フリーター生活は将来も続けられる?きついときは生活保護を受けられる?

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この記事のまとめ

  • フリーターの収入では、安定した生活費を確保し続けるのは難しい
  • フリーター生活のメリットはプライベートや仕事での自由度が高いこと
  • フリーター生活のデメリットは収入や雇用が不安定なこと
  • 生活に不安を感じたら、早い段階でフリーターから正社員への就職を目指そう

フリーターの中には、「アルバイト生活は楽しいけど今後も維持できるか分からない」と不安を感じている方もいるでしょう。実際、フリーターの収入では、安定した生活費を確保し続けるのは難しいといえます。このコラムでは、フリーター生活がきつくなった場合の対処法や1人暮らしの生活費例について解説しています。フリーター生活を続けることに不安を感じている方は参考にしてください。

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フリーターのままでは生活できない?

今は問題なく生活できていても、フリーターを続ければ、将来は現状を維持できなくなる可能性があります。その理由は、フリーターが安定した生活費を確保するのは難しい傾向があるからです。以下で詳しく解説していますので、参考にしてください。

生活費を安定的に確保するのは難しい傾向がある

フリーターが安定した生活費を確保するはが難しい傾向があります。それは、収入の不安定さが理由の一つであるといえるでしょう。
正社員は主に月給制か年俸制で、毎回決まった額の給与が支払われます。産休や育休、介護休暇などの休暇制度も整っている傾向があるため、病気や怪我で働けなくなっても、安心して生活を維持していくことが可能です。

対して、時給制・日給制での雇用がほとんどのフリーターは、仕事を休んでしまえば収入を得られません。もし自分が体調を崩したり怪我をしたりして働けなくなってしまったら、収入はゼロになってしまいます。フリーターの場合、自身や家族の状況の変化が収入に及ぼす影響が大きいため、安定した生活費を確保し続けるのは難しいといえるでしょう。

フリーターは雇用契約を打ち切られる可能性もある

非正規雇用のフリーターは雇用契約を打ち切られやすいという面もあります。会社の経営状況の悪化や雇用主の都合が要因で職を失ったり、シフトが減って収入が減少したりと、急に逼迫した状況に追い込まれてしまう可能性があるのです。

フリーター生活を続ける3つのメリット

フリーター生活を続けるメリットは、プライベートや仕事においての自由度が高いという点です。生活は不安定と思われがちですが、正社員では得られないメリットもあります。ここでは、正社員と比較したフリーターのメリットを3つ紹介しています。

1.プライベートのスケジュールを立てやすい

勤務日数や労働時間を柔軟に変えられるフリーターは、プライベートのスケジュールを立てやすいというメリットがあります。基本的に週5日、1日8時間の労働契約で勤務し、休日も土日に固定されていることが多い正社員と比較すると、シフト制が多いフリーターの自由度は高めです。余暇を家族や友人と過ごしたい人はもちろん、資格取得のための勉強や趣味に時間を使いたい人にとって、フリーター生活は魅力的に感じられるでしょう。
また、収入を増やしたいときは勤務日数や労働時間を増やすなどの融通がききやすく、ニーズに合わせた働き方ができるのも、フリーターのメリットです。

2.気軽に異業種にチャレンジできる

興味のある仕事に気軽にチャレンジできるという点も、フリーター生活を続けるメリットです。担当する業務量や責任が大きい正社員にとって、退職は簡単に決断できるものではありません。また、正社員が未経験職種への転職を繰り返せば、「キャリアビジョンがない人」「忍耐力不足の人」と印象が悪くなることもあります。
その一方で、アルバイトは正社員と比べて「辞める人が多い」ことを踏まえてスタッフを雇っているのが事実です。正社員と違い、1人が欠けても業務に大きな影響が出ることはありません。フリーターであっても簡単に仕事を辞めて良いわけではありませんが、正社員と比較すると退職のハードルは低く、新しい分野に挑戦しやすいといえるでしょう。

仕事を楽しみながら続けられるのもフリーターのメリット
「興味のある仕事に気軽にチャレンジできる」というメリットは、仕事を楽しみながら意欲をもって取り組めるという前向きな姿勢につながります。さらに、興味のある分野に挑戦した結果、新しい関心が生まれることも。楽しみながら仕事をして経験を積んでいけるのは、フリーターの働き方の特徴です。

