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【向いてる仕事がわからない…】自分に合った仕事の見つけ方11選
この記事のまとめ
- 「自分に合った仕事」とは、適性に合った仕事のこと
- 「自分を知ること」と「仕事を知ること」が自分に合った仕事の見つけ方のコツ
- 「強み別」や「性格・行動傾向別」の自分に合った仕事の見つけ方11個を押さえよう
- 自分に合った仕事の見つけ方に悩んでいる場合は、転職エージェントに相談するのも手
あなたにおすすめ!
「自分に合った仕事の見つけ方が分からない…」と悩む方もいるでしょう。適職を見つけるには、今の仕事が向いていないと感じる理由や世の中にどんな仕事があるかを把握することが大切です。
このコラムでは、自分に合った仕事の見つけ方について詳しくまとめました。また、「やりたい仕事」や「好きな仕事」との違いも解説します。自分に合った仕事を見つけて転職を成功させるためにも、ぜひ参考にしてみてください。
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自分に合った仕事とは?
自分に合った仕事とは「その人の適性に合った仕事」のことです。その仕事が好きかどうかとは異なり、「好きかどうかに限らず強みや得意を活かせる仕事」や「性格や行動傾向に合っている仕事」と考えられるでしょう。
もちろん、やりたいことや好きなことが適職だと感じられる場合もあります。ただし、自分にとっての適職が必ずしもやりたい仕事や好きな仕事であるとは限らないことを認識しておきましょう。
「適職」と「天職」の違い
天職とは、「その仕事にやりがいや生きがいを感じ、天から授かったと思えるほどに好きだと感じる職業」のこと。一方、適職は「自分の能力や性格に合った職業」を指します。適職では「得意かどうか」「自分が持つ経験やスキルの条件に当てはまっているか」などが判断基準とされるのに比べて、天職ではやりがいや生きがいといったニュアンスが含まれることが一般的なようです。
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「向いてる仕事が分からない...」そんなときどうする?
向いてる仕事が分からない...と悩んでいるときは、今の仕事が適職ではないのでは...と心のどこかで感じているからかもしれません。そんな悩みの原因には、お決まりの4パターンがあります。
向いてる仕事が分からない原因を把握しよう
向いてる仕事が分からない原因はひとつではなく、複数の原因が組み合わさっている場合がほとんどです。ここでは、以下のよくある4つの「向いてる仕事が分からない」原因について解説します。
- 向いてる仕事が分からない原因
- やりたいことや好きなことがない
- 成果を出せていない
- 今の仕事が好きになれない
- 自分の強みや得意が分からない
やりたいことや好きなことがない
よくある原因の1つとして「やりたいことや好きなことがない」が挙げられます。そもそも感情が動くことが少なく、「やりたいわけじゃないけど、仕事だからやっている」という状態で仕事をしているパターンだといえます。
また「やりたいことや好きなこと」が「自分に合った仕事」だと考える傾向にあるため、やりたいことがない状態で転職しても、自分に合った仕事がないと感じてしまいます。
成果を出せていない
成果を出せていないことで、今の仕事が自分に合った仕事ではないと、後ろ向きなイメージを持ってしまうようになります。
「この先も成果が出なかったらどうしよう」といった不安が頭の中を支配するようになると、今の仕事は「自分に合った仕事ではない」と考えてしまうでしょう。このケースでは、仕事に対するネガティブな考え方のループから抜け出せなくなってしまい、「すべての仕事が向いていないのではないか」と考えてしまうこともあります。
今の仕事が好きになれない
好き嫌いがはっきりしている場合には、ほかの好きなことが頭から離れず、今の仕事が好きになれないこともあります。また、今の仕事に不満を持ってしまうと、モチベーションを一気に落としてしまい、今の仕事が嫌いだと決めつけてしまうこともあるようです。
加えて、仕事を短期目線で見る傾向があると、「今の仕事が好きになれない」といった思考に陥りがちです。たとえば、入社1年目で「今の仕事が好きじゃない」と判断してしまうことはあるかもしれません。しかし、「今の仕事が好きじゃない」と感じながらも業務内容やポジションが変わる中で、好きになるポイントが見つかるかもしれません。
自分の強みや得意が分からない
