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上司が怖いと感じるのはなぜ?萎縮する原因と対処法を解説
更新日
この記事のまとめ
- 上司のことを怖いと思うこと自体は悪いことではない
- 上司が怖いと感じる原因は「厳しい」「話し方」「態度」「外見」などが挙げられる
- 上司が怖いと思ったときは言われたことを気にし過ぎず、仕事の態度を見直す
- 上司が怖いと感じる場合は、仕事から離れた場でコミュニケーションをとってみる
- 上司も自分が怖いと思われることを悩んでいる可能性がある
「上司が怖くて萎縮してしまう…」「上司が怖くてうまく話せない…」と悩んでいる方もいるでしょう。気持ちよく仕事をするためにも、上司に対する苦手意識を解消することが大切です。このコラムでは、上司を怖いと感じる原因や対処法を解説しています。上司が怖くて仕事がうまくいかないときの方法も紹介しているので、職場での人間関係にお悩みの方は参考にしてみてください。
上司が怖いと感じる5つの主な原因
仕事をしていると、上司が怖くて「話しかけられない…」「分からないことがあっても質問できない…」といったこともあるでしょう。上司が怖いと感じる原因は、「厳しくて怖い」「話し方が怖い」「態度が怖い」「外見が怖い」「上司の気持ちが分からない」などが挙げられます。自分は上司のどの部分を怖いと感じるのかを理解することが、苦手意識を克服するきっかけになるでしょう。以下で怖いと感じる原因を詳しく解説します。
1.上司が厳しくて怖い
上司が仕事に厳しいことから、怖いと感じる人もいるでしょう。仕事に対する指摘や指導の仕方が厳しくて怖いと感じてしまう方は、自分がミスをしてしまったことや、できないことを一度受け止めることがおすすめです。間違えることが怖いという気持ちが、上司を怖いという気持ちになってしまっている可能性があります。誰でも間違いはあるものです。自分だけ強く叱られたり、上司の発言が間違っていたりしない場合は、まずは素直に受け止めてみましょう。
2.上司の話し方が怖い
声が大きい人や話し方が乱暴なことも上司を怖いと感じてしまう原因の一つです。しかし、大きな声や、きつい話し方が怖くて萎縮してしまうことは人間として当たり前の反応なので、必要以上に恐れずに上司が話したいことの本質を見極めてみましょう。
また、上司の話し方が怖いと感じるときは、自分との距離感が合っていないことが原因になることも。互いに思う「上司と部下の距離感」が違えば、フランク過ぎる話し方や冗談についていけず、怖いと感じてしまうこともあるでしょう。
3.上司の態度が怖い
舌打ちをしたり、横柄な態度の上司が怖いという人もいるでしょう。こちらは、上司に限らず誰でも「怖い」と感じてしまう原因ともいえます。また、上司が気分屋で機嫌が悪いときや常に怒っているような態度に、萎縮してしまうこともあるでしょう。
4.優しいけど上司の外見が怖い
上司の体格が大きかったり、目つきが鋭かったりすると、外見から怖いと感じる原因になることもあります。ほかにも、笑わない人や表情があまり動かない人を怖いと感じてしまうケースもあるようです。
しかし、外見が怖いからといって、上司自身も怖いとは限りません。見た目の印象で相手を判断せず、会話を重ねてみて、上司の人となりを知っていくことが大切です。
5.上司の気持ちが分からなくて怖い
上司が何を考えているのか分からず、怖いと感じることもあるでしょう。人によっては表情や言葉から気持ちを汲み取ることが難しいこともあります。表情や言葉から気持ちが読み取れないと感じる場合は、それが原因で上司とのコミュニケーションに苦手意識を持ってしまうこともあるでしょう。
上司を怖いと感じるのは悪いことではない
人間関係には、向き不向きがあるので、どうしても上司と合わず怖いと思ってしまうこともあるでしょう。しかし、怖いと思うこと自体は悪いことではありません。上司を怖いと感じることをストレスに感じないように意識することが大切です。もちろん円満な関係を築くに越したことはありませんが、上司との関係を悩み過ぎると余計萎縮してしまうこともあるでしょう。直属の上司だからといって、無理に仲良くなる必要はありません。「苦手だな」「怖いな」と思うときは仕事の関係と割り切ってしまうこともストレスを溜めない方法の一つといえます。「怒られるのがやっぱり苦手…」という方は、上司に怒られたときの気持ちの保ち方について解説している「上司に怒られた!ポジティブに受け止めて切り替える方法」のコラムをチェックしましょう。上司が怖い…ストレスを感じたときの対処法
