転職時に退職理由はどう伝える?状況別に伝え方をご紹介

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この記事のまとめ

  • 会社の上司に退職理由を伝えるときは、前向きで個人的な理由にする
  • 転職時の採用面接では、前向きかつ志望動機とリンクした退職理由を伝えるのがポイント
  • ネガティブな退職理由はそのまま伝えず、ポジティブな印象になるよう工夫しよう

転職を考えるときは、「退職理由」をどう伝えるべきか悩む人が多いようです。
このコラムでは、現職の上司に退職相談するとき、採用面接で質問されたときの2つのケースに分けて、退職理由の伝え方を詳しく解説。ネガティブな退職理由をポジティブに伝えるコツも併せてご紹介します。

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◆現職の企業に退職理由はどう伝える?

退職理由には、スキルアップのため、といった前向きな理由以外にも、会社の待遇面に対する不満や人間関係の悩みなど、ネガティブなものもあるでしょう。
しかし、ネガティブな理由をそのまま伝えてしまうと、「会社に対する愚痴だ」と思われて印象が悪くなったり、「改善するから」「相談に乗るから」と引き留めに合ったりする可能性も。

退職理由を伝えるときは会社への愚痴や不満と捉えられないよう、「新しい場所で〇〇の業務に携わってみたい」といった前向きで個人的な理由にすることが大切です。

また、転職時は現職を円満退職するのが重要。
退職したい時期の1~2か月前に直属の上司に退職相談するのが基本ですが、いきなり退職願を突きつける、先に上司以外の人へ話を漏らすなど、配慮に欠けた行動は避けましょう。

上司に退職相談をする場合は、事前にアポを取り、退職意思が固いことや退職したい時期の目安を伝えます。
退職日の設定は、繁忙期やプロジェクト途中はできるだけ控え、引き継ぎしやすい時期を選ぶのが無難。
退職スケジュールをしっかり立て、職場に配慮した行動をとるよう心がけましょう。


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◆転職面接での退職理由の伝え方

転職時の採用面接では、「なぜ前職を辞めたのか」といった質問は必ずと言って良いほど聞かれます。
職場で上司に退職相談をする時と同様に採用面接でも、答え方次第で相手(面接官)に与えるイメージが変わるので注意が必要です。
前職の悪口や不満といったネガティブな理由は、マイナスイメージに繋がりかねないため、伝え方には細心の注意を払いましょう。

退職理由は前向きな理由で、志望動機とリンクした内容にするのがおすすめ。
説明不足で内容が薄いという印象を避けるため、具体的なエピソードを盛り込むと説得力が増します。
「会社の方針が合わなかったので」と漠然と答えるのではなく、「〇〇という面で自分の価値観と企業方針が合わず、××できる新たな環境で働きたいと考え転職を決意しました」というように詳しく述べると良いでしょう。


◆ネガティブな退職理由を前向きに伝えるコツ

ここでは、ネガティブな退職理由を前向きな印象にする方法についてご紹介します。
面接での印象が悪いとなかなか採用には繋がらないので、退職理由の伝え方には十分気をつけましょう。

・残業時間が多かった場合

そのまま伝えてしまうと、「残業したくないのでは?」「うちの会社でも残業はあるが大丈夫なのか」という懸念に繋がります。
残業に抵抗があるという言い方ではなく、「前職は残業が慢性化していて、仕事を効率的に進めて早く帰ろうとする風土がなかったため」「残業時間が月に〇〇時間以上というのが半年以上続き、自己啓発に取り組む時間がとれなかった」など、転職後に改善できそうな点を踏まえた内容にすると良いでしょう。

・人間関係が悪かった場合

「上司や先輩と合わなかった」「職場に馴染めなかった」などの人間関係の悩みは、「応募者自身に問題があるのでは?」という印象を与えがちです。
人間関係が原因で離職を希望した場合は、「企業の雰囲気と自分の考え方(価値観)が異なっていた」という伝え方をするのがおすすめ。「前職ではチームワークよりも個人の成果を重視するという考え方が大きかったのですが、私は周囲の仲間と協力してより大きな成果に結びつけたいと考えているため、チームワークを重視する会社への転職を決意しました」など、自分の価値観に合った職場で働きたいという内容にすると効果的です。

上記以外にも、人それぞれの退職理由があるでしょう。
退職理由の伝え方や転職活動に悩みがある方は転職エージェントに相談してみてはいかがでしょうか。


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