リモートワークエンジニアは未経験でもなれる?必要なスキルを解説

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この記事のまとめ

  • リモートワークエンジニアとは「時間や場所にとらわれず」働くエンジニアのこと
  • リモートワークエンジニアには、プログラミング言語やコミュニケーション能力が必要
  • リモートワークエンジニアを希望するなら、Web系ベンチャー企業がおすすめ
  • 未経験なら、オフィス勤務から始めてエンジニアスキルを習得しよう

「リモートワークエンジニアってどんな職業?」と気になる方もいるのではないでしょうか。エンジニアは、出社せずに自宅やコワーキングスペースで働く「リモートワーク」を導入する傾向が強い職業です。Web系に特化したITエンジニアは、パソコンとインターネット環境があれば仕事しやすいのが特徴。このコラムでは、リモートワークエンジニアの定義や求められるスキル、働く際のコツを紹介します。

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「リモートワークエンジニア」とは

リモートワークエンジニアとは、「場所や時間にとらわれずに働く」リモートワークを採用しているエンジニアのことです。主にIT系企業で働くエンジニアが対象。パソコンとインターネット環境があれば作業できるため、ほかの職業よりもリモートワークとして活動する方が多いようです。

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エンジニアがリモートワークやフリーランスを希望する4つの理由

エンジニアがリモートワークやフリーランスの活動を希望する理由には、「一人で集中して業務できる」点が影響しているでしょう。単純に「エンジニアなら在宅になりやすい」と考える方は、以下の理由を参考にしてみてください。

1.出社する必要性が低いため

大きな理由の一つとして、「出社の必要がない業務が多い」ことが挙げられます。ITエンジニアの主な仕事は、コーディングやプログラミングです。パソコンとネット環境があればオフィスでも自宅でも作業内容に変わりはないため、わざわざ出社する必要がないと考える方が多いのでしょう。

2.1人で行う作業が多いため

基本的に、プログラミングやコーディングは個々で行います。プロジェクトごとにチームになって仕様や進め方に関して話し合うことはありますが、ビジネスチャットやWeb会議システムを使えば問題ないでしょう。

3.集中できる環境が必要なため

プログラミングやコーディングは、高い集中が必要になることも多いでしょう。周囲の音だけでなく、人の気配までも気になって集中できない場合は、自分が集中できる環境で仕事をできるリモートワーク活動は最適です。

4.IT企業が都市部に集中しているため

IT企業の特徴として、東京をはじめとする都市部に集中していることが挙げられます。家族の仕事や学校などやむを得ない理由で引っ越しができなくても、リモートワークであれば活動が可能でしょう。スタートアップやメガベンチャーに就職すれば、より大きな案件を担当するなど、新たな仕事や案件獲得の可能性が広がります。

エンジニアの種類

一口にエンジニアといっても、システムエンジニアやインフラエンジニアなど多岐にわたります。
代表的なエンジニアの種類と仕事内容は以下のとおりです。

システムエンジニア

システムエンジニアは、システムの提案・設計・開発・テストといった開発に関するすべての工程に携わる職業です。プロジェクトによってはプログラミングも行い、顧客との商談や設計書の作成なども担当します。幅広い知識とコミュニケーションスキルが歓迎される職種です。

プログラマー

プログラマーは、システムエンジニアが作成した設計書を参考に、実際にプログラミングを行うのが仕事です。コードを書くには、「プログラミング言語」の習得が必須となります。

インフラエンジニア

インフラエンジニアは、サーバーやネットワークといった「基盤」を担当するエンジニアを指します。構築や管理を行って、安定した稼働を保って活動することが仕事です。

ネットワークエンジニア

ネットワークエンジニアは、ネットワークシステムのエンジニアリングに特化した職種です。システム設計・構築・運用・保守を行います。

Webエンジニア

Webエンジニアは、Webサイトやアプリケーションの設計、開発、運用を行うエンジニアです。ほかのエンジニアに比べてユーザーニーズの汲み取りや、マーケティング能力が求められます。

前述したように、エンジニアの仕事は基本的に、パソコンとネットワーク環境があれば勤務場所を問いません。ただし、インフラエンジニアやネットワークエンジニアの場合、トラブル時に顧客を訪問して対応する必要があるため、すべての案件を在宅で行うのは厳しいといえるでしょう。
エンジニアの種類や仕事内容の詳細は、「エンジニアとは何をする人?仕事内容や求められる能力をわかりやすく解説!」でも紹介しているので、チェックしてみてください。

リモートワークエンジニアに必要なスキル

リモートワークエンジニアとして活動するには、以下のようなITの専門知識やマネジメント能力を持っていると歓迎されます。基本的に一人での業務となるため、基礎知識だけでなく問題が発生したときに対処できるスキルや自己管理能力が求められるでしょう。

