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折り返し電話のマナーとは?就活中の印象は言い方ひとつで変わる!
更新日
この記事のまとめ
- 企業からの連絡に出られなかった場合は、自分から折り返し電話をするのがマナー
- 折り返し電話は翌日ではなく、できるだけ当日中にかけたほうが良い
- 折り返し電話をする前に、伝言の内容や自身のスケジュールを確認しておこう
- 折り返し電話を掛けるときは、「時間」「場所」「言葉遣い」など相手への配慮が大切
- 折り返し電話をするときは、相手の連絡に出られなかったことへのお詫びを添えよう
就活中に企業からの電話に出られず、折り返し電話を掛ける機会もあるでしょう。不在着信に気づいたら、できるだけ早く折り返し電話をするのがマナーです。ただし、時間帯によっては電話を掛けるタイミングを見計らったほうが良い場合もあります。このコラムでは、就活に役立つ折り返し電話のマナーや担当者に好印象を与える敬語の使い方を解説。折り返し電話の掛け方や注意点もまとめているので、就活中の方は参考にしてください。
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就活中は電話の折り返しマナーに留意しよう
就活中に企業から連絡を受けて対応できなかったときは、マナーに十分留意したうえでできる限り早く折り返し連絡をしましょう。折り返しの連絡が必要になっているということは、多少なり相手を待たせているということ。相手の時間を消費してしまっているという意識を持ち、真摯な姿勢を示すことでその後の対応がスムーズに進むはずです。
電話を折り返すときの基本マナー
就活で折り返し電話を掛ける場合は、マナーとして時間や場所など、相手への配慮が必要です。以下で紹介するポイントに注意して、先方の企業に失礼にならない対応を心掛けましょう。
1.相手が忙しい時間の折り返し電話は避ける
折り返し電話を掛けるときは、相手の都合を考慮することが大切です。一般的に忙しいとされる以下の時間帯に折り返し電話を掛けるのは避けましょう。
・始業時間直後
・昼休みの時間(休憩前後を含む)
・終業時間間近
・勤務時間外
午前8時〜10時ごろは多くの企業が始業直後の時間帯です。朝礼やミーティングで採用担当者が対応できない可能性が高いので、電話をするのは控えましょう。また、昼休憩に入る企業が多い正午~午後2時の時間帯や終業間際も、折り返し電話をするのは避けるのがマナーです。折り返し電話を掛ける時間帯に関しては、「企業へ電話をかけても良い時間帯はいつ?知っておきたいマナーと注意点」もぜひ参考にしてみてください。
2.電波状況や騒音がひどい場所からは電話しない
企業に折り返し電話を掛ける際は、電波が通じる静かな場所を選びましょう。屋外や騒音が激しい場所は、電話の声が聞き取りにくく何度も聞き返すことになってしまいます。電波が通じにくい場所からの電話も、同様の理由でおすすめしません。相手に不快な思いをさせないマナーとして、電話対応する場所は慎重に選びましょう。
相手の言葉が聞き取れなかった場合は丁寧に聞き返す
相手の話がよく聞き取れなかったときは、そのままにせず必ず聞き返しましょう。聞き返すのが申し訳ないからとそのまま話を進めてしまうと、重要な内容を聞き逃してしまうことも。相手の言葉が聞き取れなかったときは「大変申し訳ございません、電波の調子が悪いようでもう一度お話しいただけますでしょうか。」と、相手を責める言い方はせず、丁寧に聞き返すとお互いに不快な思いをせずにすみます。
