- フリーター就職支援「ハタラクティブ」トップ
- お役立ち記事TOP
- 上司が怖い…仕事を辞めたいときの対処法や萎縮する原因を解説
上司が怖い…仕事を辞めたいときの対処法や萎縮する原因を解説
更新日

この記事のまとめ
- 上司が怖いときは、「異動や転勤願を出す」「相談する」「スキルを身につける」のがおすすめ
- 上司が怖いと感じる原因は「厳しい」「話し方」「態度」「気持ちが分からない」など
- 上司が怖いと思ったときは言われたことを気にし過ぎず、仕事の態度を見直す
- 上司が怖いと感じる場合は、仕事から離れた場でコミュニケーションをとってみる
- 上司が怖くて仕事を辞めたいときは、転職も選択肢の一つ
「上司が怖くて仕事を辞めたい…」「上司が怖くて緊張してうまく話せない…」と悩んでいる方もいるでしょう。どうしても「上司が怖い」という気持ちが和らがない場合は、異動願を出したり会社に相談するのがおすすめです。このコラムでは、上司を怖いと感じる原因や対処方法を解説しています。上司が怖くて仕事がうまくいかないときの方法も紹介しているので、職場での人間関係にお悩みの方は参考にしてみてください。
自分に向いている仕事を
簡単に診断してみましょう
性格でわかる
私の適職診断
上司が怖いために仕事を辞めたいときの対処方法
どうしても上司への苦手意識が消えず、萎縮してしまったり、仕事がうまくいかなかったりするときは異動を願い出たり、先輩に相談したりする方法が効果的です。人間関係ですから、どうしてもうまくいかなかったり理解できないこともあるでしょう。しかし、仕事にも影響が出てしまう場合は早めに対処するのがおすすめです。
異動や転勤を視野に入れる
「上司が怖い」という理由から仕事に支障が出る場合は、異動や転勤を願い出て、物理的に上司との距離をとることで解決することもあります。
ただし、直属の上司に不快な思いをさせないよう話をすることが大切。上司に対して直接的な批判にならないように、当たり障りのない理由を伝え、感情的な表現を避けるようにしましょう。たとえば、「自分の成長のために新しい環境で挑戦したいです」「キャリアの幅を広げるために移動を希望しています」というように、上司の性格に関わることを避け、ポジティブな目的を前面に出すのがポイントです。
また、上司への感謝の気持ちを忘れずに、「これまでのサポートに感謝しており、今後も学び続けたい気持ちは変わりません」といった形で伝えると、配慮が伝わりやすくなるでしょう。
上司が怖いと先輩に相談する
上司について悩みがあるときは先輩に相談してみるのも手です。同じような思いを抱いていたり、上司のことを教えてもらえたりすることも。「怖いと思っているのは自分だけではないんだ」と思うことで強い苦手意識も緩和される可能性があるでしょう。
また、仕事に対する不安や疑問も相談しておくことで、先輩からのサポートを得やすくなることも。心にゆとりが生まれれば、ミスや上司に怒られることも減って、萎縮したり、怖いと思ったりすることも少なくなるでしょう。
資格やスキルを身につけ仕事の不安を解消する
仕事に関して怒られて萎縮してしまっている場合は、資格やスキルを身につけて仕事の不安を解消する方法が効果的です。正しい知識を身につけることで、自分の仕事に自信をもてます。自信をもつことで、「怒られたらどうしよう」と不安に思うことも少なくなるでしょう。
怒られることが減れば、上司に対して怖いと思わなくなる可能性も。資格やスキルは能力を客観的に保証する証明になりますし、取得を目指す際の明確な目標にもなり得るので、「自分に自信がない」という方は一度挑戦してみると良いでしょう。
上司と合わないときの対処法を解説している「上司と合わないと思う6つの理由!してはいけない言動と対処法も紹介」のコラムも合わせてチェックしてみてください。
仕事ができる上司を怖いと感じたらロールモデルにする
仕事ができる上司が厳しくて怖いと感じる場合は、ロールモデルとして参考にするのも良いでしょう。仕事ができる上司は、仕事にこだわりをもっているからこそ、周囲にも厳しくしている場合があります。その場合は、上司がもつ仕事への熱意やこだわりをお手本にしてみると、自分自身の仕事を充実させることにもつながるでしょう。
上司を恐れるのではなく、仕事の進め方や考え方を学ぶことで自己成長につながり、上司との関係が改善される可能性があります。上司の視点を理解することで、上司が求めていることや指導の意図を明確に把握できるようになり、コミュニケーションをとりやすくなるからです。
上司が怖いと感じる3つの主な理由
仕事をしていると、上司が怖くて「話しかけられない…」「分からないことがあっても質問できない…」といったこともあるでしょう。自分は上司のどの部分を怖いと感じるのかを理解することが、苦手意識を克服するきっかけになる可能性があります。以下で上司を怖いと感じる理由を詳しく解説するので、ぜひご一読ください。
