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職場の嫌いな人にはどう対応したらいい?関わりたくないときの対処法を紹介
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この記事のまとめ
- 職場の嫌いな人への対応で悩むときは、仕事に意識を集中してみよう
- 職場では、悪口を言ったり仕事への意欲が見られなかったりする人が嫌われやすい
- 職場で嫌いな人への対応を考えるより、波長の合う人との関係を重視することが大事
- 職場の嫌いな人と関係を見直すためには、相手の行動を理解して長所を見つけてみよう
- 嫌いな人への苦手意識を払拭できないときは、可能な限り接点を少なくする
職場に嫌いな人がいて、どのように対応すればよいのか分からない方も多いでしょう。人間関係に悩まされずに仕事をしていくためには、嫌いな人に上手く対処し、付き合いを続けていく必要があります。
このコラムでは、職場にいる嫌いな人と付き合うためのポイントや、関係を見直すための方法を紹介します。嫌いな人に対する考え方や対処法を知り、職場を少しでも働きやすい環境を整えましょう。
職場の嫌いな人と上手に付き合うための6つの方法
職場にいる嫌いな人と上手に付き合うためには、嫌いだと思う感情を表に出さないようにしましょう。苦手意識が相手や周囲に伝わってしまうと、より人間関係を悪化させることになりかねません。
どうしても苦手で業務に支障が出るなら、上司に相談して関わりを減らしてもらったり、異動を検討してもらう方法もあります。
職場の嫌いな人と上手に付き合うための方法
- 仕事の目的に目を向ける
- 嫌いだと思う感情を表に出さないようにする
- 波長の合う人との関係を重視する
- 避けられる場合は避けて近づかないようにする
- 同僚や上司に相談する
- 部署の異動で環境を変える
1.仕事の目的に目を向ける
職場に嫌いな人がいるのなら、まずは仕事の目的に目を向けてみましょう。
嫌いな人がいると、どうしても嫌な部分に意識が向いてしまいがちです。とはいえ、職場は親しい友人を作るところではありません。職場は、業務を遂行するための場所です。嫌な感情が出てしまうときこそ本来の目的に立ち返り、仕事上の目標達成に焦点を当てましょう。自分の目標に目を向けると、嫌いな人とのコミュニケーションよりも大切なことが見えてくるはずです。
集中して仕事に取り組むと、スキルや能率が向上し、年月が経つにつれて業績アップや結果を残せるでしょう。また、嫌いな人よりも優秀な仕事ぶりを発揮できれば、気持ちの面で相手より優位に立てるかもしれません。
2.嫌いだと思う感情を表に出さないよう意識する
職場では「嫌い」という感情を表に出さないよう意識しましょう。嫌っていることが相手に伝わってしまうと、人間関係が悪化する可能性があります。
職場で嫌いな人に対して「なるべく関わりたくない」「苦手だ」と思う感情自体を消す必要はありませんが、自分の価値を下げないためにも、嫌悪感を表に出さず対応しましょう。
3.波長の合う人との関係を重視する
波長の合う人に意識を向けると、嫌いな人が気にならなくなるかもしれません。波長が合う人には普段から積極的に声かけをして、打ち解けた関係性を築いておくと働きやすくなります。そのうえで誠実に仕事を続けていれば、自然とあなたの味方になってくれる人達が増えるはずです。
また、自分の持っている知識やアイディアを周囲と共有するのも効果的です。仕事に役立つ知識などを惜しみなく発信すれば、あなたへの信頼度はさらに高まり、職場で必要な人材と認められるでしょう。たとえ嫌いな人と対立する場面があっても、味方が多ければ困難な状況も乗り越えやすくなるはずです。
4.可能なら避けて近づかないようにする
苦手意識を払拭できない相手については、可能な限り接点を少なくするのもおすすめの方法です。あいさつや報告など必要最低限のコミュニケーションは取らなくてはなりませんが、それ以上の関わりを減らすと精神的な負担を軽減できます。
職場では業務が円滑に進めば問題ないので、無理に仲良くなろうと努力する必要はないでしょう。
ストレスを溜めないようにする