上司と部下という関係上、仕事をしていくなかで「怖い」「息苦しい」と思ってしまうこともあるでしょう。上司を怖いと感じたときの対処法を知っておくことで、その後の気持ちが楽になったり、関係が改善したりすることがあります。以下で対処法を詳しく解説しているので、自分ができそうなものから、ぜひ実践してみてください。
上司の言葉を気にし過ぎない
上司の言葉を過剰に気にしてしまうのは避けたほうが良いでしょう。仕事で怒られてしまうのはよくあることです。この場合、上司は部下の将来を考え、あえて厳しくしている可能性もあるでしょう。
また、上司が部下を叱るのは、仕事のやり方が間違っていたからとも考えられます。たとえ叱られたとしても「自分自身を否定された…怖い」と萎縮せず、「アドバイスを貰えた」と前向きに捉えてみましょう。怒られたことや言われたことを気にし過ぎると、仕事のパフォーマンスが低下し、さらにミスを招いてしまいます。
自分の仕事に対する態度を見直す
気づかないうちに消極的な態度をとってしまい、上司に不信感を抱かせたり、怒らせてしまったりしている可能性もあります。上司を怖いと感じるからといって、仕事に対して消極的な態度をとっていると、上司は「人の話を聞いているのか分からない」「消極的な態度をとられると不安になる」と思うことも。分からない点は積極的に質問したり、上司に教えられたことはメモをとったりと、仕事に対する意欲を見せましょう。
時間を守る
仕事をするうえで時間を守ることは基本といえます。時間厳守は最低限のマナーなので、出勤時間や営業先に遅刻するなど、時間を守らない人は上司からの信頼を得られません。最低でも5〜10分前には現場に到着するように準備しましょう。
挨拶や返事はしっかりする
挨拶や返事、感謝の言葉を忘れないことも大切です。挨拶や返事が小さい人や、なんでも「すみません」という言葉で済ませてしまう人は、相手を不安にさせたり、イライラさせたりすることがあります。自分から元気な挨拶や返事をすると上司も心地良く感じ、明るい印象をもたれるでしょう。
丁寧な言葉を心掛ける
仕事では丁寧な言葉遣いを意識しましょう。たとえば、上司やお客さまに向かって、ため口を使ってしまったり、友達と話すときのような話し方をしてしまったりすると悪い印象を与える可能性があります。
また、上司と話す際はクッション言葉を使うことがおすすめです。たとえば、「お忙しいところ恐れ入ります」「お手数をおかけいたしますが」など、一言加えることによって、相手を気遣った言い方ができます。必要に応じて使用を心掛けましょう。
自分から積極的に上司に話しかける
上司が怖い、距離を感じるという方は、上司から「目線が合わず声も小さい」「いつも暗くて近寄りがたい」と思われている可能性もあります。普段から姿勢や目線に気をつけ、話しかけやすい雰囲気づくりを心掛けましょう。声が小さい方は、腹式呼吸を意識して少し口を開け、いつもよりゆっくりとしたペースで喋ると、聞き取りやすくなります。
また、上司との会話に慣れることで、怖いという気持ちが薄まる可能性も。苦手だからと避けるのではなく、自分から積極的に話しかけて上司と関わる機会を増やしましょう。話す機会を増やし、上司の人柄をより理解しようと心掛けてみるのがおすすめです。
仕事から離れた場でコミュニケーションをとる
ある程度上司との距離が近づいたら、休憩時間に話しかけてみたり、食事に誘ったりするのも効果的なコミュニケーション方法です。相手がリラックスしているタイミングで話しかけることによって、仕事の悩みを打ち明けたり、他愛のない話で盛り上がったり、自然と信頼関係が築きやすくなります。怖いと思っていた上司の意外な一面を見ることで、会話のきっかけも掴めるでしょう。
客観的に上司という人間を観察する