3.正社員に比べて責任が軽い

フリーターの場合、重要な仕事やミスに対する責任を追うことはなく、正社員と比べると責任は軽いといえます。アルバイトの仕事では大きなミスを防ぐためのマニュアルが設けられていることが多いため、仕事をするうえで精神的な負担を感じることは少ないでしょう。

フリーター生活を続ける5つのデメリット

フリーター生活を続けるデメリットは、収入面や雇用面の不安定さです。以下で4つのデメリットを詳しく解説していますので、メリットとあわせて理解しておきましょう。

1.収入アップが期待しづらい

フリーターは昇給や賞与の対象とならない場合が多く、収入アップが期待しづらいというデメリットがあります。フリーターに対して昇給や賞与を支給する会社があっても、正社員より金額が少なめでしょう。また、フリーターは昇進の機会もないため、長年働き続けても給料はほぼ横ばいです。
一方、正社員の場合は能力や就業年数によって昇給や昇進が図れるため、年齢を重ねることで収入が上がっていく傾向があります。正社員とフリーターの収入差は、年齢とともに大きくなるでしょう。

2.生活や健康の変化が収入に影響する

フリーターの場合、怪我や病気、体力の衰えといったことが原因で、収入が減ってしまうというデメリットもあります。正社員であれば、怪我や病気をしても一時的に休職するという選択肢がありますが、時給制・日給制が多いフリーターの場合は、仕事を休めばその分収入は減少するでしょう。
また、年齢が上がっても同じ働き方ができるとは限りません。長時間働ける若いうちは、正社員より多くの収入を得ているフリーターもいるでしょう。しかし、年齢を重ねると体力の衰えにより労働時間が減ったり、条件に合う求人が見つからなかったりして、収入が得られないなどの問題が起きる可能性があります。

3.スキルの向上が難しい

アルバイトの業務範囲は限定されているため、長期間働いたとしても、スキルの向上には限界があります。また、スキルの向上に役立つ研修制度や資格取得支援制度は、正社員のみを対象とする企業が多く、フリーターがスキルアップするのは難しいのが実情。スキル不足により、興味のある仕事に就けなかったり、やりがいや成長が感じられず仕事への意欲が減ってしまったりすることもあるようです。

4.社会的な信用が得にくい

安定した収入が見込めないフリーターは社会的な信用度が低く、賃貸やクレジットカードの契約、家や車を購入する際のローンなどの審査が通りにくいというデメリットがあります。また、生活への不安から結婚を躊躇したり、相手の親に反対されたりという事例もあるようです。フリーターの収入の不安定さから、生活するうえで必要な手続きを行うことができず、思い描いていた将来像を実現できなくなる可能性があります。

5.将来的に応募できる求人が減る

年齢が上がるほど、応募できるアルバイトの求人の数は減っていきます。求人に年齢制限を設けることは法律で禁止されているとはいえ、柔軟性やポテンシャルを備えた若い人材を求める企業が多いため、若い人材のほうが採用されやすいのが現状です
また、年齢が上がると、正社員就職の採用ハードルも上がります。30代、40代の人材に企業が期待するのは、これまでの経験を活かすことや即戦力になることです。専門的なスキルの取得が難しいフリーターは、企業の期待に沿えない可能性が高く、応募しても選考で不利になってしまいます。

フリーター生活を続けることに不安を感じた方は「フリーターの将来は不安?男女で違いはある?正社員になるためのコツを紹介」も参考にしてください。正社員のメリットやデメリット、就職のコツについて解説しています。

フリーターは1人暮らしで生活できる?

