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何がしたいか分からない20代後半が自分に向いてる仕事を見つける方法!
この記事のまとめ
- 20代後半で「仕事で何がしたいかわからない」と悩む要因の一つは、自己分析不足
- 仕事で何がしたいかわからない状態で働き続けても、成果につながらず昇進が難しくなる
- 仕事で何がしたいかわからないと悩んだときは、エージェントを活用するのがおすすめ
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仕事で何がしたいかわからない20代後半は多い
就職や転職の際に、「自分のやりたいことがわからない」と悩む20代は多いでしょう。20代後半になると、新卒入社していれば6年程度の社会人経験がある年齢です。しかし、就活の時点でやりたいことがないまま就職先を決めていたり、やりたいと思っていた仕事に就いたものの「働いてみたら想像と違った」という経験をしたりして、「仕事で何がしたいかわからない」状態になっている方も。
また、新卒時に就職せずにフリーターとして過ごしてきた20代後半も、「なんとなくバイトを続けているけど本当にやりたい仕事ではない」「就職の意欲はあるものの、何がしたいか分からず行動に移せない」と悩む方もいるでしょう。
今の仕事で「やりがいを感じることがない」の回答が1位
ハタラクティブが実施した「若者しごと白書2025」によると、「仕事で一番やりがいを感じることはなにか」という質問に対する回答で最も多かったのが、フリーターで「やりがいを感じることはない」、正社員で「人の役に立つこと」でした。
参考:ハタラクティブ「若者しごと白書2025 2-1. 仕事のやりがい(16p)」
しかし、正社員の12.3%も「やりがいを感じることはない」と回答していることから、雇用形態に関わらず「今の仕事に満足していない」「仕事でやりがいを感じない」という若年層が多いことがわかるでしょう。
参照元
ハタラクティブ
若者しごと白書2025
「自分に合う仕事」「やりたい仕事」に就きたい人も多い
「仕事でやりがいを感じることはない」と感じている人が多い一方で、仕事選びにおいて「希望す
る仕事内容かどうか」を重視する人が多いこともわかっています。
参考:ハタラクティブ「若者しごと白書2025 2-6. 仕事選びで最も重視していること(24p)」
この調査結果から、「やりたい仕事や興味のある仕事に就きたいと思っているものの、実現できていない」「やりたい仕事がそもそもわからない」「なんとなく就職したものの、仕事で何がしたいかわからない」と悩んでいる層も一定数存在すると考えられるでしょう。
参照元
ハタラクティブ
若者しごと白書2025
20代は実際に何の仕事に就いている?
国税庁が実施した「令和2年国勢調査」によると、20~24歳の就業者で最も多かったのは「卸売業、小売業」、25~29歳では「製造業」でした。
産業 | 20~24歳(人) | 25~29歳(人) |
---|---|---|
農業、林業 | 35962 | 47,288 |
漁業 | 4905 | 5,235 |
鉱業、採石業、砂利採取業 | 483 | 907 |
建設業 | 172875 | 243,245 |
製造業 | 521027 | 725,525 |
電気・ガス・熱供給・水道業 | 13125 | 24,120 |
情報通信業 | 141196 | 259,631 |
運輸業、郵便業 | 127582 | 172,641 |
卸売業、小売業 | 625525 | 617,625 |
金融業、保険業 | 69,931 | 135,546 |
不動産業、物品賃貸業 | 44,743 | 71,037 |
学術研究、専門・技術サービス業 | 80,395 | 171,720 |
宿泊業、飲食サービス業 | 406,882 | 174,519 |
生活関連サービス業、娯楽業 | 167,021 | 149,890 |
教育、学習支援業 | 202539 | 233719 |
医療、福祉 | 426528 | 659903 |
