- フリーター就職支援「ハタラクティブ」TOP
- お役立ち記事TOP
- 自己アピールに「健康」は使える?自己PRの組み立て方や例文もご紹介
自己アピールに「健康」は使える?自己PRの組み立て方や例文もご紹介
更新日
この記事のまとめ
- 自己アピールを企業が求めるのは、求職者の人柄や価値観などを知るためである
- 自己アピールで「健康であること」を伝えるだけではPRとして弱い可能性がある
- 自己アピールで健康だけでなく「体力がある」点も伝えると肉体労働の仕事に有効
- 健康は、自己管理能力が高いことや継続力・忍耐力があるという自己アピールに繋がる
自己アピールに「健康であること」を使いたいと考えている方はいませんか。このコラムでは、なぜ企業が自己アピールを求めているかを詳しく解説。自己アピールに「健康であること」を使えるのかどうかを考察しています。また、自己アピールの組み立て方や健康であることを活かしたPRの仕方も紹介。履歴書・面接の自己アピールにお悩みの方は参考にしてください。
自己アピールを企業が求める理由
採用面接で必ず尋ねられる自己PR。求職者の自己アピールを通して企業側はどんな情報を得ようとしているのでしょうか。以下のような点を見ていると考えられます。
人間性や人柄、価値観
企業側が第一に知りたいことは、求職者の人間性や人柄です。また、価値観が社風や企業風土と合っているかを知りたいという場合もあります。
資格やスキル
次に、仕事に役立つ強みやスキルを持っているか、働くうえで活かせる資格や能力を探りたいという意図もあります。加えて、説明がクリアで分かりやすいかといったことにも注目し、プレゼン能力も見極めているといえるでしょう。
自分を客観的に見る力
求職者が自分自身を客観視できる能力があるかどうか、確認したいという理由も挙げられます。長所だけでなく短所を見極め、改善するためにどのようなことに取り組んでいるのかを企業は知りたがっている可能性があるでしょう。そうすることで仕事で発生する問題に気付けるかどうか、また、解決する能力の有無も推測することができるからです。
どんな経験を選べば良いの?
好印象を与える自己PRにするには、具体的にどんなエピソードを選べば良いのでしょうか?新卒の学生であればサークル活動や学業、留学やアルバイトなどがおすすめ。学生時代に力を注いだことによって得た成果は、自分にしかない強みとなるからです。立派な経験でなくても構いません。一見地味に思われるような部活やアルバイトでも、継続して働けたことや培ったコミュニケーションスキルは、自分だけの武器といえるでしょう。たとえ失敗談であったとしても、何を思ってその活動に取り組み、どんな努力をし、経験から何を学んだのかを伝えることが最も重要といえます。
自己アピールに「健康」は使える?
学生時代に皆勤賞を取ったり、滅多に体調を崩さないなど、特技が「健康である」という人もいるでしょう。自己アピールに「健康である」ということは、使えるのでしょうか。
「健康」だけでは弱い
「健康である」ということをアピールするだけでは、PRとして弱い可能性があります。なぜなら、企業に提出する履歴書には健康状態の欄があり、ほとんどの求職者が「良好」と書いているからです。企業にとって、これから一緒に働く人が健康であることは当然のことといえるでしょう。履歴書の健康状態の書き方については、「履歴書の健康状態はどう書く?既往歴や持病がある場合の書き方をご紹介」にて詳しく解説してあります。参考に目を通してみてください。
健康に+αを
単に「健康である」ということだけではなく、「体力がある」と発想を転換してみるのも一つの手。体力があるということは、肉体労働や夜勤のある仕事では有効な自己アピールになり得ます。体力が必要な仕事については、「体を動かす仕事には何がある?就職するメリット・デメリットを紹介」のコラムにまとめてありますので、気になる方はチェックしてみてください。
例文で確認してみよう
私の強みは、体力に自信があることです。学生時代に所属していたボランティアサークルでは、◯◯地震のことをきっかけに、防災訓練を年に二度開催することを企画しました。大学内や周辺の地域を回って協力を要請したのですが、一軒一軒のお店にご挨拶に行くことは精神的にも体力的にもハードなことでした。スタートから4年が経ちますが、地道な訪問が功を奏し次第に参加してくれるお店が増えました。今では地域ぐるみのイベントとして町の活性化にも貢献できていると感じます。体力だけでなく、何事も粘り強く諦めない心で、御社でも貢献させていただきたいと思っています。
健康を活かす自己PRの組み立て方
自己PRで好印象を残すには、組み立て方に気をつけることが重要です。どのような方法で自己PRをまとめると良いのでしょうか?
好印象を目指せる自己PRの流れ
・最初に、結論をもってくる(例:私の強みは、体力に自信があることです)
・次に、結論の根拠となるエピソードを紹介する
・どんな問題にどう対処したか、エピソードを具体的に説明する
・最後に、経験から学んだことやスキルを入社後どう活かしていくのか述べる
肝心なのは、ただ単に強みを強調するのではなく、企業が求めている能力を意識することです。企業のニーズに沿った強みを示すと効果的といえます。また、説明が散漫になるのを防ぐため、アピールする強みやエピソードは一つに絞った方が良いでしょう。
健康であることからアピールできる長所を見つける
健康である人の特徴には、以下のようなものがあります。これらの特徴から企業への自己アピールを考えてみると良いでしょう。
自己管理がきちんとできている
健康である人は、普段の生活習慣が整っており、正しい体調管理ができているといえます。体調管理がきちんとできている人は、自己管理能力が高いといえるでしょう。また、時間の管理や感情コントロールも自己管理能力に当てはまります。これらの自己管理能力が高いということは、企業にとって魅力的なことです。十分な自己アピールになるので、自身の自己管理能力について、一度捉え直してみると良いでしょう。
継続力や忍耐力がある
「継続は力なり」という言葉があるように、健康状態を良好に保つ背景には、さまざまな努力の積み重ねがあるはずです。たとえば、「毎日30分の運動をしている」「健康のために自炊を心掛けている」といった習慣があれば。コツコツと地道に努力をしてきたという継続力のアピールになるでしょう。また、健康であることを維持するために体力をつけたという場合は、忍耐力もアピールすることができます。「スポーツを10年続けてきた」や「厳しいトレーニングをやり遂げた」など、具体的なエピソードがあると良いでしょう。
目標達成のために努力できる
何らかの目標を立て達成できた経験がある場合は、企業からの高評価に繋がる可能性があります。「体重を◯キロ落としたい」「体脂肪率を◯%にしたい」などの目標を設定し、達成のために努力することは仕事でも活かすことのできる力です。もし、こういった経験があればアピールの材料として捉えてみても良いでしょう。
自己PRを作成する際のポイントについては「自己PRは熱意が大切!伝えるための具体的なポイントを解説!」のコラムでも詳しく解説していますので、こちらもあわせてご覧ください。
健康であることを自己アピールに活かすことはできますが、自己アピールを考えることは一筋縄ではいかないもの。特に、客観的な視点が必要になる面接対策を一人で行うのは難しいでしょう。そんなときはエージェントへの相談をおすすめします。ハタラクティブではプロのエージェントが専任であなたの就活をサポート!書類作成や面接指導もお任せください。自己アピールでお悩みの方は、ぜひ一度ハタラクティブへご相談ください。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
- 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方
ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
経歴不問・未経験歓迎の求人を豊富に取り揃え、企業ごとに面接対策を実施しているため、選考過程も安心です。
※2014年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。