フリーターの将来はどうなる?不安の理由とその対処法を解説します!

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この記事のまとめ

  • フリーターの収入では、将来的に安定した生活費を確保し続けるのは難しい
  • フリーターを続けるメリットは、プライベートや仕事での自由度が高いこと
  • フリーターは将来が不安定で、収入や雇用が安定しないのがデメリット
  • 将来に不安を感じたフリーターの方は、早い段階で正社員としての就職を目指そう

「フリーターのままでは将来が不安」と感じている方もいるでしょう。結論からいうと、フリーターのままでは、安定した収入を確保し続けるのは難しいのが現実です。
このコラムでは、フリーターを続ける場合のメリットとデメリット、生活がきつくなった場合の対処法について解説しています。フリーター生活を続けることに不安を感じている方は、参考にしてみてください。

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フリーターの将来が不安な7つの理由

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フリーターを続けるデメリットは、収入面や雇用面の不安定さです。以下でデメリットを7つ解説するので、メリットとあわせて理解しましょう。

1.給与が低いまま上がらない傾向がある

フリーターは昇給や賞与の対象とならない場合があり、収入アップが期待しにくい雇用形態といえます。フリーターに対して昇給や賞与を支給する会社があっても、正社員より金額が少なめになる場合が多いでしょう。また、フリーターは昇進の機会が少ないため、長年働き続けても収入はほぼ横ばいです。

一方、正社員の場合は、能力や就業年数によって昇給や昇進のチャンスがあるため、年齢を重ねることで収入が上がる傾向にあります。正社員とフリーターの収入差は、年齢とともに大きくなるでしょう。

日本の会社は年功序列制度が多い

近年日本でも、仕事の成果に合った報酬が出る「成果主義」の会社は増えてきていますが、現状は「年功序列制度」で給与を上げる会社が多い傾向にあります。

年齢や勤続年数によって給与が上がるのは、長く働き続ける方にとってメリットです。フリーターで長く働き続けるより正社員で長く働いたほうが、将来的にもらえる生涯賃金が高くなるといえるでしょう。

勤続年数が長くても昇給が難しい

フリーターの給与は、勤続年数に応じて上がりにくいのが一般的。フリーターは、無期雇用契約の正社員とは異なり、有期雇用契約であることが一因です。
また、職場によってはフリーターに対する評価制度がないため、一定の成果を出したとしても昇給しないことも。これにより、モチベーションが低下する可能性もあるでしょう。

2.生活や健康の変化が収入に影響する

フリーターの場合、怪我や病気、体力の衰えなどが原因で収入が減るリスクもあります。正社員であれば、怪我や病気をしても「一時的に休職する」選択肢がありますが、時給制や日給制で働くフリーターの場合は、仕事を休めばその分だけ収入は減少するでしょう。

また、年齢が上がっても同じ働き方ができるとは限りません。長時間働ける若いうちは、正社員より多くの収入を得ているフリーターの方もいるでしょう。しかし、年齢を重ねると体力の衰えにより労働時間が減ったり、条件に合う求人が見つからなかったりして、収入が得られないなどの問題が起きる可能性があります。

3.収入の不安定さから結婚に前向きになりにくい

フリーターのなかには、資金が足りないなどの理由から、結婚に前向きになれない方もいるでしょう。将来結婚を考えている場合は、結婚生活を維持するためにもある程度の貯金をしておく必要があります。家族が増えることを考えると、さらに必要な資金が増えるでしょう。

ある程度の収入がないと結婚が難しくなる可能性もあるので、将来が不安な方は、正社員就職を視野に入れておくことをおすすめします。

4.フリーターのまま年齢を重ねると応募できる求人が減る

年齢が上がるほど、応募できる正社員の求人数は減っていきます。求人に年齢制限を設けることは法律で禁止されているとはいえ、柔軟性やポテンシャルを備えた人材を求める企業が多いため、若年層が採用されやすいのが現状です。

また、年齢が上がると正社員就職のハードルも上がる傾向があります。30代、40代の人材に企業が期待するのは、即戦力になることやマネジメント能力を発揮することです。専門的なスキルがない場合は、企業の期待に沿えない可能性があるため、選考で不利になることもあるでしょう。

