仕事したくない原因はなに?対処法や避けた方が良い行動について解説

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この記事のまとめ

  • 「仕事したくない」という感情は、医学的な病気が原因ではない
  • 「仕事したくない病」とは俗語の一つで、仕事に対してやる気が持てない状態を表す
  • 「仕事したくない」と思う原因には待遇や職場環境、人間関係などがある
  • 「仕事したくない病」のときは、仕事以外を充実させたり目標をつくったりすると良い
  • 仕事をしたくない原因へ対処する際、感情的になって退職しないように注意する

「仕事したくない」という感情が続くと、心の病気ではないかと不安になる方もいるでしょう。いわゆる「仕事したくない病」は医学的なものではありませんが、我慢し続けると心身に影響を及ぼす可能性も考えられます。このコラムでは、「仕事したくない病」の特徴や原因、対処法などをまとめました。「仕事したくない」と悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

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「仕事したくない病」とは?4つの特徴

「仕事したくない病」とは、その名のとおり「仕事をしたくないという病気のような状態」を表す言葉です。いわゆるネットスラング・俗語であり、風邪や花粉症のように医師の診断が下るものではありません。ただし、あまりにも「仕事したくない病」がひどくなると朝起きられなくなったり、仕事がある日に体調を崩したりするなど、心身に影響を及ぼすこともあります。気づかないうちに「仕事したくない病」になっている場合も考えられるので、以下のような症状がないかチェックしてみましょう。

1.仕事に対する熱意がなくなる

仕事への熱意がなくなっていたら、「仕事したくない病」になっている可能性があります。就職したときの夢や目標より「仕事したくない…」という感情のほうが勝ってしまい、モチベーションが保てなくなるのも「仕事したくない病」の特徴です。症状がひどくなると自分の趣味や好きなこと、興味があるものにも熱意を感じられなくなり、生活そのものに覇気がなくなる場合もあるでしょう。

2.出勤の準備が億劫になる

「仕事したくない病」は、仕事に対してやる気が出ないことで出勤の準備が億劫になり、身だしなみが粗雑になるといった傾向が見られます。また、朝起きるのが困難になる人も。スムーズに行動できず、遅刻や欠勤に繋がる場合もあります。

3.仕事前になると体調を崩す

仕事の前日や出勤前、会議などの苦手な業務の前になると、体調を崩してしまうのも「仕事したくない病」の特徴の一つです。精神的なストレスが体調に影響を及ぼすこともあります。そのため、出勤前に体調を崩しやすい人は、仕事のストレスを抱えている可能性が高く、「仕事したくない病」になっている場合があるでしょう。

4.どれだけ休んでも疲れが取れない

休日に体を休めても疲れが取れないのは、精神的に疲弊しているのが原因と考えられます。一般的には、休み明けはリフレッシュされて仕事のモチベーションも上がるでしょう。しかし、休んでも「会社に行きたくない」「仕事したくない」という気持ちが続くようなら、「仕事したくない病」のサインといえます。

「仕事したくない病」の多くは一過性の感情である可能性が高い

「仕事したくない病」の多くは、「次の仕事が面倒だから嫌だ」「取引先が苦手だから仕事したくない」といった、一過性の感情だと考えられます。環境や状況が変わって改善されるのであれば、その感情は一過性のものだといえるでしょう。しかし、悩みの原因が解消されても「仕事したくない病」が続いたり、日に日に悪化したりする場合は注意が必要です。我慢し続けると精神的な疲労が溜まり、身体に負担をかける可能性も。「仕事したくない」という気持ちが長引くときは、然るべき場所に相談することをおすすめします。

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仕事したくないと思ってしまう7つの原因

「仕事したくない」と思う背景には、人間関係や職場環境への不満など、さまざまな原因があるようです。「仕事したくない」と思ってしまう原因を知って向き合うことが、解決に繋がる糸口となるでしょう。以下を参考に、今の仕事の何に不満を感じているのか整理してみましょう。

1.人間関係や職場の環境が合わない

2021年に厚生労働省が実施した「『労働安全衛生調査(実態調査)』の概況(p.13)」によると、現在の仕事や職業生活に関することで、強いストレスとなっていると感じる事柄がある労働者の割合は53.3%です。そのうち、ストレスの原因を「対人関係(セクハラ・パワハラを含む。)」とした人が25.7%いると報告されています。
このように、人間関係を含む職場の環境に問題があることでストレスを抱えてしまい、「仕事したくない病」になってしまう人は一定数いると考えられるでしょう。