フリーターの1人暮らしは可能ですが、維持するためには生活費の節約が必要です。具体的な生活費の内訳をもとに、フリーターの1人暮らしにかかる費用を考えていきましょう。

1人暮らしに必要な生活費の内訳

総務省の「家計調査(表番号2 男女,年齢階級別 単身世帯・勤労者世帯」によると、34歳以下の単身世帯の1ヶ月の平均的な支出内訳は以下のとおりです。

     
項目 金額
住居費 3万7,863円
水道、光熱費 7,648円
食費 3万5,563円
被服費 5,338円
娯楽費 1万8,355円
その他(交際費など) 1万8,466円
合計 11万7,895円

引用元:総務省「家計調査(表番号2 男女,年齢階級別 単身世帯・勤労者世帯

総務省のデータから、フリーターが一人暮らしをするためには生活費が月に12万円程度の収入が必要であることが分かります。

参照元
政府統計の総合窓口(e-Stat)
家計調査 男女,年齢階級 単身世帯・勤労者世帯(2020年)

フリーターの1人暮らしはきつい部分もあるのが現実

フリーターの1人暮らしは不可能ではありませんが、勤務時間を増やしたり、節約に気を使ったりときつい部分もあります。前述の内訳のように月12万円程度の収入が必要な場合、時給が1,000円であれば、週に5日、1日6時間以上の勤務が必要です。しかし、いつもシフトどおりに出勤できるとは限りません。もし病気や怪我で数日休んでしまえば収入が減少し、生活が不安定になってしまいます。
被服費や娯楽費、交際費などを節約すれば支出は抑えられますが、決して生活にゆとりができるわけではありません。
そのほかに、趣味を充実させたいと考えている人や、国民年金や国民健康保険料などの支払いが必要な人の場合、支出額はさらに増える可能性があります。フリーターの1人暮らしは、節約をすれば維持できるものの、心身ともにゆとりのある生活になるとはいえません。

実家暮らしの場合は?
実家暮らしの場合、自分が高齢になってからもフリーターとして生活していくことは難しいでしょう。実家暮らしのフリーターの場合、住居費や光熱費、食費が1人暮らしよりも抑えられるため、生活が安定しているうちは無理に生活費を切り詰める必要はないといえます。しかし、今は余裕があったとしても、将来的に親の退職で収入が減ったり、介護が必要になったりして生活が大変になることも考えられるしょう。

フリーターの生活費についてさらに詳しく知りたい方は、「フリーターの家賃相場は?一人暮らしの生活事情や節約術もご紹介」も参考にしてください。フリーターの一人暮らしにおすすめの節約術も紹介しています。

フリーターと正社員の生活の違い

フリーターと正社員の生活を比較すると、正社員は年齢を重ねると収入やキャリアが向上する一方、フリーター生活を続けると収入も増えずキャリアも積めないという違いがあります。それぞれの違いを理解して、将来の選択肢を考える際に役立てましょう。

正社員は収入・キャリアの向上を図りやすい

正社員は収入やキャリアの向上を図る機会に恵まれており、勤務年数や実績が評価に結びつきます。毎年定期的に昇給を行う企業が多いため、正社員として働き続ければ給料は上昇していくといえるでしょう。さらに、業績が順調な会社であれば、年に数回のボーナス支給や、昇格した際の役職手当の支給などによる収入の向上が見込まれます。正社員になって収入が安定することで、結婚やマイホームの購入など、その後のライフプランも立てやすくなるでしょう。

フリーターは収入やキャリアの向上が図りにくい

フリーターは年齢を重ねても、収入の増加やキャリアの向上が難しい傾向があります。昇給の機会に恵まれている正社員と違い、フリーターは給料の上昇があったとしても時給が多少上がる程度で、大幅な収入アップは見込めません。また、フリーターは正社員のような昇格の機会にも恵まれておらず、キャリアを積むのは困難です。収入やキャリアが上がる見込みがなければ、貯金することも難しくなり、将来的に生活がきつくなる可能性があります。

フリーターのリスクについてさらに知りたい方は、「フリーターのリスクとは?将来の見通しや正社員になるためのポイントを解説」を参考にしてください。フリーターと比較した正社員のメリットも詳しく解説しています。

フリーターの生活がきついと感じたときの対処法

フリーター生活がきついと感じた場合の対処法としては、生活保護の利用を検討したり、20代のうちであれば正社員を目指すなどの方法があります。生活が大変になる前に、具体的な対処法を知っておきましょう。

