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「自分らしさ」とは?見つけ方と回答のポイントを解説!
更新日

この記事のまとめ
- 「自分らしさ」と向き合うことで、自分の適性ややりたいことが明確になる
- 「自分らしさ」に関する質問を通して、企業は応募者の人柄や自社とのマッチ度を確かめている
- 「自分らしさ」がわからないときは、自己分析や周囲の人に相談する
- 企業が求める人物像に合わせ、「自分らしい」スキルや経験をアピールするのがおすすめ
「自分らしさとは?」とお悩みの方もいるでしょう。「自分らしさ」とは、自分の価値観や性格を把握し、自分軸で行動している状態のこと。自己分析を行うと、「自分らしさ」を見つけられます。また、企業は「自分らしさ」に関する質問を通して、応募者の人柄が自社に合っているかを見極めているようです。このコラムでは、「自分らしさ」を見つける方法をまとめました。また、「自分らしさ」を質問する意図や回答時のポイントも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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「自分らしさ」とは何か?
「自分らしさ」とは、「自分の価値観や性格を受け入れ、尊重している状態」のことです。「その人の長所や強み」のことでもあり、類義語として「個性」「持ち味」「長所」などが挙げられます。他人の価値観や期待に関係なく、自分軸で意思決定し行動することが、自分らしく生きている状態といえるでしょう。
「自分らしさ」と向き合うメリット
「自分らしさ」と向き合うメリットとして、以下が挙げられます。
- ・自分の強みや弱点を把握できる
- ・自分のやりたいことが明確になる
- ・強みや希望に適した企業を探せる
- ・素の自分をアピールし他者との差別化が図れる
- ・仕事で成果が上げやすくなる
「自分らしさ」と向き合ってみると、自分の強みや弱点、やりたいことなどを把握できます。それらをもとに、「10年後・20年後はどうなっていたいか」をイメージしてから「今やりたいこと」を考えると応募企業を絞りやすくなり、就職・転職活動の方向性が定まるでしょう。
また、「自分らしさ」を知ることで、書類選考や面接で業務に活かせる自分の強みを自信を持ってアピールでき、ほかの応募者との差別化を図れます。採用担当者に「素の自分」を知ってもらったうえで採用となった会社であれば、仕事で困難な状況に陥ったときもポジティブに向き合える可能性も。前向きな気持ちで努力を続けられれば、結果的に仕事で成果を上げやすくなるでしょう。
企業が「自分らしさ」を質問する意図
就活や転職で自分らしさについて企業が質問するのには、以下のような意図があるようです。
- ・応募者の人柄を知るため
- ・自社に合っているか確認するため
企業は「自分らしさ」に関する質問を通して、応募者の人柄を把握しているようです。たとえば、困難な状況であっても諦めずに努力して解決した経験がある場合は、適応力や問題解決力がある人物といった印象を与えられるでしょう。
また、自社の社風や求める人物像と合っているかも見極めているようです。たとえば、コミュニケーションを重視する企業であれば、応募者が他社とどのような関わりを持ってきたのかを知りたいでしょう。面接において、質問の意図を理解することは重要であるといえます。質問の意図を正しく理解し、効果的なアピールを目指しましょう。
「自分らしさ」を見つける方法
自分らしさを聞かれたときに、自分のことであるはずなのに答えられないという人も少なくないでしょう。ここでは、自分らしさを見つける方法を紹介します。
自己分析を行う
自分らしさを見つける方法の一つに、自己分析があります。自己分析とは、自分の性格や特性、価値観などを分析・把握することです。自己分析を行うには、さまざまな方法があります。以下、いくつか例を見てみましょう。
- ・自分の長所や短所、強み、弱点などを書き出す
- ・過去の経験を振り返る
- ・なりたい人物像を考える
改めて自分を見つめ直すことで、これまで気付かなかった長所や短所を知ることができるでしょう。自分の強みを知って企業にアピールしたい人は、「自分の強みの見つけ方!面接時の例文やアピールできる書き方を紹介」のコラムで詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。
自己分析サイトで診断する
自己分析を自分で行うことが難しい場合は、自己分析サイトを利用して自分らしさを診断してみましょう。自己分析サイトを利用すれば、いくつかの質問に答えるだけで自分の性格や特徴などを無料で診断することができます。
家族や友人に相談する
「自分で行った自己分析が合っているか不安…」という方は、家族や友人などに自分の印象について聞いてみるのもおすすめです。自分では気付けなかった強みが見つかったり、自分では短所だと思っていたことを長所だと感じられたりするでしょう。
面接で「自分らしさ」を回答する際のポイント
面接で「自分らしさ」について回答する際は、応募企業にマッチしたスキルや強みを簡潔に伝えることが大切です。以下で、それぞれ解説しています。
面接で「自分らしさ」を回答する際のポイント
- スキルや経験をアピールする
- 応募企業と合っているか確認する
- 具体的で簡潔な文章にする
スキルや経験をアピールする
面接で「自分らしさ」を回答する際は、過去の出来事をただ述べるだけでなく、自分のスキルや強みをアピールすることが大切です。問題解決能力やコミュニケーション能力、リーダーシップなどのスキルをこれまでの経験の中でどのように発揮してきたかを具体的に示しましょう。
一貫性のある内容にする
