会社に行きたくないのは甘え?正直に言うべき?原因と対処法を解説

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この記事のまとめ

  • 会社に行きたくないときは、休むのも選択肢一つ
  • 会社に行きたくない主な原因は人間関係や業務量の多さなどが挙げられる
  • 会社に行きたくないときは、原因を明確化するのがおすすめ
  • 会社に行きたくない気持ちが続いたときは転職も視野に入れる

働いていると「会社に行きたくない」と感じることもあるでしょう。このコラムでは、会社に行きたくないと感じる原因や対処法を6つ解説します。我慢をして会社へ行くのは、吐き気や涙などの拒否反応につながる可能性があるため、自己管理の手段として休むのも一つの選択肢です。しかし、会社に行きたくないときにやってはいけない行動もあるため、このコラムを参考にして上手に休みましょう。

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会社に行きたくないときに休むのはOK?

「朝起きたとき、会社に行きたくない気持ちが強い」「会社に行きたくなくて憂うつな気持ちになる」など、出勤するのが辛いときは会社を休むのも選択肢の一つとなります。休むことで憂うつな気持ちが改善され「また明日から頑張ろう」と思えるのであれば、欠勤してゆっくり過ごすのがおすすめです

ただし、周囲の目や評判が気になる場合は、休むことがストレスになる可能性があるため、必ずしも欠勤するのが最善ではありません。憂うつな気持ちを解消する方法を詳しく知りたい方は「仕事に行きたくないときは休んで良い?憂鬱な気持ちを解消する方法8つ」のコラムもご覧ください。

会社に行きたくないと思うのは甘え?

会社にいきたくないと思うのは、甘えではないでしょう。仕事への拒否反応は、身体が疲弊しているサインであることもあります。「仕事から逃げたいと思うのは甘え?辞める3つのタイミングと対処法」のコラムで紹介しているように、まずは状況が改善できるよう努力してみます。それでも気持ちが後ろ向きになる場合は、ゆっくり休息を取りましょう。

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会社に行きたくないと感じる原因

会社に行きたくないと感じる原因は「一時的な感情」と「慢性的な理由」の2つに分けられます。一時的な感情とは、日曜日の夜や月曜日の朝、長期の休み明けなど環境や状況の影響が大きいもの。一時的な感情は、会社を休んだりある程度時間が経ったりすると落ち着く傾向にあります。

しかし、慢性的な感情が原因の場合は、休みをとっても改善せず、意欲が湧いてこないことが特徴です。解決策を見つけるためには、慢性的な理由を明確にして改善を図ることが重要といえます。
ここからは、慢性的な理由に重きを置いて、会社に行きたくないと感じる原因を5つ紹介します。

1.会社の人間関係に問題がある

会社に行きたくないと感じる理由のなかで、最も多いといわれているのが人間関係です。会社で良い人間関係を築きたいと考えていても、実際は上司や同僚とのコミュニケーションで苦労することも多く、理想と現実のギャップから「会社に行きたくない」と感じるようです。

2.仕事のモチベーションが上がらない

「やりがいを感じない」「評価を得られない」など、仕事へのモチベーションが低いことも会社に行きたくないと感じる要因の1つです。そのほか、仕事に慣れたり苦手な業務を任されたりしたことがきっかけで、意欲が低下することもあるでしょう。

飛躍できるポテンシャルを持っている方も、モチベーションが低下すると本来の力を発揮できません。本来の力を発揮できないことがきっかけで、評価が下がる可能性も。仕事に行きたくない状況下で、評価が上がらず悩んでいる方は、モチベーションの維持が最重要項目とも言っても過言ではないでしょう。

モチベーションを維持する方法が知りたい方は「やりたくない仕事のモチベーションを保つ方法とは?原因となる心理もご紹介」のコラムをご覧ください。

3.業務量が多い

あまりにも業務量が多く、残業しないと終わらないなどの業務量過多の状態も会社に行きたくなくなる原因です。業務量が多いと日々の疲れを解消しにくく、リフレッシュする時間も取れないため、心身ともに疲労していることが考えられます。

業務量が多くて悩んでいる方は、業務フローを見直して改善するほか、上司に相談する・量を減らせるか打診するのがおすすめです。心身の疲労は、過労で倒れたり精神面に影響が出たりする恐れもあるため、早めに対処しましょう。

業務量が多い理由や対処法について詳しく知りたい方は「仕事が忙しすぎるときはどうしたら良い?原因や対処法を解説」のコラムを参考にしてください。

4.通勤が苦痛

通勤時間が長い方や通勤ラッシュの時間帯に電車に乗る方は、苦痛を感じやすいといわれています。通勤が苦痛で会社に行きたくないという方は、対策を講じないでいるとさらにつらくなる可能性が高まります。そのため、通勤時にどれだけ苦痛を軽減できるかが重要です。