「向いてる仕事が分からない」方のほとんどは、自分自身の強みや得意分野が分からないという悩みを少なからず持っています。自分の強みや得意が分からないと、どんな職種・ポジションで活躍できるのかが分かりません。
先述した「成果を出せていない」と悩む方は、「自分の強みや得意が何か」を考えることから始めましょう。
好きな仕事が自分に合うとは限らない
「好きな仕事を選んだほうが良い」という意見をよく耳にしますが、そうとは限りません。なぜなら、好きな仕事と自分に合う仕事(適職)は異なるからです。
「自分に合った好きな仕事をしている人もいるのに...」と思うかもしれませんが、選んだ適職を好きになることもありますし、好きな仕事が適職になることもあります。好きな仕事を見つけなければ...と悩まずに、自分にとっての適職は何かと考えてみましょう。
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自分に合った仕事を見つけるまでの流れ
この項では、自分に合った仕事を見つけるための7つのヒントを紹介します。下記の見つけ方を参考にしながら、自分にとっての適職を探してみましょう。
自分に合った仕事の見つけ方を教えてください
「過去の経験の振り返り」と「小さな行動」の2ステップを試してみましょう
「自分に合う仕事が見つからない」と感じるのは、珍しいことではありません。ただ、考えすぎるよりも行動しながら見つけていくほうが、適職への近道になります。まずは2つのステップを意識して取り組んでみましょう。
【1】過去の経験を振り返る
「どんな仕事や活動が楽しかったか?」を振り返り、ノートに書き出してみましょう。たとえば、ある相談者は「目立つのは苦手だけど、資料作成が好き」と気づき、マーケティング職に興味を持ちました。「得意なこと」「苦手なこと」の両方を整理すると、自分に合う仕事のヒントが見えてきます。
【2】小さな行動を試す
興味のある業界について調べたり、イベントへ参加したりと、実際に行動することで「この分野は合いそう」「思っていたのと違う」といった気づきが得られます。たとえば、SNS運用に興味を持っていた人が、無料ツールを使って投稿分析を試し、そのまま仕事につなげた例もあります。
最初から完璧な答えを求めず、まずは小さな一歩を踏み出してみることが大切です。自分に合う仕事は、行動のなかで見えてきます!
自分に合った仕事の見つける流れ
- 自己分析で「自分を知る」
- 他己分析で「自分を知る」
- 業界・職業を調べて「仕事を知る」
- 自分に合った仕事の見つけ方で探す
自己分析で「自分を知る」
自分に合った仕事が見つからず悩んでいる方は、自己分析で自己理解を深め、「自分にとっての適職とは何か」を考えてみましょう。自己分析とは、過去の経験を振り返り、自分の強み、性格や行動傾向などから、自身を客観的に評価することです。
「自分にはどのような強みがあって、どう仕事へ活かすべきか」「どういった性格や行動傾向を持っていて、どんな仕事は苦痛を感じづらいか」を考えることで、自分を客観視できます。自分がどのような人間なのかを知れば、今の職種が適職かどうかの判断もしやすくなるでしょう。
どんなときに楽しいかを考える
「好きなことややりたいこと」が分からない場合でも、これまで何かをしていて楽しいと感じた瞬間は誰でもあるはずです。たとえば、誰かにありがとうと感謝された瞬間や新たなことを覚えて成長を感じたときなど、仕事だけではなくプライベートも含めて考えるのがおすすめです。どんなときに楽しいと感じるのかを振り返ることで、多少苦しくても頑張れることが明確に分かってきます
どうしてもやりたくないことを明確にする
好きな仕事ややりたい仕事に目を向けるだけでなく、「やりたくないこと」に目を向けることを疎かにしてはいけません。特に、「どうしてもやりたくないこと」を把握しておくことで自分に合わない仕事を避けることができます。
選択肢を狭め過ぎないためにも、まずは「どうしてもやりたくないことTOP3は何か」を考えてみましょう。「苦手なこと」「不得意なこと」「嫌いなこと」など様々な視点でやりたくないことを整理していくことで、自己理解も深まっていきます。
自分の強みを知ろう
これまで解説してきた「自分自身の性格や考え方」を知るだけではなく、「自分自身の強みや得意」を知ることも大切です。ここでの強みや得意は、「人よりも優れていること」ではなく、「自分自身の中で得意なこと」です。そのため、「他人と比較して強みといえるものがない...」と落ち込む必要はありません。
