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志望動機で企業の教育制度に触れるのはOK?例文付きで解説!

志望動機

2025.02.07

この記事のまとめ

  • 志望動機で企業の教育制度に触れる際は、主体性をアピールしよう
  • 志望動機に教育制度を盛り込むときのコツは、「どう成長するのか」を伝えること
  • 求職活動時の志望動機では、採用担当者が見ているポイントを押さえることが大切
  • 志望動機の内容は、教育制度より企業理念や事業内容に触れたほうが無難
  • 志望動機を書く際は、自己分析と企業研究を徹底しよう

就職・転職活動時の志望動機として、企業の教育制度や研修制度に魅了されたことを挙げようと考える方はいるでしょう。志望動機で応募先の教育制度に触れることは問題ないものの、採用担当者の視点に立って書くことが重要です。
このコラムでは、志望動機を書くときに押さえたいポイントや、企業の教育制度について触れる際の注意点、例文などをご紹介します。採用担当者に評価してもらえるような志望動機の書き方を知り、就職成功に近づきましょう。

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目次

  • 志望動機で企業の教育制度に触れても問題ない?
  • 志望動機で教育制度を伝えるときのコツは?
  • 志望動機で採用担当者が見ている要素
  • 履歴書の志望動機で教育制度を書く場合の良い例・悪い例
  • 例文つき!教育制度以外に履歴書の志望動機で使える内容
  • 教育制度以外に志望動機が思いつかないときの対処法
  • 志望動機に関するQ&A

志望動機で企業の教育制度に触れても問題ない?

志望動機で企業の教育制度に触れても問題ない?の画像

志望動機で企業の教育制度に触れても問題ないものの、「主体性が感じられる内容にする」「ほかの要素と組み合わせて補足的に使う」の2点がポイントとなるでしょう。以下、それぞれ解説します。

主体性が感じられる内容なら触れてもOK

企業の教育制度や研修制度を志望動機に使えるかどうかは、「内容に主体性を感じさせられるか」によるでしょう。企業側は、自ら進んで学び、成長する意欲を持つ応募者を求めています。

就職・転職活動では、教育制度や研修制度をもとにして自分がどう成長し、企業に貢献するのかを伝えることが必要です。全体として「自分はこの会社で○○をしたい」という主張になっているのであれば、履歴書の志望動機に使っても問題ないといえるでしょう。

志望動機としては補足的に使用するほうが無難

志望動機で企業の教育制度について書く場合には、話のメインに置くのではなく、補足的に使用したほうが無難といえます。なぜなら、教育制度はあくまで企業が人材育成のために行うものだからです。

履歴書の志望動機で教育制度に触れるのであれば、業務内容などを主な動機にし、教育制度は補足的に使用することをおすすめします。「志望動機の作り方を解説!好印象な回答をするポイントとは」のコラムで効果的な志望動機の作り方について解説しているので、こちらもあわせてご参照ください。

教育制度だけを主張するのはNG

前述のとおり、志望動機で会社の教育制度に触れること自体は問題ありませんが、制度だけを志望動機に書くことはおすすめできません。充実した教育制度が本当の志望動機だとしても、会社は教育機関ではないため、アピール材料としては不十分といえます。教育制度について言及する際は、主体性の伝わる内容にしたり、メインの志望動機を用意したうえで補足として触れたりしましょう。

志望動機で教育制度を伝えるときのコツは?