5.将来的に受け取れる年金が少ない

生涯フリーターでいた場合、受け取れる年金額が少なくなる可能性があります。日本の年金制度では、すべての国民に加入が義務付けられているため、フリーターの方も加入しなければなりません。国民年金や厚生年金など、年金保険料を支払っていれば、将来年金を受け取れます。

しかし、フリーターの場合、将来受け取れる年金額は決して多くはないのが現状です。万が一、年金が支払えなかったり、保険料を滞納していたりすると、将来受け取れる年金の金額がさらに少なくなる可能性があるので注意しましょう。
フリーター生活を続けることに不安を感じた方は、「フリーターの将来は不安?男女で違いはある?正社員になるためのコツを紹介」も参考にしてください。正社員のメリットやデメリット、就職のコツについて解説しています。

社会保険に加入する正社員は国民年金と厚生年金が受け取れる

社会保険完備の会社に勤める正社員の場合、厚生年金に加入します。厚生年金は、老後に備えて安定した収入を得るためのもので、収入に応じて納付する保険料や将来もらえる年金額が変わる仕組みです。なお、フリーターが厚生年金に加入するには、職場の条件を満たす必要があります。短時間労働の場合は、厚生年金へ加入するのは難しい可能性があるでしょう。

6.退職金がないため働き続ける必要がある

フリーターは退職金が出ないことが一般的なため、貯金がなければ将来も働き続けなければなりません。とはいえ、急な病気や怪我によって働けなくなったり、急な出費があったりすることは誰にでもあり得るでしょう。誰しも健康で働き続けることが望ましいですが、働けなくなると収入が途絶え、経済的な不安が増すことも考えられます。

7.世間体が悪いと感じる

フリーターの方が、世間体が悪いと感じる理由には、「安定した職に就いていない」や「不安定な生活を送っている」といった偏見などがあるでしょう。多様化が進み、フリーターという働き方が受け入れられつつあるとはいえ、偏見をもっている人が周囲にいると、世間体が悪いと感じる場合もあるようです。

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フリーターとは?

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フリーターとは、非正規雇用で働いている「フリーアルバイター」の略称です。厚生労働省の「主な用語の定義」によると、「年齢が15〜34歳で(学生と主婦を除く)、パートやアルバイト(派遣等を含む)および働く意思のある無職の方」であると定義されています。

参照元
厚生労働省
平成16年雇用管理調査結果の概況

フリーターとニートの違い

フリーターとニートの主な違いは、「働いているか・働いていないか」といえるでしょう。
フリーターは、「非正規雇用で働いているパートかアルバイト」もしくは「働く意思のある無職の方」を指します。1ヶ月のなかで働く期間が短かったとしても、働いた日が1日でもあればニートではなく、フリーターです。一方、ニートは「一切働いていない」「働く意思がない」方のことを指します。

フリーターとアルバイトの違い

前述のとおり、フリーターは非正規雇用のフリーアルバイターの略称なので、「アルバイト」と同じ意味です。
「フリーアルバイター」の「フリー」とは、学生や社会人などの肩書がない方のことを指し、法律上ではフリーターもアルバイトもパートタイム労働者に該当します。契約時間や契約期間が定められていることが特徴です。

フリーターと派遣社員の違い

フリーターと派遣社員の主な違いは、雇用形態と働くスタイルです。
派遣社員は派遣会社と契約し、派遣先の企業で働く方を指しますが、フリーターは直接雇用され、アルバイト先に勤務します。

将来もフリーターを続けるメリット

将来もフリーターを続けるメリット

  • 時間に縛られない
  • 好きな仕事内容を選べる
  • 休みを取りやすい

正社員と比べて柔軟な働き方ができたり好きな職種の経験を積みやすかったりするのは、フリーターのメリットといえます。以下で詳しく解説するので参考にしてみてください。

時間に縛られない

フリーターを続ける理由の一つは、時間に縛られない自由な働き方ができることです。フリーターは自分のスケジュールを柔軟に調整できるため、趣味や勉強、ほかの仕事との両立など、自分の生活スタイルに合わせた働き方ができます。また、働く曜日や時間帯を自由に決めやすいため、自己実現やライフスタイルに合わせられるでしょう。