それでも「自分自身の強みや得意が分からない...」という場合には、就職・転職エージェントを活用するのも手です。一度無料相談を申し込んでみると良いでしょう。
適職診断ツールや本を活用する
自分に合った仕事の見つけ方に悩んだら、適職診断ツールや適職探しの本を活用する方法も一つの手です。適職診断ツールでは、複数の質問に回答することで、自分に向いている職種や仕事を分析してもらえます。
就職・転職エージェントのハタラクティブでも適職診断が可能です。このコラムの上部から所要時間1分程度で簡単に行えるため、ぜひご活用ください。
※ハタラクティブの適職診断は、登録後に利用できます。
他己分析で「自分を知る」
自分自身で分析を行う自己分析に対して、家族や友人に協力してもらう他己分析という方法もあります。他己分析とは、家族や友人のような自分以外の人から「自分にはどのような特徴があるのか」「どんな強みや得意があるのか」などを分析してもらう方法です。
自己分析はあくまで自分の判断になるため、思い込みや固定観念があるとうまくいかないことも。自分1人で行う自己分析が難しいと感じた場合は、第三者視点を取り入れることで、より客観的に自分自身を見つめなおせる可能性があります。
家族や友人といった身近な人は、自分自身では気づけない良さや強みを知っていることもあるでしょう。また、意見をもらう相手が社会人であれば、自分に合った仕事を見つけるための、より的確なアドバイスをもらえるでしょう。
業界・職業を調べて「仕事を知る」
先に触れたように、自分に合った仕事を見つけるには、世の中にどのような職種や企業があるのかを調べ、知見を広めることも大切です。数えきれないほどの職種や仕事があっても、それを知らなければ適職を見つけるための選択肢は狭いままでしょう。
自分が知っている職種だけでなく、今まで関心のなかった分野や業種にも視野を広げることで、適職や新たに興味を持てる仕事が見つかる可能性を高められるでしょう。以下のコラムで、世の中にある多様な仕事について紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
自分に合った仕事の見つけ方で探す
自己分析や他己分析で自分自身を理解し、業界・職業を調べた後は、自分に合った仕事を探しましょう。自己分析や他己分析で分かった「性格・行動傾向」や「強み」を軸に仕事探しをしていきます。
強み軸で仕事探しをすることで、自分自身が活躍しやすい仕事選びに役立ちます。たとえば、あなたが製薬業界で営業職の経験があれば、製薬業界の知識や法人向けの営業力を活かせる仕事だと活躍しやすいでしょう。
また、性格や行動傾向を軸に仕事探しをすることで、多少苦しい場面があっても「自分に合っている」と感じやすい仕事を探すのに役立ちます。いいかえれば、自分自身にとって「ストレス耐性がある仕事」を探すことができます。そのため、場合によっては高いストレス耐性が必要な業界・業種で活躍しやすいともいえるでしょう。
自分に合った仕事に就きたい人におすすめの就活術やエージェント活用術を教えてください
価値観振り返りとAI活用で気付きの幅を広げましょう
自分に合った仕事を見つけるためには、まず過去の経験を振り返り、自分がどんな場面でやりがいや満足感を得たかを明確にすることが大切です。たとえば、幼少期から自然にやって周囲に貢献していたことや、過去に人を助けたときの感情に焦点を当てると、強みが見えてきます。それらをベースに、「自分がどんな仕事で活躍できるのか」を考え、具体的な業界や職種を絞りましょう。
また、AIツールを活用するのも一つの方法です。AIは、強みや性格を分析し、どんな職業や環境に合うかを提案してくれます。ただし、最終的な意思決定は自分の意思で行うべきです。AIを参考にすることで新たな視点が得られ、気づきや確認ができる一方、あくまでデータに基づいた提案であり、あなたの感情や価値観までは判断できません。だからこそ、自分の理想やビジョンに照らし合わせて選択することが、納得のいくキャリア選びにつながります。
さらに、キャリアアドバイザーとの面談を通じて、自分が思いもしなかった職種や業界の情報を得ることも有効です。自分自身が理想とする働き方や職場環境を明確にし、その目標に向かって行動を起こすことで、自分に合った仕事を見つけられます。
【タイプ別】自分に合った仕事の見つけ方11選
これまで、自分に合った仕事を見つけるために「自己分析や他己分析」「業界・職業を調べること」などの準備を進めてきました。この章では、「強み別」もしくは「性格・行動傾向別」に自分に合った仕事の見つけ方を紹介します。
「強み別」か「性格・行動傾向別」で迷ってしまったら?
