ニートのままでは危険!仕事を探すポイントと働く意味

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この記事のまとめ

  • ニート生活を続けていると、親からの生活支援が途絶えたり就職難になったりする可能性が高い
  • 脱ニートを目指すなら、まずは生活リズムを整えるなどの生活習慣の改善に取り組もう
  • 就職するなら、介護職やIT系などの人手不足かつ需要の高い職種がおすすめ
  • 入社後のミスマッチを防ぐために事前に企業について調べたり、ブラック企業ではないか確認したりすることも大切

ニート生活を送る人の中には、仕事や通学をしない生活に危機感を覚える人もいるでしょう。
また、経済面の問題から、就職を検討する人も多いと思います。
しかし、いわゆる「空白期間」と呼ばれるニート歴がある場合、どのような就職が可能なのでしょうか。
当コラムでは、ニートから卒業する方法を紹介しています。
就職を検討したら最初に始めることや仕事選びのポイント、おすすめの職業などもまとめているので、現状を変えたいと考えている方は参考にしてください。

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◆ニートのままではいけない

ニートという言葉を聞いたり使用したりする機会も増えていますが、正しい定義は知っていますか?
ニートとは、「15歳~34歳の、通学、通勤、家事、終業訓練のいずれも行っていない人」を指しており、「働ける状況にも関わらず働かない人」もいれば「病気や怪我が原因で、働きたくても働けない人」も含まれています。

ニートになった理由や現状は人によって違いますが、ニート生活を続けると以下のような問題に直面する可能性があるでしょう。

【収入が途絶える】

働いていないニートの人の主な収入源は、親や親族からの援助がほとんど。
生活を支援してくれている親などが罹患したり死亡したりした場合、収入が途絶えてしまい生活が困難になる可能性が高いと言われています。

【就職が困難になる】

就職は、柔軟な考え方やポテンシャルなどを理由に、年齢が若ければ若いほど有利と言われるのが通例。
そのため、年齢を重ねればそれだけ就職することが困難になるでしょう。

【心身に影響が出る】

中には積極的に外出する人もいますが、ほとんどのニートは自宅もしくは自室にこもりがち。
極端に体を動かさない生活を長く続けていれば体力は衰え、偏った食生活から体を壊すこともあり得ます。

上記のリスクを考えると、ニート生活はできる限り早く卒業するのが得策です。
仕事に対して抵抗がある人もいるかもしれませんが、「働くこと=嫌なこと」だけではありません。

例えば、労働の対価として賃金を受け取ることができるので、生活に余裕が生まれます。
経済面で余裕ができると、精神面の安定にもつながるかもしれません。
また、仕事をすることが自信につながり、キャリアアップやスキルアップを目指すこともできるでしょう。


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◆まずは生活習慣を整えよう

ニートを続けるリスクを知り、就職を検討する人もいると思いますが、不規則な生活を送りがちなニートの方がいきなり就活を始めるのは危険。
まずは、生活習慣を整えることから始めます。

【生活リズム】

ニート生活を送る方の多くは、昼夜逆転の生活を送っているようです。
しかし、就職すれば一部の仕事を除いて9時~18時といった日中帯に業務を行うのがほとんど。
いきなり生活リズムを変えるのは心身に負担がかかりやすいため、就職を決意した時点で少しづつ生活リズムを改善しておくのがおすすめです。

【運動】

家にこもりがちなニートは、体力も落ちがちです。
近所の散歩程度でも良いので、毎日決まった時間に外出して意識的に体を動かしましょう。
太陽光を浴びることで体内時計も正常に戻り、生活リズムの改善にも役立ちます。

【食事】

ニートには通勤や通学といった、「決まった時間に行うこと」がないため、食事も好きな時間に好きなものを食べる…という人が多いようです。
生活習慣を整えるには、毎日決まった時間に3食しっかりと食べることが大切。
栄養バランスなどにも気をつけると、不調の改善にもつながるでしょう。

生活習慣が整ってきたら、他人と話をしてみたり電車に乗って遠出してみたりと、徐々に活動範囲を広げてみるのもおすすめです。


◆ニートがチャレンジしやすい職業

世の中には多くの仕事がありますが、中には経験必須のものや特定の資格が必要なものも。
ニートがチャレンジしやすい職業はあるのでしょうか。

ニートの方の多くは、職歴がない(もしくは少ない)ケースがほとんど。
そのため、人手不足が顕著な業界や未経験歓迎の求人が多い業種に絞ると採用されやすいと言われています。