ここでは、就活・転職活動時の志望動機で教育制度について書くときのコツをご紹介します。

教育制度をもとにどう成長するのかを伝える

履歴書の志望動機で教育制度に触れる場合、「その教育制度をもとにどう成長をするのか」を書くのがポイントです。「教育制度を受けたい」という受け身の姿勢ではなく、「教育制度を利用して自分はこんなことを成し遂げられる」という前向きなビジョンを示しましょう。

入社後に活躍する具体的なイメージを示せれば、「自分が会社に入ってどう成長したいのか」という主体的な要素が採用担当者に伝わりやすくなります。志望動機をより具体的にするために、教育制度を利用したあとに目指す成果や姿を考えておくのがおすすめです。

志望先企業への貢献をアピールする

「志望先企業の教育制度がどれだけ自分に役に立ち、その結果、自分がどのように企業へ貢献できるか」という流れで伝えると、説得力のある志望動機になります。志望先企業への貢献については、次のような順で説明すると良いでしょう。

  • ・1.教育制度のどのようなところが自分の学びにつながるのか
  • ・2.学ぶと企業でどのような仕事ができるのか
  • ・3.結果としてどう企業の利益につながるのか

志望動機で「貢献したい」と伝える場合のポイントは、「『貴社に貢献』で人事の心を掴む!伝わる志望動機のつくり方」で解説しているので参考にしてください。

志望動機で採用担当者が見ている要素

志望動機で採用担当者が見ている要素の画像

就職活動や転職活動で志望動機を作成する際は、採用担当者の視点に立って考えることが重要です。企業の質問意図や採用ニーズからズレていると「自社について研究・理解できていない人材」と判断され、不採用になる恐れがあります。

ここでは、企業が志望動機で何を見ているのかを押さえておきましょう。

志望動機で採用担当者が見ている要素

  • どこに興味関心を抱いたのか
  • なぜ自社に応募したのか
  • 自社でなにをしたいのか

どこに興味関心を抱いたのか

企業が志望動機を通して知りたいのは、応募者が「自社のどこに興味関心を抱いたのか」という点です。これは、企業研究と自己分析をどれくらい行ったか、志望する会社への熱意を知る判断材料にもなり得ます。

応募先企業に入社したい気持ちを伝えるために、志望動機では企業のどのような点に興味関心があるのかを具体的に述べましょう。どこにでも使えるような志望動機だと、「自社への入社意欲が低い人材」と見なされるリスクがあるので注意が必要です。

なぜ自社に応募したのか

志望動機では、「応募をすることにした決め手」についても判断されます。採用担当者は「なぜ自社に応募したのか」を把握することで、会社への適性を判断するからです。

「入社したいと感じた理由」は人それぞれあるでしょう。自分なりの志望理由を書き、自身の入社意欲や貢献意欲を企業にアピールすることが大切です。

企業は自社で長く活躍してくれる人材を求めているため「貴社だからこそ応募した」という熱意が採用担当者に伝わるような志望動機を目指しましょう。

企業が面接中に志望動機を聞く理由については、「志望動機はなぜ聞くの?会社側の意図と書き方を知ろう」もあわせてご覧ください。

自社でなにをしたいのか

採用担当者は志望動機を通じて、応募者が自社で何をしたいのか、どのような目標や意欲を持っているのかを見ています。目標や意欲を見ることで、入社後に応募者が活躍できるかを判断し、採用の判断材料にしているのです。将来のビジョンを具体的に示すことで、企業に入社してほしいと思ってもらえるでしょう。

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履歴書の志望動機で教育制度を書く場合の良い例・悪い例

就職活動や転職活動で「教育制度」に触れながら志望動機を書く場合の例文をご紹介します。例文を参考にして内定獲得を目指しましょう。

良い例文

「私が貴社を志望したのは、『従業員の笑顔で街を元気にしたい』という理念に共感したからです。私は、お客さまが気持ち良く商品を購入でき、いつでも困ったときに聞きやすいような販売職を目指しています。貴社では、従業員研修としてマナー講師による『感じの良い話し方』や『お客さまに親しみを持ってもらう接客方法』といった研修をされていると伺いました。私は、お客さまを第一に考えることに努め、貴社の教育制度を通してより完成度の高い接客を身に付けたいと考えています。そして、ゆくゆくは地元を元気にする一助となりたいと考え、志望しました。」

例文のOKポイント

上記の例文のポイントは、あくまでも魅力を感じたのは会社の理念であり、「それを実現するために教育制度があったほうがよりプラスになる」と説明していることです。「自分で試行錯誤し、常に業務について考えている」という要素を入れることで、自主的に動こうとする姿勢もアピールできます。

