第二新卒が派遣で働くメリット・デメリットは?正社員になる方法も紹介!

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この記事のまとめ

  • 第二新卒は若く社会人経験もあるため、魅力的な人材として評価する企業もある
  • 第二新卒が派遣で働くメリットはプライベートの充実や経験を積めること
  • 第二新卒が派遣で働くと、雇用も収入も不安定になるデメリットが生じる
  • 第二新卒におすすめの派遣の仕事は、コールセンター・事務職・アシスタントなど
  • 第二新卒が正社員を目指すなら、紹介予定派遣を活用するのも良い

第二新卒で派遣社員になるかお悩みの方は、働き方を知ることから始めましょう。派遣は正社員に比べて勤務時間が短くプライベートを充実させられる一方で、雇用や給与面が不安定になります。本コラムでは、派遣社員のメリット・デメリットを解説。また、第二新卒におすすめの派遣の仕事や紹介予定派遣についても触れています。第二新卒から派遣で働くのか、正社員として再就職するのか、働き方を考える参考にしてみてください。

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第二新卒から派遣として働ける?

第二新卒が派遣として働くことは可能です。派遣会社に登録をしたのち、派遣会社から特定の企業に派遣されて働く「登録型派遣」が一般的な働き方。給与支払いや勤怠の管理は派遣先の企業ではなく登録している派遣元の企業が担っているのが特徴です。派遣社員については「派遣社員とは?正社員との違いや勤務時間・雇用形態などを解説」のコラムで詳しく解説しているので、目を通してみてください。

派遣会社に登録するなら、求人が増える4月や9月がおすすめです。また、派遣会社への登録そのものはいつでも出来るので、登録を済ませておいて求人の増える上記の時期に仕事を探す、といった方法でも活用できます。

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第二新卒の派遣が注目されている?

第二新卒とは、新卒で入社してからおおむね3年以内に転職活動を行っている人材のこと。比較的年齢が若く、社会人経験も浅いため「若手社員の人員確保」「教育しやすい人材」と評価する企業が増えています。また、第二新卒は、社会人としての勤務経験があるため、最低限のビジネスマナーを身につけています。アルバイトや既卒の人と比較すると、一から教育する必要はないので、注目する企業は多いようです。さらに、年齢の若さや社会人経験の浅さから、特定の企業の「色」に染まっていない点も高評価のポイント。少子化の影響で若手人材が不足している中、第二新卒は企業にとって魅力的な人材になっていると考えられます。

第二新卒に関しての詳細は、「第二新卒とは?定義や年齢は?狙い目といわれる理由や転職活動のポイントも」でご確認ください。また、「第二新卒とは?いつまでが該当する?定義や求職活動を成功させるコツを解説!」では、第二新卒が転職を成功させるコツについて解説しています。併せてご覧になってみてください。

第二新卒が派遣で働く4つのメリット

派遣社員は、正社員に比べてプライベートの時間を確保しやすいのが特徴。また、雇用期間が定められているので多くの仕事を経験できるのがメリットです。

1.プライベートと両立できる

派遣で働く大きなメリットは、正社員と比べて自分の時間を持ちやすいことです。派遣は勤務時間や残業の有無で仕事を選べたり、退勤時間を条件に職場を選択したりすることが可能。ライフスタイルに合わせてプライベートを充実させながら働けます。また、派遣社員には原則として転勤がないのも魅力といえます。家庭の事情などで転勤が叶わない、特定の地域で働き続けたいといった方も安心でしょう。

2.さまざまな経験ができる

決められた契約期間で働く派遣社員は、多くの職場や職種を経験できます。派遣会社に自分が考えていなかった分野の仕事を提案されることもあり、新しいことにチャレンジしたい人や、さまざまな職場で自分の能力を試したい方にとって派遣の雇用条件はメリットとなるでしょう。

3.スキルを活かした仕事に就きやすい

派遣社員には即戦力を求める傾向があるため、得意とするスキルがあれば活用できる仕事を紹介されやすくなります。正社員で年齢が若い場合は、配属の希望が叶わないこともめずらしくありません。自分のスキルを活かして得意分野で活躍できるのは、派遣社員として働くメリットになるでしょう。

4.大手企業で働けるチャンスが高くなる

人気のある企業や大手企業に正社員として転職するのは、倍率や採用ハードルの高さから難しいこともあります。しかし、派遣社員なら正社員に比べて採用されやすいようです。大手企業で経験を積めるのは、大きなメリットといえるでしょう。

第二新卒が派遣で働く3つのデメリット

派遣社員は非正規雇用に該当するため、雇用や給与面で不安定になりやすいのが最大のデメリットでしょう。そのほか、仕事にやりがいを感じにくかったり現状に満足してしまったりすることも留意すべき点です。派遣社員として働くなら、デメリットについても十分な理解が必要です。

