- フリーター就職支援「ハタラクティブ」TOP
- お役立ち記事TOP
- 履歴書に派遣社員としての職歴はどう書いたら良い?
履歴書に派遣社員としての職歴はどう書いたら良い?
更新日
この記事のまとめ
- 履歴書に派遣社員としての職歴を書く場合は、雇用形態が分かるように記載する
- 履歴書に派遣社員としての職歴を書くときは、まず情報を整理しよう
- 派遣先が複数ある場合は、勤務期間が長いものを抜粋しても良い
- 履歴書には「派遣元」「派遣先」「派遣社員として勤務したこと」を明記する必要がある
- 1つの派遣元から複数の派遣先で働いていた場合は、派遣された企業名をまとめて書く
- 派遣元が複数ある場合は、登録した会社ごとに記載しよう
- 先に職務経歴書を作成すると履歴書を書く際に参考にできる
「履歴書に派遣社員の職歴はどう書けば良い?」と悩む方は多いのではないでしょうか。履歴書に派遣社員としての職歴を書く場合は、雇用形態が分かるように記載します。また、派遣先や派遣元の両方を記載し、勤務期間や担当した業務なども書きましょう。このコラムでは、履歴書に派遣社員の職歴を書く際のポイントについて解説。派遣先や派遣元が複数ある場合など、状況に応じて詳しくまとめています。
自分に向いている仕事を
簡単に診断してみましょう
性格でわかる
私の適職診断
履歴書に派遣社員としての職歴はどう書く?
履歴書を書く際、派遣社員としての経験がある場合は、雇用形態が分かるように記載することが大切です。派遣社員は、登録した派遣会社から各企業に派遣されて勤務するため、「派遣先の企業」と「派遣元の企業」の両方を記載する必要があります。また、実際に勤務した期間や、担当した職種なども簡潔に書きましょう。
履歴書に派遣社員としての職歴を記載する際のポイント
履歴書に派遣社員としての職歴を記載する前に、以下の点に気をつけておきましょう。
情報を整理する
複数の派遣会社に登録していた場合や、登録した派遣会社は1つでも、さまざまな派遣先で働いた経験がある場合、1つ1つを履歴書に書くとなると、分かりづらくなることがあります。そのため、履歴書を作成する前に、「どの派遣会社に登録したか」「どの企業に派遣されたか」「いつからいつまで勤務したか」ということを書き出してみると良いでしょう。情報を整理すると、採用担当者が読みやすくなる上、面接の際も伝えやすくなります。
長期間勤務した派遣先を抜粋する
派遣先の数が多いと、履歴書のスペースが足りなくなったり、読みづらくなったりすることが考えられます。そのような場合には、勤務した期間が長いものを抜粋して書き、すべての派遣先については職務経歴書に書くと良いでしょう。また、職歴を書くスペースが多い履歴書を選ぶというのも1つの手です。履歴書に職歴を書ききれない場合については、「履歴書に職歴を書ききれないときの8つの対処法!書き方の見本付き」のコラムでも対処法を紹介しているので、参考にしてみてください。
履歴書の派遣期間の書き方
派遣社員としての職歴を履歴書に書く際は、以下のようなことに気をつけましょう。
派遣社員としての勤務であったことを明確にする
派遣社員として勤務していたことを明確にするために、履歴書には「派遣元」「派遣先」「派遣社員として働いていたこと」を書く必要があります。
- 2017年4月 〇〇派遣会社に派遣社員として登録
- 2017年4月 〇〇株式会社に派遣社員として就業 営業事務を担当
- 2020年3月 派遣期間満了により退職
上記のように、派遣会社へは「入社」ではなく「登録」と書き、派遣先の企業へは「就業」などと「派遣されていたこと」が分かるように記載します。なお、派遣先の契約期間が終了した場合は「期間満了」と書き、自己都合で退職した場合は、「自己都合により退職」と書きましょう。
複数の派遣先で働いていた場合や勤務期間が短い場合の書き方
1つの派遣会社から複数の派遣先で働いていた場合や、派遣先での勤務期間が短い場合については、以下のように記載しましょう。
- 2017年4月 △△派遣会社に登録 以下の3社に派遣社員として勤務
- 2017年4月 □□株式会社に一般事務として勤務(2020年3月末まで)
- 2020年4月 株式会社○○に営業事務として勤務(2020年10月末まで)
- 2020年11月 株式会社▲▲に一般事務として勤務(2022年3月末まで)