3.電話に出られなかったことを謝罪する
折り返し電話を掛けるときは、最初に電話に出られなかったことに対してお詫びします。冒頭で述べたように電話を取れなかったことで相手の業務が滞っている場合もあるので、「先ほどはお電話に出られず、申し訳ございませんでした」と伝えてから本題に入りましょう。お詫びがあるのとないのとでは、先方に与える印象が異なります。
4.相手の伝言や留守電を確認していることを伝える
折り返し電話をかけた際に、担当者からの留守電で内容を把握していることを伝えると、相手も説明の手間が省けるため親切です。すぐに本題の話ができるため、やり取りがスムーズに進むでしょう。お互いに時間を無駄にせず済みますので、折り返し電話をかける際は伝言や留守電を聞いていることを必ず伝えましょう。
「また掛け直します」と伝言があった場合も折り返し電話をする
留守番電話に「また掛け直します」と伝言が残っていることもありますが、基本的には掛け直すべきです。採用担当者は多忙のため、再度の連絡を失念する可能性も。また、社交辞令で伝言を残していることもあるでしょう。主体性や行動力を示すためにも、可能な限り自分から掛け直しましょう。
5.電話で聞いた内容は必ずメモを取る
応募先の企業と電話するときは、あとで見返せるようにメモを取りながら話を聞きましょう。企業からの折り返し電話は、今後の選考に関する重要な内容である場合が多く、話し終えてからメモを取ろうとしても忘れてしまうことも。確認のために再度折り返し電話を掛けるのは、相手に良い印象を与えません。マナーとしても好ましくないので、聞き逃しを防ぐためにもすぐにメモを取ることをおすすめします。
就活で役立つ電話対応の基本的なマナー
折り返し連絡にかぎらず、就活で電話対応をするときは声のトーンや言葉遣いに気を配りましょう。電話は相手に姿が見えません。だからこそ、一層丁寧な対応が必要になります。難しいことではなく、就職後も活用できる基本なので身につけておきましょう。
声のトーンや話すスピードに気をつける
電話は相手が見えないぶん、声の出し方や話し方に注意しましょう。ぼそぼそ話してしまうと相手に暗い印象を与えてしまうだけでなく、内容が聞き取りづらくなってしまいます。また、人は緊張すると早口になりやすいため、普段よりゆっくり目のスピードを意識してみましょう。
正しい敬語で対応する
就活で応募先の企業に電話を掛ける際は、正しい言葉遣いと敬語を意識しましょう。電話でのやり取りに慣れていないと、緊張から変な言葉遣いになったり敬語の使い方を間違えたりする可能性があります。企業に好印象を与えるためにも、敬語や電話対応に役立つクッション言葉を覚えておきましょう。
電話対応でよく使われる敬語
応募先の企業に電話を掛ける際によく使われる敬語は下記のとおりです。話し言葉と書き言葉で異なる敬語も存在するため、間違えないように確認しておきましょう。
・わたし、俺→わたくし
・あなたの会社→御社
・今日→本日
・きのう→さくじつ
・さっき→さきほど
・あとで、今度→のちほど
・ちょっと待って→少々お待ちください
・了解です→承知いたしました、かしこまりました
・すみません→申し訳ございません
・〜してもらえますか?→〜していただけますか?