複合サービス事業 | 22877 | 30832 |
サービス業(他に分類されないもの) | 151371 | 229675 |
公務(他に分類されるものを除く) | 136459 | 207316 |
分類不能の産業 | 137737 | 127589 |
20~24歳では、次いで「製造業」「宿泊業、飲食サービス業」、25~29歳では「医療、福祉」「卸売業、小売業」となっています。なお、男女別でみると男性は20代を通して「製造業」、女性は20~24歳では「卸売業、小売業」、25~29歳では「医療、福祉」でした。
製造業や小売業、サービス業で働く20代が多い理由として、「採用されやすい仕事とは?未経験者OKの求人が多めな企業の特徴や業界を紹介」のコラムでも触れているように、いずれの仕事でも特別なスキルや経験を問われにくいことが考えられるでしょう。未経験から始めやすい仕事であること、小売業やサービス業は身近に存在することなどが要因として考えられます。
参照元
国税庁
令和2年国勢調査 調査の結果
「ハタラクティブ」は、20代に特化した就職支援サービスです。専任のキャリアアドバイザーが、あなたの希望や適性を踏まえた求人提案や選考対策を行い、自己分析だけでなく就活準備までを丁寧にサポートします。
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仕事で「何がしたいかわからない」となる理由
就職や転職の際に「仕事で何がしたいかわからない」となる理由として、自己分析不足や自己肯定感の低さが考えられます。また、「今までやってきた仕事で成果が出ていない」など、社会人として数年の経験がある20代後半ならではの悩みもあるでしょう。
自分について深く理解していない
仕事を探すときに「何がしたいかわからない」となる理由として、自分についての理解が不足していることが考えられます。いわゆる「自己分析」ができていなければ、自分の適性や強み、得意・苦手なことや将来の目標がわからないため、なんとなく仕事を選んでしまうことに。
明確な目的や理由がないまま仕事を選んでも、企業に評価されるような志望動機や自己アピールができないため選考を通過する可能性は低く、入社できても「やりたい仕事ではない」「思っていたのと違う」と早期離職につながる恐れがあります。
好きなことや目標がない
そもそも好きなことややりたいこと、今後の目標がない状態では、仕事を選ぶ際に「何がしたいかわからない」「どの仕事を選べばいいかわからない」という状態になってしまうでしょう。
高すぎる目標や条件を重視しすぎるのも良くない
好きなことや目標がない状態では仕事選びが難航する可能性が高いですが、逆に目標や条件が高すぎるのも、就活が難航する要因になります。条件や目標に注目しすぎると、「そもそも自分は何をしたいのか」「条件さえよければ仕事内容はなんでも良いのか」という悩みにつながることに。また、条件のいい仕事に就けたとしても、適性がなければ長続きは難しいでしょう。仕事選びで迷ったら、「『良い仕事』とはどんなもの?見つけ方の3ステップや注意点も紹介!」のコラムを参考にしてください。
自己肯定感が低い
自己肯定感が低いと、「どんな仕事をしてもうまくいかない気がする」「採用されるか不安」という気持ちが先立ち、何がしたいかわからない状態になってしまうでしょう。
また、20代後半から就職活動をスタートさせる場合は、「周囲からどう思われるか不安」「就職できなかったらどうしよう」という不安から、行動に映せなくなってしまうことも考えられます。
自己肯定感が低いと周囲と比較しやすくなる
20代後半になると、新卒で入社した人は社会人として6年前後の経験があります。人によってはリーダーや主任といった役職に就くこともあるでしょう。「あの人は大手企業で役職についているのに自分は…」「あの人は仕事で成果を出しているのに…」など、周囲と自分を比べてしまい自信を失う可能性も。その結果、ますます「仕事で何がしたいかわからない」となってしまうでしょう。
失敗するのが怖い
