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理系の既卒者は就職できる?就活成功のコツや選べる求人の多い仕事を紹介
この記事のまとめ
- 既卒を新卒枠で受け入れる企業は70%以上あり、文系理系を問わず就職できる可能性はある
- 理系のスキルを活かせる専門職のなかでは、技術職の仕事が比較的求人数が多くおすすめ
- 理系ならではの論理的思考力や問題解決能力は、どのような仕事でも評価されやすい
- 理系の知識を活かすなら医療やIT業界、未経験の仕事に挑戦したいなら営業職やサービス業がねらい目
- 一人での就職活動が不安なら、既卒向けのサービスを展開しているエージェントに相談しよう
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既卒として空白期間があると、「理系の知識を活かして就職できる?」「そもそも正社員になれる?」といった疑問や不安を感じてしまいますよね。しかし、専門知識だけでなく、理系出身の人材がもつ物事の考え方や取り組み方などを評価する企業は少なくありません。理系の知識が問われる仕事とポテンシャルや人柄が重視される仕事のどちらでも、正社員になることは可能です。
このコラムでは、理系の既卒者の就活事情や既卒から挑戦しやすい仕事、就活のコツなどを紹介します。また、一人での就活が不安なときにおすすめなエージェントの特徴やメリットもまとめました。既卒からの正社員就職を成功させるために、ぜひ参考にしてみてください。
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理系の既卒は就職できる?
結論から述べると、理系で既卒の方も就職可能です。しかし、新卒や第二新卒と比べると、大学卒業後に空白期間がある既卒の就職難易度はやや高くなる傾向にあります。ここでは、既卒の意味や理系既卒者の就職事情についてまとめたので、就職を考えている方はご一読ください。
既卒とは
既卒とは、大学や大学院を卒業後に正社員就職した経験がない人を指します。明確な定義はないものの、大学卒業後1〜3年程度の人を表すのが一般的です。なお、第二新卒も大学卒業後1〜3年程度の人を指していますが、就職した経験があることが既卒との違いです。
既卒者を新卒枠で受け入れている企業もある
既卒の場合も、就職活動で新卒枠に応募できる可能性があります。厚生労働省の「3年以内既卒者は新卒枠で応募受付を!!」によると、2007年に青少年雇用機会確保指針が定められ、大学卒業後3年以内の既卒者も新卒枠に応募できるよう通達が出されました。
そのため、既卒者も十分な雇用の機会が得られるよう、新卒の応募枠を広げる企業が増えています。厚生労働省の「労働経済動向調査(令和6年8月)の概況 (3)既卒者の応募可否及び採用状況(p.10)」によると、2023年度は、「既卒者も新卒枠に応募可能だった」とする企業は72%にのぼりました。前年度の70%と比べると2%増えており、既卒者も新卒の就活生と同じく、豊富な選択肢から求人を選べるようになりつつあることが分かります。
参照元:厚生労働省 「3年以内既卒者は新卒枠で応募受付を!!~「青少年雇用機会確保指針」が改正されました~」
参照元:厚生労働省 「労働経済動向調査(令和6年8月)の概況」
既卒の就活事情
既卒の就職活動は、理系・文系を問わず一般的に「既卒枠」「新卒枠」で行います。しかし、新卒枠への応募条件は企業によって異なり、なかには「既卒2年以内」といった条件を設けているところも。また、大学卒業後4年以上経っている既卒を新卒枠として採用する企業は少ない傾向にあります。
さらに、既卒の空白期間が長くなるほど就職への意欲や社会人としての責任感などを懸念されやすく、就職活動の難易度が上がる点にも注意が必要です。自分が望む就職を叶えるためにも、まだ就活を考えていない既卒者はなるべく早めに就活を行うことが重要といえるでしょう。
既卒は中途採用枠で応募するのも一つの手
既卒枠や新卒枠での就職活動が難しいなら、中途採用枠に応募することも可能です。中途採用枠にも「未経験歓迎」や「学歴不問」といった求人があるため、理系の職業にこだわらず、新しい分野にチャレンジしてみる道もあります。
