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電話番号のカッコの意味とは?履歴書における書き方や注意点をご紹介!
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この記事のまとめ
- 電話番号のカッコは、見やすさを目的に使用されることがある
- 電話番号を書く際は、カッコよりもハイフンを用いるのが一般的
- 履歴書によっては、電話番号欄にカッコが設けられている場合がある
- 電話番号欄にあるカッコの位置が最初なら市外局番、真ん中なら市内局番を書く
- 携帯電話番号をカッコ使用で記載する場合も、固定電話と同じように記入する
「履歴書の電話番号欄にあるカッコはどのように使うの?」と疑問に思う方へ。一般的には、電話番号欄にあるカッコの位置が最初なら市外局番、真ん中なら市内局番を記入します。しかし、履歴書によって書式が異なる場合もあるでしょう。
このコラムでは、電話番号に用いられるカッコの意味や、その基本的な書き方などをご紹介します。
履歴書に電話番号を記載する際の注意点も解説していますので、ぜひご参考にしてください。
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電話番号のカッコの意味
電話番号の表記に用いられるカッコ「( )」は、見やすさや分かりやすさを目的として使用されることが多いようです。その用法に厳密な決まりはないものの、カッコを用いた基本的な電話番号の書き方は存在するため、就活では企業の採用担当者が見やすいよう、基本の書き方を押さえて丁寧に書くことが大切といえるでしょう。
「カッコ」は省略の意味に起因するともいわれる
固定電話による従来の電話の掛け方は、市内通話であれば市外局番を除いた番号を用いるのが一般的でした。それゆえ、「市外局番=省略」という意味合いを含めてカッコを用いるようになったともいわれています。
しかし最近では、携帯電話を使う際に市外局番も含めて電話番号を入力する必要があるため、「省略しない」という意味合いから電話番号への使用はハイフンが一般化されつつあるようです。
また、携帯電話の番号は、ハイフンを入れることで読みやすくなり、採用担当者に正確な番号が伝わりやすくなるメリットもあります。
履歴書のカッコを用いた電話番号の書き方については、「履歴書の電話番号はどう書く?カッコの使い方も解説」でも詳しく解説しています。
履歴書の電話番号にカッコは必要?基本の書き方
履歴書の電話番号記載欄にカッコがない場合は、ハイフンを使うことをおすすめします。近年では、一般的な履歴書に日本の電話番号を記入する際は、固定電話・携帯電話ともに、カッコを用いず3つの数字ブロックをハイフン「‐」でつなぐ形式が一般的です。固定電話番号の場合、先頭から「市外局番→市内局番→加入者番号」を意味します。
【記入例】
固定電話番号:
(東京)03‐△△××-△△××、(大阪)06‐△△××-△△××、(福岡)092‐△△××-△△××
携帯電話番号:
090‐△△××-△△××、080‐△△××-△△××
履歴書の電話番号記載におけるカッコの使い方や、固定電話番号と携帯電話番号のどちらを記載すべきか迷う方は、「履歴書には携帯電話と固定電話のどちらを書く?日中に出られないときは?」をご参照ください。
履歴書の電話番号欄にカッコがあるときの書き方
履歴書によっては電話番号記載欄にカッコが設けられている場合があります。さらに、カッコの位置が前と中央の2パターンが存在するので、以下でそれぞれの書き方をチェックしましょう。※(03)は東京都の市外局番の番号
カッコの位置が左端の場合
カッコの位置が前にある場合の固定電話番号の書き方は、以下のとおりです。
【記入例】
固定電話番号:(03)△△××-△△××
カッコが左端にあるときは、市外局番をカッコの中に書きましょう。前述したように、固定電話番号における市外局番は先頭の数字ブロックです。その後に続く数字はハイフンを使って、2つのブロックに分けます。市外局番をカッコ内に収める書き方は、一般にも浸透している形式の一つといえるでしょう。
カッコの位置が中央の場合
カッコの位置が中央にある場合の固定電話番号の書き方は、以下のとおりです。
【記入例】
固定電話番号:03(△△××)△△××
カッコが真ん中にあるときは、左端に市外局番、カッコ中央に市内局番、右端に加入者番号を書きましょう。それぞれの数字ブロックがカッコで区切られているため、ハイフンを使用する必要はありません。
固定電話番号がない場合のカッコを用いた書き方
携帯電話番号しか持っていないときは、固定電話番号と同様の書き方で、カッコを用いて履歴書に記入しましょう。また、履歴書に固定・携帯両方の電話番号の記載欄がある場合は、固定電話番号の欄には「なし」と書いてください。
携帯の電話番号欄のみ記入し、固定の電話番号欄を空白のままで提出してしまうと、記入漏れと見なされる恐れがあるため注意しましょう。