「仕事で何がしたいかわからない」と悩む要因として、失敗を恐れていることも考えられます。失敗を極端に恐れたり避けたりしていると、新しいことに挑戦する機会が失われ、結果的に周囲に比べて経験やスキルが不足する可能性も。
「自分に出来ることがわからないから、仕事で何がしたいかわからない」「やりたい仕事はあるけど失敗したくないから他を探す」といった考え方になるかもしれません。
今の仕事で成果が出ない
失敗することを恐れていると、挑戦に対して消極的になってしまい、仕事で成果を出せなくなる可能性があります。今の仕事で思うような成果が出ない場合も、「自分に合う仕事がわからない」「仕事で何がしたいかわからない」となりがち。
特に、新卒入社して20代後半まで働いているにもかかわらず成果が出ていないと、やりがいを感じにくく意欲的になれず、成果が出ないという悪循環に陥る可能性もあるようです。
そもそも「自分に合う仕事」とは
一般的に、「性格や能力に仕事内容が合っている」「得意や強みを発揮できる」「周囲から高い評価を得られる」といった条件に当てはまるものが、「自分に合う仕事」といわれています。
「自分に合う仕事」は、必ずしも自分がやりたいことや好きなこととは限りません。どんなに憧れている仕事でも、適性がないと成果につながりにくく、ストレスを抱えることも。
「自分に合う仕事」については、「自分に合う仕事とは?適職の上手な見つけ方と注意点を解説」のコラムでもご確認いただけます。
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何がしたいか分からない状態で仕事を続けるリスク
何がしたいかわからない状態で仕事を続けても、意欲を持ちづらいためワンパターンな作業になりがち。その結果、仕事がつらくなってしまったり、スキルや経験が身に付かず昇進や転職に影響が出たりするでしょう。
仕事に対してポジティブに取り組めない
やりたい仕事がわからない状態で仕事を続けても、意欲的になれず「形骸的に作業をする」「工夫や改善に努めなくなる」といった事態に陥る可能性があります。仕事にポジティブに取り組めなければ成果につながりにくく、さらにネガティブになってしまう恐れもあるでしょう。
スキルが身に付かず昇進や転職が難しくなる
何がしたいかわからない状態で仕事を続けても、将来の目標やキャリアが不明瞭な状態のため身に付けるべきスキルがわからなかったり、仕事に意欲的に取り組まないことからスキルが身に付かなかったりすることも。
また、仕事にポジティブに取り組めなければ業務に取り組む際の表情や姿勢、チームワークなどに影響します。会議やプロジェクトにも消極的になるため、上司から「やる気が見えない」と思われて評価につながりにくくなるでしょう。結果的に、周囲の20代後半に比べて昇進が遅れたり、年齢に即したスキルが身に付かなかったりする可能性があります。転職を検討したときも、求められるスキルが身に付いていないと判断されるかもしれません。
20代後半からの転職で求められるスキルについては、「20代後半の転職は厳しい?必要なスキルや成功のコツを紹介」のコラムでまとめています。
仕事で何がしたいか分からない状態で就活を行うリスク
何がしたいかわからないまま就職・転職活動を行っても、「自分が仕事で重視すること」「自分に合う仕事や職場」がわからないため、採用されにくくなったり就職・転職活動の期間が長くなったりするリスクがあります。また、採用された場合もミスマッチを感じて早期離職につながる可能性が高いでしょう。
就職や仕事の「軸」が定まらない
仕事で何がしたいかわからない状態で就職先や転職先を探しても、「軸」が定まらず労働条件ばかりを優先してしまったり、やみくもに応募してしまったりするでしょう。「軸」がない状態でやみくもに応募しても志望動機が曖昧になるため書類選考を通過しにくく、また応募先が多いほど書類作成の手間もかかります。
「軸」とは、就職や転職の際に重視する「譲れない判断基準」のこと。やりたいことがわからなけば軸も定義できないため、就活や転職活動が難航する原因になり得ます。詳しくは「企業選びの軸はどう見つける?人柄や社風から探すべき?例文も紹介」のコラムをご覧ください。