自分に合った仕事の見つけ方が、「強み別」「性格・行動傾向別」で分かれているため、どちらを参考に仕事を探せば良いかと迷ってしまいますよね。そんなときには、以下のフローチャートで「強み」か「性格・行動傾向」のどちらを軸に仕事探しをすべきか診断してみましょう。簡単な診断ですが、明確にどちらを軸にすべきか明確に決定できるのでおすすめです。
ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス

【強み別】自分に合った仕事の見つけ方
前述したように、「強み別」で自分に合った仕事を探すと、自分自身が活躍しやすい業界・職業を見つけやすくなります。また、スキルアップのスピードも比較的早いことが多く、仕事で高い成果を挙げたり、周りからも高い評価を受けやすくなります。ここでは、強み別にどのような仕事の見つけ方があるかを解説していきます。
タイプ例1:論理的思考力・分析力が強み
自分に合った仕事を見つける5つのタイプ別解説
タイプ1:論理的思考力・分析力が強み
論理的思考力や分析力が強みの方は、物事を構造的に捉え、データや事実に基づいて最適な解を導き出すことに喜びを感じるタイプです。仕事選びでは、こうした能力を存分に発揮できる環境を重視しましょう。
たとえば、データサイエンティストやアナリストは、膨大な情報から傾向やパターンを抽出し、ビジネス戦略を立てる役割を担います。また、コンサルタントやシステムエンジニアも、複雑な課題を論理的に分解し、解決策を考える仕事です。
これらの職種では、仮説を立て、検証し、改善を繰り返すプロセスが求められるため、あなたの強みが成果に直結するためやりがいを感じやすいです。単に数字を追うだけでなく、「なぜこの結果になったのか」「次に何をすべきか」など、常に問いを深く掘り下げ、解決案を考える仕事を探すのがおすすめです。
タイプ例2:創造力・発想力が強み
創造力や発想力が強みの方は、一般常識にとらわれず、新しいアイデアや価値を生み出すことに情熱を燃やすタイプです。ルーティンワークよりも、常に変化と刺激のある仕事を求める傾向があります。仕事を選ぶときは、自由な発想やアイデアが尊重される風通しの良い職場環境や、新しいプロジェクトに積極的に挑戦できる環境を重視しましょう。
また創造力や発想力が活かせる職業もたくさんあります。たとえば、プロダクトデザイナーやUX/UIデザイナーは、ユーザーの課題を解決する製品やサービスを企画・改善します。マーケターやクリエイティブディレクターは、人々の心を動かす魅力的なプロモーション戦略やコンテンツを生み出すのに創造力や発想力が不可欠です。このようなクリエイティブな仕事は、あなたの創造性や発想力が高く評価されるため、大きなやりがいを感じられるでしょう。
タイプ例3:コミュニケーション能力・協調性が強み
コミュニケーション能力や協調性が強みの方は、人と関わり、協力することで最高のパフォーマンスを発揮するタイプです。チームや複数名のプロジェクトの中で他者の成功をサポートすることに喜びを感じる傾向にあります。仕事選びでは、チームワークが重要視される環境や、複数人で協力して成果を挙げる職種を検討してみましょう。
たとえば、営業職やカスタマーサクセスは、個人成績を挙げることもチーム全体で成果を挙げることにも適性があります。また、プロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャーのようなチームを束ねるポジションで、チームの成果を最大化することにしっかり貢献できるタイプだといえるでしょう。
タイプ例4:計画力・実行力が強み