上司が怖いと感じる主な理由
- 上司が厳しくて怖い
- 上司の話し方や態度が怖い
- 上司の気持ちが分からなくて怖い
1.上司が厳しくて怖い
上司が仕事に厳しいことが理由で、怖いと感じる人もいるでしょう。上司が厳格で、業務に対する基準が高く、細かい部分まで指摘される場合、プレッシャーに耐えられず恐怖を感じやすいようです。
特に上司がミスを許さない場合、「失敗したらどうなるだろう…」と不安になることも。このような状況が続くと、業務に対し過剰に緊張し、自信を失うことにつながるでしょう。
2.上司の話し方や態度が怖い
上司の話し方や態度が原因で上司が怖いと感じてしまうことも考えられます。上司の大声や乱暴な話し方、舌打ちや横柄な態度により、圧力を感じて自分の意見や考え方を言うのが難しくなるようです。
また、上司が気分屋で機嫌が悪いときや常に怒っているような態度に、萎縮してしまうこともあるでしょう。上司が不満や苛立ちを隠さずに表に出している場合、「自分が何か間違っているのではないか」「何をしても怒られるのではないか」と不安になりやすいようです。
3.上司の気持ちが分からなくて怖い
上司が何を考えているのか分からず、怖いと感じることもあるでしょう。人によっては表情や言葉から気持ちを汲み取ることが難しいこともあります。表情や言葉から気持ちが読み取れないとどのような意図で上司が行動しているのか分からず、接し方に戸惑うことも。
特に上司が感情を表に出さなかったり、冷静過ぎたりする場合、自分が上司にどのように思われているのかが分からないため、恐怖を感じやすいようです。
上司を怖いと感じるのは悪いことではない
人間関係には、向き不向きがあるので、どうしても上司と合わず怖いと思ってしまうこともあるでしょう。しかし、怖いと思うこと自体は悪いことではありません。
上司を怖いと感じることをストレスに感じないように意識することが大切です。上司との関係を悩み過ぎると余計萎縮してしまうこともあるため、直属の上司だからといって、無理に仲良くなる必要はありません。「苦手だな」「怖いな」と思うときは仕事の関係と割り切ってしまうこともストレスを溜めない方法の一つといえます。
「怒られるのがやはり苦手…」という方は、上司に怒られたときの気持ちの保ち方について解説している「上司に怒られた!ポジティブに受け止めて切り替える方法」のコラムをチェックしてみてください。
上司が怖い…ストレスを感じたときの対処方法
上司と部下という関係上、仕事をしていくなかで「怖い」「息苦しい」と思ってしまうこともあるでしょう。上司を怖いと感じたときの対処法を知っておくことで、その後の気持ちが楽になったり、関係が改善したりすることがあります。以下で対処法を詳しく解説しているので、自分ができそうなものから、ぜひ実践してみてください。
上司の言葉を気にし過ぎない
上司の言葉を過剰に気にしてしまうのは避けましょう。上司が言うことは攻撃ではなく、部下の将来を考え、あえて厳しい言葉をかけている可能性もあるからです。業務改善や指導を目的としている場合もあるため、冷静に受け止めるようにしましょう。
たとえ叱られたとしても「自分自身を否定された…怖い」と萎縮せず、「アドバイスを貰えた」と前向きに捉えるのがおすすめです。怒られたことや言われた言葉を気にし過ぎると、仕事のパフォーマンスが低下し、さらにミスを招いてしまう可能性があります。
自分の仕事に対する態度を見直す
気づかないうちに消極的な態度をとってしまい、上司に不信感を抱かせたり、怒らせてしまったりしている可能性もあるでしょう。
上司を怖いと感じるからといって、仕事に対して消極的な態度をとっていると、上司は「人の話を聞いているのか分からない」「消極的な態度をとられると不安になる」と思うことも。分からない点は積極的に質問したり、上司に教えられたことはメモをとったりと、報告・連絡・相談を徹底して仕事に対する意欲を見せましょう。
時間を守る
仕事をするうえで時間を守ることは基本といえます。時間厳守は最低限のマナーなので、出勤時間や営業先に遅刻するなど、時間を守れない場合は上司からの信頼を失いかねません。最低でも5〜10分前には現場に到着するように準備しましょう。
挨拶や返事はしっかりする
挨拶や返事、感謝の言葉を忘れないことも大切です。自分から元気な挨拶や返事をすると上司も心地良く感じ、明るい印象をもたれるでしょう。
また、上司やお客さまと話す際は丁寧な言葉遣いを意識することがポイント。丁寧な言葉を使うことで誠実さや信頼を表現することにもつながるからです。無意識に自分の行動が粗雑になっていないかを意識してみましょう。
上司と話したり報告したりする際は、クッション言葉を使うのもおすすめです。たとえば、「お忙しいところ恐れ入ります」「お手数をおかけいたしますが」など、一言加えることによって、相手を気遣った言い方ができます。必要に応じて使用を心掛けましょう。
自分から積極的に上司に話しかける