就職・転職活動で履歴書の志望動機を書く際は、主体性を持ちつつも、「教育制度を利用すればより良い結果が生まれる」という流れにするのが望ましいでしょう。

悪い例文

「貴社では教育制度が非常に整っており、頻繁に社内研修を行ったり、新入社員一人ひとりに先輩社員をつけてサポートをしたりと、業務に慣れるまで丁寧に教えていただけるところに魅力を感じました。貴社の教育制度を通じて、安心して業務にあたれると思い志望しました。」

例文のNGポイント

上記の例文は志望動機は「研修制度に魅力を感じたから」や「研修制度が整っているから」など教育制度にしか触れておらず、受け身であるのが特徴です。これでは、教育制度を通じて会社にどう貢献してくれるのかが見えないため、志望動機で重要な要素を満たしていないといえます。

教育制度が充実していなくても、主体性のある人は自ら成長していく可能性があるでしょう。教育制度にしか触れていないのは、「自分は教えてもらわなければ成長できない」と捉えられ、採用担当者にマイナスイメージを与える恐れがあるので注意が必要です。

志望動機の作成方法や例文については、「転職の志望動機が思いつかないときの対処法とは?好印象な内容や例文を紹介」でも詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

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例文つき!教育制度以外に履歴書の志望動機で使える内容

就職・転職活動時に、教育制度や社内研修以外で履歴書の志望動機に使える内容や例文を以下でご紹介します。例文を参考に、自分の良さが伝わる志望動機を作成しましょう。

教育制度以外に履歴書の志望動機で使える内容

  • 社風に惹かれた
  • 企業理念に惹かれた
  • 志望先企業の将来性に惹かれた
  • 仕事内容にやりがいを感じた

社風に惹かれた

「企業の社風に惹かれた」という内容も、履歴書の志望動機としては有効といえます。社風が合わなければ、長期的に働くことは難しいといえるでしょう。企業の社風を志望動機にすることは、自分が志望先企業にとって適切な人材であることをアピールできます。

例文

「貴社のインターンシップに参加した際に、社員の方々が明るく自由に楽しんで仕事をしている様子を拝見し、そこに惹かれました。社員の方々の様子から『リラックスして、楽しむことから良い仕事が生まれる』という社風を感じています。また、貴社の理念である『もっと楽しい世の中にしたい』にも通じるものととらえており、強い共感を覚えました。

多くの人に喜んで遊んでもらえるゲームを作るのが私の夢です。貴社であれば、明るく自由な雰囲気のなか、皆で斬新なアイディアを出し合いながら面白いゲームを作り、世の中を楽しくする一助になれるのではないかと感じ、志望しました。」

社風に自分が合っている理由として、「明るく自由な雰囲気で仕事をすることに意義を感じているから」と説明しているところがポイントです。インターン先の会社で実際に感じた社風と、仕事をするうえで大事にすべきと感じるところが合致しているので、説得力のある志望動機となっています。

企業理念に惹かれた

企業理念は事業の根幹となるものなので、履歴書の志望動機に使いやすいといえます。「どのような事業が企業理念を表していると感じたか」と「自分が志望する会社でどんな業務をすると理念を実現できるのか」という点を書くと、採用担当者に伝わりやすいでしょう。

また、「自分の仕事に対する価値観と企業理念がどう重なるのか」にもあわせて触れると、より説得力が増します。

例文

「私が貴社を志望したのは、『ものづくりで人々の暮らしをより豊かにしたい』という経営理念に共感したからです。

我が家では貴社の製品であるハサミを愛用しています。私の高齢の祖父は思うように手に力が入らないのですが、袋を開けるとき、人に頼むことなくハサミを使って自分で開けられました。祖父が自分でハサミを使えたのは、貴社のハサミのグリップ部分や刃先の形などに配慮がなされていたからです。私はその配慮に気付いたときに感動し、これからの社会には必要な考え方だと思いました。