計画力や実行力が強みの方は、目標を達成するために、具体的なステップを組み立て、着実に実行していくことに強みがあります。曖昧な状況よりも、明確なゴールに向かって進むことにモチベーションを感じるタイプです。仕事選びでは、目標設定が明確で、自身の行動が成果に直結する職種を選ぶと良いでしょう。
あなたの計画性と実行力は、どんな仕事においても高く評価される強みですが、しいていえば、営業職やマーケティング職などの数値で成果が可視化されやすい職種を目指すのがおすすめです。明確な数値目標に対して、やるべきことを分解し、計画的に実行することで着実に成果を挙げていくことにやりがいが感じられるでしょう。
タイプ例5:探求心・専門性が強み
探求心や専門性が強みの方は、特定の分野を深く掘り下げ、知識やスキルを究めることに喜びを感じるタイプです。表面的な理解にとどまらず、「なぜ?」を追求し、その道を極めることができるのが強みです。仕事選びでは、専門性を深められる環境や、継続的な学習が推奨される流行り廃りのサイクルが早い職種に注目するのがおすすめです。
たとえば、研究開発職やアカデミア(大学教員、研究者)は、未知の領域を解明し、新しい発見を目指す究極の探求者です。弁護士や会計士、医師のような専門職は、高度な知識とスキルが求められるため、継続的な学習が必須となります。さらに、ITエンジニアも、常に新しい技術や情報を学び続けることで、市場価値が高まります。あなたの飽くなき探求心は、1つの専門分野を深く掘り下げることができる尖った武器になるでしょう。
【性格・行動傾向別】自分に合った仕事の見つけ方
ここでは、性格・行動傾向のタイプ別に向いている仕事の例をご紹介します。あくまでも例のため、自分に合った仕事を考える際の一つの参考としてご覧ください。
性格はあくまで「働きやすさのヒント」です。絶対的な指標ではないことを意識しつつ、適職を探しましょう!
キャリア支援の場では「人見知りだから新規営業は無理」など、自分で決めつけてしまう人をよく見かけます。しかし、性格はあくまで「働きやすさのヒント」であり、絶対的な指標ではありません。
まずは「どのような環境なら自分の強みを発揮しやすいか」を整理しましょう。たとえば、内向的な方でも「相手の話を深く聞くのが得意」なら、営業が向いているかもしれません。「対話が苦手」と思っていたある相談者は、分析力を活かしてデータを基に顧客対応する仕事に適性を見出しました。
仕事を選ぶ際には、まず「これまでの経験でどんな環境が居心地が良かったか」を振り返ることが重要です。さらに、短期間の体験や職場見学などを通じて実際に働くイメージをもつことで、より判断がしやすくなります。
「性格に合う仕事を探す」のではなく「自分の力を発揮しやすい環境を見つける」という視点を持つことで、より柔軟にキャリアの選択ができるようになっていきますよ。
タイプ例1:キャリア志向が強く行動力がある
キャリア志向が強く行動力のある方は、物事を瞬時に判断する能力や瞬発力に優れている傾向があるようです。そのため、営業職や企画職、イベントプランナーなど、判断力やスピードが求められる仕事に適性がある可能性があるでしょう。目標に向けて邁進する傾向が強ければ、開発職や研究職などで力を発揮できる場合もあります。
単に目の前のタスクをこなすのではなく、「この仕事が将来のキャリアにどう繋がるか」という視点を持ち、困難な課題にも臆することなく挑戦することで、やりがいを感じやすい傾向にあります。
タイプ例2:几帳面で責任感が強い
几帳面で責任感が強い方は、仕事も細部にまでこだわり、人が気づきにくい点によく気がつく傾向があります。仕事選びでは、正確性や緻密さが求められる職種や、組織の基盤を支える重要な役割を担う仕事を選ぶと良いでしょう。
たとえば、事務職や経理職、公務員、データ入力など、数字を扱ったり正確さを求められたりする仕事が向いている可能性があるでしょう。