好きな仕事内容を選べる

自分が応募した仕事に専念でき、違う仕事を担当することによる違和感が少ないのは、フリーターを続けるメリットといえます。正社員として就職をすると、多様な業務や部署を経験することもあるでしょう。一方、アルバイトでは、部署移動があまりなく、特定の業務に集中できることが一般的です。自分の興味や能力に合った仕事を見つければ、幅広いスキルを身につけられるでしょう。

休みを取りやすい

アルバイトの場合、月ごとのシフト管理が一般的ですが、正社員に比べて希望休が通りやすい傾向にあります。ただし、労働契約書に勤務日数や時間の規定が盛り込まれている場合は、それに従う必要があるので、アルバイト先の規定はよく確認しましょう。

将来もフリーターを続ける末路は?

フリーターを続けていると、将来への不安が増したり社会的信用を得られなかったりする可能性があります。
20代のうちであれば、「これからの道を切り拓くための時間がある」と考えられるでしょう。しかし、30代以降もフリーターを続けると、収入の安定性やキャリアアップの不安が増加することも。経済的困窮や社会的孤立などの影響が生じるリスクがあります。

将来もフリーターを続ける末路

  • 社会的信用を得にくくなる
  • 貯金がなく働けなくなると生活保護に頼る可能性がある
  • 独り暮らしや独り立ちが難しくなり家族を養えない
  • 30代・40代と年齢が上がるにつれて正社員就職が難しくなる

社会的信用を得にくくなる

フリーターは、安定した収入が見込めないため社会的な信用度が低い傾向があり、賃貸やクレジットカードの契約、家や車を購入する際のローンなどの審査が通りにくいのがデメリット。また、生活への不安から結婚を躊躇したり、相手の親に反対されたりという事例もあるようです。

収入の不安定さから生活するうえで必要な手続きを行えず、思い描いていた将来像を実現できなくなる可能性があります。

貯金がなく働けなくなると生活保護に頼る可能性がある

貯金が不十分であったり、急な病気や怪我で働けなくなったりした際には、生活保護に頼らざるをえなくなる可能性があるでしょう。
生活保護は、困窮度に応じて生活を支援する制度のことです。対象者の条件には、以下の4つが設定されています。

  • ・すぐに活用できる資産をもっていない人
  • ・親族からの援助が受けられない人
  • ・正当な理由があって働けない人
  • ・生活保護以外で利用できる公的制度がない人

ただし、フリーター生活が厳しくなったからといって、申請すれば必ず利用できるわけではありません。生活保護は、「仕事をしなくても収入を得られる魅力的な制度」と思う方もいるかもしれませんが、本来は生活を支援することで自立を促すための制度です。
本当に困窮した場合は頼ったほうが良いですが、自分の力で生活する努力は怠らないようにしましょう。

1人暮らしや家族を養うことが難しくなる

フリーターを続けると、収入や雇用の不安定さから1人暮らしや自立が難しくなる可能性があります。家族を養っている場合は、病気や怪我で収入を得られなくなると家族を養えなくなるリスクもあるでしょう。自分や家族が生活をしていくためには、一定の収入を得なければなりません。将来的に、働けなくなったときのことも考えておく必要があります。

30代・40代と年齢が上がるにつれて正社員就職が難しくなる

フリーターを続ける場合、年齢が上がるにつれて正社員就職が難しくなることが考えられます。採用の場では、ある程度の年齢になると経験やスキルを求められるようになるためです。。また、フリーターの経歴が長くなると、企業側からは経験が不足しているとみなされ、正社員としての就職が難しくなる傾向があります。

将来的にフリーターから正社員になるメリット

フリーターから正社員を目指すメリットが気になる方もいるでしょう。ここでは、3つのメリットについて紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

将来的にフリーターから正社員になるメリット

  • 雇用や収入が安定する
  • 経験と実績を積めばキャリアアップを図れる
  • 社会的信用を得られる

雇用や収入が安定する

フリーターは時給制や日給制が一般的で、働く時間に応じて収入が増減します。自分の希望とは違うシフトが割り当てられることがあり、予定していた収入を得られないこともあるでしょう。
一方で、正社員は決まった時間働く必要がありますが、収入は安定しているため、金銭面での計画が立てやすいといえます。

