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18歳フリーターは正社員を目指そう!就職のコツやおすすめの業界をご紹介
更新日
この記事のまとめ
- 18歳フリーターの方は年齢の若さが評価されやすいため、正社員を目指すのがおすすめ
- フリーターから正社員になると、収入が増えるので金銭的不安が解消される
- 18歳フリーターの方が就活を成功させるには、ビジネスマナーを押さえておくのが得策
- 18歳フリーターの方は、人気企業だけでなく「未経験者歓迎」の求人にも注目しよう
- 18歳フリーターにおすすめの業界には、「建設業界」「IT業界」などが挙げられる
「18歳以降もフリーターを続けても良い?」「正社員になるメリットとは?」といった疑問を持つ方もいるでしょう。18歳のフリーターの方は、正社員就職を目指すのがおすすめです。18歳という若さは企業からポテンシャル採用をされやすいうえに、非正規よりも月給が高く収入が安定しやすいというメリットがあります。
このコラムでは、18歳フリーターにおすすめの進路や就職を成功させる方法を解説。進路に迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
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18歳フリーターにおすすめの道のり
フリーターをしている18歳には、正社員就職や進学、資格取得などの進路がおすすめです。以下で、それぞれの具体的なメリットを解説するので、参考にしてみてください。
正社員になる
18歳フリーターの場合、正社員を目指すのがおすすめです。年齢が若いうちに就活すれば、専門的なスキルの有無よりもポテンシャルを評価される可能性があるでしょう。
しかし、大手企業や有名企業などの倍率が高い企業では、スキルや経験が豊富な人材が集まる傾向があるため就職が難航しやすくなります。18歳フリーターから就職を考える際は、「学歴不問」や「未経験OK」など、学歴を重視されにくい企業や仕事に目を向けましょう。
「就活の若いうちって何歳まで?」「いつから就活するのが良い?」という疑問をお持ちの方は、「フリーターは何歳まで名乗れる?就職を考えるべき年齢を知ろう」のコラムもご覧ください。
進学する
進学も18歳フリーターの方におすすめな道のりの一つです。専門技術を学びたい場合は専門学校、社会に出るうえで役立つ知識や一般教養を学びたい場合は大学進学を検討してみましょう。
高学歴といわれている大学を選択するのも良い方法ですが、「高学歴だから絶対採用される」とは限りません。企業は、学生時代に「何を学んだか」や人間性を重視している傾向があるためです。進学するポイントは「大学に行く意味がない?進学するメリットや行かない場合のデメリットを解説」のコラムを参考にしてみてください。
資格を取る
資格を取得するのも、18歳フリーターの方におすすめの選択肢です。看護師を目指す場合は看護師免許、ドライバーなら自動車免許というように、特定の職種に必要な資格取得をしておくと就職の場で有利にはたらきやすくなります。
資格を取るなら、自分が就きたい職が何かを明らかにすることが大切です。やみくもに資格を取得しても、業務と関連しない資格はアピールポイントになりにくいため注意しましょう。資格を持っていなくても業務が可能な仕事に就く場合、勉強時間を確保するよりも求人へ応募して就活を進めるのがおすすめです。
18歳フリーターが知っておきたい正社員との給料差
以下では、正社員と非正規社員の給料の差を解説します。年齢を重ねると給料にどれくらいの違いが生じるのか、参考にしてみてください。
正社員と非正規社員の給料の差
厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査」によると、正社員と非正規社員の給料の差は以下のとおりです。
正社員の年齢別の月給 | 非正規社員の年齢別の月給 | |
---|---|---|
~19歳 | 19万2,800円 | 17万700円 |
20~24歳 | 22万8,700円 | 19万4,800円 |
25~29歳 | 26万3,600円 | 21万6,400円 |
30~34歳 | 29万4,100円 | 22万1,400円 |
35~39歳 | 32万7,000円 | 22万500円 |
40~44歳 | 35万4,600円 | 22万600円 |
45~49歳 | 37万4,500円 | 21万7,700円 |
50~54歳 | 39万4,300円 | 22万2,200円 |
55~59歳 | 40万4,800円 | 22万1,700円 |
60~64歳 | 34万9,300円 | 25万6,900円 |
65~69歳 | 31万2,700円 | 23万1,700円 |
参照:厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査 (6)雇用形態別にみた賃金(p.12)」
