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フリーターが貯金できないときの対処法は?毎月の貯金額を増やす方法を解説
更新日
この記事のまとめ
- フリーターは、正社員より貯金が難しい場合がある
- フリーターが貯金できない場合の対処法は「毎月の収支を把握する」など
- フリーターが貯金した方が良い理由は「ライフプランを実現するため」など
- フリーターが貯金額を増やすためには、正社員に転職するのも手
「フリーターだからなかなか貯金ができない…」「生活を安定させるためにも貯金したい」と悩んでいるフリーターは多いでしょう。フリーターの方が貯金を成功させるには、支出の内容を把握し、大きな出費を抑えることが大事です。このコラムでは、フリーターが貯金した方が良い理由や毎月の貯金額を増やす方法をまとめました。貯金をしたいと考えているフリーターの方は、ぜひ参考にしてみてください。
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フリーターが貯金をするのは難しい?
フリーターは正社員に比べて平均収入が低い傾向にあるため思うようにお金を貯められず、難しいと感じる場合があるでしょう。フリーターのなかには、節約しながらコツコツ貯金を続けているという方もいますが、正社員と比べるとお金を貯めにくいといえます。「フリーターだからお金が貯められない…」とネガティブに考えてしまう方もいるようです。
しかし、先取り貯金や節約をしたり家計簿をつけたりすることで、フリーターの方も貯金しやすくなります。次項からはフリーターの方向けの貯金方法を解説しているので、参考にしてみてください。
フリーターと正社員の平均賃金の差
厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査 結果の概要(6)雇用形態別にみた賃金」によると、20~24歳のフリーターの平均賃金は19万4,800円、正社員は22万8,700円です。フリーターと正社員の賃金の差は3万3,900円。さらに、25~29歳になるとフリーターの平均賃金は21万6,400円、正社員は26万3,600円となり、差は4万7,200円に広がります。フリーターと正社員の賃金差は、年齢が上がるにつれて大きくなるといえるでしょう。参照元
厚生労働省
令和5年賃金構造基本統計調査 結果の概況
フリーターが貯金できない場合の対処法3選
ここでは、フリーターの方がお金が貯められない場合の貯金方法をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
フリーターが貯金できない場合の対処法
- 毎月の収入と支出を把握する
- 一人暮らしなら住居費を抑える
- 外食は控える
1.毎月の収入と支出を把握する
節約をしようと思ったら、まずは日ごろ自分が何にどれくらいお金を使っているのか確認してみましょう。試しに1ヶ月の家計簿をつけてみると、お金の流れが分かり、必要な支出と無駄な支出が見えてきます。家計簿をもとに、「支出が多過ぎる」と感じる項目、あるいは「もっと少なくできるのでは?」と思う項目を改善していくのが節約の基本といえるでしょう。
支出を減らせないか工夫することも大切
一人暮らしのわりに光熱費が掛かっているなら、エアコンなど電気の使い方に無駄がないか意識してみましょう。また、スマートフォンやパソコンが普及した今では、通信費は必要不可欠なものですが、見直しの余地が大きい項目でもあります。格安スマホを使えば月々の費用を半分以下に抑えられることもあるので、各通信会社のプランを比較してみましょう。2.一人暮らしなら住居費を抑える
一人暮らしをしているなら、住居費を抑えることで貯蓄できる場合もあるでしょう。家賃は収入の3分の1を目安にするのが一般的。できるだけ希望の条件を絞り、今より安い物件に住み替えることで住居費を節約できるでしょう。
一人暮らしは住居費のほかにも、生活に掛かる費用が多くあります。住居費や光熱費などのさまざまな費用を抑えるために、実家暮らしを検討することも貯金できる方法の一つといえるでしょう。
節約による貯金方法のコツは「フリーターも貯金できる?貯蓄なしのリスクや収入を上げるコツも紹介」のコラムで解説しています。貯蓄を増やしたい方はぜひチェックしてみてください。
3.外食は控える
外食を控え、自炊する回数を増やすことで貯金する余裕ができる場合があります。食費は必ず掛かるお金ですが、無意識に使っているとかなりの額を消費してしまうことも。たとえば、「毎日の食費を▲▲円以下にする」と決めて、食費を意識しながら生活してみましょう。
節約して貯蓄を増やすために、無駄遣いを極力抑え、必要なものを必要な量だけ購入するという工夫が大切です。外食やコンビニでの買い物が多い人は、自炊を始めてみましょう。「毎日自炊するのは大変」と感じるかもしれませんが、休みの日に多めに作りおきをして冷凍保存し、仕事がある日は解凍するだけ、というスタイルにすると楽に始められます。
20代・30代の平均貯蓄額はどれくらい?
