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既卒4年目から正社員は目指せる?大学卒業後に就職しなかった方の就活方法
更新日
この記事のまとめ
- 既卒4年目からの正社員就職は目指せるが、空白期間が長引くほど難易度が上がる
- 既卒とは、高校や大学を卒業後に一度も就職の経験がない人のこと
- 既卒4年目の方には、就職エージェントやハローワークの利用がおすすめ
- 面接では、卒業してから既卒4年目まで何をしていたか質問されることが多い
- 就活ではアルバイトの実績や今後の展望を伝えることが大切
「既卒4年目から正社員を目指せる?」と疑問に思う方もいるでしょう。年数に関わらず、既卒から正社員になることは可能ですが、空白期間が延びるにつれて難易度は上がるため、早めに行動を起こすのがおすすめです。
このコラムでは、既卒4年目の方が求人を探すときのコツや、おすすめの就活方法を紹介しています。ポイントをしっかりと押さえて内定獲得を目指しましょう。
既卒4年目から正社員は目指せる?
既卒4年目から正社員を目指すことは十分に可能です。ただし、空白期間が長くなるほど就職難易度が上がり、内定を得ることが難しくなる傾向にあるため、できるだけ早めに行動を起こしましょう。
既卒4年目の方は、「既卒5年以内なら可」「ポテンシャル重視」など、採用の間口を広げている企業に注目しつつ内定獲得を目指すのがおすすめです。「既卒4年目では就職は無理だろう」などと諦めずに、既卒OKの求人を探してみましょう。
既卒とは
既卒とは一般的に、高卒や大卒で一度も正社員としての経験がない人のことを指します。企業によっては、既卒3年以内の求職者を新卒と同様に扱う場合もあるようです。
厚生労働省の「卒業後3年以内の既卒者は、「新卒枠」での応募受付を!(p.2)」では、企業に対して「既卒者が卒業後少なくとも3年間は応募できるように努めること」「できる限り上限年齢を設けないように努めること」といった通達を出しています。
また、同資料によると「新規学卒者採用枠に応募可能な卒業後の経過期間に上限はない」としている企業が43%となっており、既卒4年目の求職者にとって、採用枠における応募企業の選択肢が広がっていることが推察できるでしょう。
参照元
厚生労働省
青少年の雇用の促進等に関する法律(若者雇用促進法)について
既卒4年目の方におすすめの就職活動方法
既卒4年目から内定獲得を目指す際におすすめの就職活動の方法には、「就職転職エージェントの利用」「ハローワークの活用」があります。
以下では、それぞれの就活方法の特徴をご紹介します。
就職・転職エージェントの利用
既卒4年目の方におすすめの就活の手段として、就職・転職エージェントの利用が挙げられます。
就職・転職エージェントとは、求職者と会社のマッチングを行うサービスです。専任のキャリアアドバイザーによる求人紹介だけでなく、応募書類の添削や模擬面接など、内定獲得に役立つ手厚い支援を受けられます。
就職・転職エージェントには、「転職者向け」「(第二)新卒向け」「既卒・フリーター向け」などさまざまな種類があるので、自分の状況に合ったものを選びましょう。エージェントの選び方は、「転職エージェントの使い方を解説!利用時の基本の流れと賢く使い倒すコツ」のコラムで詳しく紹介しています。
ハローワークの活用
既卒4年目の就職活動では、ハローワークの利用も検討してみてください。厚生労働省の「ハローワーク」によると、ハローワークとは、求職者や求人事業主の支援を中心に行っている厚生労働省管轄の機関です。
ハローワークへの求人掲載費は無料のため、人材を求める企業が集まりやすく、求人数が豊富。そのため、自分に合う仕事を見つけやすいのがメリットといえます。また、地方に特化した求人が掲載されているのも特徴です。「自分の住む地域に貢献したい」と考える方にもおすすめの就活法といえます。
ハローワークの利用を考えている方は、「ハローワークの利用方法|初めての方向けに利用条件や登録のやり方をご紹介」のコラムもご参照ください。
参照元
厚生労働省
ハローワーク
求人探しのポイントは?