一度上司を「一人の人間」として客観的に見てみるのもおすすめです。「怖い」というイメージが一度ついてしまえばなかなか払拭することは難しいかもしれませんが、上司を改めて客観的に見ることで、最初とはまた違う印象を抱くこともあるでしょう。上司とは日常的に顔を合わすことになるので、いつまでも固定観念にとらわれず、新しい関係を築こうとする意思が重要です。
上司が怖くないときの状況を分析する
上司を怖いと感じるときは、反対に怖くないときはどのような状況かを分析して、苦手な部分を明確にしましょう。「ミスをして怒られるのが怖い」「大きな声を出されるのが怖い」「威圧感があって怖い」など、上司を怖いと思う理由はさまざまです。自分が怖いと思うポイントを明確にすることで適切な対処や距離のとり方も自ずと分かってくるでしょう。
たとえば、怒られるのが怖いときは、仕事の理解を深め、分からないものは先に聞くことで間違いを防ぐことができます。大声が怖くて萎縮してしまうときは「この人は声が大きい人なんだな」と割り切ることで必要以上に恐怖を感じないで済むでしょう。
怖いと感じる上司も人間関係に悩んでいる可能性がある
上司には、立場上、業績に対する責任があり、あえて怖い上司を演じていることもあるでしょう。上司自身も職場の人間関係に悩んでいる可能性があります。また、演じているだけではなく、外見的な特徴などで怖い印象を与えてしまい、誤解されやすい人もいるでしょう。しかし、外見などは生まれ持った特徴なので、他者に与える印象を変えるのは難しい場合も。自分が「上司が怖い」と悩むように、上司も「部下に怖がられているのでは」と悩んでいることも考えられるので、お互いが歩み寄って、相手を理解できるようなコミュニケーションを心掛けてみると良いでしょう。
厳しい上司に萎縮してしまうという方は、上司の心理を詳しく解説している記事「厳しい上司の心理を知ろう!向き合い方や対処法なども詳しく解説」のコラムをチェックしてみましょう。
パワハラの可能性がある場合は会社に報告する
上司が「パワハラをしてきて怖い」という場合は、一人で対処せず、周囲に相談することがおすすめです。会社でハラスメントの窓口がある場合は、相談することで注意や異動などの対処をしてくれることがあります。ハラスメントの対処法については「上司からのパワハラ対処法を紹介!特徴やハラスメントの種類も解説」を参考にしてみてください。上司が怖いために仕事がうまくいかないときの対処法
どうしても上司への苦手意識が消えず、萎縮してしまったり、仕事がうまくいかなかったりするときは異動を願い出たり、先輩に相談したりするのが効果的です。人間関係ですから、どうしてもうまくいかないことは多々あります。しかし、仕事にも影響が出てしまう場合は早めに対処するほうが良いでしょう。
異動や転勤を視野に入れる
上司が怖いという理由から仕事に支障が出る場合は、異動や転勤を願い出て、物理的に上司との距離をとることで解決することもあります。直属の上司が原因である場合は、当たり障りのない理由を伝えるのも一つの手です。
ほかに信頼できる上司がいる場合は、そちらに相談しても良いでしょう。ただし、直属の上司に不快な思いをさせないよう話をすることが重要です。
先輩に相談する
上司について悩みがあるときは先輩に相談してみましょう。同じような思いを抱いていたり、上司のことを教えてもらえたりすることも。「怖いと思っているのは自分だけじゃないんだ」と思うことで強い苦手意識も緩和される可能性があるでしょう。
また、仕事に対する不安や疑問も相談しておくことで、先輩からのサポートを得やすくなることも。心にゆとりが生まれれば、ミスや上司に怒られることも減って、萎縮したり、怖いと思ったりすることも少なくなるでしょう。
資格やスキルを身につけ仕事の不安を解消する
仕事に関して怒られて萎縮してしまっている場合は、資格やスキルを身につけて仕事の不安を解消するのが効果的です。正しい知識を身に付けることで、自分の仕事に自信をもてます。自信を持つことで、「怒られたらどうしよう」と不安に思うことも少なくなるでしょう。
怒られることが減れば、上司に対して怖いと思わなくなる可能性も。資格やスキルは能力を客観的に保証する証明になりますし、取得を目指す際の明確な目標にもなり得るので、自分に自信がないという方は一度挑戦してみると良いでしょう。