参照元
厚生労働省
令和3年労働安全衛生調査(実態調査)の概況

2.仕事のモチベーションが上がらない

仕事のモチベーションが上がらない状態が続くと、「仕事したくない病」になりやすいでしょう。たとえば、仕事が単調であったり自分に向いていないと感じるものであったりすると、目標を見出せなくなり仕事へのやる気が失われることも。そのような場合、目の前の仕事へのモチベーションが上がらず、「仕事したくない病」になる場合もあるでしょう。

3.収入面や待遇に不満がある

仕事内容に対して給与が十分でないと感じてしまうと、仕事への意欲が薄れて「仕事したくない病」になる人もいるようです。また、成果を上げているのに評価されなかったり、年功序列の職場のため結果を出しても給与に反映されなかったりする評価制度への不満も、「仕事したくない」と感じる原因の一つとされています。

4.残業が多い

「仕事したくない病」の原因として、残業の多さも挙げられます。人手不足や業務過多、職種の特殊性などから残業が続くこともあるでしょう。繁忙期のように一時的に残業が増えるのは仕方ないことですが、慢性的に残業が続いているなら注意が必要です。プライベートの時間が持てないだけでなく、十分な休息を取れずに疲労が溜まり、仕事へのやる気を失う可能性が高まります。

5.仕事以外で問題を抱えている

仕事だけでなく、プライベートの悩みも「仕事したくない病」の原因になることがあります。家族や友人、恋人との関係に問題を抱えていると、仕事に身が入らずミスが続いてしまうことも。そうして、周囲に迷惑をかけたり上司から叱られたりすることでストレスが溜まり、「仕事したくない」と思う人もいるようです。

6.身体的な不調が続いている

何らかの病気でなくとも身体的な不調が続くと、「仕事したくない」と感じてしまいます。たとえば、つい夜更かしをする日々が続いて睡眠不足になっていると、体力が回復せず仕事に集中できないことも。その結果、本来の実力が発揮できず「仕事したくない」と思う原因になるようです。

7.仕事の成果を評価してもらえない

仕事の成果や頑張りが評価されないと、やる気を失い「仕事したくない病」になる人もいます。評価制度がない会社では、上司の一存で評価が決まる場合もあるでしょう。実力よりも学歴や在籍期間の長さで昇進を決められては、仕事のやりがいを感じられなくなるのも自然なことです。

20代後半~30代は同僚と比べる人が多い

20代後半~30代の年代は、任される仕事や昇進・昇格に差が出始める傾向があります。同僚に比べて自分が評価されていないと、モチベーションが下がり「仕事したくない」と思ってしまうこともあるようです。そのほか、20代後半の方が抱えやすい仕事の悩みについて「28歳は仕事と人生の転機?辞めるならキャリアアップにつながる転職を!」のコラム詳しくご紹介していますので、ご覧ください。

仕事したくないと思ったときの7つの対処法

「仕事したくない病」は誰でもなる可能性があります。しかし、その状態が長引けば心身に影響を及ぼしたり、仕事を続けられなくなったりすることもあるでしょう。「仕事したくない…」と思ったら、以下に挙げる7つの対処法を試してみてください。

1.出勤前や退勤後のご褒美を考える

「仕事したくない」と朝起きるのが憂鬱なときは、「仕事を頑張った自分へのご褒美」を考えましょう。出勤前、家を早めに出てカフェで朝食を食べたり、退勤後に映画を見に行ったりするなど、イレギュラーな予定を取り入れると、新鮮な気持ちで一日を楽しめる場合もあります。「仕事したくないけど、頑張れば楽しみがある」と考えると、少し気持ちが軽くなるはずです。