タイプ例3:やりたいことが少なく内向的でおとなしい
華やかなキャリアや人前に出ることを好まず、自分のペースで落ち着いて仕事を進めたいと考えるタイプです。仕事選びでは、個人の裁量が大きく、集中して業務に取り組める環境を重視しましょう。
たとえば、プログラマーやWebデザイナーは、パソコンと向き合い、黙々と作業を進めることが得意な方に向いています。また、研究職や図書館司書も、深い探求心を持って専門分野に没頭できる仕事です。無理に外交的になる必要がなく、あなたの内向的な強みである「集中力」や「探求心」を最大限に発揮できるため、仕事を通じてやりがいを感じることができるでしょう。
タイプ例4:ストレスに敏感で不安になりやすい
プレッシャーや人間関係の摩擦に弱く、心穏やかに働ける環境を求めるタイプです。仕事選びでは、ノルマや競争が少なく、ワークライフバランスを重視できる職種を探しましょう。
たとえば、事務職やWebライターや校正・校閲、データ入力などは、ルーティンな業務が多く変化が少ないため、精神的な負担が少ない傾向にあります。また、専門的なスキルを活かしてフリーランスとして働くことも、自分のペースで仕事ができるため、ストレスをコントロールしやすい選択肢です。無理に苦手な環境に飛び込むのではなく、自分の心の状態を第一に考え、安心して働ける場所を見つけることが、大きく挫折することのない安定的なキャリアを築く鍵になります。
タイプ例5:ルーチンワークが好き・得意
ルーチンワークが好き・得意という方は、同じ作業を苦に感じなかったり、決められたことをきっちりこなすのが得意だったりする傾向があります。仕事選びでは、マニュアル化された業務が多い職種や、反復作業によって専門性が高まる仕事を選ぶと良いでしょう。
たとえば、工場作業員や警備員、清掃員、ドライバー、事務職など、定型化された業務が多い仕事が向いている可能性があるでしょう。定型化された業務はスキルアップに繋がりにくいイメージがあるかもしれませんが、スキルアップの基本は反復作業です。そのため、すぐに業務を覚えられる特性がある方が多く、様々な業務を任される可能性もあるでしょう。
タイプ例6:自己主張が強く、我が強い
自分の意見をはっきりと持ち、周囲を巻き込みながら物事を動かすことに強みを持つタイプです。仕事選びでは、リーダーシップを発揮できる機会が多い職種やポジションが求められる環境を重視しましょう。たとえば、プロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャーは、計画を実現するために、周囲を説得し、リードしていく力が不可欠です。また、企画職やマーケティングも、大胆な発想や主張が新しい価値を生み出すきっかけとなります。単に「我が強い」と捉えるのではなく、その強みを「リーダーシップ」や「求心力」とポジティブに捉え、積極的に目標達成に向かうことができるでしょう。
自分に合った仕事を見つけるときの注意点
1.すべての希望条件を満たす仕事を求め過ぎない
自分に合った仕事を探す際は、仕事や働き方に求める条件を絞るのがおすすめです。業務内容や社風など、ある程度の理想を持つことは大切ですが、完全に希望が一致した企業を探すのは難しいもの。「給与は妥協できるけど休日数は×日以上欲しい」「通勤時間は×分以内が良い」など、希望条件の優先順位をつけて求人を探してみましょう。
また、自分の興味の範囲を広げ、広い視野で求人を見てみることもポイントです。見落としていた業界や職種に気づけたり、思いがけず関心がもてる仕事に出会えたりする可能性もあります。
自分の希望に優先順位をつけよう
仕事の希望条件は優先順位をつけ、上位2~3個を軸にするのが望ましいでしょう。条件があまりに多いと選択肢を狭めることになってしまうため、希望条件は「どうしても譲れないもの」に絞っておくことが大切です。