厚生労働省の「2022年(令和4)年 国民生活基礎調査の概要 Ⅱ各種世帯所得等の状況」によると、29歳以下の平均貯蓄額は245万1,000円ではあるものの、30代になると717万8,000円と歳を重ねるごとに高くなる傾向にあります。これは正社員を含めた統計のため、収入が上がりにくいフリーターの場合は30代で貯蓄額を増やすことは難しい場合も。逆に、20代の間は正社員とフリーターで賃金にそこまでの格差がないため、若い内は同年代の正社員と同じ程度に貯金することも可能でしょう。参照元
厚生労働省
2022(令和4)年 国民生活基礎調査の概況
フリーターが貯金をしたほうが良い3つの理由
フリーターは正社員に比べて社会保障が薄いケースも多いため、万が一に備えて貯金をしておくべき。また、正社員の多くに退職金がありますが、フリーターは基本的に退職金を受け取ることができません。将来に備えるためにも、貯金は行っておきましょう。
フリーターが貯金をしたほうが良い理由
- 突然のケガや病気に備えるため
- 老後の生活を安定させるため
- ライフプランを実現するため
1.突然のケガや病気に備えるため
突然の怪我や病気に備えるために、フリーターは貯金をした方が良いといえるでしょう。万が一、怪我をしたり病気になったりした際の治療にはお金が必要です。なお、働けない間の収入保障として、社会保険に加入しているフリーターであれば傷病手当が受給できますが、一日あたりの支給額は「支給開始日以前の継続した12ヶ月間の標準報酬月額を平均した額」を30で割った3分の2。一般的に、フリーターは正社員より標準報酬月額が低いため、支給額も少ないと考えられます。
日ごろからお金を貯めておくことで、思わぬ事故や病気といったトラブルにも対応できるようになるでしょう。傷病手当については「雇用保険の傷病手当は在職中でも受け取れる?支給条件や受給期間を解説」のコラムでご確認いただけます。
2.老後の生活を安定させるため
フリーターは老後の生活のためにも貯金した方が良いといえるでしょう。年齢を重ねると怪我や病気になるリスクも増えてしまい、働くのが難しくなることも考えられます。また、フリーターに対して若さや体力を求める企業も多いため、フリーターのまま年齢を重ねたとき就業先に困る可能性も。
さらに、正社員の場合は退職金を受け取れるケースもありますが、フリーターには支給されないのが一般的です。老後に必要となる生活費を年金だけでやりくりするのは難しい可能性も。安定した老後のためにも、貯金しておくことをおすすめします。フリーターのまま老後を迎えることに危機感を感じている方は、「フリーターのまま老後を迎えるとどうなる?資金を貯める方法も紹介」のコラムもあわせてご覧ください。
3.ライフプランを実現するため
フリーターは、自身のライフプランを実現するための資金を貯金しておく必要もあるでしょう。「就職活動し正社員になって一人暮らしをしたい」「結婚し子どもができたら車を購入したい」など、描く将来は人それぞれ。また、冠婚葬祭など急にお金が必要になる場面もあるでしょう。希望するライフプランを実現するためや急な出費に対応するために貯蓄しておくことは大切といえます。
フリーターが毎月の貯金額を増やすための方法
ここでは、フリーターが毎月の貯金額を増やす方法をご紹介します。貯金をしたいと考えているフリーターの方は、ぜひチェックしてみてください。
今よりも時給の良いアルバイトを見つける
今よりも時給の良いアルバイトを見つけるのも貯金額を増やす一つの方法です。時給制で働く場合、同じ時間働くのであれば、より時給の良いアルバイト先で働いた方がもらえる給料は多くなります。
