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ニートからの就活を怖いと思うのはなぜ?理由と克服するコツを紹介!
更新日
この記事のまとめ
- 面接への苦手意識や将来への恐怖などが理由で、就活を怖いと思うニートの方もいる
- 就活を怖いと思うあまり、ネガティブ思考になり行動できなくなるケースもある
- 準備を万全に行うことで、「就活が怖い」という気持ちを軽減できる
- 就活に取り組む際は、物事をポジティブに捉えることが大切
- ニートの方が正社員を目指す場合は、就職を先延ばしにしないことがポイント
ニートの方の中には、就活を怖いと思う人もいるのではないでしょうか。「面接に苦手意識があるため」「周囲の期待がプレッシャーになっているため」「働くのが怖いため」などが理由で、就活に恐怖心を抱くニートの方もいるようです。このコラムでは、就活に対する恐怖心の正体を考察。克服するコツや正社員を目指すポイントについても紹介しています。
ニートの方が就活を怖いと思う理由は?対策も紹介
ニートの方が就活を怖いと思う理由には、「面接に苦手意識があるため」「選考結果を待つのが怖いため」「内定をもらえないため」などが考えられます。以下で詳しく紹介します。
面接に苦手意識があるため
「面接官の前でうまく話せる自信がない」「面接が怖くて会場へ向かう途中に気分が悪くなる」「面接中に頭が真っ白になってしまう」など、面接に苦手意識があり、就活を怖いと思うニートの方もいるようです。また、「うまく答えなければいけない」というプレッシャーにより、面接に対する不安が増加する場合もあります。
このような場合は、採用面接は緊張して当たり前と考えることが大切です。また、面接で過度に緊張しないためには、自分の強みを理解して、自分に自信を持つことが重要です。そのほか、本番を意識した面接練習を繰り返し行うことで、過度に緊張せず本番に挑めるでしょう。
選考結果を待つのが怖いため
「就活が怖い」と感じるニートの中には、選考結果を待つことに恐怖心を抱く方もいるでしょう。「選考結果を知るのが怖い」「結果がくるまでそわそわしてほかのことが手につかない」という人もいるようです。また、選考時の状況を思い出して「うまく受け答えができなかった」「印象が悪かったのではないか」「ほかの人よりも劣っていた」と自己嫌悪に陥り、「落ちてしまったらどうしよう」とネガティブ思考になってしまうこともあります。
「就活はお見合い」と比喩されるように、自分と企業との相性を確認するためのものです。そのため、選考に落ちることを「評価されなかった」と考えるのではなく、「企業との相性が合わなかっただけ」「入社後のミスマッチを回避できた」とポジティブに考えるようにすると良いでしょう。
内定をもらえないのが怖いため
なかなか内定がもらえない状況が続き、「就活が怖い」と思うようになることもあります。また、「自分だけ就職できないのではないか」という不安にかられてしまうこともあるようです。
不安要素を取り除くためにも、企業研究や応募書類の見直し、面接対策などの準備をしっかりと行い、自信をもって就活に臨めるようにすると良いでしょう。
周囲の期待がプレッシャーになっているため
親や周囲から期待されて就活をしているニートの方は、プレッシャーを感じてしまうこともあります。たとえば、「周囲の期待に応えられなかったらどうしよう」「親にすすめられた企業に落ちたらどうしよう」と周囲の目を気にしすぎてしまったり、「高学歴だから大手企業へ行かなくては」と思い込んでしまったりするケースです。
親や周囲の目を気にしてしまう人は、就活する意味を考え直してみると良いでしょう。就職は、親や周囲の人のためにするものではありません。自分が活躍できる企業に入社することが大切です。自分が納得できる企業に就職することを意識して就活してみましょう。
ブラック企業かどうか不安なため
志望企業に対し、「内定を貰えてもブラック企業だったらどうしよう」と不安を感じるニートの方もいるでしょう。実際に、説明会や面接での印象が良くても、入社したらブラック企業だったということもあるようです。
一方で、ブラック企業かどうかは入社前にある程度推測できます。企業説明会やOB・OG訪問、就職エージェントなどを活用すれば、内部事情を細かく知ることが可能です。就職への不安を解消するためにも、企業研究は徹底して行いましょう。
働くのが怖いため