5.仕事に対する自信がない

「思うように仕事がはかどらない」「業務内容を覚えるのが遅いと感じる」など、自身のスキルに関する不安から自信を無くし、仕事に行くのがいやになっている方もいます。自信がないと自己肯定感が下がり、失敗を引きずったりさらにミスをしたりする可能性も高まります。また、他人と自分を比べて仕事への自信を失っている方も。

仕事に自信がないときは過去と現在の自分を比較して成長した点を褒めるほか、現在のスキルを受け入れる・目の前のことに集中することを意識してみてください。成長したところを褒めてあげられると、自己肯定感や仕事の意欲アップにつながりやすくなります。

自己肯定感を高めたい方は「自分に自信が持てない原因とは?自己肯定感を高める方法を紹介」のコラムをご覧ください。

会社に行きたくないときの対処法6選

会社に行きたくないときは見て見ぬふりをするのではなく、気持ちが前向きになるように対処するのが大切です。

1.仕事終わりの楽しみを決める

会社に行きたくないときは、業務終了後の楽しみを決めておくと「今日も一日頑張ろう」とやる気が湧いてくることがあります。趣味に関する習いごとをはじめるほか、友人と食事に行く・映画を観る・お気に入りのお菓子やコンビニスイーツを買いに行くことなどが楽しみとして挙げられます。

楽しみがあると仕事の憂うつな気持ちが和らぎ、活力が湧いてくるでしょう。休み明けに会社に行きたくないと感じやすい方は毎週月曜日にご褒美を作ると、憂うつに感じやすい日も少しだけ特別に感じられるはずです。

2.仕事のとらえ方を変える

仕事のとらえ方を見直してみるのも一つの方法です。入社したときは「会社や顧客のために頑張ろう」と熱い気持ちを持っていた方も、仕事に慣れることで定型的な作業になってしまうことは多いもの。

仕事を充実させるには、常に学ぼうとする姿勢を持つことが大切です。やらなければいけないタスクばかりに目を向けるのではなく「何のために仕事をしているのか」を今一度考え直すことで、新鮮な気持ちで仕事に取り組めるでしょう。

3.生活スタイルを見直す

「会社に行きたくない」「仕事がつまらない」と気持ちが後ろ向きになる方は、生活スタイルを見直してみましょう。睡眠不足や運動不足が原因で生活習慣が乱れていると、心が後ろ向きになりやすい傾向にあります。生活スタイルに見直すべき心当たりがある方は、早寝早起きを1週間だけ続けてみる・朝の5分だけストレッチするなど、改善策を講じてみてください。

そのほかにも、ジムに通ったりジョギングしたりして、定期的に体を動かす習慣を身につけるのがおすすめです。体を動かすことで就寝時に寝つきやすくなると言われており、睡眠の質が向上する可能性があります。

通勤が辛いときは?

通勤時間が辛くて「会社に行きたくない」と感じている場合は、辛いと思う原因に合った対処を行いましょう。たとえば、通勤ラッシュの満員電車が辛い原因なら早起きして何本か早い電車を利用したり、時差出勤やフレックス制度があるなら活用したりするのがおすすめ。
通勤時間が長いのが辛いなら、本やニュースを読む・映画を見る・資格の勉強をするなど時間を有効活用してみましょう。制度としてリモートワークや在宅勤務が叶うなら検討してみるのもおすすめです。リモートワークについて知りたい方は「リモートワークとテレワークの違いとは?働く側のメリット・デメリットを解説」のコラムをご覧ください。

4.自己分析をして自己評価を高める

会社に行きたくない原因の一つに、仕事に対する自信のなさも挙げられます。自信がない方は紙に自分の良いところや仕事の成功体験を書き出す自己分析をしましょう。

成功体験は「上司に△△で感謝された」「△△のスキルを身につけた」「入社当時の目標を達成した」などが挙げられます。紙に書き出すことで自分の長所や内面を視覚化でき、あらたな一面にも気づけます。良いところに目を向けると気持ちも明るくなり、仕事に対するモチベーションアップにもつながるでしょう

また、自分が会社に行きたくないと思う理由を言語化するのもおすすめです。行きたくない理由を明確にすることで、解決策が見えてくることもあります。

5.部署の異動を希望する

同僚や上司との人間関係が原因で会社に行きたくない方の中には「せっかく就職したから辞めたくない」という方もいるでしょう。会社の退職を考えていない方は、部署の異動を申し出るのがおすすめです。

