退職後は国民健康保険に加入すべき?

2017/05/11

【このページのまとめ】

  • ・国民健康保険は、個人事業主や農家、会社を退職した人などが加入する公的保険
    ・健康保険は会社に勤めている方が加入する保険
    ・退職後は家族の扶養に入るか、国民健康保険への切り替え手続きをする必要がある
    ・任意継続は、退職後に前の会社の健康保険に継続して加入し続けられる制度
    ・任意継続には被扶養者の認定があり、国民健康保険にはない

会社勤めの人には縁がないように思える国民健康保険ですが、退職後は切り替えの手続きをしなければなりません。
今回のコラムでは退職後の保険手続きについて解説。手続きを忘れて困った事態にならないよう、国民健康保険の基本を学んでいきましょう。

◆国民健康保険とは

国民健康保険は、日本における公的な医療保険のひとつ。

日本では全ての国民が医療保険に加入する「国民皆保険制度」が整備されているため、会社勤めの方もそうでない方も必ず保険料の支払いをしなければなりません。

日本にある公的な医療保険は大きく分けて「国民健康保険」と「健康保険」の二つ。
市町村が保険者となって運営を行う「国民健康保険」は、個人事業主や農家の人、会社を退職した人などが加入するものです。
一方で、会社勤めのサラリーマンが加入するのは「協会けんぽ(全国健康保険協会)」もしくは「健康保険組合」が運営を行う健康保険。協会けんぽは中小企業、健康保険組合は大企業に多いのが特徴で、後者は常時700人以上の従業員を有する企業が厚生労働省の許可を得て設立するものです。
会社勤めの場合、保険料は月々の給与から会社側が天引きをするため、自身で納付手続きをする必要はありません。また、国民健康保険では保険料の全額が自己負担ですが、健康保険では従業員は会社と折半する形で保険料を支払います。

普段病院に行くことがないという人の中には、毎月の給与から保険料が引かれて嫌だと思う方がいるかもしれません。しかし国民皆保険があるおかげで、私たちは自由に医療機関を選択し、医療費の3割分の負担のみ(条件による)で診察や治療を受けられます。
加入者が保険金を負担し合い、病気や怪我をしたときに医療費が支払われる保険制度。今は元気だと思っても、いざというときに備えて保険料の納付は必須です。

◆退職後は国民健康保険に加入すべき?

日本は皆保険制度をとっているため、退職後も何らかの方法で保険に加入し続ける必要があります。
退職後、間をあけずに次の職場に勤める場合は転職先の企業に健康保険への加入手続きをしてもらいますが、退職から再就職まで期間があるとき、再就職先が決まっていないときは国民健康保険への加入が必須。
加入しない場合は、家族の扶養に入る必要があります。

仕事を辞めると退職日の翌日にそれまで加入していた健康保険の資格が喪失し、国民健康保険の加入資格が発生します。国民健康保険への切り替え手続きが遅れた場合、資格発生日にさかのぼって保険料が請求されるので注意しましょう。
また、切り替え手続きが済んでいない間の医療費は全額自己負担となる可能性があるため、予想外の病気や怪我に備えて1日も早い手続きを心がけましょう。
手続きは退職日の翌日から14日以内に、住まいのある市町村の国民健康保険窓口で行います。その際必要な書類は、健康保険の資格喪失証明書と本人確認書類、マイナンバーが確認できる書類、印鑑など。詳しくは各自治体のホームページでご確認ください。

◆もうひとつの選択肢、任意継続とは?

退職後は国民健康保険に切り替えるか家族の扶養に入る必要がありますが、もう一つの選択肢として任意継続に加入する方法があります。
任意継続とは、退職後も会社の健康保険に加入し続けることができる制度。任意継続できる最大期間は2年間で、次の再就職先の健康保険に入るまでは原則として脱退できません。
任意継続が利用できる条件は、健康保険の資格喪失日の前日までに継続して2ヶ月以上保険に加入していること。手続き期限は退職の翌日から20日以内となります。任意継続では、在職中に会社と折半だった保険料は本人の全額負担になるので注意しましょう。

この制度を利用するメリットのひとつは、任意継続には国民健康保険にない「被扶養者の認定」がある点。
国民健康保険では加入する人数分の保険料を支払いますが、任意継続では扶養家族の人数が増えても保険料は一定の額に収まります。そのため、扶養家族の人数によっては国民健康保険より任意継続のほうが経済的な負担を抑えることができるでしょう。

とはいっても、一概に国民健康保険と任意継続のどちらが良いとは言えません。国民健康保険は市町村によって保険料が異なり、会社都合で退職した人に対しては保険料が軽減される制度があります。
退職後、国民健康保険と任意継続で迷う場合はご自身の状況を考えた上で判断を行いましょう。

◆ハタラクティブが再就職を手厚くサポート!

退職後は収入が途絶え、住民税や保険料などの負担が大きなものとなってしまいます。
早く再就職先を決めたいがなかなか納得のいく職場に出会えない、選考に落ち続けてしまうという方は、就職・転職支援のハタラクティブを利用してみませんか?
ハタラクティブは高卒や既卒、第二新卒やフリーターなどの若年層を主な利用者とするサービスで、社会人経験がない・職歴が浅いといった方の仕事探しを手厚くサポート。
マンツーマンのカウンセリングで現在の悩みや不安、仕事の希望をヒアリングし、一人ひとりの適性に合った正社員求人をご紹介しています。
一人での仕事探しに行き詰っている方は、ぜひお気軽にご相談ください!
サービスの利用は全て無料となっており、担当者が就職後のフォローまでをしっかりと行っていきます。



関連キーワード

職歴がない、バイト歴が長い方も大丈夫!事実、多くの方が就職に成功されています。

おすすめ記事

無料就職カウンセリングの申込み

お電話でのお問い合わせ

平日 9:00~18:00

ハタラクティブとは

面接対策会

先輩インタビュー

お悩み相談室

フリーター就職のコツまるわかりガイド

生活のぷちコラム

お悩み相談室

フリーターの就職支援
サービス紹介

ページトップへ