ただし、未経験可の求人は若い人材を育成する目的で募集している企業も多いことから、早めに就活を始めるのがおすすめです。
【理系学部別】主な就職先
理系の学部を出ているメリットは、専攻した分野の専門知識を活かして就職先を選べること。ここでは、学部別に専門知識や技術を活かせる就職先をご紹介します。どのような仕事を選ぶべきか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
理学部
理学部出身なら、データや数値を扱う金融業界や学んだ分野に特化したメーカーなどで学んだことを活かして働くことが可能です。また、物理や科学、数学などの知識を活かして、予備校や塾で教師として働く道もあります。
工学部
工学部出身の場合は、ものづくりの知識やスキルが活かせる業界・職種がおすすめです。具体的には自動車メーカーや電機・機械メーカー、建設業界などがあります。職業としては、研究職やエンジニアが挙げられるでしょう。
薬学部
薬学部出身者の就職先には、製薬メーカーや調剤薬局、ドラッグストアなどが挙げられます。6年制の薬学部を卒業していて薬剤師の国家試験がある場合は、病院勤務や研究職など就職先の幅も広がるでしょう。
農学部
農業工学や農業経済学、資源生物化学などが学べる農学部の就職先には、食品メーカーや農協、化粧品メーカーなどが挙げられます。専攻した分野に関する商品やサービスを扱う企業の営業職や技術職などに就職すれば、専門知識を活かせるでしょう。
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既卒から理系の強みを活かして専門職に就職できる?
理系の既卒者が専門職として就職することは可能であるものの、難易度は高いのが現状といえます。なぜなら、研究職や研究開発職の求人は限られており、採用人数も少ないためです。「修士以上」「博士以上」を必須条件にしたり学科を指定したりと、募集条件のハードルが高い企業も多くあります。
新卒枠ならポテンシャル採用が狙えるものの、少ない枠を新卒者と争うことに。また、中途採用枠では実務経験やスキルのある人材との競争になるため、どちらも不利になりやすいでしょう。
既卒から専門分野に関連した職業を目指す場合は、比較的求人の多い技術職がおすすめといえます。
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理系の既卒者が就活を成功させるコツ
理系の既卒者が就職活動を成功させるためには、柔軟な考え方や広い視野をもって積極的に行動を起こすことが重要です。ここでは、就活成功のコツについて詳しく解説します。
専門分野以外での理系の強みを探す
既卒の就活でのアピールポイントを増やすために、大学で専攻していた分野の知識・スキル以外の強みを探しましょう。理系学生ならではの考え方や強みをアピールすることで、専門分野だけでなく未経験の分野に挑戦する場合も高評価を得られる可能性があります。
たとえば、理系の研究に欠かせない「論理的思考力」は、社会に出ても役立つ力の一つです。研究や論文作成を通して身についた論理的な考え方や、合理的に物事を進める力は、多くの企業が求める能力といえます。
また、仮説をもとに根気強く研究を重ねたり、目標に向かって試行錯誤したりする姿勢も大切なアピールポイントです。どのような仕事でも、設定された目標やゴールに向かって業務をこなしていくもの。忍耐力や課題解決能力、行動力は企業に評価されやすいといえます。
なるべく早めに就活をはじめる
理系の既卒者の方が就職を目指すなら、なるべく早いうちに就職活動をはじめましょう。先述したように、既卒者を新卒枠で雇用する企業は70%以上あるものの、「卒業後3年以内」など条件があるのが一般的。卒業してから時間が経ってしまうと、選べる求人が減ってしまうためです。
また、既卒枠を設けている企業も少ないのが現状といえます。就職の成功率を上げるためには、選べる求人の多い若いうちに行動することがポイントとなるでしょう。
職種を広げて考える