私は、高齢化社会が進む現在、いつまでも身の回りのことが自分でできることが豊かな毎日につながると考えています。私は貴社製品の魅力を伝える営業として、人々の暮らしを豊かにする一助になりたいと考え、志望しました。」

志望する会社の製品を使用した経験を通じて、企業理念に共感したことについて書かれているのがポイントです。企業理念を実際に自分が好ましく感じている内容に落としこめています。また、自分の価値観と会社の事業の合致する点を述べているので、より説得力のある志望動機になっているでしょう。

志望先企業の将来性に惹かれた

就活や転職活動における履歴書の志望動機で、企業の将来性について触れることも可能です。将来性を記載する際は、業界の動向や企業の事業展開、競合他社との違いについて把握しておきましょう。「志望先企業は業界でどのような位置にいるのか」「今後誰をターゲットにどんなサービスを展開していくのか」を押さえながら、「この会社なら自分のやりたいことが実現できる」と主張する流れにすると効果的です。

例文

「私が貴社を志望したのは『災害に強い家を提供して人々の暮らしの安全を守りつつ、住まいで人々の豊かな生活を実現したい』と考えたからです。

貴社は、住宅メーカーの国内シェア第1位であることから幅広い層に住宅を提供できる機会があるうえ、各地の地震データをもとに最先端の耐震技術を開発しています。それだけでなく、海外住宅の良い点も取り入れており、『おしゃれで安心な住まいでありながら、二世代、三世代にわたって住み続けられる家』を目指して常に挑戦を続け、業界をけん引していく姿勢に共感を覚えております。

私は、時代とともに住みやすい家は変わっていくため、常に時代のニーズを読み取り、新しいことにチャレンジしていく姿勢が必要と考えています。何事にもチャレンジし業界をけん引する貴社であれば、住まいを通じ、その時々の人に最も安全で豊かな暮らしを提供できると考え、志望しました。」

志望先企業が国内シェア1位で業界を引っ張る存在であることや独自の耐震技術を開発し、常に挑戦を続けていく姿勢などに触れ、「安全で快適な住まいを最も多くの人に届けられる可能性が高い」とつなげているのが特徴です。

また、「業界最大手で大きな影響力を持つうえ、時代のニーズにその都度答えようとするチャレンジ精神あふれる企業だからこそ、自分の望みが実現できる」と、企業の将来性と自分の望みが重なることを説明することで、説得力をもたせています。

仕事内容にやりがいを感じた

仕事内容にやりがいを感じたことを志望動機に書くことも可能です。ただし、やりがいを履歴書の志望動機にする場合、漠然とした内容にならないよう注意する必要があります。過去の経験を引用しながら「自分のやりがいとは何か」について説明すると、説得力をもたせることができるでしょう。

また、「なぜその企業でやりがいが感じられるのか」を解説し、同じような仕事が他社でもあるなかで、志望先企業のどのような特徴に惹かれ、やりがいがあると感じたのかを分かりやすく述べましょう。自分が業務を通じて企業にどう貢献できるのか履歴書の志望動機で説明できれば、採用担当者にやりがいを伝えられます。

例文

「私は、学生時代にしていた旅館のアルバイトを通じて、お客さまに最高のサービスを提供し、喜んでいただくことにやりがいを感じるようになりました。

私がアルバイトをしていたのは海外の方の利用が多い旅館で、日本が初めてで困っている場面に度々遭遇しました。その際に聞かれることは同じような内容が多かったため、Q&Aの小さい冊子を英語で作成し、各部屋に一部ずつ置いたところ、多くの方に非常に喜んでいただきました。