仕事で大事にしたいことが多すぎて優先順位をつけられない場合、まずは自分の長期的な目標を明確にしましょう。それが仕事の軸になります。
たとえば、キャリアアップを目指すならスキルや実績を優先するのがおすすめです。ライフスタイルを重視する場合は、柔軟な働き方を選びましょう。
一方で、感情的な満足感や人間関係の質は「価値観」に関わる要素です。目標が“進む方向”、価値観は“選び方の基準”と考えると、自分に合った優先順位が見えてくるでしょう。
2.仕事選びに迷ったら自分だけで考え込まない
仕事選びに迷うことはよくありますが、迷った時点で自分だけで考え込まないことが大切です。なぜなら、迷った時点でその先の答えを出すのには多くの労力や時間がかかってしまうからです。そんなときに活用すべきなのが転職エージェントです。
転職エージェントは、民間企業による就職・転職支援サービスです。専任のキャリアアドバイザーがつき、就職・転職活動をサポートしてくれます。求職者一人ひとりの要望や経歴、適性やキャリアビジョンなどからマッチする求人を紹介してくれるため、自分に合った仕事の見つけ方に悩んでいる方におすすめです。
転職エージェントによってサービスの内容や対象者が異なるので、自分の状況やニーズに合ったエージェントを選ぶようにしましょう。
3.やりがいを感じられる仕事かどうかを見極める
「その仕事にやりがいを感じられるかどうか」も、仕事を探すうえで大切なポイントの一つです。楽しさや充実感を得られたり人や社会の役に立っていると実感できたりする仕事は、ポジティブな気持ちで続けられるでしょう。そのため、「自分に合っている」と感じられる可能性があります。
反対に、仕事にやりがいを感じられないと、仕事をする意味やモチベーションを見出せずに「自分に合っていない」と悩んでしまう恐れも。結果として仕事が辛くなったり早期退職したりするリスクが考えられるでしょう。
4.キャリアプランを実現できるかどうかを考える
仕事を探すときは、キャリアプランを実現できるかどうかを踏まえることも重要です。理想とするキャリアプランと方向性の異なる仕事に就いてしまうと、入社後に不満を感じたりモチベーションが続かなかったりして、早期離職につながりかねません。
「やりたい仕事ができるかどうか」「理想の働き方に近いかどうか」「将来達成したいことが叶うかどうか」に焦点を当て、キャリアを見据えた仕事選びを意識してみましょう。
5.適職かどうかは仕事に慣れてから判断する
選んだ仕事が適職かどうか、自分に合っているかどうかを判断できるのは、「就職後ある程度仕事に慣れてから」になる可能性があることも念頭に置いておきましょう。入社したてのころは仕事の進め方をいちから学んだり人間関係を構築したりする必要があるため、適性の有無に関わらず「この仕事は自分に合っているのだろうか」と不安になりやすい時期といえます。
そのため、入社直後に仕事に馴染めなかったり失敗したりしたからといって、「自分に合った仕事ではない」と判断してしまうのは避けましょう。最初は辛くても次第に仕事の楽しさややりがいに気づける可能性もあるため、しばらく様子を見てみることが大切です。
仕事選びに迷うのは、ごく自然なことです。自分に合った仕事を見つける際に大切なポイントは、理想と現実のバランスを考えながら「自己分析」と「リサーチ」を進めること。まずは過去の経験を振り返り「どのような環境で楽しく働けたか」を整理しましょう。
次に、企業の働き方や価値観をリサーチし、自分に合うか確認することが大切です。可能ならば、実際に働く人の話を聞くことも効果的でしょう。
焦らなくても大丈夫。小さな行動を積み重ねながら、自分に合った仕事を見つけていきましょう!