2.やりがいに繋がる目標を作る

仕事に対してやる気や意欲が見出せないのが「仕事したくない病」の原因になっている場合、目標を作るのがおすすめです。目標を定めれば、それに向かって努力や工夫をする工程や達成したときに、大きなやりがいを感じられるでしょう。目標の内容は「次のプロジェクトでリーダーになる」「昇進試験に合格する」といった大きなものに限らず、「1日に行う作業の量を○○%増やす」「毎朝その日のToDoリストを作成する」といった小さなことでもかまいません。どうしても仕事に対して目標が持てなければ、「毎日休まずに出勤する」「遅刻や早退をしない」などの些細なことから始めてみるのも良いでしょう。

3.有給や休職制度を使用して仕事から離れる

「仕事したくない病」が続いているときは、長期休暇を取得して一度仕事から離れてみるのも良いでしょう。十分な休息を取れば心身ともにリフレッシュして、新たな気持ちで仕事に取り組めることもあります。また、「仕事したくない…」という自分の気持ちや考えを整理したり、働き方について改めて考えたりする良い機会にもなるでしょう。

4.第三者に相談して意見をもらう

「仕事したくない…」と悩んでいるときは、家族や友人、同僚など信頼できる人に話を聞いてもらうのも効果的です。話を聞いてもらうだけでも気持ちが軽くなったり、ポジティブな考えにシフトできたりすることもあります。ただし、なかには「仕事したくないなんて甘え」「頑張りや努力が足りない」など厳しい意見を持つ人もいるため、相談相手は慎重に選びましょう。

5.プライベートを楽しむ

プライベートを充実させることは、仕事したくない病にならないためにも必要です。趣味を増やしたり旅行へ出かけたりするなど、休日に好きなことでリフレッシュできると、気持ちを切り替えて仕事に取り組めるでしょう。また、仕事以外に楽しみがあるとそれが自分へのご褒美となり、「仕事したくない」という感情が薄れることもあるようです。仕事とプライベートは切り離して、楽しめるものを見つけましょう。

趣味を副業にする方法もある

趣味はストレス解消になるだけでなく、仕事のスキルに繋がることもあります。たとえば、好きなゲームがきっかけでプログラミングに詳しくなり、そのスキルを仕事で活かせれば評価に繋がることも。また、会社が副業を認めているなら、趣味で得たスキルを副業にするのも良い方法です。副業で新たに生まれたアイデアや人脈を本業に還元できて、「仕事したくない病」から脱却できることも考えられます。

7.体調が悪い場合は整える

体調が悪くて「仕事したくない病」になっている人は、体調を整えましょう。体調不良の状況で無理をすると仕事への集中力が欠けるのみではなく、生活全般に対して無気力になる可能性があります。体調管理の仕方について「毎日の基本、体調管理のポイントとは?」のコラムで詳しく紹介していますので、参考にしながら試してみてください。

仕事したくないときに避けた方が良い3つの行動

「仕事したくない…」と感じたとき、悩みを一人で抱え込んだり我慢し続けたりするのは避けた方が良いでしょう。仕事したくない気持ちを抱え込めなくなったとき、急に辞めたくなってしまう可能性があるからです。以下で詳しくまとめたので、「仕事したくない」と感じたときは注意しましょう。

1.勢いで仕事を辞める

今の会社でどうしても「仕事したくない…」と思っても、勢いだけで辞めないようにしましょう。配置転換や異動などを願い出ることで環境や状況が変わって、悩みの原因が解消される可能性もあります。まずは、今の状況を変えられないか上司に相談してみるのがおすすめです。また、仕事を辞める判断をした場合、転職先が決まっていない状態で辞めるのは避けましょう。焦って仕事を辞めてしまうと、収入がないまま転職活動をしなければならなくなり、今より苦しい状況になる可能性もあります。次の会社でもまた「仕事したくない病」にならないよう、転職活動には十分な準備と期間が必要です。転職の注意点については「転職するときの注意点」のコラムで解説していますので、あわせて参考にしてください。

本当に辞めたいのか考えよう

仕事を辞める前に、本当に今の会社では働き続けられないのか、改めて考えてみましょう。人間関係に悩んでいるものの、仕事自体はやりたいことと合致している場合もあります。また、毎日同じことを繰り返す作業に飽きてしまっただけで、会社に不満はない人もいるでしょう。仕事をしたくないと思う原因と、どうしたら快適に仕事ができるのかをよく考えてみるのが大切です。

