既卒の就職先におすすめの10職種を紹介!就活を成功させる方法も解説

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この記事のまとめ

  • 既卒者の就職先には、SEや営業職といった未経験から挑戦できる職種がおすすめ
  • 既卒者は、就職先から「社会人マナーが備わっていること」や「即戦力」を求められる
  • 既卒者は、既卒歓迎の求人を出している就職先を選ぼう
  • 就職サイトや転職サイトを使用する際は、ブラック企業に注意しよう

既卒者のなかには、就職先の選び方が分からず悩んでいる方もいるでしょう。このコラムでは、既卒者の就職先としておすすめの職種や就職先から求められること、就職活動を成功させる方法などを紹介します。「ブラック企業を選びそうで不安」「自分に合う就職先を見つけるのは難しそう」といった悩みを解消する方法も解説しているので、ぜひ就職活動に役立ててください。

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既卒の就職先におすすめの10職種!

既卒者には、公務員やシステムエンジニア、営業職、事務職、介護職といった、未経験からでも挑戦しやすい職種を募集している就職先がおすすめです。以下では、それぞれの職種について詳しく解説しているので、就職先を選ぶ際の参考にしてみてください。

1.公務員

公務員とは、非営利目的で人や社会を支える役割を担う仕事です。
大きく国家公務員と地方公務員の2つに分けられます。就職先は、国家公務員が国の行政機関、地方公務員が都道府県や市町村です。公務員試験は基本的に学歴不問なので、既卒者にも就職のチャンスは十分にあります。ただし、自治体によっては年齢や学歴の制限を設けている場合があるので、試験要項をよく確認しましょう。
公務員に興味がある既卒者は「既卒だと公務員就職は厳しい?試験の概要や職歴なしで合格するコツを解説!」のコラムも要チェックです。

2.システムエンジニア

システムエンジニアとは、顧客の希望をもとにシステムの仕様を考えたり、プログラマーを含む開発チームの管理をしたりする仕事です。近年、IT技術の急速な発展により、IT業界は人手不足の状態にあるので、既卒者でも介入しやすくなっています。システムエンジニアの仕事内容の詳細は「既卒者がSEになるには」に載せているので、気になる方は確認してみてください。

3.営業職

営業職とは、顧客のニーズに合わせて商品やサービスを提案し、販売する仕事です。扱う商材は就職先によって異なります。営業職は、学歴や職歴よりもコミュニケーション能力やポテンシャルが重視されやすく、社会人未経験の既卒者でも挑戦しやすいのが特徴です。営業職についてより詳しく知りたい方は、「既卒から営業職になるには」のコラムをご覧ください。

4.プログラマー

プログラマーとは、仕様書や設計書をもとにプログラミングを行う仕事です。開発したプログラムの動作確認やバグ修正も行います。システムエンジニアと同様、未経験の既卒者でも参入しやすい職種ですが、プログラミングスキルや言語をあらかじめ習得しておくと、より採用のチャンスが高まるでしょう。就職先の候補としてプログラマーを考えている方には、「既卒者がプログラマーになるには」のコラムもおすすめです。

5.事務職

事務職とは、ほかのスタッフのサポート役として、書類作成やメール・電話対応、来客応対といった庶務をこなす仕事です。事務職と一口に言っても、一般事務・営業事務・貿易事務とその種類は多岐にわたり、業務内容もそれぞれ異なります。基本的に座ったまま作業ができるので、なるべく体力を消耗せずに働きたい既卒者は、就職先の一つとして検討してみてください。
事務職の詳細は、「既卒が事務職に正社員就職するには?仕事内容やおすすめの資格も紹介」のコラムでも確認できます。

6.接客・販売職

接客・販売職とは、お客さまの要望に合わせて商品を紹介したり、販売したりする仕事を指します。接客・販売職は人手不足の傾向にあるので、経歴やスキルに自信がない既卒者の就職先としておすすめです。飲食店やアパレルショップでのアルバイト経験は、選考で評価される場合があるので、積極的にアピールしましょう。「接客業とは?どんな職種がある?必要なスキルや志望動機の書き方も解説」のコラムを読むと、接客・販売職への理解がより深まります。

7.介護職

介護職とは、介護を必要とするご高齢者の日常生活をサポートする仕事です。介護の種類は、有料老人ホームやデイサービスセンターといった施設内で介護を行う「施設介護」と、利用者さまの自宅に訪問して介護を行う「訪問介護」の2つに分けられます。
少子高齢化の進行によって介護業界の需要が高まるなか、人材不足が大きな課題となっているので、介護に興味がある既卒者は就職先の選択肢に入れてみてください。「高卒から介護職になれる?資格は?給料や年収面も詳しく解説」のコラムでは、介護職のメリット・デメリットや向いている人の特徴を紹介しているので、あわせて確認しておきましょう。

8.ドライバー

ドライバーとは、人や物を目的地まで送り届ける仕事です。配送ドライバーやバスドライバー、タクシードライバーといった種類があります。なかでも、配送ドライバーはネットショップの普及によって需要が拡大しているので、未経験の既卒者でも挑戦しやすいでしょう。運転が好きな方は、ぜひ就職先の候補に入れてみてください。ドライバーの目指し方や必要なスキルなどは、「正社員ドライバーになるためには?仕事内容や転職成功のポイントを解説!」で確認できます。

9.工場作業員

工場作業員とは、工場内でライン作業やピッキングに従事する人を指します。作業はマニュアル化されている場合が多いので、就業経験がない既卒者でも安心です。また、工場勤務は人と関わる機会が少ないため、1人で黙々と作業を進めたい方にもおすすめ。扱う製品や業務内容は工場によって異なるので、求人情報をよく確認して自分に合った就職先を見つけましょう。「工場勤務のメリットを紹介!仕事内容と向いている人の特徴も解説」では、より具体的な仕事内容や、工場で働くメリット・デメリットなどを解説しているので、参考にご覧ください。