1.雇用が不安定

派遣社員は基本的に、パートやアルバイトと同様に非正規雇用です。さらに、派遣社員は原則として同じ派遣先で3年を超えて勤務ができないため、自分に合った勤務先を見つけても正社員のように無期限で働くことはできません。3年ごとに職場を変える必要があり、次の派遣先が常に見つかるとは限らない状態は、不安定な雇用といえます。

2.安定した収入が得られない

派遣社員は基本的に時給制のため、働いた時間の分だけ給与が発生します。アルバイトなどに比べて給与は高いものの、祝日が多かったり体調を崩して休んだりすれば、給与は減ってしまいます。また、正社員のように昇給やボーナスも基本的に対象外となるので、正社員と同じように働いていても大きく差が出てしまうのはデメリットといえるでしょう。

3.仕事にやりがいを持つことが難しい

正社員は勤務期間や成果が、昇給や昇格という形で評価されます。しかし、派遣社員は、正社員ほど評価されにくいのが現状。さらに、派遣社員に任される仕事は、正社員と比べて責任が少ない場合がほとんどです。責任の軽さを自由度の高さと捉えることもできますが、自分の実力を発揮して意欲的に働きたい人にとっては、派遣の仕事は物足りなさを覚えるでしょう。

また、前述のとおり派遣会社と雇用関係を結び、派遣先の企業で働く登録型の派遣社員の場合は、派遣先の企業で教育や研修を受けないこともあるため、正社員と比較して成長の機会は少ないと言わざるを得ないでしょう。

第二新卒におすすめの派遣の仕事

第二新卒は社会人経験が少ないものの、基本的なビジネスマナーを身に着けているため、事務職やアシスタントといった仕事がおすすめです。

テレアポ・オペレーター

コールセンターなどで、顧客からの問い合わせに対応する業務です。企業ごとにマニュアルが作られているので、特別な知識やスキルがなくても取り組めます。一方で、電話口だけで企業の印象が決まる重要な仕事でもあるため、ビジネスマナーや社会人の基礎を身につけている第二新卒におすすめといえるでしょう。コールセンターの仕事については、「コールセンターの仕事内容とは」でご紹介しています。

事務

パソコンスキルや基本的なビジネスマナーがあれば取り組める事務も、第二新卒向きの仕事といえるでしょう。事務といっても、受付や総務を兼任していたり、営業事務など業務が特定されていたりと、企業によって業務はさまざまです。求人に対して応募倍率も高まる職種のため、的確なアピールが求められます。「事務員ってどんな仕事?事務職のメリット・デメリットを解説」のコラムでは、事務職について詳しく解説しています。事務職に興味のある方は、ぜひ参考にしてください。

アシスタント

事務職に似ている仕事ですが、より幅広い業務を行うのがアシスタント。企業によって業務内容や立ち位置は異なるものの、サポートする職種や部署の電話対応・書類作成・整理・計算などを担うことが多いようです。

第二新卒の派遣から正社員を目指すなら

第二新卒の派遣社員が正社員を目指す場合、通常の「登録型派遣」を利用しているなら契約満了後に正社員として転職活動を行うのが基本です。派遣されていた企業から直接雇用を打診されることも。また、「紹介予定派遣」を利用していると、契約期間の満了後に派遣社員・派遣先企業の合意があれば直接雇用が叶います。

紹介予定派遣とは

紹介予定派遣とは、直接雇用になることを前提として設けられた制度です。登録型派遣も紹介予定派遣も雇用契約先は同じ派遣会社ですが、後者は最長6ヶ月間勤務したあとで、企業側と派遣社員の合意のもとで直接雇用になることができます。詳しくは「紹介予定派遣とは?デメリットはある?フリーターや派遣との違いを解説」をご覧ください。

第二新卒が紹介予定派遣で働くメリットとデメリット

紹介予定派遣は、派遣契約が終わり、双方の合意があれば直接雇用となることがあらかじめ決まっているのが最大のメリットです。また、直接雇用となる前に派遣として働けるので、勤務先の社風や業務内容、人間関係を確認できるのも安心できるポイントでしょう。一方で、直接雇用となるには派遣社員本人と派遣先企業の双方が合意する必要があります。たとえ、自分は直接雇用を望んでも、派遣先が拒めば6ヶ月の派遣契約で終了する可能性があるのはデメリットです。さらに、紹介予定派遣で叶うのは「直接契約」という点にも注意。必ずしも正社員になれるわけではなく、企業によっては契約社員として雇用を継続することもあります。雇用契約を結ぶ前に、必ず内容には目を通しておきましょう。

派遣社員にはメリットとデメリットがあり、その働き方が合っているかは人それぞれです。自分の働き方に合っているのは派遣なのか、正社員なのか、それとも別の雇用形態なのか…それぞれのメリットとデメリットを知った上で判断するようにしましょう。

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