なのは『軸を持つこと』と『熱意』。面接に失敗しながらも切り開いた正社員への道」をご覧ください。
「面接が怖いせいで、一歩を踏み出せない」「なかなか内定がもらえない」とお悩みの方は、就職・転職エージェントのハタラクティブにご相談ください。若年層向けの就職・転職エージェントのハタラクティブは、スキルや経験が少ない方に向けて、人柄やポテンシャルを重視する企業の求人をご紹介しており、高い内定率を誇っています。
面接を含む選考対策に自信がない方も、応募書類の添削や面接対策など、専任のキャリアアドバイザーが全面的にサポートするので安心です。ハタラクティブの登録、ご利用はすべて無料なので、お気軽にお問い合わせください。
自分に合った仕事を見つけるためには、まず自己分析が大切です。自分が得意とすること、興味のあること、生活のなかで大切にしたいことを明確にしましょう。
面接が怖いと感じる場合、事前に企業について調べ、質問を準備することで自信がもてるようになります。また、面接は「自分を伝える場」と思い、緊張しても素直な自分を表現することが大切です。無理に完璧を目指さず、自分らしさを大切にしましょう。
面接が怖い人向けのQ&A
ここでは、「面接が怖い」と感じる方によくある質問にQ&A方式で回答します。
面接が怖くて当日行きたくない場合のキャンセルは可能?
面接の当日にキャンセルすることは可能です。しかし、企業側は面接のために人員や時間を確保してくれています。そのため、「行きたくないから」という理由で面接をキャンセルするのは避けることをおすすめします。
ただし、体調不良や家庭の事情など、どうしてもキャンセルが必要な場合は必ず企業に電話連絡を入れ、丁重にお詫びの言葉を伝えましょう。連絡なしに無断キャンセルするのはマナー違反です。
面接当日のキャンセルについては、「面接当日の辞退は可能?メールでも良い?連絡方法を例文付きで解説」のコラムで詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
明日の面接が怖くて落ち着かないです…
どうしても落ち着かない場合は、入浴や早めの睡眠、お散歩などでリラックスするのが効果的です。一人ではどうしても不安な場合、家族や友人に気持ちを聞いてもらうのもおすすめ。
また、面接のポイントを最終確認して自信をつけることも、気持ちを落ち着かせるのに役立つでしょう。
面接前日にやることを確認しておきたい方は、「面接前日の過ごし方は?準備とやることリストを紹介」のコラムにも目を通してみてください。
面接官と話すのが怖い…本番で落ち着く方法はありますか?
緊張してしまい、面接官と話すのが怖いと感じる際は「本番では緊張しても良い」と肯定的に捉えるのがおすすめです。また、緊張で忘れないために志望動機や自己PRは丸暗記しないのが無難です。一言一句を丸暗記してしまうと、想定外の質問に焦ってしまう恐れがあります。
面接を成功に導く方法は、「面接がうまくいかない...その原因と対処法をパターン別に解説」のコラムを参考にしてみてください。
最終面接で役員の面接官と話すのが怖い…
最終面接は企業の意思決定者である役員と直接話す機会であり、緊張して怖いと感じる方もいるでしょう。しかし、最終面接も一次・二次面接と同様、企業との相互理解を深めるためのコミュニケーションの場なので、必要以上に「怖い」と感じる必要はありません。
怖さを克服するための第一歩は、入念な準備です。企業理念への共感や、将来のキャリアプランなど、役員面接で聞かれやすい質問への回答を事前に練っておきましょう
役員面接を突破するコツについては、「役員面接はほぼ内定?よくある質問や逆質問の例を紹介!」のコラムをご覧ください。
面接が怖いと思わなくなるにはどうしたら良い?
とにかく面接の場数を踏むことです。本番の面接は何度も受けられないため、模擬面接をするのがおすすめ。模擬面接の相手は家族や友人だけでなく、就活のプロに見てもらうと問題点を的確に指摘してもらえるでしょう。
就職・転職エージェントのハタラクティブでは、キャリアアドバイザーによるカウンセリングや、模擬面接などの選考対策が受けられます。就活や転職で行き詰まりを感じている方は、一度ご相談ください。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。