部署の移動は社内で異動希望を申し出る制度のほか、自らほかの部署を指定する社内FA制度・社内公募制度を設けているところもあります。3つの異動制度がない会社に勤めている方は、上司に相談をしてください。万が一、異動の理由が上司の場合には人事部に相談するのがおすすめです。

部署異動の相談先について詳しく知りたい方は「部署を異動したい場合の相談相手とは?希望を叶えるポイントなどを解説」のコラムをご覧ください。

会社での人間関係を改善するには

会社での人間関係を改善するには、積極的にコミュニケーションをとって相手を知ることが大切。相手が変わることを待つのではなく、自分から歩み寄る姿勢を示しましょう。
それでもお互いの関係がこれまでと変わらない場合には、業務時間内だけコミュニケーションを取り、仕事の一つと割り切って対応すると、気持ちが楽になるでしょう。職場での人間関係に悩んでいる方は「職場の人間関係が辛いときの対処法とは?ストレスを感じる要因を知ろう」のコラムをご覧ください。

6.相談窓口を利用する

会社に行きたくない理由がモラハラのほか、いじめ・業務量の多さの場合は相談窓口を利用するのがおすすめです。近年、多くの企業で相談窓口を開設しており、公的機関にも相談ができます。

パワハラをはじめとする各々の問題は一人で悩まず、相談するのがおすすめ。パワハラに関する相談を詳しく知りたい方は「パワハラの相談が無料でできる窓口はどこ?労働基準監督署についても解説」のコラムをご覧ください。

会社に行きたくないときにやってはいけない行動

会社に行きたくないからといって無断欠席をしたり、感情に任せて退職したりするのは避けるべき。社会人は自覚をもって行動しなければいけません。一人の行動で会社側に損失を招く可能性もあるため注意してください。ただし、無理をして我慢を続けるのも良くありません。自分のできる対応を行い、「どうしても行きたくない」と感じるときはしっかりと連絡をしたうえで会社を休むことも検討しましょう。

我慢を続ける

「会社に迷惑をかけてはいけない」と辛い気持ちを我慢しながら、自分を奮い立たせて仕事をするのはおすすめできません。対処法や自分にできることを試してみても状況が改善されず、会社に行きたくない気持ちが続くときは、休むのも選択肢の一つです。

休むことで気持ちが和らぐ可能性もあります。しかし、休んでみても会社に行きたくない気持ちが払拭されない場合は、退職や転職をして環境を変えることも必要といえます。

連絡なしに休む

仕事が精神的な負担となっている場合は会社を休んでゆっくり休息をとることも必要です。しかし、どのような事情であれ、連絡をせずに無断で休むことは避けてください。休みの連絡はメールやチャットではなく、電話を掛けるのが社会人としてのマナーです。

また、欠勤は誰かに伝言を頼むのではなく、直接伝えるのがマナー。無断欠勤は信用を失うだけではなく緊急連絡先に連絡が入る可能性もあります。無断欠勤で生じる問題点について詳しく知りたい方は「会社を無断欠勤するとどうなる?連絡なしで休む問題点や正しい対処法を解説」のコラムをご覧ください。

「会社に行きたくない」と正直に言うべき?

正直に「会社に行きたくない」と伝えることで、上司が部下の抱えるストレスや部署全体の問題点に気付けるメリットがあります。しかし、単純に「会社に行きたくないので休みます」と伝えてしまっては、仕事に対する意欲や考え方を問題視される可能性があるので注意。「業務量が多く残業を続けていて体調を崩した」「チーム内の連携が取れておらず自分なりに改善しているものの周囲が理解を示してくれない」など、根拠や改善に取り組んでいる姿勢も述べましょう。

よく考えずに退職する

会社にいきたくないからといって、勢い任せに辞めるのもおすすめできません。原因を明確にしないまま転職をすると、同じことで再度退職する可能性があります。まずは、休職や長期休暇などで心を落ち着かせる時間をつくり「なぜ会社に行きたくないと感じるのか」を明確にしましょう。

休みをとっても仕事を辞めたいと感じた方は、転職するのもおすすめです。退職に関するマナーを詳しく知りたい方は、「目指すは円満退社!知っておきたい退職マナー」のコラムをご覧ください。

会社に行きたくない気持ちがなくならないときは?

改善に取り組んだにもかかわらず「会社に行きたくない」という気持ちが続く場合は、転職を視野に入れてみるのも一つの手です。自分が本当に求める働き方や仕事について、あらためて考え直してみる良い機会にもなります。

転職をする際は収入が途切れたりブランク期間が長引いたりするのを避けるために、在職中に転職活動をはじめましょう。会社勤めをしながらの転職活動は時間が限られるため、転職エージェントを利用して効率良く進めるのがおすすめです。

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