理系の既卒の方は、就職先として専門分野以外の企業への就職も検討してみましょう。
理系・文系に限らず、大学で習得した論理的思考力や分析力といったスキルは、ほかの分野で十分に活かせます。特に理系の既卒者は、先述したように、技術職で求められることが多いようです。就職活動の際には、理系の専門職にとどまらず、以下のような職種にも目を向けてみると良いでしょう。
- ・生産、製造技術…生産ラインの管理、構築など
- ・機械設計…自動車や家電といった機械製品の設計
- ・営業技術…専門的な知識を活かした営業活動(技術職を兼務する場合もある)
また、専門性にこだわらず就活を行うなら、大学卒業後早めに始めるのが無難といえます。後々別の職種にキャリアチェンジする可能性も考慮すると、若いうちが有利です。
大手企業にこだわらない
就職先は大手企業や有名企業のみに絞らず、広い視野をもって選択しましょう。ネームバリューのある企業は就活生からの人気も高く、どうしても高倍率になってしまうもの。内定を獲得できるのは応募者のうちのごく一部であり、大手企業だけに挑戦するのはリスクが高いといえます。
就職活動では、企業の規模や知名度にとらわれず、「自分のスキルを活かせるか」「やりたいことができるか」といった視点で考えるのがポイント。中小企業やベンチャー企業などのなかにも、技術力が評価されている企業や革新的な事業を進めている企業はあります。優秀な理系既卒者を求めている企業は幅広くあるため、規模を問わず自分のスキルや適性に合った企業を探してみましょう。
既卒になった理由を明確化する
面接で既卒である理由を説明できるよう、「なぜ既卒になったのか」を明確にしておきましょう。理系・文系に限らず、既卒者が就職活動をする際は「大学卒業後の空白期間に何をしていたのか」を面接で聞かれます。企業側はこの返答内容によって、既卒者の意欲や「空白期間を経てどう成長したか」を確認しようとしているのです。
たとえば、「夢を叶えるために資格の取得や専門性のある勉強に取り組んでいた」「異文化に触れ経験値を積むために留学をしていた」といった内容なら、前向きな行動を評価されやすいでしょう。「空白期間の経験を活かして活躍してくれそう」「仕事にも前向きに取り組んでくれそう」といった好印象につながります。
しかし、「特にやることがなかった」「何となく過ごしていた」といった返答をしてしまうと、「就職への意欲がない」と判断されることも。就職への意欲をしっかり伝えるためには、反省の気持ちや働くことへの意欲などをポジティブに述べることが大切です。
「就活では専攻分野に関連した仕事に就こうと考えるあまり、自分の適性ややりたいことの分析が疎かになってしまいました。反省を踏まえ、空白期間中にはさまざまなアルバイトを経験し、自分のやりたいことを見極めることに専念しました」というように、反省を次の行動に活かしていることを述べましょう。
インターンも検討する
既卒の空白期間に、インターンとして働くのもおすすめです。インターンには「短期型」と「長期型」があり、一定の期間内で職業経験を積めます。インターンは一般的に学生を起用する企業が多いものの、既卒者を対象とする企業も少なくありません。
既卒者であることを強みに変えよう
大学や大学院で専門性のある分野を学んできた理系既卒者は、専門性の高さや専門分野の知識・技術を評価されやすいのが大きな強みです。大学卒業後も資格の取得やスキルアップなどに取り組んでいる場合は、アピールすることで好印象を与えられるでしょう。
選考では、「空白期間中も絶えず自己研鑽に取り組み、専門性の高い資格を取った」「専門職のアシスタントのアルバイトをして仕事への理解を深めた」など、これまで勉強してきたことや経験などを具体的に伝えることがおすすめです。
ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
理系の知識を活かして就職できる3つの業界・職種
理系の方が就職しやすい仕事には、人材が不足している業界が多いのもポイントです。ここでは、理系出身の既卒から就職しやすい3つの業界や職種を解説します。
1.医療系