就職活動期間が伸びてしまう
「軸」がない状態では「自分に合う企業」を選べないため、「とりあえず応募する」「条件だけで応募先を決める」といった事態になりかねません。企業は志望動機を必ず確認するため、明確な理由のない応募では選考に進めないでしょう。
また、応募企業が多ければ作成する書類や受ける面接の回数も増えるため、結果的に就職・転職活動にかける労力や時間が多くなり、内定までの期間が延びてしまいます。
自分に合わない企業を選んでしまう
「仕事で何がしたいかわからない」「自分に合う仕事がわからない」という状態で就職・転職活動を行って採用されることもありますが、「業務内容に興味が持てず意欲がわかない」「苦手な仕事内容だった」「評価されない」といった不満につながる可能性があります。
また、「前の仕事が合わなかったから」という理由だけで20代後半で転職しても、「なんで合わなかったのか」「転職する理由や原因が何だったのか」を振り返らず、「何がしたいかわからない状態」のままでは、転職先で同じ事態を繰り返してしまうでしょう。
なお、厚生労働省が実施した「令和5年雇用動向調査」によると、転職者が前職を辞めた理由として「仕事の内容に興味を持てなかった」が男性7.4%・女性5.0%、「能力・個性・資格を生かせなかった」が男性5.1%・女性5.4%でした。
転職入職者が前職を辞めた理由 | 男性 | 女性 |
---|---|---|
仕事の内容に興味を持てなかった | 7.4% | 5.0% |
能力・個性・資格を生かせなかった | 5.1% | 5.4% |
職場の人間関係が好ましくなかった | 9.1% | 13.0% |
会社の将来が不安だった | 5.2% | 4.6% |
給料等収入が少なかった | 8.2% | 7.1% |
労働時間、休日等の労働条件が悪かった | 8.1% | 11.1% |
調査結果では人間関係や給与、労働条件を理由に離職する人が多いことから、次の職場選びではこれらの点を重視する傾向があると予想できます。とはいえ、仕事内容や適性とのミスマッチで転職している人も一定数存在するため、「仕事で何がしたいかわからない」という状態で働いている人がいることも分かるでしょう。
早期離職のリスクが高まる
適性や希望に合わない就職・転職先を選ぶと、「思っていたのと違った」「やりたい仕事はないけど、この仕事はやりたくない」といった理由から早期離職のリスクが高まります。30代になるとマネジメントスキルや専門知識などが求められ始めるため、20代後半で転職を繰り返していると、年齢に即したスキルが身に付かず、より転職が難しくなる可能性も考えられます。
参照元
厚生労働省
雇用動向調査
20代後半から取り組む「自分に合う仕事」の見つけ方
20代後半で「仕事で何がしたいかわからない」と悩むときは、就業経験の有無に関わらず自己分析を行いましょう。新卒時に自己分析を行っていたとしても、経験や年齢を重ねているので改めて行うのがおすすめです。また、プライベートも含めて将来について考えたり、やりたくない仕事を洗い出したりするのも、「自分に合う仕事」を見つける方法です。
自己分析で自己理解を深める
「仕事で『何がしたいかわからない』となる理由」でも説明したように、「仕事で何がしたいかわからない」となっている要因として自己分析不足が挙げられます。逆に捉えれば、自己分析で自己理解を深めれば明確にやりたいことがなくても、「自分に合う仕事」「自分の強みを発揮できる仕事」などが見つかると考えられるでしょう。自己分析のやり方は「自己分析とは?実施のメリットと就活や転職活動での必要性を解説」のコラムでまとめているので、参考にしてください。
「やりがい」を感じる状況を考える
自己分析のなかで、自分がやりがいを感じる状況も考えてみましょう。「大きな成果をあげたとき」「周囲から感謝されたとき」「知り合いが増えたとき」など、学生時代の学業や部活、アルバイトの経験を洗い出します。
なお、仕事で活躍したり意欲を高めたりするためにも、特別な経験ではなく日常的な出来事から考えるのがポイント。「やりがい」を感じる状況がわかれば、「自分が仕事に求めること」「自分の強みが発揮できる仕事」が見つかるでしょう。