2.一人で抱え込む

「仕事したくない病」で悩んでいる人は、一人で悩みを抱え込まないよう注意が必要です。一人で考え込むとネガティブな方へと考えてしまい、冷静な判断ができなくなる危険があります。第三者に相談することで「仕事したくない病」が薄らいだり、同じ悩みを持っている人と気持ちを分かち合えたりすることも。話しているうちに、根本的な原因に気づいて対処法が見つかる可能性もあります。

3.心身の不調を我慢し続ける

「仕事したくない病」が原因で心身に不調が出たり、憂鬱な気分が続いていたりするようであれば我慢し続けるのは危険です。たとえば、出勤前に腹痛や吐き気がしたり、夜眠れなかったりする場合、やる気やモチベーションの問題ではなく、然るべき機関への相談が必要なことも考えられます。自分の心身の状態は、常に把握しておくことが大切です。

仕事したくない状態が続くなら環境を変えるのもアリ

「仕事したくない病」は一過性の感情であることも多いですが、続くようであれば環境を変えるのも一つの方法です。勤務先や業務内容を変えなくても、働く環境を変えることでストレスの原因が解消されることもあります。上司に相談しても現状が変わらない場合は、転職も視野に入れましょう。

自分に合った働き方に変える

近年、正社員の働き方は大きく変化しており、フレックスタイム制や在宅勤務制度など、柔軟な働き方に対応する会社が増えています。このような制度を利用して、自分にとって働きやすい環境を整えることも大切です。たとえば、人間関係が原因で「仕事したくない」と思っているなら在宅勤務制度、勤務環境が原因ならフレックスタイム制やサテライトオフィスを活用するのもおすすめ。勤務先ですでに導入されているなら活用し、導入されていないなら上司に相談してみても良いでしょう。

転職する

配置転換や社内の制度で現状を変えられず、自分のやりたいことができない場合、思い切って転職をしてみるのも良いでしょう。ただし、感情的になって「仕事したくない」と退職してしまうと、転職先でも同じことで悩む可能性があります。今の会社で改善に向けて行動したものの、仕事したくない原因が解消されなかった場合に、転職を検討するのがおすすめです。
転職する際は、転職エージェントを利用するのも良いでしょう。転職エージェントでは転職相談のほか、求人紹介や選考サポートを受けられます。自分の状況や気持ちに合わせて転職活動を進められるでしょう。

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仕事したくない病に関するFAQ

ここでは「仕事したくない病」に関連する疑問を、Q&A方式でご紹介しています。

「仕事したくない」は甘えですか?

「仕事したくない病」は、仕事を続けていれば誰しも陥る状態なので、甘えではないといえます。逆に、仕事をしたくないというのは甘えだと片付けて、原因を追求しないのは良くありません。「仕事がしたくない」と思ったら心機一転のチャンスと考えて、改善策を見つけてみましょう。「仕事をしたくないときはどうする?対処法やモチベーションの上げ方を紹介」のコラムでは、モチベーションの上げ方を紹介していますので、ご一読ください。

働きたくない理由が分からないときは?

今の仕事のどこに不満を感じているのか、どのようなときに働きたくないと思うのかを書き出してみましょう。考えるのみではなく言葉に出して整理することで、見えなかった根本的な原因を見つけられることもあります。理由が分からず悩んでいる方は、「働きたくない心理の原因は?改善する方法や向いてる仕事などを紹介!」のコラムも参考にしてみてください。

「心の病気かも…」と思ったときは?

然るべき機関に相談しましょう。心の病気は、本人も周りの人も気づきにくい傾向があります。少しでも「いつもと違うな」と感じたら、専門性の高い機関に相談するのがおすすめです。「ストレスで退職したいときの5つの対処法!円満退社をするには」のコラムでは、退職したいほどの大きなストレスへの対処方をご紹介していますので、ご覧ください。

働きたくない人に向いている仕事は?

まずは自己分析をして、どのような仕事なら続けられそうか考えましょう。自己分析では、今までにモチベーションが上がった経験や人から褒められることなどを洗い出し、得意なことや強みを把握していきます。さらに、自分の長所・短所を書き出したり将来の夢を考えてみたりすることで、何がしたいか見えてくる可能性があるでしょう。就職・転職エージェントのハタラクティブでは自己分析のやり方についてもレクチャーしているので、自分に向いている仕事が分からない方はぜひご相談ください。

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