上記のデータによると、どの年齢においても正社員のほうが非正規社員よりも給料が高いことが分かります。正社員は年齢が上がるにつれて月給も上がる傾向にあるので、非正規との収入差も広がるでしょう。企業によっては、年に1~2回ほど賞与が出る場合もあるため、正社員就職をすれば将来の金銭的な不安が解消できる可能性もあります。
男女でみる正社員と非正規社員の給料の差
以下は、男女別の正社員と非正規社員の月給です。
男性正社員の 年齢別の月給 | 男性非正規社員 の年齢別の月給 | 女性正社員の 年齢別の月給 | 女性非正規社員 の年齢別の月給 | |
---|---|---|---|---|
~19歳 | 19万3,500円 | 17万100円 | 19万1,800円 | 17万1,200円 |
20~24歳 | 23万2,200円 | 20万2,000円 | 22万4,800円 | 18万9,800円 |
25~29歳 | 27万1,400円 | 22万9,100円 | 25万2,600円 | 20万6,800円 |
30~34歳 | 30万7,000円 | 23万8,100円 | 27万200円 | 21万500円 |
35~39歳 | 34万4,800円 | 24万1,100円 | 28万6,400円 | 20万7,600円 |
40~44歳 | 38万200円 | 24万5,600円 | 29万6,600円 | 20万7,600円 |
45~49歳 | 40万6,400円 | 24万5,700円 | 30万4,500円 | 20万4,700円 |
50~54歳 | 42万8,300円 | 26万2,500円 | 31万5,200円 | 20万4,400円 |
55~59歳 | 44万800円 | 26万4,500円 | 31万6,300円 | 20万1,800円 |
60~64歳 | 37万2,400円 | 28万5,100円 | 29万400円 | 20万8,900円 |
65~69歳 | 33万1,700円 | 25万4,800円 | 25万9,600円 | 18万8,700円 |
参照:厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査 (6)雇用形態別にみた賃金(p.12)」
性別ごとにみても、どの年齢も非正規社員より正社員のほうが給料が高いといえます。35歳の段階では、男女とも月給の差は7~8万円以上。月給で7~8万円以上の差が開くと、年収では約80万円以上の差が生じます。
また、アルバイトやパートといった非正規社員はボーナスが支給されない傾向にあるので、年収に大きな差が開く要因となり得るでしょう。
参照元
厚生労働省
令和5年賃金構造基本統計調査 結果の概況
18歳フリーターが就職を成功させるには?
18歳フリーターからの就職を成功させるには、「面接マナーを身につける」「進学・就職しなかった理由を明確に説明する」といったポイントがあります。以下で詳しく説明しますので、ぜひ参考にしてみてください。
面接マナーを身につける
18歳フリーターから就職するには、面接マナーを身につけてから選考に臨みましょう。アルバイトを通してビジネスマナーを習得した方も、改めて確認しておくのがおすすめです。
中卒・高卒で選考を受ける場合、「仕事は続くのか」「ビジネスマナーを知っているか」と不安を持つ採用担当者もいます。このネガティブなイメージを払拭するためにも、以下のポイントを意識してみましょう。
- ・服装や髪型など、清潔感に気をつける
- ・挨拶をしっかりする
- ・はきはきと大きな声で、相手の目を見て話す
- ・相手の話に相槌を打つ
- ・就職をしてからどのように働きたいかのイメージを明確に伝える
- ・正しい敬語を使う
- ・履歴書は誤字脱字に気をつけて丁寧に書く
これらのポイントを意識するだけでも、イメージアップにつながりやすくなります。採用担当者に与える印象をポジティブなものに変えると、内定獲得に近づけるでしょう。
進学・就職しなかった理由を説明する
18歳フリーターの就職活動では、進学・就職しなかった理由を明確に説明することも重要なポイントです。面接時には、「なぜ進学しなかったのか」「なぜ就職ではなくアルバイトをしているのか」という質問をされる可能性があります。進学・就職しなかった理由を聞かれたら、ネガティブな印象を与えないよう気をつけましょう。
「働きたい仕事が思い浮かばなかった」「なんとなくアルバイトをしていた」「正社員になる自信がなかった」など、マイナスイメージにつながる説明の仕方は控えるのが無難です。嘘を話すのは避け、「進学希望だったが家庭の事情で叶わず、金銭面で家族を支えたいと思いすぐに働ける仕事に就いた」というように、ポジティブで明確な説明をすると、好印象を得やすくなるでしょう。
人手が足りない業界を選ぶ
人手が足りない業界は、中卒者・高卒者や未経験者を積極的に採用している傾向があります。就職難易度が高い人気企業ばかりに注目するのではなく、視野を広げて倍率の低い業界も対象に考えることが内定獲得への近道です。人手不足の業界について詳しく知りたい方は、「人手不足の業界の見極め方とは?原因やメリット・デメリットも解説」のコラムもあわせてご一読ください。
18歳フリーターにおすすめ!未経験者歓迎の業界とは?