将来のキャリアや目標を考える
仕事で何がしたいかわからないときは、自分の将来やキャリアについて考えてみましょう。「仕事で何がしたいかわからない」状態では、仕事に限らず私生活のことでもOK。「こんな家に住みたい」「年収△△万円ほしい」など、達成したい目標を考えたあとに、それを実現するにはどういった仕事が適切か、どんなスキルや成果があればいいかを考えます。
現在の自分と目標を叶えるために必要なスキルの差がわかれば、それを埋めるための行動がわかるはずです。
「やってみたいこと」「チャレンジしたいこと」から考えてみる
20代後半は、社会人としてまだまだ若手です。フットワークの軽い20代こそ、将来のキャリアや目標を考えるときに「やってみたいこと」「チャレンジしたいこと」を考えてみるのもいいでしょう。
たとえば、興味はあるものの自分に合っているかわからない仕事があれば、派遣や契約社員として経験したり副業から始めてみたりと、20代だからこそ取り組めるやり方は多くあります。「何がしたいかわからない」という状態で仕事を決めるよりも、実際に体験してから決めたほうが根拠や納得感も高まるはずです。
また、試しに働く時間や労力を削減するために、エージェントに相談するのもおすすめ。エージェントでは丁寧なヒアリングが行われるので、自分に合った求人を紹介してもらえます。選考対策のサポートもあるので、安心して利用できるでしょう。
「やりたくない仕事」を考える
仕事で何がしたいかわからないときは、「やりたくない仕事」「苦手意識のある作業」を考えてみましょう。やりたくない仕事を考えていき、残った仕事は「やっても良いと思う仕事」「苦手意識のない作業」になるはずです。
また、やりたくない仕事について「なぜやりたくないのか」「どのあたりが苦手なのか」を考えるのもおすすめ。「ノルマがあるとプレッシャーを感じる」「ルーティンワークは変化がなくて飽きる」という理由がわかれば、「ノルマが少ない定型的な作業が向いている」「工夫しながら変化に対応するのが得意」など、自分の適性や傾向がわかるでしょう。
世の中の仕事を知ることも大切
「仕事で何がしたいかわからない」の理由のひとつに、「どんな仕事があるか知らない」「職種名は知ってるものの具体的な仕事内容がわからない」なども挙げられます。自分の知識のなかでしか仕事を認識していないと、選択肢が狭まりやりたい仕事を見つけにくくなるでしょう。たとえば、一口に「事務職」といっても、一般事務や医療事務、営業事務、経理事務、貿易事務など多くの種類があり、仕事内容も異なります。「世の中の仕事の種類一覧!自分に合った職業が見つかる!」のコラムを参考に、イメージだけで仕事を選ばないよう注意しましょう。仕事内容がわからないときは、エージェントに相談するのもおすすめです。
企業についても十分調べる
「自分に合う仕事」を探すときは、職種だけでなく企業についてもしっかりと調べましょう。同じ職種でも、企業が変われば業務内容や担当範囲が変わる可能性が高いからです。
また、働き方や求められるスキルが異なることも。コーポレートサイトに社員のインタビューが掲載されていることもあるので、チェックしておきましょう。「企業研究のやり方を解説!調べることや就職・転職活動への活かし方も紹介」のコラムも参考にしてください。
人間関係や将来性にも注目する
企業研究では、仕事内容だけでなく社内の雰囲気や企業の将来性についても調べます。
どんなに仕事内容に満足していても、「社内の雰囲気が合わない」「人間関係のトラブルがある」といった状況では仕事に取り組むのが難しくなるでしょう。
また、せっかく入社しても、企業の将来性に不安があると、整理解雇や倒産の恐れも。仕事内容だけでなく、働く環境や将来について多角的に調べるのがおすすめです。
何がしたいか分からない方向け!20代後半から始めやすい仕事
仕事で何がしたいかわからないときは、「20代後半から始めやすい仕事」「人手不足の仕事」などに注目してみましょう。ここでは、「営業職」「介護関連」「事務職」「物流関係」を紹介します。
営業職