【例】
カッコの位置が左端:(090)△△××-△△××
カッコの位置が中央:090(△△××)△△××
携帯電話番号に市外局番や市内局番はありませんが、3つの数字ブロックを分ける目的でカッコを使用する点においては、固定電話番号と変わりません。
電話番号のカッコの用法にくわえ、履歴書に記載する住所など連絡先の書き方には留意すべきポイントがあります。詳しくは「履歴書の住所欄に正しい書き方はあるの?注意するポイントを解説」をご覧ください。
国際電話番号を含めるならカッコよりハイフンがベター
履歴書の住所欄に国番号を含めた電話番号を記入する場合は、カッコではなくハイフンを使ったほうが良いでしょう。固定電話番号、携帯電話番号ともに日本の国番号「+81」を頭につけ、市外局番号の頭の「0」を省略して表記します。
上記を踏まえた国際電話番号の書き方は、以下のとおりです。
【記入例】
固定電話番号(03‐△△××-△△××):Phone Number +81‐3‐△△××-△△××
携帯電話番号(090‐△△××-△△××):Mobil Phone +81‐90‐△△××-△△××
履歴書に国番号を含めたFAX番号を記載する際も、同じように書けば問題ありません。カッコよりハイフンを使用し、それぞれの番号を区切るようにしましょう。
カッコ以外にもある!電話番号を書く際の4つの注意点
履歴書の住所欄に電話番号を書く際は、カッコの使用方法以外にも、「連絡が取りやすい番号か」「方呼出は記載したか」など注意すべきポイントがあります。下記で詳細を確認し、基本的マナーを守った適切な履歴書を提出しましょう。
電話番号を書く際の注意点
- 連絡が取りやすい電話番号を記入する
- 必要なら固定電話番号に注釈を書き添える
- 記載した電話番号の通知・通話設定を見直す
- 会社支給の電話番号は記入しない
1.連絡が取りやすい電話番号を記入する
履歴書には、相手と連絡が取りやすい電話番号を記入しましょう。企業からの連絡への対応が遅いと、採用担当者に「入社意欲が低いのでは」「やる気がないのかな」とマイナスイメージを持たれかねません。相手から連絡が来た際に確実に応対できる電話番号を選ぶことが大切といえます。記載する際は、前述したカッコやハイフンを利用した書き方を参考にしてください。
どうしてもすぐに電話に出られない事情がある場合は、履歴書の本人希望欄に連絡可能な時間帯を記載しておくことが望ましいでしょう。記載例は以下のとおりです。
【記載例】
「在職中のため、平日の電話連絡は16時以降にいただけますと幸いに存じます」
履歴書にはつながりやすい電話番号を、カッコやハイフンを使って見やすく記載し、常に迅速な対応を心掛けてください。
2.必要なら固定電話番号に注釈を書き添える
固定電話番号で自分以外の誰かが間に入って応対する場合は、「△△方呼出」と注釈を書き添えましょう。履歴書のフォーマットによっては、電話番号の記載欄に「方呼出」を書くためのスペースがカッコ付きで用意されているものも。「△△方呼出」は、寮や下宿などで生活していて個人の電話番号を持っていないといった場合に使用できます。
「△△方呼出」の「△△」には、間を取り持ってくれる人の姓を記入してください。鈴木さんの自宅にある固定電話を使用させてもらうときは、「鈴木方呼出」と、敬称は省いて書きましょう。
3.記載した電話番号の通知・通話設定を見直す
履歴書に記入した電話番号の通知・通話設定は、事前に見直しておくことをおすすめします。特に非通知拒否設定は解除しておくことが望ましいでしょう。就活では採用担当者から非通知で電話連絡が来ることもあり得ます。もし採用担当者から、内定や選考通過の電話連絡が非通知で来た場合、非通知拒否のままだと連絡を受けられず貴重な機会を逃す恐れもあるでしょう。
また、こちらから電話を掛けることも考えて、自分の電話番号が非通知にならないよう設定することも大切です。採用担当者が非通知拒否設定にしているか、企業自体が非通知の電話には対応しない場合があります。そのため、電話の通知・通話設定は今一度確認しておきましょう。
4.会社支給の電話番号は記入しない
社会人で在職中の方は、現在の職場で支給された社用携帯の電話番号を、転職活動で使わないようにしてください。会社から業務用にあてがわれた物品はあくまで会社の資産であり、私物化して良いものではありません。
個人の活動に利用してしまうと、採用担当者から「常識がない」「公私混同」と見なされ、印象を下げるリスクがあるでしょう。
就活において電話番号の書き方が合否を決める可能性は低いものの、応募者の人間性や常識の有無を測る材料にはなり得ると考えられます。履歴書を軽視せず、カッコやハイフンの使い方にも注意を払いながら丁寧に書くことが大切です。このコラムを参考に、採用担当者から好感を持たれる履歴書を作成して、書類選考を突破しましょう。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。