男性がニートを続けるリスクと就職を成功させる方法

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この記事のまとめ

  • ニートを続けると正規雇用のチャンスが減る、経済的に不安定になる、結婚が遠のくといったリスクが発生する
  • 将来性や柔軟性、対応力の高さが評価対象になることから、未経験からの就職は若いほうが有利
  • いきなり就職するのが不安な場合は、無料で受講できる就業訓練を検討するのもおすすめ
  • 実際の選考に向けて、履歴書には空欄を作らない、面接では清潔感を大切にするといった基本ポイントを確認しておこう

男女関係なく、就業や就学、家事、就業訓練を受けていない15歳~34歳の方をニートと呼びます。
ニート生活を送る方の中には就職に対して焦りを感じている人もいると思いますが、就業するにはどうしたら良いのでしょうか。
当コラムでは、男性ニートに焦点を当てて解説。
将来に対して不安を感じている方は参考にしてください。

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◆男性ニートのリスク

ニートに男女差はありませんが、女性は「家事手伝い」と名乗れたり、派遣やパートなどの非正規雇用のチャンスが多かったりすることから、一般的に男性のほうが厳しい状況に置かれていると言われています。
では、ニートを続けることで発生するリスクにはどのようなものがあるのでしょうか。

【年齢を重ねると就職が厳しくなる】

年齢を重ねた人に対して、一定の考えを持っている、頭が固い、対応力が低いといったイメージを抱く企業は多いようです。
特に未経験の仕事を始める場合は仕事覚えや将来性も重視されるため、年齢を重ねると採用されにくくなるだけでなく、就業できる仕事の幅も狭くなると言われています。

【収入などの経済面での不安】

働いていないニートの方は、多くが親からの援助で生活しているようです。
今は現役で働いている親でも、年齢を重ねれば定年退職したり病気などでやむを得ず退職したりする可能性が高く収入が減ることも。
入院や介護といったケースも考えられるため、将来的に経済面のリスクを負うことになるでしょう。

【親が亡くなる】

親が高齢や病気などで亡くなるケースも考えられます。
唯一の収入源である親が亡くなると、それまで受け取っていた給与や年金もなくなるので、親に生活援助をしてもらっていたニートの方は無収入になるでしょう。
貯金や遺産があったとしても、働かなければその後の生活は厳しくなることが予想できます。

【結婚が難しくなる】

一般的に、ニート状態の男性を結婚相手に選ぶ女性は少数派です。
当事者同士が気にしなくても、親から反対されるというケースも。
将来的に結婚したい、今付き合っている人と結婚を考えているという方はニートから卒業することをおすすめします。

【健康面で不安を抱える】

通勤や通学といった、「決まった時間に行うこと」がないニートは、生活が不規則になりがちです。
好きな時間に好きなものを食べる、といった生活を続けていれば不健康になり、体調を崩しやすくなるでしょう。
さらに、自室や自宅から出ない生活が長いと体力が落ちるため、病気や怪我のリスクも高まると言われています。

上記のリスクは男女関係なく発生するものですが、「男性は働くのが普通」という認識が一般的なため、ニート生活が長ければ長いほど、女性よりも就職しづらくなるようです。

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◆就職は若いほうが有利

ニートでいることのリスクを考えて、就職しようと考えている人もいるでしょう。
しかし、ニートの多くは就業経験がなく、未経験からのスタートとなります。
未経験からでも就職することは可能なのでしょうか。

一般的に、未経験者の就職は若い方が有利と言われています。
若いうちは経験やスキルがなくても、人柄やポテンシャルが評価対象になるのが理由。
ほかに、企業の色に染まっていない、柔軟な考えを持っている、新しい環境に対する対応力が高い、教育しやすいといった点も、有利とされる理由に挙げられます。
他の社員とのバランスや人事体制を考えると、20代のうちに就職活動を始めると良いでしょう。

さらに、人手不足の業界を狙うと効率良く就活を進められることも。
求人倍率を確認すると人手不足かどうかが分かりますが、未経験の場合は「転職」の倍率ではなく「新卒」の倍率を参考にするのがポイントです。
近年は介護業界やIT業界、流通、運輸などが慢性的な人手不足と言われているため、興味のある方は挑戦してみると良いでしょう。

◆職業訓練や資格取得を考える

就職したいけど特筆すべき強みがない、ニートからいきなり働くのが不安…という方も多いと思います。
そのような場合、正社員になる準備として職業訓練を受けたり資格を取ったりするのもおすすめです。

