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仕事の責任とは?重いと感じる場合の対処法と当事者意識の大切さを解説!
更新日
この記事のまとめ
- 仕事の責任とは「成し遂げること」「役割を果たすこと」「品質を担保すること」を指す
- 仕事に責任感を持つことは、やりがいやスキルアップにつながるというメリットがある
- どのような仕事にも責任は伴うので、当事者意識を持ってやり遂げることが大切
- 仕事の責任が重いと感じるなら業務内容を見直したり、休息を取ったりするのが有効
- 仕事の責任が重いことにより強いストレスを感じるなら、転職を検討するのもおすすめ
「仕事の責任が重い」と悩んでいる人は多いものです。なかには、自分では頑張っているのに仕事の責任感がないと言われたことがある人もいるでしょう。仕事に責任感が持てないと業務に支障を及ぼしますが、逆に耐えられないほど責任を重く感じ過ぎるのも望ましくありません。このコラムでは、仕事に責任を持つメリットや、責任の重さによるストレスの対処法を紹介します。ぜひ参考にして、仕事の責任に関する悩みを解消しましょう。
仕事の責任とは
仕事における責任とは、主に「仕事を成し遂げる」「役割を果たす」「品質を担保する」といった事柄を指します。業務内容や個人の価値観によって異なるものの「仕事を行ううえで果たさなければならない義務」が根本にあるといえるでしょう。
仕事を成し遂げる
任せられた仕事を最後まで成し遂げることは、非常に重要です。任せられた仕事を中途半端に投げ出すことは、責任を持って仕事を行うとはいえません。仕事を最後まで諦めずに取り組み、努力してより良い結果を残すことも、仕事を請け負う側の責任です。
役割を果たす
任せられた役割を果たすことも、仕事の責任であるといえます。たとえば、リーダーを担う場合は、プロジェクトを成功させるためにチームのメンバーをけん引するのが役割です。業務の管理や関係各所との連携、メンバーの育成、職場環境の改善などを行い、チーム全体を総合的に管理することが求められます。与えられた役割をしっかりと果たすことが、仕事をする責任といえるでしょう。
品質を担保する
依頼された成果物やサービスの品質を担保することも、仕事をするうえでの責任です。依頼されたことをするだけでは期待されている品質に届かない可能性があります。仕事に責任を持てるかどうかで、成果物やサービスの品質の良し悪しが変わるものです。依頼内容を明確に理解したうえで、さらに上の品質を目指すことも仕事を行ううえでは大切でしょう。
責任感とは?
責任感とは、自分の行動や発言に対して責任を持とうとする気持ちのことです。責任感がある人には「約束を守る」「やるべきことを最後までやり切る」といった特徴があります。責任感は、仕事をするうえでは欠かせません。詳しくは「責任感とは?就活の面接で好印象を与えるコツと言い換え例を解説」のコラムをあわせてご覧ください。仕事に責任感を持つ3つのメリット
仕事に責任感を持つことのメリットを3つ紹介します。責任のある仕事とは何かを理解するとともに、責任感を持つことの意味を知れば、仕事に対するモチベーションが上がるでしょう。「仕事に過度な責任感はいらない」と思う人も、今一度「仕事の責任」について考えるきっかけにしてください。
1.やりがいやモチベーションになる
仕事に責任感を持つことで、進捗状況や品質、成果についてよく考えるようになります。仕事について深く知り関わっていくうちに、ただ何となく仕事をするだけでは気づけないような仕事のやりがいやモチベーションが見つかることもあるでしょう。
責任を持って最後まで諦めずに努力した過程があれば、良い結果を残せたときの喜びは大きなものになるはずです。
2.スキルアップにつながる
責任感を持って積極的に仕事に関わることにより、知識やスキルを増やせます。「できなくても誰かがやってくれる」という他力本願の姿勢で仕事をすると、確かに楽でしょう。しかし、スキルはなかなか身につきません。責任を持って仕事を行うからこそ目指す目標も高くなり、自身の成長へとつながっていくでしょう。
3.周りから信頼され評価されるようになる
責任を持って仕事に取り組む姿勢は、周りからも評価されるようになります。実績を残せれば「あの人なら期待に応えてくれる」といった信頼を得られるようになるでしょう。周りからの信頼を得られれば、責任のある仕事や大きなプロジェクトを任されることが増える可能性があります。仕事で着実にキャリアを積みたい人にとって、責任を持つことは欠かせない要素といえるでしょう。
「責任のある仕事に就きたくない」はダメ?