また、英語圏でない留学生の友人にも協力してもらい、中国語や韓国語版も作成したところ、お客さまに大変喜ばれ、持ち帰っていただけることも多くなりました。お客さまがお帰りの際、『これまでで一番素晴らしい旅館だった』とおっしゃってくださったことをとても嬉しく思ったのを覚えております。
貴館の『世界一のおもてなし』を目指し、お客さまを第一に考え、自ら工夫して動けるスタッフを求めているというところに共感しました。そして、『お客さまの役に立つために最善を尽くす』という自分の業務に対する姿勢を通じて貴館に貢献したいという思いから、志望しています。」

履歴書の志望動機で仕事のやりがいについて触れるときには、「どうしてほかの企業でなく応募先企業なのか」に重点をおいて説明しましょう。例文のように、自分の仕事への姿勢と、応募先企業が求める人材像とマッチしている内容にすると、より高い評価へつなげることが可能です。

 

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教育制度以外に志望動機が思いつかないときの対処法

教育制度以外に志望動機が思いつかないときの対処法の画像

就職・転職活動で教育制度以外に志望動機が思いつかないのは、自己分析や企業研究が足りていないことが原因である場合もあります。

以下でまとめた内容を参考に、自己分析や企業研究をやり直してみてください。

教育制度以外に志望動機が思いつかないときの対処法

  • 自己分析をやり直す
  • 企業研究をやり直す
  • 第三者に見てもらう

自己分析をやり直す

志望動機を書くうえでは、自己分析が不可欠です。自己分析のポイントは、過去の体験を丁寧に振り返ること。自分がどのようなことにやりがいを感じ、何を大切にしているのかを把握するためです。自分が楽しいと感じること、がんばったこと、困難だと感じたことを書き出してみましょう。

また、失敗体験を振り返るのも自己分析で重要なポイントです。失敗したときにどう乗り越えたかというのは、仕事への姿勢でよく聞かれるところなので、この時点で明らかにしておくことをおすすめします。

「自己分析のやり方が分からない」とお悩みの方は、「自己分析とは?実施のメリットと就活・転職活動での必要性を解説」のコラムもご一読ください。

企業研究をやり直す

教育制度以外に志望動機が思いつかない時は、企業研究をやり直すことも効果的です。

以下では、企業研究のやり方をまとめました。

1.企業の特色をつかむ

企業の特色をつかむには、Webサイトで「企業情報」「事業の内容」「企業の制度」「採用情報」などをチェックしましょう。これらは履歴書の志望動機を書くうえで基本的な情報なので、すべて目を通しておくようにしてください。

また、OBOG訪問やSNSを通じて、企業の社員や元社員と交流し、直接情報を得ることも可能です。多角的な情報収集に努めれば、会社内部の雰囲気や文化を知ることができるでしょう。

企業研究のやり方については、「企業研究のやり方とは?情報収集の方法や得られるメリットなどを解説!」のコラムでも触れているので、参考にしてみてください。

2.他社との違いはなにかを考える

志望先企業は業界でどのような位置にあるのか、同業他社とどこが違うのかという点を押さえます。たとえば、同じ製品を扱う企業でも取引先が違ったり、事業規模が違ったりすると、自ずと経営のやり方も変わるでしょう。これらの要素を総合的に判断して、志望先企業がどのような特徴を持つのかを掴むことが大切です。

自分が応募する企業が他社とどのように違うのかを明確にすることで、なぜその企業を選んだのかを具体的に伝えられます。

3.自分の仕事に対する価値観とすり合わせる

「自分が仕事に求めるもの」が、その企業で実現できるかどうかを検討します。自分が大切にしている価値観と応募先企業の気になるところを洗い出すと効果的です。

たとえば、多くの仕事にチャレンジしてみたいのか、それとも一つのことをコツコツ続けていきたいのかなど、自分の傾向と照らし合わせながら、合致するところを探してみてください。

第三者に見てもらう

自己分析や企業研究がうまくできない場合、第三者のアドバイスを受けるのも手です。客観的な視点から見てもらうと、自分でも気づかなかったポイントを指摘されることもあり、思いもよらない適性を見つけられる可能性があるでしょう。