明確にやりたいことがなかったり、仕事で何がしたいか分からなかったりする方におすすめなのが営業職です。営業職は自社のサービスや商品を顧客に紹介して契約や購入につなげる仕事。ほとんどの会社に存在する職種のため求人数も多く、就業にあたって特別なスキルや資格は不要なので安心してスタートできるでしょう。
また、営業職ではビジネスマナーやコミュニケーションスキル、傾聴力、提案力、スケジュール管理能力といったビジネスの基礎ともいえるスキルが身に付きます。詳しくは「営業職とは具体的にどんな種類がある?仕事内容やメリット・デメリットを解説!」のコラムをご覧ください。
介護関連
高齢化の影響から、介護福祉に関する仕事の需要が高まっています。業界として人手不足の傾向があるため、スキルや経験を問わず人柄を重視して採用する企業も。「何がしたいかわからない」「自分に向いている仕事が知りたい」と悩んでいる方は、挑戦してみるのもいいでしょう。
介護関連の仕事は無資格・未経験からスタートして、働きながら知識やスキルを身に付けて資格取得を目指せます。企業が資格取得を支援しているケースも多いため、学び続けられる環境が整っているのも魅力でしょう。資格を取得すると転職の選択肢も増えるため、20代後半からスタートして長く活躍できる仕事といえます。
事務職
事務職は、データ入力や文書作成、伝票管理、電話・来客対応など、幅広い業務を担当します。ほとんどの企業に存在し、裏方として社員や企業活動を支える仕事。定型的な作業が多く、イレギュラーも発生しにくいため、何がしたいかわからない方の中でも「プライベートと両立したい」「無理なく働きたい」という方におすすめです。
物流関連
物流倉庫での作業やトラック運転手など、物流関係の仕事も、20代後半から始めやすい仕事でしょう。インターネット通販の拡大により、物流関係の仕事の需要は高まっています。特に配送を行うスタッフの人手不足に悩む企業が多い傾向にあるため、運転免許を持っている方は検討してみてください。
20代後半から始める仕事については、「20代後半で転職したい!未経験から挑戦できるおすすめの職種や業界を紹介」のコラムでも紹介しています。
仕事で何がしたいかわからない20代後半におすすめのサービス
働く意欲はあるものの、「仕事で何がしたいかわからない」「どうやって就職先を見つけたらいいかわからない」と悩むことも。20代後半は社会人としては若いものの、仕事探しの期間が長くなれば不利になる可能性も考えられます。自分に合う仕事を見つけたり、スムーズな就活を叶えたりするためにも、支援サービスを活用しましょう。
ハローワーク
ハローワークは、厚生労働省が運営する「公共職業安定所」の通称です。仕事を探す人であれば誰でも無料で利用でき、ハローワークに集まる求人の閲覧・応募をはじめ、就職相談、ハローワークが実施するセミナー・イベントへの参加などを行えます。
全国に設置されているものの、ハローワークにはその土地に根付いた企業の求人が多いのが特徴。「地元で働きたい」という方におすすめのサービスです。
就職・転職情報サイト
就職・転職情報サイトは、民間企業が運営を行う求人集約サイトのこと。好きな時間・好きな場所で求人の閲覧ができるほか、掲載されている求人数も圧倒的に多いため、希望する条件で絞り込むことも可能です。
ただし、掲載数が多いため「自分に合う企業がわからない」と悩むことも。また、応募後の企業とのやり取りも自分で対応する必要があります。
仕事で何がしたいか分からないときは診断ツールを使うのもおすすめ
仕事で何がしたいかわからないときは、求人サイトが提供している診断ツールを活用するのもおすすめです。簡単な質問に答えるだけで、自分が仕事に求めるものや向いている仕事の傾向などを提案してくれるので、仕事選びの参考になるでしょう。
ただし、ツールによって精度や情報量は異なるため、あくまでも参考程度に留めるのがポイント。自分で行った自己分析の結果と見比べるほか、エージェントとの面談の参考資料にしてもいいでしょう。スカウト型サイト