【介護職】

高齢化が進んでいることを受け、慢性的に人手不足と言われている介護職。
未経験から挑戦できる、資格を取得することも可能、上位資格を取ってキャリアアップも目指せるといったメリットが多く、将来性も期待できる仕事と言えるでしょう。

【プログラマー】

ニートの人はパソコンを使用する機会も多いため、パソコン系の仕事もおすすめです。
専門知識は必要になりますが、就職後に勉強する機会も多いため未経験から挑戦できる求人も目立ちます。
また、近年では多くの業界でIT化が進んでいることから、今後の需要も高くなると予想される職種の1つです。

【運転手】

タクシードライバーや配送業なども、人手不足が目立つ職業。
カーナビを採用する企業が多いため、道に詳しくなくても運転免許があれば未経験から挑戦することができます。
1人で過ごす時間も多いので、コミュニケーションに不安を感じる方にもおすすめです。

【工場勤務】

製品の製造ラインを担当する工場勤務は、必要以上に他者とコミュニケーションを取らなくていいのが特徴。
基本的に担当ラインが決まっているので、同じ作業を繰り返すことに抵抗がない人に向いているでしょう。


◆就職活動するときのポイント

最後に、ニートの方が就職活動を行うときのポイントを紹介します。
以下を参考にして、就職活動をスムーズに進めてください。

【入社後のミスマッチに気をつける】

しっかりと企業の情報を確認しないままだと、入社後に「思っていた条件と違う」「考えていた仕事と違う」といったミスマッチを起こす可能性が高いでしょう。
ミスマッチは早期離職につながるケースが多いので、選考を受ける前にしっかりと企業研究や雇用条件を確認することをおすすめします。

【ブラック企業に気をつける】

職歴やスキルに自信のないニートの方は、採用条件のゆるいブラック企業に応募してしまう可能性もあります。
一般的に言われるブラック企業の見分け方を以下にまとめたので、仕事探しの参考にしてください。

・常に募集が出ている
ブラック企業は社員の定着率が悪いため、常に人手不足。
そのため、求人サイトやハローワークでいつも求人を見かける企業はブラック企業の可能性があります。

・採用ハードルが低い
1回の面接で即採用が決まる、志望理由や将来のビジョンを深く聞かれないなど、採用ハードルが低いケースも注意が必要です。

・雇用契約書が発行されない
採用通知を受け取ると、通常であれば雇用契約書の内容確認や取り交わしが行われます。
しかし、ブラック企業の場合は就業時間や休日などが守られないことが多く、書類を残すとトラブルになるという考えから雇用契約書を発行しないことが多いようです。

・残業が月45時間以上
労働基準法第36条を根拠とする「サブロク協定」では、月の残業時間の上限を45時間までと定めています。
そのため、月の残業時間がそれ以上か、サブロク協定を締結していない状態で残業をさせる企業はブラック企業と言えるでしょう。

上記以外にも、残業代や賃金が正しく支払われない、書類や事務処理がずさん、パワハラが横行しているといった特徴も挙げられます。
ブラック企業は簡単に辞められないことも多いため、安易に就職しないよう注意が必要です。

【空白期間をきちんと説明する】

ニート期間は、履歴書上ではいわゆる「空白期間」に当たります。
たとえ見栄えが悪いと感じても、嘘の経歴を書けば経歴詐称になるので避けましょう。
また、「ネットばかりしていた→検索スピードやタイピングが得意」など、ニート期間に行っていたことをアピール材料にするのもおすすめです。

【支援機関を利用する】

空白期間の説明がうまくできない、企業選びに不安を感じる…という場合は、就職支援機関を利用してみましょう。
代表的な機関としてハローワークがありますが、同じ公的機関でも39歳までを対象とした「わかものサポートステーション」や年代別に仕事を探せる「ジョブカフェ」などがあり、いずれも就職相談や求人紹介などを行っています。

ほかに、民間の就職支援サービスも充実。
業界・企業とのつながりやきめ細やかなサポートは民間ならではのものがあり、公的機関に比べて訪問しやすい雰囲気も特徴です。
1人で就活することが不安な方は、各機関に相談してみてはいかがですか?

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