「責任のある仕事に就きたくない」と思うことは、一概に悪いとはいえません。価値観や適性は人によって異なるので、責任のある仕事が負担になる人もいます。新人のようにキャリアが浅い場合も、責任が重い仕事は避けたいと思いやすいでしょう。
大切なのは、責任のある仕事か否かではなく、自分の適性に合う仕事かどうかです。どんな仕事に就いても、責任を持って業務に向き合いましょう。
責任のある仕事は精神的な負担を感じやすい
精神的なプレッシャーになる可能性が高い仕事は、責任が重いと感じやすい傾向があります。ノルマや納期があったり、個人の裁量に任されたりする仕事が代表的でしょう。反対に、ノルマや納期がなく、業務がマニュアル化されている仕事は、責任が軽いと感じる場合もあるようです。精神的な負担が少ない仕事に就きたい方は「精神的に楽な仕事10選!求人を探すポイントも解説」のコラムをあわせてご覧ください。
仕事における責任のある・ないとは?
仕事における責任の重さは、主に次のような事柄から判断される場合が多いといえます。・ノルマや納期の有無
・精神的なプレッシャーの程度
・役職の階級
・業務上の緊急性の有無
・業務範囲の広さ
・個人裁量の程度
・会社の売上に直結するか否か
程度の違いはあるにせよ、会社にとって緊急性・重要性の高い仕事は大きな責任を伴います。各自のスキルや仕事への向き合い方によっても、責任の感じ方に違いがあるといえるでしょう。
どのような仕事にも責任がないわけではない
アルバイトやパートといった非正規雇用の場合も、任せられた仕事を成し遂げる責任があります。どのような仕事にも責任は伴うので、全く責任のない仕事を探すのは困難でしょう。
「責任のある仕事に就きたくない」と考える場合は、少しでも自分に合った仕事を選ぶことが大切です。個人のノルマやプレッシャーの大きい仕事を避けたいなら、チームで業務を進める仕事に就くなど、工夫次第で精神的な負担は減らせるでしょう。
当事者意識を持つことで成長できる
責任の重さに関わらず、仕事をするうえでは当事者意識を持つことが大切です。「自分がやらなくても誰かがやってくれるだろう」と他力本願でいると、責任感も薄れていきます。周りからも仕事の責任感がない人と思われてしまうでしょう。
当事者意識を持ち「自分がやらなければ」という責任感を持つことで、努力できたり良い結果を残せたりします。たとえ良い結果を出せなかったとしても、努力する過程でスキルを高められ、自身の成長につながるはずです。責任感を持って仕事をしていれば「仕事を最後までやり遂げてくれる」という印象を与え、周りからの評価にもつながるでしょう。
仕事における当事者意識って何?
