ニートの就職に免許・資格は必要?就活を成功させるには

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【このページのまとめ】

  • ・応募条件でなければ資格や免許がなくても就職できる
    ・自動車免許やMOS、宅建などの資格は就職に役立つ可能性あり
    ・いきなり正社員になるのが怖いなら、アルバイトから始めよう
    ・応募する企業はよく調べ、入社後のミスマッチを防ぐ
    ・面接では仕事に対する意欲を示そう

「ニートでスキルがないから、就職するには免許や資格が必要」と考える人がいますが、一概にそうとは言えません。
年齢の若さや意欲があれば、特別なスキルがなくても就職できるからです。
コラムで資格が不要な場合、あった方が良い場合を知りましょう。

◆就職には免許や資格が必要なの?

求人票に応募条件として記載されていない限り、就職するのに資格や免許は必須ではありません。仕事に役立つ資格があれば選考が有利になる可能性はありますが、「資格がなければ不採用」と決まるわけではないのでご安心を。
資格より経験を重視する職種もありますし、入社後に資格取得支援をする企業も存在します。また、資格はいくら数を持っていたとしても、応募する職種に関連しなければ高い評価は得られません。ニートの方は資格がないから就職できない、と考えるのではなく、資格がなくても採用される仕事を探せば良いでしょう。

ただ、もしも目指す分野や職種が決まっているのであれば、それに関連する資格をとるのは就職に効果的です。次項で汎用性の高い資格、有名な資格をご紹介するので、就活に役立ちそうなものがあればお役立てください。


◆就職に役立つ資格あれこれ

これからご紹介する資格はあくまで一例ですが、就職に役立ちそうなものがあれば取得を検討すると良いでしょう。

【普通自動車免許】

営業職では車にお客さんを乗せたり客先を回ったりする場面があるため、運転が必須となる場合があります。
交通手段の少ない地方で働く場合は、免許があれば勤務中の外出に便利。運転免許を必要としない求人もありますが、持っていればあらゆる業界で活かせるでしょう。
タクシードライバーや配送ドライバーなどの職種では必ず必要な資格となります。

【マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト(MOS)】

ワードやエクセルなど、マイクロソフトオフィス製品の利用スキルが証明できる資格です。マイクロソフトオフィス製品は多くの企業で導入されているため、パソコンスキルの証明になるのに加え、入社後の業務にも役立つでしょう。
MOSには「スペシャリストレベル(一般向け)」と「エキスパートレベル(上級者向け)」の2つのレベルがあり、パソコン初心者は前者を、ある程度使い慣れている人は後者を受けるのがおすすめ。合格するには、対策本を購入して独学するか、パソコンスクールなどで学ぶ方法があります。

【宅地建物取引士(宅建)】

主に不動産業界で役立つ資格です。不動産は高額な買い物のため、契約時にはお客様が不当な契約を結ばないよう充分な説明をしなければなりません。宅建の資格があるとその際に重要事項の説明ができるというわけです。
宅建は国家資格で難易度が高いですが、契約を結ぶ際に必ず必要となるニーズの高い資格。就職に有利になるだけでなく、資格があると手当がつくなど給与が優遇されることもあるようです。
不動産業界に限らず、建築・金融業界でも宅建を必要とする業務があり、就職先の選択肢を増やせるでしょう。

【日商簿記】

簿記とは、企業の経営活動を計算して財政状況を把握する技能であり、日商簿記は簿記のスキルを証明する資格です。主には経理などの仕事に役立ちますが、直接お金にかかわる営業職や販売職の仕事にも活きる面があるでしょう。
日商簿記のレベルは3級から1級。目安として、3級は商店や小規模企業の経理が理解できるレベル、2級は大企業の財政状況がわかるレベル、1級は会社法などの法律を踏まえて経営的な視点で分析が行えるレベルです。
1級の取得は非常に難しいため、まずは3級からチャレンジするのが良いでしょう。