言語

ITエンジニアとして活動をする以上、どんな職種であってもプログラミング言語の習得は必須です。数ある言語のなかでも、開発系なら「Java」「Python」「Ruby」「PHP」、Web系なら「HTML」「CSS」「Javascript」あたりを勉強しておきましょう。

Webエンジニア向けの言語

Web系エンジニアとして活動をしたいなら、Web制作で多用される「PHP」がおすすめです。Webエンジニアは、エンジニアの中でも特にリモートワークに向いているといわれるため、リモートワークを希望するならPHPを習得しておきましょう。

コミュニケーションスキル

各々で活動をすることが多いエンジニアでも、同僚や上司、顧客とのコミュニケーションは必須です。オンライン上では対面以上にコミュニケーションをとるのは難しいもの。「自分の考えを上手く言葉にする」「相手に誤解を与えない伝え方を心掛ける」といったコミュニケーションスキルは重要といえます。

マネジメント能力

ある程度経験を積むと、担当プロジェクトのメンバーやタスクをマネジメントする能力が求められます。また、プロジェクト全体でなくても、リモートワークをする以上、自分自身のマネジメントは必須。プロジェクトや案件には納期があること、チームの場合は自分の進捗が周囲に影響を及ぼす可能性があることを理解しておきましょう。

リモートワークのメリット・デメリット

リモートワークには、「仕事の集中のしやすさ」「通勤時間の短縮」といったメリットがあります。一方で、ほかの社員とコミュニケーションがとりにくかったり、オンオフの切り替えが難しかったりというデメリットも。以下で詳しくまとめているので、参考にしてみてください。

メリット

リモートワークのメリットは、以下のとおりです。リモートワークエンジニアを目指している方は、チェックしてみましょう。

業務に集中できる

自分の好きな場所や落ち着く環境で働けるため、仕事に集中して活動しやすいでしょう。自宅でリモートワークする場合は、使い慣れている電子機器やインターネット回線、デスクなどをそろえられます。特にエンジニアの方は、パソコン周りは作業に影響する重要なアイテム。スムーズに業務に取りかかれるので、効率的な働き方が叶うでしょう。

通勤時間を削減できる

リモートワークは通勤の必要がないため、時間を有効活用できます。就業開始時刻までの空いた時間を業務の準備にあてたり、自宅でゆっくり過ごしたりして活動ができるでしょう。移動時間を省けるので、体力的な負担が掛かりにくいのもメリットです。

ストレスを減らせる

社内だと予想外の電話や来客対応といった業務もありますが、リモートワークであれば自身の仕事のみに取り組めるため、比較的ストレスを感じにくいでしょう。また、直接的な人との関わりもほぼなく、「周りに気遣いをしなくて良い」というメリットもあります。

デメリット

リモートワークのデメリットには、以下のようなものがあります。エンジニアだけではなく、ほかの職種でも共通する内容といえるでしょう。

ほかの社員とコミュニケーションがとりにくい

リモートワークの場合は基本的に一人で仕事をしているため、上司や同僚と話したいことがあっても、すぐにコミュニケーションがとれません。業務上の些細な相談・報告などを電話やメールで行うことになり、社内勤務と比較すると伝わるまでに時間がかかります。また、直接顔を見て話せないことでニュアンスが上手く通じないことも。エンジニアによってはチームで協力しながら業務を進める必要があるため、もどかしく感じることもあるでしょう。

仕事とプライベートを分けにくい

リモートワークは自分一人の空間で作業をするため、人によってはすぐにだらけてしまったり、プライベートの用事を持ち込んでしまったりすることも考えられます。仕事とプライベートを切り替えられず、生産性が落ちてしまうリスクもあるでしょう。

リモートワークのメリット・デメリットをより詳しく知りたい方は、「リモートワークとテレワークの違いとは?働く側のメリット・デメリットを解説」をご一読ください。

リモートワークエンジニアが業務を効率よく行うコツ

リモートエンジニアが業務を円滑に進めるには、適切なコミュニケーションと、念入りなタスク管理が求められます。以下で詳しくまとめているので参考にしてみましょう。

仕事で関わる人と円滑なコミュニケーションを図る

ほかの社員や顧客とこまめにコミュニケーションを取りながら業務を進めることが大事であり、できる人材が歓迎されます。リモートワークが可能な職種であっても、人と関わらずに仕事ができるわけではありません。状況が見えないからこそ、進捗状況や確認事項、相談などをこまめに報告することが大切。電話やメール、チャットといったツールを使い分けて伝えましょう。

スケジュール管理を十分に行う

リモートワークとして活動をする際は、あらかじめ案件や業務のスケジュールを立て、こまめに進捗具合をチェックすることが必要です。エンジニアの場合は納期が設定された業務も多く、期日に間に合うよう日々の流れを組み立てておくことが重要。また、綿密なスケジュールを立てておくことがモチベーションの維持にもつながります。

