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事務職の給与はどれくらい?仕事内容や人気の理由を解説!
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この記事のまとめ
- 事務の仕事には、資料・契約書の作成や電話・来客対応など幅広い業務がある
- 事務職には、貿易事務・医療事務・学校事務など専門性の高い仕事もある
- 事務職が人気の理由は、デスクワークで気苦労が少ないイメージがあるから
- 事務職の給与(平均年収)は20代で約300万円、30代で約370万円ほど
- 企業は事務の仕事を、アウトソーシングや派遣社員に頼ることが多くなっている状況
- 事務職で給与アップを目指すなら、資格やスキルを習得し専門性の高い業務に就く
事務職の給与が、どれくらいなのか気になりませんか。このコラムでは、事務の具体的な仕事内容や人気の理由を紹介しています。給与については、20代から30代の年齢ごとに詳しく解説。給与アップの方法についても触れています。また、昨今の事務職を取り巻く状況も分析しています。事務職を目指している方は、今後の就職・転職活動の参考にしてください。
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事務の仕事について
まずは、事務職の具体的な仕事内容について確認していきましょう。事務職とは、民間企業や官公庁、団体といった組織で、以下のような作業を担当する職種です。
・資料や契約書の作成
・郵便物の仕分け
・ファイリング
・メールやFAX送信
・データ収集
・電話、来客応対
このように、「事務職」という言葉は広義に捉えられることが多く、上記に挙げた業務が一般的です。しかし、事務職といっても「貿易事務」や「医療事務」「学校事務」などは専門性が高い仕事も行います。
専門性を身につけたい方は医療事務もおすすめ
医療事務は、医療機関において受付やカルテ管理、レセプト(診療報酬明細書)作成などに従事するお仕事です。働きながら専門性を養えるほか、需要が高い点も魅力の職種といえるでしょう。患者さまと関わることが多いため、人の気持ちに寄り添い丁寧なやりとりができる方に向いているといえます。医療事務に興味のある方は「医療事務は既卒から目指せる?仕事内容や給料事情も解説」で、仕事の魅力や平均給与などをまとめていますので参考にしてみてください。事務職が人気の理由
まず第一に、デスクワークであるということが大きな理由だと考えられます。空調の効いた室内にいることが多いため、過度の体力消耗や日焼けの心配はありません。メイクが崩れてしまう心配も少ないでしょう。また、営業職に比べると気苦労が少ないイメージを持っている人も多いようです。これらを踏まえ、次項では事務の給料について見ていきます。
事務の給与はどのくらい?
人事院の「令和5年職種別民間給与実態調査 表9 職種別、学歴別、年齢階層別平均支給額(事務・技術関係職種)」によると、年齢別に分類した事務の平均給与額は以下のとおりです。なお対象者は、大卒の事務係員(役職なし)で、常時勤務する従業員のうち期間を定めず雇用されている者としています。
年齢 | 決まって支給する給与額(時間外手当含む) | 時間外手当を除いた給与額 |
---|---|---|
20~23歳 | 282,728円 | 249,046円 |
24~27歳 | 315,667円 | 268,718円 |
28~31歳 | 348,001円 | 296,799円 |
32~35歳 | 378,354円 | 323,831円 |
引用:人事院「令和5年職種別民間給与実態調査 表9 職種別、学歴別、年齢階層別平均支給額(事務・技術関係職種)」
時間外手当を除いた金額で年収を計算してみると、20歳代の平均年収はおよそ300万円ほど、30歳代では370万円ほどとなります。企業によっては、ボーナスがプラスされる場合もあります。ただし、実際の手取り額は厚生年金や雇用保険など毎月差し引かれるので、もう少し減るでしょう。
参照元
人事院
令和5年職種別民間給与実態調査
事務職を取り巻く状況
昨今、各企業における事務の仕事は、アウトソーシングや派遣社員に頼ることが多くなっています。そのような現状の中では、事務職間での転職であっても正規雇用は難しいようです。未経験者はさらに採用のハードルが高い可能性があります。どうしても事務職に転職・就職したいという方は、コミュニケーションスキルやビジネスマナーを養うように努めると良いでしょう。また、MOSや簿記など汎用性の高い資格の取得をしておくこともおすすめです。詳しくは、「未経験から事務員を目指して大丈夫?業務内容と求められるスキルをチェック」のコラムでまとめています。未経験者が目指しやすい一般事務について解説するほか、チャレンジしやすい業界を紹介しているので、参考にしてみてください。
事務職が給与アップを目指すためには
事務職の昇給ペースは、一般的に緩やかな傾向にあります。早めの給与アップを目指すのであれば、特定の資格やスキルを取得し、経理や貿易事務、営業事務など、専門性の高い業務への転職を考えてみるのも良いでしょう。「事務系の資格を持っていれば未経験でも採用で有利になる?」のコラムでは、就活で有利になりやすいスキルや、事務職ごとにおすすめの資格などを解説しています。気になる方は、あわせて参考にしてみてください。
また、視野を広げて、営業職や専門職へのキャリアチェンジを検討してみる方法も。事務職へのこだわりをなくすことで、給与アップに繋がる可能性があります。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。