ストレスが溜まると、相手の苦手な部分が目につきがちです。そのようなときは、いったん仕事から離れて自分の時間を作り、ストレスを発散してみてください。たとえば、趣味の時間を設けたり、家族や気の知れた友人と過ごしたりするとよいでしょう。
ストレスを発散すると自分に余裕を持つことができ、嫌いな人の言動を受け流せる可能性もあります。
5.同僚や上司に相談する
嫌いな人との関係について悩んでいるのなら、周りの同僚や上司に相談するのもよいでしょう。他人に相談すると視点が変わり、より冷静に相手と向き合えます。
また、理由によっては、嫌いな人と極力関わらないような配置を考慮してくれるかもしれません。相談をする際は愚痴や悪口を言うのではなく、業務に影響が出ていると伝えて助言をもらうのがポイントです。
6.部署の異動で環境を変える
嫌いな人が原因で退職を考えている方は、まずは部署の異動を試みましょう。転職には手間がかかります。
また、新しい職場が自分の理想どおりとは限りません。異動交渉を行う際は、嫌いな人について言及せず、「スキルアップのため」のようにポジティブな動機を話すとよいでしょう。
ほかにも対処法を知りたい方は、「嫌いな人がいるときの対処法!苦手と感じる理由や嫌われがちな人の特徴とは」のコラムも参考にしてください。
職場で嫌われてしまう人に見られる特徴
どのような人が職場で嫌われてしまうのかを確認しておきましょう。代表的な特徴には次のようなものがあります。
職場で嫌われてしまう人に見られる特徴
- 悪口を言う
- 仕事への意欲が見られない
- 責任感が欠如している
- 感情のコントロールができない
- 成果を独り占めする
悪口を言う
悪口を言う人は周りから信頼されにくく、嫌われてしまう傾向にあります。なぜなら、悪口を聞かされた人の多くは、「自分も陰で同じように言われているのではないか」と不信感を感じるためです。
悪口に限らず、嫌味を含んだ物言いをしたり何事も否定から入ったりする人も、同様に嫌われやすいといえます。
仕事への意欲が見られない
無理をして休日出勤や残業をする必要はないものの、仕事への意欲が見られない人も職場では嫌われがちです。職場でやる気のない態度や士気を下げるような対応をとると、周囲の人たちは不快になってしまうでしょう。
また、場合によっては仕事に必要のない人材とされ、所属するチームから外されたり仕事を任せられなかったりする恐れもあります。
責任感が欠如している
責任感が欠如している人も、職場では嫌われやすいでしょう。ミスが発生しても素直に認めず言い訳をしたり、自分のミスを人のせいにしたりしていると、責任感がないと判断されます。
責任やミスを押し付けられてしまった人は、当然ながら不快な気持ちになるはずです。責任感が欠如した人には大事な仕事が回って来なくなり、業務が大変でも周囲からの協力は得られないでしょう。
感情のコントロールができない
ストレス発散の目的で人に怒りをぶつける、常に不機嫌でイライラした態度を取るなど、感情のコントロールが上手ではない人もいます。周りの気持ちを考えず自分の感情ばかりを優先している人は、好かれ難いでしょう。
自分の好き嫌いで人に対する態度がコロコロと変わるのも、感情がコントロールできていない証拠です。
成果を独り占めする
プロジェクトや作業などの成果を独り占めしようとする人も、職場では嫌われやすいといえます。一人ですべて行ったプロジェクトや作業に関しては、成果を独占しても問題はありません。
しかし、チームで取り組んだものに関しては、同僚やチームメンバーがいなければ成し遂げえられないものです。
職場で嫌われる人に多い特徴については、「職場で嫌われる人の特徴や原因とは?対処法を知って状況を改善しよう!」のコラムもあわせてご覧ください。
職場にいる嫌いな人との関係を見直すための4つの対策
職場にいる嫌いな人との関係を見直し、職場でのストレスを少しでも軽減するために、以下の4つの対策を試してみましょう。
職場にいる嫌いな人との関係を見直すための4つの対策
- 相手を客観視する
- 原因を分析する
- 相手の行動について自分なりに理解する
- 相手の長所を探してみる
1.相手を客観視する
嫌いだという感情に身を任せていては、相手との関係性を変えられないでしょう。一度自分の感情を脇に置いて、嫌いな人を客観的に見つめ直してみてください。