スカウト型サイトも民間企業が運営を行っていますが、就職・転職情報サイトとの違いは「企業側から連絡がくること」。スカウト型サイトでは、まずユーザー(求職者)が自分のプロフィールを登録します。企業は、登録されているプロフィールから気になるユーザーを探し、連絡(スカウト)する流れです。
ユーザー(求職者)は、自分から企業を探す必要がないのがポイントです。登録したプロフィールを見て経験やスキル、意欲などを評価してくれた企業から連絡が来るため、効率よく就職・転職活動を行えるでしょう。
就職・転職エージェント
就職・転職エージェントも民間企業が運営を行うサービスで、求職者からの相談を受けたり求人の提案を行ったりと、サービス内容としてはハローワークに近いです。
ハローワークとの違いは、民間企業ならではのきめ細かなサポート。ハローワークは専任担当制ではありませんが、多くのエージェントでは専任担当制を導入しています。細かい要望なども把握してくれるので、就職・転職活動がスムーズに進むでしょう。
また、ハローワークでは求人提案を行っていませんが、エージェントでは利用者の適性やスキルに合う求人を提案しています。就職・転職のプロが手厚くサポートをしてくれるので、「仕事で何がしたいかわからない」という悩みも解消できるでしょう。
「仕事で何がしたいかわからない」「20代後半から始められる仕事は?」など、就職・転職活動でお悩みなら、若年層向けエージェントのハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブは専任担当制を導入しているエージェントで、気軽に担当者と連絡を取れるのが魅力です。
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「仕事で何がしたいかわからない」という状況でよくある疑問
ここでは、20代後半の方が仕事選びで抱きやすい疑問と、その回答をまとめました。
20代後半から挑戦できる仕事は?
20代後半から挑戦できる仕事は多くありますが、就業経験の有無や資格・スキルの有無によって変化します。
たとえば、就業経験がない20代後半の方が正社員を目指すなら、経験やスキルを問われにくい営業職や販売職、事務職などが候補に挙がるでしょう。就業経験がある場合は、前職の経験やスキルを活かせるものがおすすめです。詳しくは「正社員経験なしの20代が就職するには?就活のコツやおすすめの職種を解説」のコラムをご覧ください。
20代後半で定職に就かずふらふらしているのは良くない?
その人が置かれている状況や考え方によって異なるため、一概にどうとは言えません。
しかし、一般的な意見として、目的や目標がない状態でフリーターを続けるのは好ましくないという方もいるでしょう。「20代後半のフリーターは正社員経験なしから就職できる?就活のコツを解説!」でも説明しているように、フリーターは正社員に比べて年収が低く、スキルも身に付きづらい働き方です。「目指している仕事があり一時的にフリーターをしている」「家業を継ぐ準備としてフリーターをしている」など、理由や目的があるなら別ですが、なんとなくフリーターを続けているなら正社員としての就職も検討してみましょう。
仕事で何がしたいかわからない30代はどうしたらいい?
30代も、基本的には20代後半と同じです。このコラムの「20代後半から取り組む「自分に合う仕事」の見つけ方」を参考に、まずは自己分析からスタートしましょう。
ただし、年齢を重ねると企業からマネジメントスキルや大きな実績を求められる機会も増えるため、20代よりもスピーディーに仕事探しを行うのがポイント。「仕事が見つからないときの対処法!年代別の探し方や相談先も紹介」のコラムを参考にしてください。
なお、就業経験のない30代の方は、「自分に合う仕事を見つける」「未経験歓迎の求人から応募する」などに注目しましょう。「30代ニートはバイトから始めるべき?探し方のコツとおすすめの仕事を紹介」のコラムもおすすめです。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
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