面接では全体の一貫性も重視されるため、「自分らしさ」の回答は志望動機や自己PRなど、ほかの回答と矛盾しないよう意識しましょう。たとえば、自己PRで「協調性がある」と述べているにもかかわらず、自分らしさは「一人で黙々と作業するのが好き」と述べてしまうと、面接官に「嘘をついている」「その場限りの回答をしている」などマイナスな印象を与えかねません。
面接全体を通して一貫性のある回答を心掛けましょう。応募企業と合っているか確認する
アピールしたい「自分らしさ」が、企業が求める人物像に合っているか確認しておくことも、「自分らしさ」を回答する際に大切なポイントです。企業は「自分らしさ」に関する質問を通して、応募者の人柄が自社の求める人物像に合っているかを確認しています。企業がどのような人物を求めているかを理解したうえでポイントに沿った回答を伝えると、面接官に「この人はうちの会社に合う」と感じてもらいやすくなるでしょう。
応募企業の求める人物像を知るためには企業研究を重ね、企業と自分自身とのマッチングを図るのがおすすめです。「企業研究のやり方とは?情報収集の方法や得られるメリットなどを解説!」のコラムでは、企業研究の方法やメリットを解説。企業研究に関してお悩みの方は、参考にしてみてください。
嘘や誇張表現は避けよう
企業が求める人材であることをアピールをしたいからといって、嘘をついたり誇張表現をしたりするのは避けましょう。自身を偽って面接に受かっても、入社後に「スキルが足りない」「社風が合わない」と感じてしまう可能性もあります。理想像を演じるのではなく、自分自身の本来の良さをアピールすることが大切です。
「面接で嘘をついたら調べられる?バレたらどうなる?考えられるリスクとは」のコラムでは、面接で嘘をついた際のリスクを詳しく解説しているので、ご一読ください。具体的で簡潔な文章にする
具体的なエピソードを盛り込むことで、回答に説得力を持たせられます。実際の状況や行動を細かく述べ、どのような課題があり、どう対処したのかを明確に示すことを心掛けましょう。その際、専門用語や難しい表現は避け、採用担当者が理解しやすい文章にするのが無難です。
また、「自分らしさ」に関する質問に限らず、面接の回答は結論から述べるのが基本です。冒頭で「自分らしさとは△△です」のように、質問に対する結論から書き出すことで、内容が明瞭になり相手が理解しやすくなります。
「自分らしさ」の例文
私の自分らしいエピソードは、新しい挑戦を恐れず積極的に取り組む姿勢です。
大学時代、私はカナダに2ヶ月間留学し、現地の大学で語学を学びました。新たな文化や言語に身を置くことによる不安や緊張もありましたが、この経験を通じて自己成長を実感し、大きな自信を得ることができました。
入社後も新しい課題に対して常に前向きな姿勢で取り組み、チームの成果向上に貢献していきたいと思っています。就職・転職エージェントに相談する
「自分らしさが分からない」「きちんと自己分析できているか不安」などの悩みをお持ちの方は、就職・転職エージェントを利用するのもおすすめです。就職・転職エージェントでは、自己分析による診断はもちろん、より適した求人の提案やアドバイスも受けることができます。
若年層の就職・転職をサポートする「ハタラクティブ」では、専任のキャリアアドバイザーがマンツーマンで相談に応じています。自己分析や企業研究の仕方、応募書類の書き方など幅広く対応。第三者目線での的確なアドバイスが受けられ、就活を効率良く進めていくことができます。まずは、お気軽にお問い合わせください。
「自分らしさ」に関するQ&A
ここでは、「自分らしさ」に関する疑問をQ&A形式で紹介しています。「自分らしさ」について不安や悩みを抱えている方は、参考にしてみてください。
企業が「自分らしさ」を質問する理由は?
「自分らしさ」に関する質問には、応募者の人柄が自社に合うかを知りたいといった意図があるようです。企業が求める人物像を見極め、自分のスキルや経験を効果的にアピールしましょう。「企業が『自分らしさ』を質問する意図」の項で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
「自分らしさ」が分からない場合は?
「自己分析を行う」で紹介したとおり、「自分らしさ」の見つけ方が分からない場合は自己分析を活用しましょう。「好き・嫌い」「得意・不得意」などを書き出してみると、これまで気付かなかった自分の強みが見つかるでしょう。
一方で、自己分析を進めることで自分の嫌な面と向き合い、苦痛を感じる可能性があります。自分の嫌いな面を見つけたとしても、受け入れて肯定することが大切です。
「自分らしさ」の具体例は?
「自分らしさ」の具体例として、「周りを盛り上げるのが好き」「集中力がある」「粘り強い」などが挙げられます。自己分析や周りの人への相談を通して自分を深掘りすることで、これまで気付かなかった強みを見つけることができるでしょう。「『自分らしさ』を見つける方法」の項で詳しく解説しているので、ご一読ください。
「自分らしさ」を回答する際の構成は?
「自分らしさ」について回答する際は、「Point(結論)」「Reason(理由付け)」「Example(具体例・エピソード)」「Point(結論)」の順で文章を組み立てる「PREP法」を活用すると、まとまりのある分かりやすい文章になるでしょう。PREP法については「志望動機の作り方を解説!好印象な回答をするポイントとは」のコラム内で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
「自分らしさ」に関する回答にお悩みの方は、ぜひ一度ハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブでは専任のキャリアアドバイザーが、就職や転職活動をしっかりとサポートします。サービスの登録や利用はすべて無料です。所要時間1分程度で簡単にできる適職診断もあるので、お気軽にご利用ください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。