相手の言葉や態度をあらためて観察してみると、実はその人の言い方や癖などが気になるだけで、苦手意識を持つほどではなかったと気がつくかもしれません。ほかの人たちから聞いた話をもとに、自分が勝手に悪い感情を抱いていたというケースもあるため、一度相手を客観視してみましょう。
2.原因を分析する
嫌いな人が、自分にとって嫌な言動や行動を取っているのだとすれば、なぜ相手はそのような態度を示すのか、原因を冷静に分析してみるものおすすめです。元を辿ると、あなたの言動や行動に問題があったかもしれません。
もし思い当たる点があれば、今後は自身の行動に注意しましょう。自分自身の行いを改善すると、相手の態度に変化が見られる場合もあります。
3.相手の行動について自分なりに理解する
相手の言動について自分なりに考えてみてもよいでしょう。
まずは、相手の行動の理由や原因を客観的に分析してみてください。「手一杯で余裕がないのかもしれない」と考えると、イライラや不信感が和らぐ可能性があります。相手の行動を理解すると、自身の成長にも繋がるでしょう。
4.相手の長所を探してみる
人は誰でも良いところがあります。嫌いな人の長所も見つけてみてください。相手の苦手な部分のみに注目するのではなく「自分からあいさつをしてくれた」「雑用を手伝ってくれた」など、少しずつでもよいところを探します。
職場で接するときには、なるべく相手の長所を意識するようにしてみてください。
人間関係のストレスを軽減したいなら、「職場に嫌いな人いる…人間関係のストレス対処法とは」のコラムも合わせてご覧ください。
職場の嫌いな人にしてはいけない対応
職場に嫌いな人がいても、その人の悪口を周囲に発する、嫌がらせをする、無視をするといった行動はやめましょう。あなたが周囲からの信用を失うだけでなく、余計に事態を悪化させる可能性があります。
また、SNSで悪口を発信するのもしてはいけない対応です。自分がされて嫌な対応は相手にもしないよう心掛け、相手を客観視したり相手の行動を分析したりしてみましょう。
ただし、ストレスを溜め込み過ぎるとあなた自身に負担がかかり、精神面で体調を崩す可能性もあります。ストレスを適度に発散しつつ、家族や友人に相談して解決策について助言をもらいましょう。
職場に嫌いな人がいても気にし過ぎないことが大切
「職場に嫌いな人がいるけれど、頑張って好きにならなきゃ」と無理に対応する必要はありません。仕事に影響が出なければ、嫌いな人と仲良くなる必要はないのです。
仕事やメンタル面に支障をきたすレベルにまで人間関係が悪化している場合は、転職も視野に入れてみてください。「職場の嫌いな人から逃げる目的で転職をするのは嫌だ」と思うかもしれませんが、どうしても性格が合わない人はいるものです。我慢をし続けて心身に不調をきたす前に、転職を検討してみましょう。
なお、職場の上司が嫌いでストレスを感じている方には、「『上司が嫌いでストレス』と感じる原因とは?避けるべき行動や対処法を紹介」のコラムがおすすめです。
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職場の嫌いな人への対応にまつわるQ&A
職場の嫌いな人への対応や関係を見直すための対策について、よくある質問を紹介します。
職場で苦手な人とペアを組むことになってしまいました
仕事の目的に目を向けてみましょう。「キャリアアップのために業務を遂行する」と考え、仕事に集中して成績や結果を残せれば、成果につながり高い評価を受ける可能性があります。良い機会なので、相手の良い部分に目を向けてみてもよいでしょう。
ただし、あまりにも業務に影響が出てしまう場合は上司に相談してください。
職場に嫌いな人がいて会社に行くのが憂鬱です
会社に行くのが憂鬱になるほどストレスを感じているのであれば、部署の異動で環境を変えるのも一つの手です。上司に相談する際は嫌いな人についての言及は避け、「スキルアップのため」などポジティブな動機を伝えましょう。
なお、「今の職場にいるメリットが感じられない」「嫌いな人と仕事しないといけないのがつらい」という方は、思い切って転職をするのもおすすめです。一人で仕事探しをするのが面倒だと感じる方は、効率的に転職活動ができるハタラクティブを、ぜひご利用ください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。