自分に合った仕事に就いた人の体験談
大学と専門学校でカメラを学び、卒業後は自分に合う仕事を探しながらさまざまなアルバイトを経験したM.Fさん(26歳)。ハタラクティブを利用して就活を行い、1ヶ月ほどで大手フランチャイズ企業の加盟店に清掃職として就職しました。
「アナログで写真を撮るのが好きだったのですが、デジタルが主流の時代なので希望の求人に出会えず、大学卒業後は専門学校でデジタルの撮影を学びました。しかし、先にカメラマンとして就職していた友人が激務で体を壊していくのを見ていたら自信をなくしてしまい、カメラの道を諦めました。
自分に向いている仕事が分からなかったので、専門学校を卒業後は通販の発送準備や献身結果のデータ入力など、いくつかアルバイトをしていました。就活直前まで続けていた音楽教室では、正社員登用を前提として働いていましたが、上司から正社員化の話がなかったので現状を変えるために就活を始めました。
就活を始めたころに既卒者を対象としたサービスを探していたところ、ハタラクティブを見つけました。最初は緊張していましたが、担当の就活アドバイザーが明るい方で話しやすく、自分の思っていることを言えました。求人を紹介してもらえるので自分で探す大変さがなく、ほかの求人サイトに載っていない仕事を提案してもらえました。
3~4社に応募して、1ヶ月くらいで就職先が決まりました。当初は求人の条件が希望と合っていないと思っていましたが、実際に面接に行ってみたら会社の雰囲気や担当者の対応が良く、好印象でした。何よりも説明していただいた仕事のやりがいに魅力を感じ、自分に合っていると思いました。
就活アドバイザーが親身に話を聞いてくれたので、本音で話せたし就職を決めることができました。就活中に不安を感じたら、専門家に相談するのがいいと思います(要点を抜粋して編集しています)」
「適職が分からない」「自分に合った仕事の見つけ方が知りたい」という場合は、就職・転職エージェントのハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブは、第二新卒やフリーター、既卒など、20代を中心とした若年層に特化した就職支援を行っています。
専任のキャリアアドバイザーが丁寧なヒアリングを行い、希望や適性、求める条件に合った求人を厳選してご紹介。一人ひとりの強みを引き出す自己分析のお手伝いもするため、サポートを受けながら、自分に合った仕事をじっくりと探せるでしょう。
また、サービスの一環として選考対策も実施。自分に合った仕事を見つけたあとも、内定獲得まで一貫したサポートを行います。サービスはすべて無料のため、ハタラクティブにぜひご相談ください。
自分に合った仕事の見つけ方まとめ
自分に合った仕事の見つけ方は、人それぞれ違います。強みを軸に仕事探しをしたほうが良い人もいれば、性格や行動傾向を軸に仕事を探したほうが良い人もいます。大事なのは、自己分析をしっかりと行い、世の中にどのような仕事があるのかを把握したうえで、自分の強みや性格・行動傾向に沿って仕事選びすることです。まずは焦らず、自分を知ることから始めてみましょう。
自分に合った仕事の見つけ方に関するよくある質問
ここでは、自分に合った仕事の見つけ方についてよくある疑問をまとめました。適職診断や転職に関しても触れているので、ぜひ参考にしてみてください。
30代で自分に合う仕事が分からない場合の解決策はありますか?
30代で自分に合った仕事が分からない場合は、これまでに培った経験やスキルを軸にキャリアを考えてみる方法がおすすめです。過去を振り返って「××の仕事は苦ではなかった」「△△のスキルを活かしたい」など向き不向きや仕事に求めるものを洗い出すことで、仕事探しの方向性を定められる可能性があります。
以下のコラムでは、自分の強みや希望に合った仕事が分からない理由や年代別のポイントについて紹介しているので、あわせて参考にしてみてください。
適職診断をもとに仕事を探しても問題ないですか?
自分に合った仕事が適職診断で見つかる可能性はあるものの、適職診断だけで仕事を探すのは望ましくないといえます。適職診断は限られた質問で適職候補を導き出す仕組みなので、精度に欠ける場合もあるためです。
適職診断の結果をもとに自分で求人検索や企業研究を行ったり、第三者に意見を聞いたりするなど、自分に合った仕事探しの補助として活用することをおすすめします。
適職診断の結果に出てこない職業が向いていることもありますか?
適職診断の結果が100%正しいとは限らないため、「ほかの職業が自分に向いている」と感じることは十分にあり得るでしょう。
以下のコラムでは、適職診断の活用方法を解説しています。適職診断の使い方や結果の見方を知りたい方は、ぜひチェックしてみてください。
転職活動で自分に合った仕事の見つけ方が分からず不安です
自分に合った仕事の見つけ方が分からないときは、一人で悩まずに第三者に頼るのも手です。たとえば、ハローワークや民間の就職・転職エージェントを使えば、プロに相談しながら転職活動を行えます。
若年層向け就職・転職エージェントのハタラクティブでは、専任のキャリアアドバイザーがマンツーマンで仕事探しをサポート。求職者一人ひとりの適性を分析して厳選した求人を紹介するため、自分に合った仕事を探しやすいでしょう。自分に合った仕事で長く働きたい方は、ハタラクティブへお気軽にお問い合わせください。
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京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
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