経験と実績を積めばキャリアアップを図れる

正社員にはキャリアアップの機会が豊富です。実績や能力が評価されれば、昇進や昇給が期待できる場合も。フリーターの場合も勤続年数や貢献度に応じて役割を任されたり、時給がアップすることがあります。ただし、正社員と比較して、役割や給与の向上の度合いは限られる傾向があるでしょう。

社会的信用を得られる

正社員を目指すメリットとして、社会的信用を得やすいことが挙げられます。正社員として働くことで、経済的に安定しているとみなされるためです。社会的信用を得られれば、将来の計画や夢を実現するうえでの安心感につながる可能性もあります。

将来が不安なフリーターが就職するための方法

ここでは、フリーターから正社員就職をするための方法をご紹介。自分に合った就活方法を知りたい方は、ぜひチェックしてみてください。

将来が不安なフリーターが就職するための方法

  • できるだけ20代のうちに正社員を目指す
  • アピール材料を見つけるために自己分析をする
  • 就職に役立つ資格を取得する
  • フリーターとしての経験やスキルをまとめる
  • 業界研究や企業研究を行い求人を絞る

できるだけ20代のうちに正社員を目指す

若いうちから、正社員を目指すのがおすすめです。正社員就職を目指すことは可能ですが、年齢が上がるにつれて難しくなる傾向があります。若いうちであれば採用されるチャンスは十分にあるので、正社員になるか迷っている方は、できるだけ20代のうちに行動に移しましょう。

フリーターから正社員を目指す場合は、「フリーターから正社員になるには?就職活動の基本や受かりやすい求人を紹介」のコラムもぜひ参考にしてください。

若いほどポテンシャル採用のチャンスがある

正社員採用の場では、年齢が上がると経験やスキルが重視されますが、20代のうちであればポテンシャル採用のチャンスがあります。企業側はスキルや経験よりも、意欲や将来の伸びしろを求めているからです。
若手の人材が不足している企業では、20代の未経験者を歓迎する傾向があります。なかには、教育のしやすさから、あえて経験の浅い若年層を採用する企業もあるようです。
フリーター経験を活かして仕事への意欲や熱意をアピールすることで、未経験の分野でも内定獲得につながります。フリーターから正社員を目指す場合、若いうちに挑戦するほうが有利です。

アピール材料を見つけるために自己分析をする

自己分析で自分の興味や価値観を整理することで、アピール材料が見つかることがあるでしょう。自己分析では、これまでの経験や思考を振り返ることが重要。アルバイトとしての経験を丁寧に振り返り、自分の得意なことや興味のある分野を見つけます。そして、将来どのようなキャリアを築きたいか考え、長期的なプランを立てるのがおすすめです。

就職に役立つ資格を取得する

フリーターから正社員就職を目指す方法として、資格取得が有効。自身のスキルや専門知識を証明し、就職活動において競争力を高められるでしょう。また、資格取得は自己投資でもあり、将来のキャリアアップにつながることもあるため、積極的に取組むのがおすすめです。
ただし、資格取得に時間がかかり過ぎると、就職のチャンスを逃す恐れもあります。就職後に資格取得を目指せる場合もあるので、計画的に取り組むようにしましょう。

フリーターとしての経験やスキルをまとめる

正社員とアルバイトで雇用形態が異なっていても、業務内容に共通点がある場合があります。アルバイトで培った経験やスキルを整理することで、自身の強みや適性を見つけられるでしょう。

業界研究や企業研究を行い求人を絞る

フリーターから正社員就職を目指す際には、業界研究や企業研究を行い、求人情報を絞ることが重要です。自分が興味をもつ業界や職種を特定し、企業の特徴や求める人物像などを調べましょう。これにより、自分の志向や目標に合った求人を見つけられ、効果的な就職活動を行えるはずです。

アルバイト先の正社員登用を利用する方法もある

アルバイト先に正社員登用制度があれば、利用するのも方法の一つです。アルバイトとして働きながら信頼関係を築いたうえで、自分の能力や仕事への取り組みをアピールすれば、正社員として登用してもらえる可能性があります。
正社員登用制度がない場合は、資格取得を目指すのがおすすめです。就職活動の際に、自分の能力や専門知識を示すことができます。