・その日は無理です→その日は都合がつきません
・確認してください→ご確認のほどお願いいたします
電話対応で使えるクッション言葉
クッション言葉とは、相手に不快感を与えないように伝えたい言葉の前に使う前置きです。特に、以下のクッション言葉はビジネスシーンでよく用いられています。
・恐れ入りますが
・お手数をおかけいたしますが
・申し訳ございませんが
・あいにくですが
・せっかくですが
・差し支えなければ
・よろしければ
敬語は使い慣れていないと不自然な言い方になってしまう恐れがあります。就活中は特に敬語を話す機会が多いので、普段から正しく使えるよう練習しておきましょう。「その敬語間違ってない?正しいビジネスメールのマナーとは」では、正しい敬語の使い方を解説しています。
気づいたのが夜なら翌日の午前中に掛け直す
不在着信にはすぐに折り返し連絡するのがマナーですが、気づいたのが夜だった場合は、翌日の午前中に電話を掛けましょう。夜間に連絡してもつながらない可能性が高いうえ、就業後の連絡はかえって相手の迷惑になります。土日休みの会社からの不在着信に気づいたのが金曜日の夜だった場合は、折り返し電話をするのは2日後の月曜日で構いません。翌日・翌営業日に折り返し電話を掛ける際は、挨拶とともに連絡が遅くなった旨をお詫びしましょう。なお、メールで後日折り返し電話する旨を伝えておくと「ビジネスマナーが身についている」という印象を与えられます。
留守番電話につながったときは伝言を残す
電話を折り返したときに留守番電話につながった場合は、伝言を残しておくのがマナーです。準備ができていないからと伝言を残さずに電話を切ると、失礼な対応をする人だと思われてしまいます。折り返し電話をするときは、相手が出ない可能性を考慮してあらかじめ伝言を考えておきましょう。
留守番電話に伝言を残す場合は、挨拶を述べたあと自分の名前と掛け直す時間を手短に伝えます。別の社内関係者が電話に出た場合は、ひとこと断りを入れて繋がりやすい時間帯を伺うようにしましょう。転職・就活時の電話マナーについては、「電話対応の苦手を克服!言葉遣いや心がけることは?マニュアルと例文をご紹介」もぜひご覧ください。
例文つき!就活で折り返し電話を掛ける際の流れ
ここでは、就活の際に役立つ折り返し電話の掛け方や会話の流れを例文つきで解説します。基本的な手順を参考に会話のイメージを膨らませ、事前準備をしておきましょう。
留守番電話の架電者と伝言の内容を確認する
不在着信があったら、電話を掛けてきた相手の名前と留守番電話の伝言内容を確認しましょう。留守番電話の伝言に、先方が対応できる時間や電話を掛けてきた理由を残している場合があります。伝言の内容を確認せずに慌ててすぐに折り返すと、相手の都合が悪く電話に出られなかったり、「留守番電話の内容を確認していない」と印象を悪くしたりすることも。相手の迷惑にならないよう、伝言や企業名、担当者名をしっかり確認するのは社会人として基本的なマナーです。
就活スケジュールがわかる手帳やカレンダーを用意する
就活中の企業からの連絡は、面接の日程や入社日の調整の可能性が高いため、今後のスケジュールを確認できる手帳やカレンダーを手元に用意しておきましょう。なお、電話口で持ち物や注意事項を伝えられる場合もあるので、日程と合わせてメモしておくと安心です。折り返し電話を掛ける際のマナーは「知っておきたい就活マナー「折り返し電話編」」でまとめています。このコラムとあわせて参考にしてみましょう。
相手が電話に出たら自分の名前を伝える
相手が折り返し電話に出たら、挨拶をして自分の氏名を名乗りましょう。普段使っている「もしもし」という言い方は、ビジネスではマナー違反になるので使用しないでください。また、直接会ったことのない相手だとしても、最初に「お世話になっております」と言うのが基本的なマナーです。
【例文】
「お世話になっております。わたくし、先ほど◇◇様にお電話をいただきました、●●(自分の名前)と申します。」
留守番電話を確認したことを伝えて挨拶する
採用担当者につながったら、もう一度挨拶をして、折り返しの電話である旨と自分の名前を伝えます。その際に、留守番電話の伝言で内容を把握していることを伝えると、相手が対応しやすいでしょう。また、前述したとおり、折り返し電話では、先方からの電話に対応できなかったことへのお詫びを一言添えるのが基本的なマナーです。
【例文】
「お世話になっております。わたくし、□□時ごろにお電話をいただきました、◇◇職に応募している△△と申します。先ほどはお電話に出られず、申し訳ございませんでした。ただ今お時間よろしいでしょうか?」