医療系の学部を卒業して資格をもっている方は、医療の仕事を選ぶのがおすすめです。手に職をつけて働けるため、将来的に高収入を狙えたり安定したキャリアアップができたりします。
また、医師・看護師の場合、国や都道府県などが運営する病院に所属すれば、「公務員」と見なされ、比較的安定した働き方を実現可能です。「高収入を得たい」という方や安定志向の方におすすめといえます。
2.IT業界
IT業界は人材不足が深刻化していることから、既卒者や未経験者も積極的に採用しているのが特徴です。入社後にプログラミングの知識が学べる研修を実施している企業も多く、大学でITに関わる学部に通っていなかったとしても、理系ならではの論理的思考力や問題解決能力をアピールできれば十分に就職できる可能性があります。
また、情報処理系の既卒者を採用している大手企業も見受けられるため、理系にとって就職を目指しやすい業界です。
正社員
フルスタックエンジニア
年収 660万円 ~ 1,020万円
-
諸手当あり
3.研究職
研究職は、理系既卒者の方が大学で学んだ知識や技術、経験を活かせる職種です。もし、大学卒業後も継続して研究を続けているなら、研究職への就職を目指すのも手といえます。
ただし、研究・開発職は募集枠が少なく、競争率が高い業界であることも事実。そのため、これまでの実績や研究結果など、企業側にアピールするポイントをしっかり準備しておくことが重要です。
理系・文系を問わず既卒から就職しやすい仕事
理系・文系問わず、既卒から就職しやすい仕事も多く存在します。「理系既卒者として学んだ知識を仕事に活かすのは難しい?」と悩んでいる方は、以下のような業界や職種を検討してみるのもおすすめです。
営業職
営業職は、人柄やコミュニケーションスキルなどが重視されやすい職種です。そのため、意欲や適性があれば経験を問わない求人も多く、既卒の就活でねらい目の仕事といえます。
また、扱う商材や商談内容によっては、大学で学んだ専門知識や理論的な思考力が活かせることも。たとえば医療機器のメーカーや電子機器を扱う商社、IT企業など、自分の学んだ分野の知識・スキルが活かせる分野の営業職なら、やりがいをもって働ける可能性があります。
正社員
セールス/マネージャー
年収 474万円 ~ 758万円
-
賞与あり,昇給あり,諸手当あり
サービス業
接客や販売などを行うサービス業も、学歴・職歴などを問われにくく、未経験から正社員を目指しやすい職種です。過去にアパレルショップや飲食店などでアルバイトをしていた方は、選考で経験をアピールできます。
また、現在アルバイトとしてサービス業で働いているなら、アルバイトから正社員登用を目指すのも一つの手。すでに現場で経験を積んでいるので正社員登用後も長続きしやすく、ミスマッチも起こりにくいといえるでしょう。
ITエンジニア
先述したとおり、エンジニアをはじめとするIT関連職は人手不足であることが多く、経験やスキルがない場合も挑戦しやすい仕事といえます。また、大学でIT分野の勉強や研究をしたり、ITパスポートや基本情報処理技術者などの資格を取得したりした場合は、即戦力としての能力をアピールできるでしょう。
一つのことに集中して取り組むことが好きな方や、周囲に対する観察力がある方などにも向いている職種といえます。
理系大学院を中退後に念願のエンジニアとして就職できたTさんの体験談
進学した大学院で学ぶ意義を感じられなかったのと、新卒の就職活動でメーカーのエンジニア職を中心に受けたものの内定を得られず、修士2年目の秋に大学院を辞めました。中退後は第二新卒向けのエージェントを探すなかで、ハタラクティブを見つけて登録しました。
面談ではキャリアアドバイザーの方が雑談を交えてヒアリングしてくださったため、緊張せずに楽しく過ごせました。エントリーシートの書き方や面接のコツも丁寧に教えてもらえて、とても良かったです。
実は、ハタラクティブで最初に紹介された技術者の特定派遣の仕事に最初は興味をもてなかったんです。でも、説明会に参加して「派遣としてさまざまな案件に関わりたい」「新しい技術やスキルを身につけられそう」と感じ、就職を決意しました。「エージェントに登録してみること」「知らない会社でもまずは話を聞いてみること」で、就職活動の可能性は大きく広がると思います!