家族、友人、先輩、教師、キャリアアドバイザーなど、信頼できる人に志望動機を読んでもらい、意見を聞くことで、より良い志望動機を作成することが可能です。

面接対策に不安を感じる求職者は多い

ハタラクティブの「若者しごと白書2024 3-10.就職活動・転職活動における選考中の不安度(p.42)」によると、フリーター・正社員どちらも「事前の面接対策」「面接でのアピール方法」に不安を抱いている方が60%以上という結果に。面接対策に苦手意識や不安を感じている方は多くいることが分かるでしょう。

面接は実際に経験を積まないとイメージをつかみにくいこともあるため、第三者の手を借りながら面接対策や練習を重ねるのがおすすめです。場数を踏むことで面接の流れや押さえるべきマナーなどが自然と身につき、自信をもって本番に臨めるようになるでしょう。

参照元
ハタラクティブ
若者しごと白書2024

ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス

「志望動機がうまくまとまらない…」「志望動機をしっかり伝えられるか不安」とお悩みの方は、ハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブは第二新卒や既卒、フリーターといった若年層向けの就職・転職エージェントです。ご自身に合った仕事が分からないという方に向け、専任のキャリアアドバイザーがお悩みを丁寧にヒアリングし、あなたにマッチした仕事を厳選してご紹介します。

また、企業研究がうまくできずにお悩みの方も、業界知識の豊富なアドバイザーが丁寧に解説しますので安心です。性格から分かる適職診断も含め、サービスのご利用やご登録はすべて無料。お気軽にお問い合わせください。

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志望動機に関するQ&A

ここでは、志望動機を書く際のよくある疑問に、Q&A方式でお答えしています。注意するポイントについても解説しているので、ぜひチェックしてみてください。

志望動機を書くときに押さえたいことは何ですか?

志望動機を書く際は、「一貫性のある志望動機にする」「具体的に伝える」「自己分析を徹底する」「就活の軸に関連させる」などを押さえるのがおすすめです。なぜその企業を選んで応募しているのかを明確に示し、自分と企業のマッチングをアピールすることによって、志望動機が説得力のあるものになるでしょう。

志望動機を書く際に注意するポイントは?

履歴書に志望動機を書く際に注意するポイントは、「記入欄はできる限り埋める」「話し言葉は使わない」「誤字脱字などミスを避ける」「簡潔に記述する」などが挙げられます。
履歴書で志望度が低いと判断されないように「就活の履歴書の選び方は?書き方の基本や気をつけたいことを解説」のコラムを参考に、履歴書を書く時の注意点をチェックしてみてください。

新卒で研修制度を志望動機にする場合のポイントは?

新卒の方で研修制度を志望動機に盛り込みたいという場合は、制度だけを志望動機にしないことを意識してみてください。研修を通してどう成長したいのか、会社にどのように貢献するのかまでを伝えましょう。
例文はこのコラムの「履歴書の志望動機で教育制度を書く場合の良い例・悪い例」を参考にしてください。

志望理由はあるけど、自己分析とうまく結びつきません…

自己分析と志望理由が結びつかない場合、自己分析が不十分な可能性があるでしょう。応募を検討している企業に惹かれるのは、自分の価値観と該当企業の何かが合致しているからだと考えられます。自己分析と志望理由を結びつけるときは、自分が好きなことや大切にしたいことを改めて書き出してみるのがおすすめです。
若年層向け就職・転職エージェントのハタラクティブでは、あなたが仕事に何を望んでいるのか、どういう会社に惹かれたのかを明らかにするお手伝いをしています。求職活動にお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。

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ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
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後藤祐介
監修者:後藤祐介キャリアコンサルタント

一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!

京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。

資格
  • 国家資格キャリアコンサルタント
  • 国家資格中小企業診断士
メディア掲載実績
  • 働きたいだれもが就職できる社会を目指す「ハタラクティブ」
  • 「働く」をmustではなくwantに。建設業界の担い手を育て、未来を共創するパートナー対談
  • 定時制高校で就活講演 高卒者の職場定着率向上へ
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