ニートの方の中には、社会人として責任をもって働くことに恐怖心を抱く人もいます。「上司が怖かったらどうしよう」「職場の人と円滑に働けるか不安」など人間関係に関する悩みが、働くのが怖いという気持ちに繋がっている場合もあります。また、過去の仕事での失敗がトラウマになり、働くのが怖いと思う人もいるでしょう。
初めての職場では、誰しも不安や恐怖があるものです。そのため、過度に思い詰める必要はありません。「働く」というのは大変なこともありますが、楽しいこともあります。マイナスな面ばかりを想像するのではなく、ポジティブな気持ちで働く姿を想像してみると良いでしょう。
漠然とした将来への恐怖心があるため
「将来の目標がない」「働いているイメージができない」という場合は、志望する業界や企業を選ぶことが難しくなり、先が見えない恐怖に陥ってしまうことがあります。また、夢や理想の人生があっても、「本当に実現させられるのだろうか」という不安を抱いてしまうケースもあります。
就活・就職は、人生における通過点です。将来の目標がなくても、就職先でやりたいことが見つかる人もいます。何が起こるか分からない将来のことを不安に思うよりも、まずは知見を広げられるよう行動することが大切です。
ニートの方が就活を怖いと感じる理由については、「ニートが就活を『怖い』と感じる理由とは?面接対策やよくある質問例も紹介」のコラムでも紹介しています。あわせて参考にしてみてください。
就活に対する焦りから怖いと感じることもある
「早く就活をしなければいけない」「就活は義務だ」と思っているニートの方は、焦りから就活に対する恐怖心を抱いてしまうことがあります。また、「就活するからには絶対に内定を獲得しなければいけない」といった感情にとらわれ、不安や恐怖心を抱くケースもあるでしょう。
就活は一大イベントとされることもありますが、入社する会社で人生が決まるわけではありません。ましてや、内定が取れなかったからといって人生が終わるわけでもないのです。まずは、自分にとっての就活の目的を考えてみると良いでしょう。目標や目的が見つかることで、前向きに就活に取り組めることがあります。
怖いと感じたまま就活をすることで懸念されるリスク
緊張やプレッシャーで就活を怖いと思ってしまうのは仕方がないことです。しかしながら、強い恐怖心を抱えたまま就活をすると、失敗してしまったり自信を失ってしまったりして、さらにマイナスのループにはまりかねません。以下で、考えられるリスクについて考察します。
面接がトラウマになる
面接で、想定していない質問をされたときにうまく答えられない場合があります。そうなると「また失敗をしてしまったらどうしよう」と、面接がトラウマになることもあります。採用面接で「うまく受け答えができるか」「企業への自己アピールがしっかりできるか」など、不安になることは誰でもあるでしょう。企業によって質問の内容や面接のスタイルは異なるため、完璧な受け答えを準備して臨むことは難しいです。
ただし、面接でよく聞かれる質問や基本的な注意点は事前に確認できます。しっかりと面接対策をすれば、ある程度の不安や緊張を和らげることが可能です。
他人と比べてしまう
「友達は〇〇で働いているのに自分は落ちた」「集団面接で一緒だった人は対応が良かったのに自分はうまく話せなかった」というように、他人と比較して落ち込んでしまうこともあるようです。自分は他人より劣っていると思い込んでしまうと、精神面にマイナスな影響を及ぼす可能性があります。
就活は「内定がたくさん取れたら良い」「大手企業に入ったら正解」ではなく、実際に入社して自分に合うかが大切です。就活では他人と比べるのではなく、自分自身と向き合うようにしましょう。「前はうまく自己アピールができなかったが、今はスラスラと話せるようになった」というように、過去を振り返ることで自分の成長を感じられます。自分の成長を実感できれば、就活に対する自信を持てるようになるでしょう。
自分は就職できないと悲観的になる
自分の強みが分からず「どこにも就職できないのでは…」と悲観的になってしまうこともあります。また、内定がもらえないことで思いつめてしまう人もいるようです。
内定を獲得するには、自己分析をしっかり行うことがポイントです。自己分析が甘いと、長所をうまくアピールできなかったり、選ぶ企業が自分に合っていなかったりする恐れがあります。また、過去の就活での失敗を次に活かすことも大切です。過去の就活から「うまく表現できたこと」や「反省すべきこと」を洗い出し、「なぜうまくいったのか」「なぜ失敗してしまったのか」を追求して次に備えれば、内定獲得につながるでしょう。