職業訓練とは、国や各自治体が離職者の就職支援を目的に設置しているもので、仕事に必要な知識やスキルを習得することができます。
離職者が受講対象のコースの場合は受講料は無料で、テキストなどは実費負担。
さらに、雇用保険の受給対象者の場合は公共職業訓練を受講することができ、自己都合退職であっても3ヶ月を待たずに失業保険給付され、なおかつ講座の終了まで受講期間が延長されます。
就業経験がないため雇用保険の被保険者に該当しない場合は、「求職者支援訓練」を受講できるので、働いた経験のないニートの方は求職者支援訓練に申し込みましょう。

職業訓練では、受講するコースに関する知識やスキルが身につくだけでなく、以下のようなメリットも期待できます。

・規則正しい生活を送れる

一般的な学校と同様に、平日の9時頃~16時頃まで授業が行われるため、毎日決まった時間に起きて外出する…という規則正しい生活を送る練習になるでしょう。

・他者とコミュニケーションが図れる

複数名~数十名で構成される講座が多く、ほとんどの人が就職という同じ目標を持つ就業訓練。
一緒に過ごす時間も多いことから、会話などのコミュニケーションを取る機会も多くなるようです。

・就職支援を受けられる

就業訓練の最終目標は就職することなので、就職相談や職務経歴書の書き方など、ハローワークと連携した就職支援を受けることができます。
また、就業訓練校で説明会を開催する企業もあるようです。

仕事に役立つスキルを学べる職業訓練は、生活リズムの改善や他者との関わりを持つ場所としてもおすすめです。

職業訓練に通わずに資格取得を目指す場合は、業務に直結する資格でないとあまり意味がないので注意しましょう。

◆履歴書のポイント

脱ニートを目指して就職活動を始めると、まず履歴書が必要になります。
履歴書を作成する際のポイントを以下にまとめたので、参考にしてください。

【嘘は書かない】

履歴書は公的書類のため、嘘の経歴を書くと「経歴詐称」になります。
また、嘘の内容を記載してもそれに対する質問に答えられずにバレたり、採用後に嘘がバレて解雇処分になったりする可能性もありリスクが高いため、履歴書に嘘は書かないようにしましょう。

【手書きの場合は丁寧に書く】

近年はパソコン作成の履歴書も受け入れられるようになってきましたが、まだまだ手書きが一般的。
手書きで作成する場合は、誤字脱字に気をつけて丁寧に書く、書き損じたら最初から書き直す(修正テープは使用不可)といった点に注意が必要です。

【アルバイト経験も書く】

正社員としての経験がない人は、過去にアルバイトの経験があれば職歴に記載しましょう。
特に、希望する仕事に関連するアルバイトなら立派なアピール材料になることもあるようです。

【空白を避ける】

学歴や職歴は限界がありますが、趣味や志望動機といった欄は空白を避けるのがポイント。
どうしても空白が目立つ場合は、勉強中の資格を書いたり使用する履歴書のフォーマットを見直したりして空白を埋めましょう。

職務経歴書とは違い、履歴書は記載内容などがある程度決められています。
他人と同じような書類になることから空白や誤字、修正などが目立ちやすいので、細部まで気を使って作成すると良いでしょう。

◆面接のポイント

面接で注意すべきポイントも紹介するので、参考にしてください。

【身だしなみ】

正社員採用の場合はスーツを着るのが基本です。
スーツやシャツ、ネクタイにシワや汚れ、埃がついていないか確認する、靴とベルトは同系色でまとめる、カバンは自立するビジネスバッグを用意するのがポイント。
また、髪型や爪をきれいに整え、においにも注意を払いましょう。

【言葉遣い】

話し言葉は避け、丁寧語を基本に尊敬語と謙譲語をしっかりと使い分けましょう。
ネットスラングや略語は避け、社会人にふさわしい言葉遣いを意識することが大切です。

【空白期間の回答】

面接では必ずと言っていいほど空白期間についての質問をされるでしょう。
これに対しては正直に答えることをおすすめしますが、「ゲームをしていた」「なにもしていなかった」「寝ていた」といったネガティブな回答は避けます。
「◯◯の勉強をしていた」「身内の仕事を手伝っていた」「介護や看病をしていた」など明確な理由があればそれを記載し、なければ「趣味でブログを開設し、月間◯◯PVを記録した」「オンラインゲームでの上位成績を活かして攻略サイトを作成していた」など実績を伴う行動をしていたことを示しましょう。


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