既卒4年目の方は、「既卒OK」「未経験者歓迎」「スキル不問」などの記載がある求人を中心に探すのがおすすめです。こういった条件の求人を出す企業は、経験よりも入社後の伸びしろに期待していることが多く、応募者の人柄や将来性を中心に評価し採用する傾向にあります。既卒4年目からの就職活動のポイント
既卒4年目から就職を始める際のポイントとして、「今後の展望を明確にする」「アルバイトの経験や実績をアピールする」が挙げられます。
以下でそれぞれについて解説するので、チェックしてみてください。
今後の展望を明確にする
既卒4年目からの就活では「大学卒業後に就職しなかった理由」を明確にすることが大切です。そのうえで、自分に反省すべき点がないか振り返り、これまでの経験を未来にどのように活かすかを伝えましょう。
既卒者の面接では、「なぜ既卒になったのか」「卒業してから何をしていたのか」などを質問されやすいようです。「反省ばかり」「ネガティブな印象」と思われないように、就職しなかった理由だけでなく、自分自身が前向きに取り組んでいる姿勢や就職後・採用された後の目標なども示しましょう。
既卒フリーターの方は、面接でよく聞かれる質問と回答例を解説した、「フリーターの正社員面接でよくある質問は?ふさわしい服装についても解説」のコラムを、参考にしてみてください。
アルバイトの経験や実績をアピールする
既卒4年目でアルバイトの経験や実績がある場合は、積極的にアピールすることが大切です。特に、志望先企業に関連するアルバイトの経験は高評価につながる場合があります。何のアルバイトを何年経験したかという基本情報だけでなく、「業務を行ううえで心掛けていたこと」「自分の働きを証明する実績」などを具体的なエピソードも交えてアピールしてみてください。
アルバイトで得たスキルや実績のアピール方法については、「アルバイトは職歴欄に書いていい?好アピールにつながる書き方のコツ」のコラムを参考にしてみてください。
「既卒から就職を目指したい」「就職活動を一人で進めるのが不安」という方は、ぜひ就職エージェントのハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブは既卒やフリーター、第二新卒など若年層に特化した就職・転職エージェントです。カウンセリングをもとに、一人ひとりに合った求人を紹介します。また、応募先の企業に合わせた応募書類の添削や面接対策なども実施しているほか、所要時間1分程度でできる、適職診断も利用可能です。サービスはすべて無料なので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
既卒4年目に関するよくある質問
既卒4年目で、自分自身が企業に就職できるかどうか不安に思う方もいるでしょう。ここでは、既卒4年目の就活に関して、よくある質問にお答えしていきます。
既卒4年目は新卒として扱ってもらえますか?
企業によるものの、新卒として扱ってもらえる場合もあります。このコラムの「既卒とは」で述べたとおり、国は「学校卒業後3年間は新卒枠での採用を受け付けること」と通達しています。すべての企業の新卒枠に既卒者が応募できるわけではないため、応募先の企業の考え方は事前にチェックしておく必要があるでしょう。
「既卒とは?いつまでを指す?就活のやり方や成功のコツを解説します」のコラムでは、「既卒の就活」について詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
既卒4年目の就活は第二新卒よりも不利になりますか?
第二新卒は短期間であっても社会人経験があることから、就活で有利になりやすいといえます。とはいえ、20代前半の場合はポテンシャルが評価されやすい傾向です。既卒、第二新卒に関わらず、意欲やアルバイトでの経験をアピールすれば、内定を得るチャンスはあるでしょう。
「既卒3年目からの就職活動は遅い?成功のポイントを紹介」のコラムでは、既卒の就活のポイントについて詳しく紹介しています。
既卒4年目の就職を成功させるコツを教えてください
自己分析と企業研究を行い、自分の強みや関心と企業の方向性がマッチしているか見極めることが大切です。また、新卒時の就職活動で失敗した経験がある場合は、うまくいかなかった原因を考えてみましょう。
就職成功のポイントは、「既卒は就職が難しい?おすすめの仕事と就職を成功させるコツ」のコラムで解説しています。
「既卒になった理由」を質問されたらどう答えればいいですか?
「既卒になった理由」を質問された際は、嘘をつかずに本当の理由を伝えましょう。そのうえで、当時の反省点や経験を今後どのように活かそうとしているかを示すのがおすすめです。
「既卒就活の成功ポイント!プロによる面接対策のコツや実際の体験談をご紹介」では、状況別に解説・回答例を紹介していますので、面接対策にお役立てください。就職・転職エージェントのハタラクティブでも、サービスの一環として面接対策を行っています。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。