理系既卒の就活で大切なこと
理系既卒者の就職活動で大切なことは、長く働きたいと思える企業を選ぶことです。ここでは、自分に合った企業を見つけ、効率的に就職活動を進めるために大切なことについて解説します。
自己分析を行う
理系既卒の方が就職活動を成功させるには、自己分析を行って自分の適性や強みを見極めることが大切です。
興味のあることをはじめ、「どんなときにやりがいや喜びを感じるか」「どんなときに辛いと感じるか」「これだけはどうしても譲れないこと」など、自分の経験や気持ちを書き出し、客観的に整理しましょう。自己分析を行うことで自己理解が深まり、適性に合う仕事や強みを活かせる仕事が見つけやすくなります。
自分の強みを気になる業界や職種でどう活かせるか考えよう
応募書類や面接で採用担当者の高評価を得るためには、志望した企業で自分の強みをどのように発揮でき、活かせるのかを簡潔に説明することが大切です。
大学・大学院で学んだ専門分野以外へ挑戦する場合も、専門分野を学ぶなかで身についた論理的思考力や合理的な考え方など、理系既卒の方がアピールできる点はあります。自己分析を丁寧に行い、強みや適性をきちんと述べられるように考えをまとめておくのが望ましいでしょう。
企業研究を行う
自己分析で強みや適性、価値観を整理できたら、企業研究を行い自分と合う企業を見つけましょう。企業研究とは、その企業の社風や強み、求める人材像を知る作業のこと。企業や業界の特徴や求める人物像を見極め自己PRすることが、就職成功への近道です。
企業研究を行うときは、企業のWebサイトや求人情報を確認してみましょう。また、業界について詳しく扱っている新聞や書籍を読むことで、企業単体の情報だけでなく、業界全体の動向やその企業の立ち位置なども探れます。
企業を選ぶときは待遇や福利厚生もチェックしよう
企業を選ぶときは、仕事内容だけでなく待遇や福利厚生も確認しておきましょう。ただし、「月収30万円以上」「完全週休2日」など条件を多く盛り込んでしまうと、選べる求人が少なくなってしまう恐れもあります。自己分析の結果をもとに、「給与額よりも休日が重要」「平日に休みたいからシフト制が良い」というように譲れない条件を定めておきましょう。
応募書類は丁寧に書く
履歴書や提出書類は採用担当者に好印象を残せるように、丁寧に書くことを心掛けましょう。採用側は応募書類をとおして、文書作成能力や書類上でのマナーといった基本的なスキルが備わっているかどうかを見ています。具体的には、以下の点をチェックしてみてください。
- ・読みやすい字で書けているか
- ・誤字脱字がないか
- ・履歴書自体に汚れはないか
- ・年号は西暦か和暦どちらかで統一されているか
- ・証明写真は3ヶ月以内に撮影したものを使用しているか
- ・履歴書は使いまわさず、企業ごとに用意しているか
履歴書は、就活の選考で採用担当者が初めて目にするものです。書面だからと気を緩めず、丁寧に書く姿勢を大切にしましょう。
【まとめ】既卒の就活で迷ったら就職エージェントを活用しよう
理系既卒者の中には就活について、「上手くいくだろうか」と不安を抱いている方もいるでしょう。就活に行き詰まったら、一人で悩まず就職・転職エージェントを利用してみるのがおすすめです。ここでは、就職・転職エージェントの概要や、利用時のメリットなどを紹介します。ぜひ検討してみてください。
就職エージェントとは
就職・転職エージェントとは、民間企業が運営している就職支援サービスです。経験豊富なキャリアアドバイザーが一人ひとりに合った求人を紹介し、就職活動をサポートしてくれます。
「未経験者向け」や「IT業界向け」など、就職・転職エージェントごとに特化したサービスを提供しているため、既卒者向けのエージェントを選ぶことで、自分に合ったサポートが受けられるでしょう。
また、エージェントは求人紹介以外にも、書類作成や面接練習などポイントをおさえた対策をしてくれるのがポイントです。プロからの助言を受けることで、就職活動の成功率を高められるでしょう。
既卒が就職エージェントを利用するメリット
既卒が就職・転職エージェントを利用するメリットには、以下のようなものがあります。
- ・就職活動を熟知したキャリアアドバイザーに相談できる
- ・非公開求人を紹介してもらえる可能性がある
- ・面接対策を受けられる
- ・求人先とのやりとりを代行してもらえる
非公開求人とは、一般的な就職・転職サイトには掲載されない好条件の求人です。非公開求人には大手企業や有名企業が含まれていることもあるため、一人で就職活動を行っていては見つけられない求人と出会える可能性があります。
また、就職・転職エージェントは一人ひとりの状況に合わせて丁寧なサポートを行うので、就職活動がはじめてで不安な方も安心です。
若年層向け就職・転職エージェントのハタラクティブでは、既卒を含む若年層に向けた就職支援を実施しています。専任のキャリアアドバイザーによる丁寧なカウンセリングによって、一人ひとりの適性に合った求人をご紹介。また、応募書類の添削や面接対策、企業とのやり取り代行といったサービスも受けられるので、効率的な就職活動が可能です。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
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