面接で失敗しないために覚えておきたい基本マナー

就活で自分を直接アピールできる場である面接。しかし、プレッシャーを感じて不安になっている人は多いのではないでしょうか？
今回のコラムでは、面接の基本マナーと話し方、面接後の注意点を解説。これから、面接を受ける方に役立つ情報をまとめています。
ぜひ、参考にしてください。

入室から退室までのマナー

質疑応答の準備が万全でも、入室や退室で失敗してしまう人は少なくありません。
入室から退出までのマナーのポイントを押さえておきましょう。
 

入室

面接官に呼ばれたら、ドアをゆっくり3回ノックし、面接室から返答がくるのを待ちましょう。
「どうぞ」という返答が聞こえたら、入り口で「失礼致します」と言って両手でドアを開けます。ドアを閉める際は、面接官に完全に背を向けないように気を付け、静かに閉めましょう。
ドアがはじめから開いている場合は、「失礼致します」と言って入室します。
 

着席

入室したら、いきなり椅子に座ってはいけません。
正面を向き「宜しくお願い致します」と、挨拶をしてからお辞儀をします。
面接官に「どうぞ」と促されたら、「失礼します」と返事をして着席。鞄は椅子の横に置き、背もたれには寄りかからず、背筋を伸ばした状態で座ります。
男性は両足を開き、膝に軽く握った手を置き、女性は両足を閉じて揃え、両手を重ねて膝の上に置いた状態で座りましょう。
 

退室

面接官から面接終了を告げられたら、座ったまま「ありがとうございました」とお礼を述べ、お辞儀をします。鞄を持ち、ドアの前まで行ったら、再度面接官の方を向き「失礼致します」と言ってから、お辞儀をしましょう。

面接での質疑応答が終わると、つい気が緩みがち。退出まで気を抜かないように注意が必要です。

面接での話し方のポイント

質問をされたら、まずは「はい」と返事をしてから話し出すのが基本。その場に合った適切な音量で、相手の目を見ながら笑顔で話すと好印象です。
緊張すると早口になってしまう人もいると思いますが、できるだけ落ち着いて普通のテンポで話すよう心掛けましょう。
人前で話すのが苦手な人は、家族や友人に協力してもらい、繰り返し練習しおくことで、自信がつくはずです。
 

回答する際は、質問の意図にあった内容になっているか注意しましょう。

緊張のせいか、話をしているうちに話が違う方向へ進んでしまう人は少なくありません。自分の話がずれていないか確認しながら話すことが大切です。

面接前後も大切！こんな点に注意しよう

寝癖はないか、メイクは適切かなど、身だしなみの最終確認をしてから面接会場へ向かいましょう。
会社に到着した時点で、すでに面接は始まっています。
面接室に入る前後だけ注意しても意味がありません。控室でのマナーもチェックされている可能性があります。
手持無沙汰だからと携帯電話を触ったり、他の応募者とおしゃべりしたりするのは控えた方がよいでしょう。

面接終了後も、面接会場を出るまでが面接だと思って慎重に行動しましょう。

就活での面接マナーについて解説しましたが、いかがだったでしょうか。
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