上記のように、派遣元の会社名と登録年月日を書き、派遣先の企業をまとめて書くと読みやすくなるでしょう。なお、派遣会社が複数ある場合は、派遣元の企業名と登録年月と登録終了年月だけ書き、詳細を職務経歴書に書く方法もあります。その場合は、履歴書に詳細を職務経歴書に記載している旨を書いておきましょう。
複数の派遣会社に登録して勤務していた場合
複数の派遣会社に登録していた場合や、それぞれの派遣元から複数の会社に派遣されて働いた経験がある場合は、派遣元ごとにまとめて書くと分かりやすくなります。
- 2017年4月 △△派遣会社に登録 以下の3社に派遣社員として勤務
- 2017年4月 □□株式会社に一般事務として就業(2020年3月末まで)
- 2020年4月 株式会社○○に営業事務として就業(2020年10月末まで)
- 2020年11月 株式会社▲▲に一般事務として就業(2022年3月末まで)
- 2022年4月 派遣期間満了につき退職
- 2022年4月 ××派遣会社に派遣社員として登録 以下の2社に派遣社員として勤務
- 2023年4月 株式会社□□に一般事務として就業(2023年10月末まで)
- 2023年11月 ○○株式会社に営業事務として就業(2023年2月末まで)
上記のように、複数の派遣元に登録して勤務した経験がある場合は、「1つの派遣会社から複数の派遣先で勤務していた場合の記載方法を、登録した派遣元の分だけ繰り返して書く」と考えると、分かりやすくなるでしょう。ただし、派遣元や派遣先が複数ある場合は、スペースを取ってしまいがちです。その際は、派遣元の企業名と登録年月と登録終了年月だけ書き、詳細を職務経歴書に書きましょう。
派遣先の企業名を書いてはいけない場合もある
前述したように、履歴書に派遣社員の職歴を書く際は、派遣元と派遣先の両方を記載するのが基本です。しかし、派遣先によっては、「企業名を明らかにしない」という契約を締結する場合があります。もし、そのような契約を締結している場合は、派遣先企業名を明記するのは控え、業種や事業内容などを具体的に書くようにしましょう。派遣社員の職務経歴書の書き方については、「派遣社員の職務経歴書の書き方とは」のコラムで詳しく紹介しているので、参考にしてみてください。
履歴書作成前に職務経歴書を作成する
派遣社員として働いていたときの情報を整理して書く際は、先に職務経歴書を作成するのもおすすめです。職務経歴書には、これまでの経歴をすべて記載するため、履歴書作成時にベースとして参考にしやすく、内容の齟齬も防げるでしょう。また、職務経歴書には、履歴書に書ききれない派遣先の記載や、これまでに経験した業務内容や実績を書くこともできるため、自己アピールにつなげられる可能性があります。職務経歴書を作成する際のポイントは、以下のとおりです。
- ・担当した業務の詳細や実績、習得したスキルを「時系列」「業務ごと」などに分けて書く
- ・スペースを上手に活用して読みやすさを重視しながら書く
- ・詰め込み過ぎないように、応募職種に関連する経歴や成果をより詳しく書く
上記を踏まえて、自分を最大限アピールできる履歴書・職務経歴書を作成しましょう。職務経歴書の作成方法については、「転職するなら職務経歴書の記載方法をマスターしよう!」のコラムでも紹介しているので、参考にしてみてください。
「履歴書を作成したけど、派遣社員の職歴の書き方が合っているか分からない」「就職・転職活動の進め方に不安がある」「自分に合った職場で働きたい」などとお悩みの方は、ハタラクティブの利用を検討してみませんか。
ハタラクティブでは、専任のアドバイザーがつき、応募書類の作成や面接対策などマンツーマンで対応しています。また、カウンセリングを実施し、求職者一人ひとりの希望や適性に合わせた求人の紹介も可能。サービスはすべて無料で利用できるので、まずはお気軽にご相談ください。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
- 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方
ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
経歴不問・未経験歓迎の求人を豊富に取り揃え、企業ごとに面接対策を実施しているため、選考過程も安心です。
※2023年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。