就活を怖いと思うあまり動けなくなる
「自分に合う企業が分からなくなった」「どうせ落ちる」など、ネガティブな思考によって就活を前向きに取り組めなくなる恐れもあります。自信のなさは表情や受け答えに出るので、面接官にも伝わってしまいます。選考に落ちることによってさらに自信をなくし、次の面接も落ちてしまうといったことの繰り返しから、就活への怖さが大きくなり、動けなくなってしまう人もいるようです。
仕事を始めるにあたって、就活を避けることは難しいでしょう。完全に恐怖心を克服できなくても、前向きに意識をもっていくよう心掛けることが大切です。まずは、ネガティブにならないよう気持ちを切り替えることを意識すると良いでしょう。
ニートの方が「就活が怖い」という気持ちを克服するコツ
ニートの方が「就活が怖い」という気持ちを克服するコツには、「不安なことを書き出し1つずつクリアしていく」「不安をポジティブな発想に転換する」「身近な人に相談する」などがあります。以下で詳しく解説します。
不安なことを書き出し1つずつクリアしていく
まずは、自身が就活に対して不安に思っていることを1つずつ書き出しましょう。たとえば、「人前で話すのが苦手」「うまく自己アピールできるか不安」「自分の長所が分からない」など、何を書いても大丈夫です。書き出すことで漠然としていた不安の正体を明確にでき、頭を整理できます。また、不安を可視化すれば小さなことで悩んでいたと気づける可能性もあります。
次は、その不安に対して「今できることは何か」を考えます。やるべきことが分かったら、実際にできることから取り組んでいきましょう。不安の多くは「何をすれば良いか分からない」に起因するので、やるべきことが分かれば不安や問題は解決に向かうといえます。
不安をポジティブな発想に転換する
自分の中にある不安をポジティブな発想に変換することも、「就活が怖い」という気持ちを克服するコツの1つです。たとえば、「面接で上手に答えられないと思うと不安」という場合は、「人間だから失敗して当然。答えにつまらないよう、事前対策をしっかりやろう」とポジティブな考え方に変換します。
また、「不採用になったのは自分が劣っているからだ」と落ち込んでしまう人は、「企業とは相性が合わなかっただけ。もっと相性の良い企業がある」と考えると良いでしょう。ネガティブな思考を一つひとつポジティブに変換することで、就活を前向きに行えるようになります。ポジティブな思考は、表情や言動に自然と現れることがあるため、就活成功にも一歩近づくでしょう。
身近な人に相談する
悩みを一人で抱え込んでしまうのは避けたほうが賢明です。就活を「怖い」と思ったら、その気持ちを身近な人に相談してみましょう。すでに社会人として働いている親や先輩も、就活のときには同じような悩みを抱えていた可能性があります。第三者の経験に基づいたアドバイスが解決の糸口となるでしょう。また、同じように就活に励むニートの友人がいる場合は、不安や悩みを共有して励まし合うのもおすすめです。
ときには息抜きをすることも大切
家族や友人と、就活とは関係のない話をすることで元気が出る場合もあります。就活中は普段より忙しい毎日で友人に会う機会も減るかもしれませんが、息抜きする日を設けることで、心身ともにリラックスできるでしょう。
準備を万全に行う
受験前の勉強不足や試合前の練習不足のように、就活の準備不足というのは自信のなさへとつながります。受験や試合で自信が持てる人は、「これだけ勉強・練習をしたのだから大丈夫」と思える過程があるからにほかなりません。
同じように、就活に対する恐怖心も、徹底した準備で解消されることがあります。「筆記試験に自信がない」「面接でうまく話せるかわからない」という不安は、勉強不足や企業研究不足、面接練習不足が理由と考えられます。自己分析や企業研究、業界研究などを「やれることはすべてやった」と思えるほど万全に行い、就活への自信につなげることが大切です。
就活エージェントを利用する