仕事における当事者意識とは、自分がその仕事に関係していると認識することです。具体的には、「この仕事は自分の努力次第で結果を変えられる」「自分が手を抜いたら会社全体にマイナスになる」など、自分の言動と仕事をきちんと結びつけることを指します。詳しくは「当事者意識とは?積極的に仕事に取り組める人材の特徴と主体性の持たせ方」をご覧ください。仕事の責任が重くストレスを感じる場合の4つの対処法
仕事において責任感を持つことは重要ですが、過度なプレッシャーによりストレスになるのは良くありません。仕事の責任が重く「つらい」「しんどい」と感じる場合は、自分に適した対処法を見つけて解消しましょう。
1.自分の仕事量や業務内容を見直してみる
仕事の責任が重いと感じるのは、業務過多やスキル不足が原因の可能性があります。「工夫して努力しながら仕事をしているのに残業時間が増えている」「スキル不足でキャパオーバーになっている」といった場合は、上司に相談して仕事の量や業務内容を見直してもらいましょう。
ただし、始めたばかりの仕事は、最初からうまくいかないこともあります。ある程度の期間、様子を見てから考えることも必要です。
2.責任を過度に意識しないようにする
責任感が人一倍強い人は、仕事のストレスを感じやすい傾向があります。強いプレッシャーを感じる場合は「責任」を過度に意識しないようにしましょう。責任感を持つことは大切ですが、苦痛を感じるほどプレッシャーになるようなら話は別です。特に、一人でマイナスに考えてしまいがちな人は「失敗しても次がある」と、前向きな考え方を意識しましょう。気にし過ぎないことで、ストレスがいくらか軽減される可能性があります。心を許せる先輩などに相談してみるのもおすすめです。
正社員としての責任が重くてつらい方は「正社員が辛いのは責任の重さが理由?対処法や得られるメリットを解説!」のコラムにも目を通してみてください。
3.仕事から一定の距離を取る時間を作る
常に仕事のことを考えてしまうほど責任を意識している場合は、仕事から一定の距離を取る時間を作ってみましょう。仕事中は真摯に取り組む姿勢が必要ですが、休憩中や休暇中はゆっくり頭を休める時間が必要です。休みを取らず「責任が重くて耐えられない…」と思い悩むのは、心身の負担になります。リフレッシュする時間を少しでも取ることを心掛けましょう。
4.耐えられないほどつらいなら転職を考えてみる
ノルマやプレッシャーの大きい仕事で、責任の重さがつらい場合は、適性をみて仕事を変えるのも方法の一つです。もし自分に適した部署があるなら、上司に異動の相談をしてみましょう。会社の社風や職場環境にプレッシャーを感じるのであれば、転職して自分に合う仕事や職場を探すのが得策です。同じように「責任を伴う仕事」でも、職種が違えば内容や感じ方も異なります。つらい状況が続いているなら、根本的な解決を目指しましょう。
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仕事の責任に関するFAQ
仕事の責任に関してよくある質問をQ&A形式でまとめました。責任のある仕事に関してお悩みの方は、参考にしてください。
責任のない楽な仕事はありますか?
どのような仕事にも多かれ少なかれ責任はあります。
完全に責任のない仕事を探すのは難しいでしょう。とはいえ、責任はあっても適性があればやりがいにつながる可能性があります。「楽な仕事に転職したい!精神的・体力的な負担が少ない職種や選び方を紹介」のコラムでは、自分にとって楽な仕事の見つけ方を解説しているので、ご参照ください。
責任の重い仕事を任せられてつらいです…
責任の重い仕事を任されるのは「期待されている」可能性があります。
前向きな気持ちで乗り越えれば、自身の成長にもつながるでしょう。ただし、責任のある仕事を押し付けられている場合や、仕事の責任ばかり増える場合、過度なノルマを課せられている場合などは、職場環境に問題があるかもしれません。仕事がつらいときの対処法については「仕事がしんどいと感じるのはなぜ?「辞めたい」と思ったときはどうする?」で詳しく解説しています。ぜひ参考にして、状況の改善を図りましょう。
仕事の責任が重くてキャパオーバーになりそうです。
仕事の責任が重過ぎて、キャパオーバーになりそうな場合は、落ち着いて状況を整理しましょう。自分のスキルに見合っていないなら上司に相談する、仕事が手につかなくなっているなら一度リフレッシュ期間を設けるなど、さまざまな対処法があります。詳しくは「キャパオーバーとはどんな状態?仕事が忙しくストレスが大きいときの対処法」をチェックしてみましょう。
仕事に責任を持てないのはなぜですか?
責任が持てない理由として、今の仕事に対する興味や熱意が欠けていることが挙げられます。
積極的に取り組む気持ちが湧かなければ、責任感も薄れるでしょう。明確な目標がなくモチベーションが下がっている場合も、責任を感じにくくなります。もし、今の仕事が適性に合っていなかったり、意欲が低下したりしている場合は、転職するのも一つの手です。転職エージェントのハタラクティブでは、転職の相談を無料で受け付けています。転職すべきか悩んでいる方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。