必要に応じて採用担当者に取り次いでもらう
就活の折り返し電話に対応してくれた相手が採用担当者でなかったときは、担当者への取り次ぎをお願いしましょう。採用担当者の名前がわかる場合は、「◇◇部◇◇課の◇◇様にお取り次ぎいただけますでしょうか?」とお願いします。わからない場合は、「おそらく採用ご担当の方かと存じますが、□□時ごろにお電話くださった方はいらっしゃいますか?」と尋ねましょう。
相手の都合が悪いときは再度折り返し電話を掛ける
折り返し電話をした際に相手の都合が悪く、「今は手が離せないので、時間をおいてまた掛け直してください」と言われる可能性もあります。その場合は、「何時ごろでしたら、ご迷惑にならないでしょうか?」と、折り返し電話ができる時間帯を聞いておきましょう。
採用担当者に用件を伺う
採用担当者の都合が確認できたら、もらった電話の用件を伺います。前述したように、留守番電話に要件が残っていることもあるので必ず確認しましょう。また、大事な内容はすぐに書き留められるよう、折り返し電話を掛ける前にペンやメモ帳の準備をしておきます。
【例文】
「先ほどは、お忙しいなかご連絡をありがとうございました。いただいたお電話のご用件(の詳細)をお伺いしてもよろしいでしょうか?」
重要な内容はメモを取って復唱する
電話の内容をメモに取っておくのは基本的なマナーです。特に重要な内容は聞き間違い・聞き漏れがないかを確認するため、復唱しながらメモを取ることをおすすめします。電話の内容を復唱しながらメモすることで、採用担当者にリスクマネジメントに対する意識の高さを示せるうえ、真剣さや真面目さもアピールできるでしょう。
お礼を言ってから電話を切る
用件が済んで折り返し電話を切るときは、相手の時間を使って対応してもらったお礼を述べましょう。なお、話が終わってもすぐ電話を切らず、相手が切るのを待ってから切るのがビジネスマナー。少し時間をおいても相手が電話を切らなければ、自分から切るようにしてください。無愛想な印象を与えないよう、一呼吸おいてから静かに切りましょう。就活の折り返し電話の対応に不安がある方は、「苦手を克服!電話対応のコツ教えます」を参考にしてみてください。
【例文】
「本日はお忙しいなか、お電話でのご対応ありがとうございました。それでは失礼いたします。」
折り返し電話を掛けて担当者が不在だった場合の対処法
折り返し電話で採用担当者が不在だったときは、基本的にこちらから再度連絡します。相手が戻る時間を確認しておくと、その後の対応がスムーズです。「お戻りの時間は何時ごろでしょうか?こちらから改めてお電話させていただきます」というような言い方で、相手に失礼のないマナーある対応を心掛けてください。
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就活における折り返し電話に関するQ&A
ここでは、就活の折り返し電話に関する疑問や不安をQ&A形式でまとめました。
電話を折り返したいけど担当者がわからない...
採用担当者の名前がわからない場合は、電話に出てくれた相手に確認して構いません。その際、「□□時ごろに電話をもらった」「このような用件だと思われる」といったヒントになるようなことを伝えると、誰が電話を掛けたか見つけてもらいやすくなるでしょう。詳しい言い方は、このコラムの「例文つき!就活で折り返し電話を掛ける際の流れ」でご紹介しています。
電話を折り返してほしいときの言い方は?
「お手数をお掛けして申し訳ありませんが、折り返しお電話をいただけますでしょうか。電話番号は…」と控えめに言いましょう。ただし、基本的には、ビジネスシーンでこちらから折り返し電話をお願いするのはマナー違反です。緊急の場合は仕方がないので、自分の電話番号を伝えておきましょう。就活中の電話対応マナーについては「就活中の電話対応!マナーを守ってスマートな印象を」をご参照ください。
電話の折り返しがこないときは自分から掛けるべき?
自分から折り返し電話を掛けるのが基本的なマナーです。企業から、「またかけ直します」と留守番電話に伝言があった場合でも、着信に気づいたらすぐに折り返し電話を掛けます。採用担当者は多くの人と連絡を取り合っており、忘れている可能性もあるので、掛かってくるのを待たずに自分から対応しましょう。「面接後に連絡が来ない場合は不採用?問い合わせの方法も紹介」を参考に、企業に問い合わせてみてください。
電話のマナーがどうしても不安...
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