リモートワークが叶いやすいのはベンチャー企業

エンジニアとしてリモートワーク活動が叶いやすいのは、Web系のベンチャー企業です。ITエンジニアであれば、どのような企業や案件に対してでもリモートワークが許可されるわけではありません。以下に、Web系ベンチャーによくみられる特徴をまとめました。

会社が若い

ベンチャー企業の特徴の一つは「会社の若さ」です。会社が若ければ社員数が比較的少なく、在籍社員の年齢も若い傾向が強め。トップを含めて柔軟な考え方の人が多いので、リモートワークという働き方を受け入れてくれる可能性が高くなります

考え方が柔軟

前述したように、ベンチャー企業の多くは柔軟な考え方を取り入れています。特に、時代の先端を行くITベンチャーであれば、成果主義や副業など、大企業では叶いにくい環境が整っていることもあるでしょう。また、ベンチャーは新たに社内制度を作り上げていることも多く、従業員の意見を採用する可能性が高くなります。

人数が少なめ

設立間もない企業は、従業員も少ないのが特徴です。少人数なら自分の意見を言いやすく、周囲と密なコミュニケーションを取れるでしょう。また、トップとの距離が近く、直接話をしたり相談をしたりできるのもポイントです。

学ぶ機会や大きな仕事のチャンスが多い

社員数が少なければ、経験が浅くても案件が回ってくる可能性は高めです。柔軟な考え方から「とりあえずやってみる」という社風を掲げるベンチャー企業も多く、短期間でエンジニアとしてのスキルを学べます。スキルと実績を積めば、会社から信頼されてリモートワークでの案件を進めることが許可されやすくなるでしょう。

ベンチャーならではのデメリットもある

成長スピードが早く、経験を積む機会が多いベンチャー企業ですが、知名度や顧客数の少なさから経営が安定しないこともあるようです。企業にもよりますが、案件や業務量に対して給与が低かったり、長時間労働化しやすかったりというデメリットが考えられます。また、ベンチャーの場合、企業独自の休暇や手当といった制度が整っていないこともあるでしょう。大企業と比較すると福利厚生が不十分なことも多く、働くうえで気になる方もいます。
ベンチャー企業の特徴や向いている人については、「転職するならベンチャー企業?それってどんな会社なの?」をご覧ください。

リモートワーク導入企業の割合

国土交通省による令和4年度の調査によると、勤務先でテレワークが導入されていると回答した人は37.6%でした。また、ITエンジニアが含まれる「専門・技術職(技術職)」は、雇用型で50.3%。自営型では39.0%の割合でリモートが実施されており、ほかの職種に比べて高い水準であることが分かります。

参照元
国土交通省
テレワークの推進

エンジニアでもいきなりリモートワークを叶えるのは厳しい

ITエンジニアだからといって、いきなりリモートワークを始めるのは難しいのが実情です。リモートワークは会社の監視下を離れるため、ある程度のスキルと実績、信頼が求められます。

未経験ならオフィス勤務から始める

ITエンジニア自体が未経験なら、まずはオフィス勤務からスタートしてスキルを身につけると良いでしょう。未経験の場合、教育の観点からいきなりリモートワークを許可する企業は少なめといえます。オフィス勤務で活動をして経験を積み、実績を作って信頼を得ることで歓迎されるようになるはずです。

リモートワーク制度のある企業を探そう

リモートワークエンジニアとして働きたいのであれば、リモートワーク制度がある企業を探すのがおすすめ。企業によってリモートワークができる条件は異なるので、あらかじめ確認しておくと良いでしょう。その際、リモートワークの有無だけでなく働くうえで譲れないポイントを絞ることも大切です。

未経験でのエンジニア挑戦はエージェントを利用する

全くの未経験からエンジニアになるなら、就職エージェントを利用して情報を得ることが大切です。近年はインターネットの発達によってIT業界は人材不足といわれています。エンジニア職も例外ではありませんが、企業によっては一定以上のスキルや知識を持っている人材が歓迎されることもあるでしょう。

社風や社員の雰囲気が分かるので安心

就職エージェントのなかには、企業訪問を行って社員や社内の雰囲気をチェックしているところもあるでしょう。Webサイトや求人情報からは分かりにくい「リアルな企業」を把握できるので、適性判断がしやすくなります。

学習機会や研修制度を知ることも大切

未経験からエンジニアを目指すなら、学習機会や研修制度についても注目してください。企業のWebサイトや求人情報で実態がつかめない場合は、就職エージェントを利用すると良いでしょう。企業ごとに詳細な情報を持っているので、具体的な研修内容まで教えてもらえます。

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