10.施工管理

施工管理とは、工事が安全かつスムーズに進むように、現場全体を管理する仕事です。建設業界のニーズは安定しているため、経験を積みながら長期的に働きたい方に適しています。施工管理に必須の資格やスキルはないので、就職先に悩んでいる既卒者は選択肢に取り入れてみてください。
施工管理の具体的な仕事内容や年収、将来性などは「施工管理の仕事」のコラムでチェックできます。

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既卒者が就職先から求められること

既卒の場合、就職先の会社から「新卒よりも社会常識が定着していること」を求められます。社会人としての一般的なマナーが備わっていれば、その分教育コストが掛からないので、会社側は採用のメリットを感じるようです。また、既卒者に対して、即戦力として活躍することを期待する就職先も多くあります。
就職活動では、ビジネスマナーが備わっていることや、入社後どのように活躍するかをアピールすると、評価につながりやすいでしょう。既卒者のアピール方法が詳しく知りたい方は、「既卒者向けの自己PRの書き方や作成ポイントを解説!例文も紹介」のコラムをお役立てください。

 

空白期間の過ごし方も重視される!

既卒者は、就職先の会社から空白期間の過ごし方も重視されます。空白期間を何の目的もなくダラダラと過ごしていたか、目的を持って計画的に過ごしていたかどうかで、入社後に活躍できる人材かどうか判断されるようです。卒業後の過ごし方に自信がない方は、反省点を述べたうえで、今後どのように成長していきたいかを伝え、就業意欲をアピールしましょう。空白期間の回答方法は「空白期間を面接で聞かれたら?『何もしてない』はOK?答え方や例文を紹介」を参考にしてください。

既卒枠での就職活動を成功させる方法

就職活動を成功させたい既卒者は、「既卒歓迎の求人に注目する」「入社後にやりたいことを明確にする」といった方法を取りましょう。以下で、就職成功のコツを紹介するので、ぜひ試してみてください。

既卒歓迎の求人に注目する

既卒者は、既卒歓迎の求人を出している会社を就職先に選ぶのがおすすめ。既卒者を歓迎している会社は、卒業後のブランク期間に寛容な傾向があり、採用してもらえる可能性が高いからです。
就職・転職サイトでは、条件を指定して求人検索ができるので、「既卒歓迎」「既卒OK」などと入力して検索してみてください。ハローワークやエージェントといった就職支援機関を利用する場合は、担当者に既卒である旨を伝え、既卒向けの求人を探してもらいましょう。

入社後にやりたいことを明確にする

入社後に何をしたいのか明確にすることも、既卒者が就職活動を成功させる秘訣です。
やりたいことが決まっていないまま何となく就職先を選んでしまうと、ミスマッチや早期退職につながる可能性があります。「自分はこの就職先で○○をする」という明確な軸があれば、入社後に多少のギャップがあっても乗り越えられるでしょう。

やりたいことが分からない場合はできることを考える

やりたいことが思い浮かばない既卒者は、自分にできることを考えるのがおすすめです。日常生活のなかで周りから褒められることや、人よりも簡単にできることを探してみてください。「できること」を仕事にすると、周囲から頼りにされたり、上司に評価してもらえたりする可能性が高く、結果的にやりがいにつながる場合があります。
やりたいことが見つからない場合の原因と対処方法とは」のコラムには、上記以外の対処法も載せているので、あわせてご確認ください。

就職・転職サイトで求人を定期的にチェックする

既卒者が就職活動を成功させるには、就職・転職サイトで求人を定期的にチェックすることも大切です。就職・転職サイトに掲載される求人は日々変化するので、定期的に確認しないと、自分に合った就職先との出会いを逃してしまう可能性があります。就職のチャンスをより高めたい方は、複数の就職・転職サイトに登録し、情報を多角的に探すのがおすすめです。
ポイント:ブラック企業に注意!
就職・転職サイトを利用して就職先を探す既卒者は、ブラック企業を選ばないように十分注意してください。ブラック企業とは、「休みが少な過ぎる」「重労働にもかかわらず給与が極端に低い」「残業代が一切出ない」というような、労働環境が劣悪な会社を指します。ブラック企業に入社してしまうと、心身ともに疲弊してしまう可能性が高いので、会社の口コミサイトもよく確認したうえで就職先を選びましょう。ブラック企業の見極め方は「ブラック企業の特徴は?見極めて回避するのは可能?」でも確認できます。

就職先を探す既卒者にはエージェントの利用がおすすめ

「ブラック企業を選んでしまわないか不安…」「自分に合った就職先を見つけたい!」という既卒者は、就職・転職エージェントを利用するのがおすすめです。就職・転職エージェントでは、アドバイザーが求職者の経歴や希望を考慮したうえで、最適な求人を紹介してくれます。直接取材した企業の求人だけを紹介しているエージェントを選べば、ブラック企業に入社してしまう心配もありません。

エージェント選びに悩んでいる既卒者は、ぜひ就職・転職エージェントのハタラクティブにご相談ください!ハタラクティブは、若年層の既卒や第二新卒、フリーターに特化した就職・転職支援サービスです。取材で得た情報をもとにした求人紹介から、応募企業に合わせた書類添削・面接対策、内定獲得後のフォローまで全面的にバックアップします。プロのアドバイザーがマンツーマンでサポートするので、就職・転職が初めての方も安心です。すべてのサービスが無料なので、ぜひ利用を検討してみてください!

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