フリーターの将来を相談できる就職支援サービスを利用しよう

フリーターの将来が不安になった場合は、第三者に相談するのがおすすめです。ここでは、おすすめの就職支援サービスを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

ハローワーク

フリーターの将来を相談できる就職支援サービスの一つが、ハローワークです。ハローワークでは、職業紹介や求人情報を提供してくれるほか、就職に関する相談や職業訓練の案内など、さまざまなサービスを行っています。担当者によるアドバイスや職業適性診断などもあるので、活用してみると良いでしょう。

就職・転職エージェント

「フリーター生活を続けるのは将来が心配」「就職活動に不安がある」とお悩みの方は就職・転職エージェントの利用がおすすめです。就職・転職エージェントでは、経験豊富なアドバイザーがキャリアカウンセリングを行ったうえで、あなたの強みを見出すサポートをしてくれます。応募先企業の傾向や採用ニーズに沿った選考対策のアドバイスももらえるため、就活の進め方や未経験職種への就職に悩む方におすすめのサービスです。

ハタラクティブでは、フリーターや第二新卒などの若年層を対象に、就職・転職支援を行っています。専任のアドバイザーがカウンセリングで適性を把握し、あなたに合う仕事をご紹介。ほかにも、応募書類へのアドバイスや面接対策といったサポートをマンツーマンで実施しています。1分でできる適職診断も含め、サービスはすべて無料で受けられるので、求職活動でお悩みの方はお気軽にご相談ください。

将来が不安なフリーターによくあるお悩みQ&A

フリーターを続けることに対して将来への不安を感じている方によくあるお悩みに、Q&A方式で回答します。

実家暮らしなら将来もずっとフリーター生活ができますか?

実家暮らしであっても親の収入や貯蓄に頼れなくなる場合もあるので、「人による」のが実情です。しかし、現実的に考えると、年老いてからもフリーターとして生活していくことは難しいでしょう。今は実家暮らしでゆとりがあっても、親が定年を迎え、介護が必要になる可能性も。たとえ実家暮らしであっても、生活を維持するのが大変になることもあるといえます。

フリーターから正社員になるメリットは何ですか?

正社員になれば、スキルアップやキャリアアップが図れます。教育制度やキャリアプランが整っている会社では、昇給や昇進はもちろん、キャリアチェンジのチャンスもあるでしょう。また、収入や雇用が安定するほか、退職時には退職金が支給されることもあり、定年後の生活も安心感を得られます。また、社会的な信用度が高く、ローンなどの審査が通りやすいのも特徴です。

フリーターから正社員になるデメリットを教えてください

非正規雇用社員と比べて給与に見合った成果を期待されるため、業務量の多さや責任の重さが増します。また、仕事を引き継ぐのが難しい場合は、長期休暇が取りづらいこともあるでしょう。会社の方針や事業内容によっては部署異動や転勤が伴うこともあり、働き方の自由度は低いといえます。
アルバイトと正社員の違いとは?メリット・デメリットや面接対策などを解説」でも、フリーターから正社員になるデメリットを詳しく解説しているので、参考にしてみてください。

フリーターを脱却するには何をすべきですか?

生活リズムが崩れている場合は、まず生活を整えることから始めましょう。毎日できるだけ同じスケジュールで過ごしてみてください。そのあとに、自己分析や業界・企業研究を行い、興味のある分野・業種を絞っていきます。気になる業種が決まったら、自分に合いそうな求人を探しましょう。
フリーターを脱却したい!正社員になるための方法と今すぐやるべきこと3つ」でも正社員になる方法を紹介しているので、ぜひご覧ください。

フリーターは甘えなのでしょうか?

病気や怪我など、明確な理由がある場合は甘えとはいえません。ただし、将来のプランがなく、特別な理由がないにもかかわらずフリーターを続けている場合は、甘えとみなされる可能性があるでしょう。
フリーターを続けることに不安を感じている方は、若年層向け就職支援エージェントのハタラクティブへご相談ください。

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