あまりにきついときは生活保護を検討する

生活保護は、困窮度に応じて生活を支援する制度のことです。対象者の条件としては「資産を持っていない人」「親族からの援助が受けられない人」「正当な理由があって働けない人」「生活保護以外で利用できる公的制度がない人」という4つが設定されています。フリーター生活が厳しくなったからといって、申請すれば必ず利用できるわけではありません。生活保護は「仕事をしなくても収入を得られる魅力的な制度」と思う方もいるかもしれませんが、本来は、生活を支援することで自立を促すための制度です。本当に困窮した場合は頼るべきですが、自分の力で生活する努力は怠らないようにしましょう。

20代ならできるだけ早く正社員を目指す

20代の若いうちであれば、正社員を目指すのがおすすめです。フリーターから正社員への就職は難しいと思われがちですが、若いうちであれば採用のチャンスは多くあります。正社員になるべきか迷っている方は、できるだけ早いうちに行動に移しましょう。

年齢が上がるほどフリーターから正社員への就職は難しい

正社員を採用する際、企業側は年齢に応じたスキルや経験を求めるため、職歴やスキルの浅いフリーターは不利だといえます。特に、即戦力となる経験者を求める中途採用の場合、アルバイト経験のみのフリーターはスキル不足と評価されるでしょう。年齢が上がるほど、熱意や意欲ではなく企業で活かせるスキルをアピールすることが大切になるといえます。

若いほどポテンシャル採用のチャンスがある

正社員採用では、年齢が上がると経験やスキルが重視されますが、20代のうちであればポテンシャル採用のチャンスがあります。企業側が若い人材に求めるのは、スキルや経験よりも、意欲や将来の伸びしろといった点だからです
若手の人材が不足している企業では、20代の未経験者を歓迎する傾向があります。なかには教育のしやすさから、あえて経験の浅い若手を採用する企業も。フリーター経験を活かして仕事への意欲や熱意をアピールすることで、未経験の分野でも採用につながります。フリーターから正社員を目指す場合、若いうちに挑戦するほうが有利です。

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フリーター生活でよくあるお悩みQ&A

フリーター生活を続けることに不安や疑問を感じている方によくあるお悩みを、Q&A方式で回答します。

実家暮らしなら将来もずっとフリーター生活ができますか?

親族の資産も関わるため、「人による」のが実状です。しかし、現実的に考えると一般的には自分が年老いてからもフリーターとして生活していくことは難しいでしょう。今は実家暮らしでゆとりがあっても、親も定年を迎えるときがきます。その後、介護が必要になる可能性もあるでしょう。収入がなくなったうえ介護も必要となると、たとえ実家暮らしであっても生活を維持するのが大変になることが考えられます。もし、就職活動をお考えなら、ハタラクティブへご相談ください。

正社員になるメリットを教えてください。

充実した福利厚生を利用してスキルアップやリフレッシュが図れます。教育制度やキャリアプランが整っている会社では、昇給や昇進はもちろん、キャリアチェンジも期待できるでしょう。安定性があるうえ、退職時には退職金が支給され、その後の生活でも安心感を得られます。社会的な信用度も高く、ローンなどの審査も通りやすいです。詳しくは「正社員のメリットとデメリットを解説!非正規社員とのちがいは?」をご確認ください。

正社員になるデメリットを教えてください

非正規社員と比べて給与に見合った成果を期待されるため、業務量の多さや責任の重さが増します。また、個人が抱える仕事量と内容が他者が簡単に引き継げるものではない場合は、長期休暇が取りづらいこともあります。会社の方針や事業内容によっては、部署異動や転勤が伴うこともあり、自由度は低いといえます。「アルバイトと正社員の違いとは?メリット・デメリットや面接対策などを解説」でも詳しく解説しているので、参考にしてください。

フリーターから脱却するには何をすべきですか?

生活リズムが崩れている方は、まず生活を整えることからはじめましょう。毎日できるだけ同じスケジュールで過ごしてみてください。その後、自己分析や業界・企業研究を行い、興味のある分野・業種を絞っていきます。気になる業種が決まったら、自分に合いそうな求人を探しましょう。「フリーターを脱却したい!正社員になるための方法と今すぐやるべきこと3つ」でも正社員になる方法を紹介しているので、ご覧ください。