上司と合わないときの対処法を解説している「上司と合わないと思う6つの理由!してはいけない言動と対処法も紹介」のコラムも合わせてチェックしてみてください。
仕事ができる上司を怖いと感じたらロールモデルにする
仕事ができる上司が厳しくて怖いと感じる場合は、ロールモデルとして参考にするのも良いでしょう。仕事ができる上司は、仕事にこだわりを持っているからこそ、周囲にも厳しくしている場合があります。その場合は、上司が持つ仕事への熱意やこだわりをお手本にしてみると、自分自身の仕事を充実させることにもつながるでしょう。
上司が怖くて仕事を辞めたいときは転職も一つの方法
上司が怖くて仕事に支障が出る場合は、転職を検討するのも一つの手です。「上司が怖くて萎縮してしまう」「上司が怖くて仕事に行けない」といった実生活での問題が生じている場合や、「同僚の前で大声で罵倒された」「部署内で仲間外れにされたり、発言を無視されたりする」「違う部署の上司から管轄外の仕事を任された」などのパワハラを受けている場合は思い切って転職するのも一つの方法です。
上司が怖いことが原因で身体を壊し、退職するのでは遅いので、「上司が怖い…もう限界だ」「仕事を辞めたい…」と感じたら早めに転職活動を始めましょう。
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こんなときどうする?怖い上司に関するお悩みQ&A
職場に怖い上司がいて悩んでいる方もいるのではないでしょうか?ここでは、上司が怖いときのお悩みをQ&A方式で解決していきます。
怖い上司とうまく付き合っていくにはどう接すれば良いですか?
まずは自分の上司に対する態度を見直してみましょう。教えてもらったことをメモしなかったり、返事に元気がなかったりと消極的な態度で接すると、上司は不安に思うことも。なるべく明るく振る舞い、積極的な姿勢を見せるのがおすすめです。また、基本的な挨拶や感謝の言葉も忘れないよう心掛けましょう。
上司が怖くて話すと震えてしまいます…
怖いと感じる上司との接し方を変えたり、上司をよく知ることがおすすめです。挨拶や言葉遣いに気を配ってみたり、休憩時間や食事の場で話し掛けてみるのも良いでしょう。上司と話す際に気を付けるべきポイントは「上司と合わないと思う6つの理由!してはいけない言動と対処法も紹介」を参考にしてください。
上司に怒られるのが怖くて面談や報告ができないです…
上司に怒られるのが怖いと感じる方は、「なぜ怒られるのか」という理由を考えてみると良いでしょう。怒られる原因が分かれば改善策も見えてきます。しかし、「自分に思い当たる節がないのに過剰に厳しくされている」と感じる場合は、ハラスメントの可能性もあるため、対処が必要です。厳しい上司との向き合い方については「厳しい上司の心理を知ろう!向き合い方や対処法なども詳しく解説」を参考にしてください。
職場の上司が怖くて息苦しいと感じてしまうのですが、どうしたら良いですか?
職場の上司が怖くて萎縮してしまうときは、視点を変えて物事を考えてみましょう。たとえば、声が大きい上司や感情を表に出さない上司を「怖い」と思い込み、萎縮してしまっている可能性もあります。叱咤されたとしても必要以上に萎縮せず、アドバイスとして受け止めると良いでしょう。詳しくは、このコラムの「上司が怖い…ストレスを感じたときの対処法」をご覧ください。
怖い上司に怒鳴られたり、無視をされたりした場合はどうすれば良いですか?
上司の言動があまりにも度が過ぎている場合は、パワハラに該当する可能性があります。上司に「必要以上に怒鳴られる」「人格を否定するような発言をされる」「無視をされる」といった場合は注意が必要です。もし、パワハラを受けてストレスを感じたり、萎縮してしまっている場合は、転職をして今の環境から離れることも検討してみるのがおすすめです。転職エージェントを利用することで、自分が快適に働ける職場を見つけやすくなるでしょう。
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京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。