18歳フリーターが挑戦しやすい業界には、「人手が足りない」「ポテンシャル採用をしている」「未経験者を積極採用している」という特徴がみられます。以下で、その特徴に当てはまる傾向にある業界を解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
建設業界
建設業界は「学歴不問」「未経験募集」といった求人を出している場合があるため、18歳フリーターからの就職先に向いています。最初から給料が高く設定されている企業もあり、若いうちから稼ぎやすい可能性もあるでしょう。
「若くて体力がある人材が欲しい」と考える企業もあるため、学歴に自信のない場合も目指しやすい仕事です。体力に自信のある方は、ぜひ検討してみてください。
IT業界
IT業界はIT技術の発展に伴い急成長しているため、人手不足の企業が未経験者を積極的に採用している傾向があります。就労意欲が明確であれば業界未経験者や学歴に不安がある場合も内定を獲得できるでしょう。
未経験者を歓迎している企業では新人教育の環境も整っている場合があるため、仕事をしながら技術を身につけられます。スキルを磨いて実績を積めれば、キャリアアップも目指せるでしょう。
サービス業界
サービス業界はお客さまと触れ合う機会があるため、コミュニケーション能力に自信のある18歳のフリーターの方におすすめです。仕事の性質上、スキルや経験よりも人柄が求められる傾向があるため、「未経験者歓迎」の求人も見つけやすいでしょう。「人と関わることが好き」「喜んでもらえる仕事がしたい」という方に向いている可能性があります。
サービス業について興味がある方は、「高卒フリーターからサービス業へ!接客業との違いと就職しやすい職種」のコラムで接客業に向いているタイプや主な職場を解説しているので、チェックしてみてください。
「学歴に不安がある」「どの職場が自分に合っているのか分からない」など、求人探しに悩んでいる18歳のフリーターの方は、就職・転職エージェントのハタラクティブへご相談ください。ハタラクティブは、フリーターなど若年層に特化した就職・転職エージェントです。
一人ひとりに専属のキャリアアドバイザーがつき、丁寧にヒアリングを実施。未経験OKの求人も多数保有しているので、第二新卒の方にぴったりの企業や求人もご紹介できます。
また、応募書類の添削や面接対策など全面的なサポートも行っているので、就活をしたことがないフリーターの方も安心して臨めるでしょう。サービスはすべて無料なので、ぜひお気軽にご相談ください。
18歳のフリーターから就職を目指すときのQ&A
ここでは、18歳のフリーターから就職を目指すときによくある疑問をQ&A形式で解決します。税金やフリーター期間の長さによる選考での評価についても回答していますので、18歳の方はぜひ参考にしてみてください。
就職して扶養から抜けたら税金や年金は支払い必須ですか?
18歳のフリーターが正社員就職をして扶養から抜けたら、所得税や住民税、社会保険料などを納める必要があります。
18歳フリーターで年収が130万円以上あっても支払いが困難な場合は、国民健康保険や国民年金は申告すれば支払いを免除される場合も。詳細は「所得税と住民税とは?具体的な制度や仕組みについて解説」のコラムにまとめているので、チェックしてみてください。
フリーター期間が長いと就職でマイナス評価になりますか?
フリーター期間が長過ぎると採用担当者に「就職意欲が低いのでは」と懸念され、マイナス評価を受ける可能性があります。
ただし、「就職後に役立つスキルを身につけるためアルバイトをしていた」「資格取得のために勉強していた」というように、フリーター期間中に行っていたことをアピールすれば好印象につながることも。自己PRのポイントは、「フリーターの自己PRの書き方と例文を紹介!書けない場合の対処法も解説」のコラムでご紹介しています。
正社員になるメリットを知りたいです
正社員になるメリットには、「収入が安定する」「社会的信用度がアップする」といった内容が挙げられます。安定した収入があればライフイベントに必要な費用に回しやすく、社会的信用があればローン審査や入居審査に通りやすくなるでしょう。
詳しくは「正社員のメリット・デメリットとは?派遣や契約社員についても解説!」のコラムをご一読ください。
夜勤バイトで生活費をまかなうのが大変に感じます
18歳フリーターで夜勤のアルバイト生活に金銭的負担を感じる場合は、正社員就職がおすすめです。正社員として働けば、日勤であっても収入を確保できます。また、企業によっては賞与を受け取れることも可能です。
就職・転職エージェントのハタラクティブでは専属のキャリアアドバイザーが仕事をするうえでの希望条件や適性に合った求人をご紹介しますので、納得のいく就職に期待できるでしょう。一人で正社員を目指すのが不安な場合は、ぜひご相談ください。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
- 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方
ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
経歴不問・未経験歓迎の求人を豊富に取り揃え、企業ごとに面接対策を実施しているため、選考過程も安心です。
※2023年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。