「就活が怖い」と感じたり行き詰まったりしたときは、就活のプロに相談することで活路が見出だせる場合もあります。基本的に、就活エージェントには、就活に関する不安や悩みを無料で相談できます。どのようなサービスを提供しているかは就職エージェントによって異なりますが、求人紹介だけでなく、履歴書、エントリーシート、職務経歴書の添削や面接対策、入社までのフォローなどに対応している場合が多いようです。自分に向いている業界や職種、就活の戦略などを客観的な視点からアドバイスしてくれるので、就活中のニートの方にとっては心強い存在といえるでしょう。
そのほか、ニートの方におすすめの就職支援サービスは、「ニートの就活は何から始める?『失敗しそうで怖い』ときの就職活動のやり方」のコラムで紹介しています。こちらもあわせて参考にしてみてください。
ニートの方が正社員を目指すときのポイント
ニートの方が正社員を目指す際のポイントは、「就職を先延ばしにしない」と「ニートになった理由や空白期間について明確な回答を準備する」です。以下で詳しく紹介します。
就職を先延ばしにしない
ニートから正社員を目指すのであれば、就職を先延ばしにせず早めに行動することがポイントです。年齢を重ねるにつれ、スキルや経験を重視される傾向があります。一方で、若いうちであれば、未経験の仕事であっても「物事に対して柔軟な考えを持っている」「仕事のやり方が固定されていないので教育しやすい」など、将来性やポテンシャルを評価され、採用につながることがあります。また、若い人材に対して、「若いから経験やスキルが無くて当たり前」と考えている企業もあります。
ニートになった理由や空白期間について明確な回答を準備する
採用面接では「空白期間は何をしていたのか?」「なぜ前職を辞めたあとニートを続けていたのか?」などと聞かれることがあるため、過去の行動を振り返り、明確な回答を用意しておくことが大切です。また、空白期間に取り組んでいたことに合わせて入社への意気込みを伝えられると良いでしょう。
「正社員になりたいけど就活が怖い」と悩むニートの方は、就職支援サービスのハタラクティブを利用してみませんか。ハタラクティブは、フリーター・既卒・第二新卒・高卒など若年層の方の就職活動をサポートしています。正社員求人を多数取り扱っており、その多くが学歴・経験不問です。専任のアドバイザーがマンツーマンでカウンセリングを行い、利用者の希望や適性に合った求人を紹介。1社ずつ丁寧に面接対策をするほか、書類の添削も行っています。そのほか、就職にまつわるさまざまな相談にも対応しています。サービスの利用はすべて無料です。まずはお気軽にご相談ください。
ニートの方の就活に関するお悩みQ&A
ニートの方が抱える就活の不安や悩みについて、Q&A方式でお答えしていきます。
就活の成功率を上げるためにできることって?
まず、企業分析を十分に行うと良いでしょう。自分の強みやスキルと企業が求める人物像がマッチしているのをよく確認しておくことで、良い結果に繋がりやすくなります。また、書類選考や面接でうまくいかなかったことがあれば、その原因を明確にし、対策を練ることも大切です。詳しくは「就活準備は何から始めたら良い?成功させるコツとは」のコラムをご覧ください。
面接で緊張しない方法はありますか?
過度な緊張を防ぐには、質問を想定して回答を準備しておくことが効果的です。また、十分に面接練習を重ねることで、本番でも緊張しすぎずに対応できるでしょう。そのほかの対策方法は「面接で緊張しない人は落ちる?事前にできる準備や役立つ考え方」で説明しているので、ぜひ参考にしてください。
ニート期間のことを聞かれるのが怖いです
正直な内容を前向きに話すことで、マイナスな印象は回避できるでしょう。たとえば、「自分の将来について考えていた」や「資格の勉強に励んでいた」など、ポジティブな回答を意識してください。「ニートの就職面接対策!ブランクの説明の仕方や自己紹介の例文を紹介」にもありますが、働いていない期間を短く申告したり、嘘の経歴を書くのは避けましょう。
未経験から就職しやすい職種ってある?
介護職やプログラマーなど、人手不足とされている職種は、未経験の方も積極的に採用する傾向があります。また、教育体制が整っている企業であれば、働きながらスキルを磨くこともできるでしょう。詳しくは「ニートからの就職のコツを紹介!支援機関を使って就活を有利に進めよう」で解説しています。未経験の職種に不安がある方は、ぜひ「ハタラクティブ」にご相談ください。就活アドバイザーが、書類作成から面接対策まで丁寧に支援します。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。