このほかにも、目指す業界や職種によってさまざまな資格が考えられます。
ただ、注意したいのが、資格取得にどのくらいの時間がかかるかという点です。MOSなど比較的取得が容易な資格であれば良いのですが、難易度が高い資格は取得までに半年から1年以上かかる場合もあります。
資格勉強に集中するとその分就職のタイミングが遅れ、年齢が上がって受けられる求人の選択肢が減る心配があるでしょう。
特にニートの方は年齢の若さが就職の武器になるため、「資格をとってから就職する」という流れにこだわり過ぎないことが大切です。
必須の資格でなければ就職後に取得することもできるため、状況によって早めに就活を始めてください。


◆ニート脱出の第一歩

正社員は雇用や給与が安定しているため、働くのであればフリーターではなく正社員がおすすめできます。しかし、ニートからいきなり正社員になるハードルが高いのであれば、まずはアルバイトから始めて仕事に慣れていきましょう。
「人とのコミュニケーションに苦手意識を感じる」「働く自信がない」という方は、最初は無理のない1日だけの単発アルバイトや、週数日、数時間のシフトで入れる職場を探してください。
途中で挫折してニート生活に戻っては意味がないので、いきなり無理をするのではなく、自分ができる範囲で活動するのが良いでしょう。アルバイトの面接は正社員よりは通りやすいですが、それでもあなたが希望するシフトとアルバイト先の求める日数が違えば不採用はあり得ます。不採用が続いても自信を失う必要はないので、気持ちを切り替えて諦めないことが大切です。

それから、生活習慣を整えることもニート脱出の第一歩となります。起床時間が昼や夜になっている場合、毎日少しずつで良いので朝型の生活に修正していきましょう。
社会人になれば朝会社に行って夜帰宅する生活になるので、就職前に生活を改善した方が後々負担になりません。毎日仕事に行くにはある程度の体力も必要となるので、引きこもりがちな毎日を送っていた人は散歩などの軽い運動を取り入れてみましょう。
正しい生活習慣や運動は、精神的な活力を取り戻す効果もあります。就活を簡単に諦めない前向きな姿勢を手に入れるためにも、まずは日々の生活を変えましょう。


◆就職活動する時の注意

ニートを脱するにはできるだけ早く就活を開始すべきですが、焦って仕事を探すと自分に合わない企業やブラック企業に就職する危険があります。求人の条件や仕事内容が納得できるものか確認し、疑問点は面接で尋ねた上で入社を決めてください。応募や選考の段階で、企業の情報を自ら調べることも大切です。企業のWebサイトや業界の書籍などを読み込み、事業内容や将来性について理解した上で仕事を選びましょう。
また、就活では自分自身の経験を振り返る「自己分析」も必要。過去の経験を振り返る中で、自分の強みや弱み、モチベーションが上がる状況を把握し、どんな仕事に適性があるのか、向いていない職業は何かを見極めましょう。

ニートの人は、必ずといってよいほどブランク期間について質問を受けます。その時自分を良く見せようと嘘をつく人もいますが、ベテランの面接官にはわかってしまうでしょう。
企業が採用で重視するのは、入社後活躍してくれそうかという点です。ニート期間については正直に説明・反省した上で、今後への意欲を語りましょう。志望動機を充実させれば、働きたいという熱意が伝わります。資格が応募条件でない場合、仕事の経験がない方にとっては意欲が採否をわけるポイント。スキルはなくても入社後に積極的に学ぶ姿勢を示しましょう。

慣れない面接は失敗も多いので、1度や2度の不採用で諦めない粘り強さが必要です。予想される質問への回答をあらかじめ考え、面接練習を繰り返しましょう。
できれば面接練習は家族や友人に面接官役を頼んで本番に近い模擬面接の形で行うのが効果的です。第三者は自分では気付けなかったミスや回答の改善点を指摘してくれます。

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