フリーターをやりながらしっかり貯金したい方は、今よりも時給の高いアルバイト先に切り替えるのが、貯金額を増やす近道といえるでしょう。
スキルを身につけて副収入を得る
毎月の貯金額を増やす方法として、スキルを身につけてアルバイト以外の副収入を得るのも大切です。スキルを身につけるまでの時間は掛かりますが、副収入を得られるようになるとアルバイト代より稼げることも。
スキルを身につけ、しっかりと実績を作ればフリーランスとして独立することも可能でしょう。稼ぎやすいスキルや資格を詳しく知りたい方は「稼げる資格とは?選び方のポイントや注意点を解説」にて、稼げる資格やスキルの特徴を解説しているので、アルバイト以外の副収入を得たいと考えている方はぜひご覧ください。
フリーターが貯金額を増やすには正社員になるのも手
貯金額を増やすために、フリーターから正社員になるのも良いでしょう。どれだけ支出を減らしても、アルバイトによる収入が少なければ貯金を続けるのは難しい場合も。フリーターの場合、「収入を増やすために長時間働く」「ダブルワークをする」といったように、体力的に厳しい選択が必要なことが多い傾向にあります。
それに対して正社員は定期的な昇給が見込める、ボーナスがあることが多いといったように、収入自体がフリーターより高いことが多いでしょう。20代などの若いうちは収入にあまり格差はありませんが、昇給や手当が見込める30代以降になれば、その差はますます開いていくため、早めに正社員になることをおすすめします。
将来のことを考えて正社員になりたいと考えたものの、今から就職・転職活動なんて大変そうだと悩んでいる方は、就職・転職エージェントの利用がおすすめです。就職・転職エージェントとは、求職者の希望に合った求人を紹介する民間の就職支援サービス。応募書類の添削や面接対策のアドバイスや、内定後の相談まで一貫してサポートします。正社員として働いたことのない方も安心して就活できるでしょう。
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フリーターが貯金できないことに関するQ&A
ここでは、フリーターが貯金できないことに関するよくある疑問について解説します。ぜひ参考にしてみてください。
フリーターの20代女性は貯金できない?
フリーターは収入が安定しないため、男性・女性関わらず貯金が難しいのは事実です。
しかし、貯金できないわけではありません。まず家計簿をつけて支出を見直すことが大切。固定費の見直しや無駄な支出を減らしましょう。また、副業や高時給のアルバイトに挑戦するのも一つの手です。20代、30代のフリーターの年収などについて詳しく知りたい方は、「フリーターの平均年収は?20代・30代の年齢別に正社員の収入と比較」もご一読ください。
フリーターのままで老後用の貯金はできる?
フリーターとして老後資金の貯蓄を考えるには、戦略的な計画が必要です。
支出の節約を徹底するだけでなく、副業や資格取得などで収入を増やしましょう。また、スキルアップを図り、将来の見通しや安定した職を目指すことで収入を増やすのも一つの方法と言えるでしょう。おすすめの貯金方法が知りたい方は、「貯金額の平均はどのくらい?おすすめの貯金方法を紹介」も参考にしてください。
また、正社員への転職・就職を考えることも大切。若年層に特化した就職・転職エージェントのハタラクティブは一人ひとりの悩みに寄り添い、転職活動を全面的にサポートします。ぜひお気軽にご相談ください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。