「上司が怖い」と距離を感じる方は、自分から積極的に上司に話しかけてみるのも手です。仕事の進捗や不明点を報告し、積極的にコミュニケーションをとることで、上司に自分の仕事に対する姿勢を見せられるでしょう。
上司との会話に慣れることで、怖いという気持ちが薄まる可能性も。苦手だからと避けるのではなく、自分から積極的に話しかけたり報告したりして、上司と関わる機会を増やしましょう。話す機会を増やし、上司の人柄をより理解しようと心掛けてみるのがおすすめです。
仕事から離れた場でコミュニケーションをとる
ある程度上司との距離が近づいたら、休憩時間に話しかけてみたり、食事に誘ったりするのも効果的。相手がリラックスしているタイミングで話しかけることによって、仕事の悩みを打ち明けたり、他愛のない話で盛り上がったり、自然と信頼関係が築きやすくなります。怖いと思っていた上司の意外な一面を見ることで、人柄を理解しやすくなるでしょう。
上司を観察して怖くないときの状況を分析する
一度上司を「一人の人間」として客観的に見てみるのもおすすめです。「怖い」というイメージが一度ついてしまえばなかなか払拭することは難しいかもしれませんが、上司を改めて客観的に見ることで、最初とはまた違う印象を抱くこともあるでしょう。
また、上司が「怖い」と感じるときと「怖くない」と感じるときの違いを分析してみることも有効です。どのような状況で厳しくなるのかが分かれば、上司の行動を過度に恐れず、冷静に対応できるようになるでしょう。
たとえば、「上司がリラックスしているときや成果が上手くいっているときには、上司も穏やかで話しやすい」。反対に「上司がイライラしていたり、仕事がうまく進んでいないときに怖いと感じやすい」などです。このように分析しておくことで、上司の気分や状況に応じて接し方を工夫しやすくなるでしょう。
パワハラの可能性がある場合は会社に報告する
上司が「パワハラをしてきて怖い」という場合は一人で対処せず、周囲や会社側に相談・報告することがおすすめです。会社でハラスメントの窓口がある場合は、報告することで注意や異動などの対処をしてくれることがあります。
パワハラの内容を具体的に記録しておくと、証拠として役立つ可能性も。たとえば、「言動や振る舞いがどのように不適切であったか」、日時や場所、具体的な状況などをメモに残しておきましょう。
会社の上司が怖いのが原因で仕事を辞めたいときは転職も一つの方法
「上司が怖くて萎縮してしまう」「上司が怖くて仕事に行けない」といった実生活での問題が生じている場合は、転職を検討するのも一つの方法です。
転職によって新しい職場に移ることで、上司との関係から解放され、ストレスを減らせる可能性があります。上司が怖いことが原因で身体を壊す前に、早めの転職活動を心掛けましょう。
転職に不安がある方は就職・転職エージェントのハタラクティブをご活用ください。
ハタラクティブは、既卒やフリーター、第二新卒を対象に就職・転職のサポートをしています。プロのアドバイザーがあなたに合った求人紹介や企業とのやり取りや日程調整などもおまかせください。就職に関する悩みやご相談にも対応しています。面接対策や書類選考対策などサポートも万全なので、ぜひお気軽にご相談ください。
このようなときどうする?怖い上司に関するお悩みQ&A
職場に怖い上司がいて悩んでいる方もいるでしょう?ここでは、上司が怖いときのお悩みをQ&A方式で解決していきます。
怖い上司とうまく付き合っていくにはどのように接すれば良いですか?
まずは自分の上司に対する態度を見直してみましょう。教えてもらったことをメモしなかったり、返事に元気がなかったりと消極的な態度で接すると、上司は不安に思うことも。なるべく明るく振る舞い、積極的な姿勢を見せるのがおすすめです。また、基本的な挨拶や感謝の言葉も忘れないよう心掛けましょう。
上司が怖くて話すと震えてしまいます…
怖いと感じる上司との接し方を変えたり、上司をよく知ることがおすすめです。挨拶や言葉遣いに気を配ってみたり、休憩時間や食事の場で話しかけてみるのも良いでしょう。お互いにリラックスした状況で話してみると、職場とは違う上司の一面を知れて恐怖が和らぐ可能性もあります。
上司に怒られるのが怖いせいで面談や報告できないです…
上司に怒られるのが怖いと感じる方は、「なぜ怒られるのか」という理由を考えてみると良いでしょう。怒られる原因を理解できれば改善策も見えてきます。しかし、「自分に思い当たる節がないのに過剰に厳しくされている」と上司が怖い理由を理解できない場合は、ハラスメントの可能性もあるため、対処が必要です。厳しい上司との向き合い方については「厳しい上司の心理を知ろう!向き合い方や対処法なども詳しく解説」を参考にしてみてください。
職場の上司が怖くて息苦しいと感じて萎縮してしまいます
職場の上司が怖くて萎縮してしまうときは、視点を変えて物事を考えてみましょう。たとえば、声が大きい上司や感情を表に出さない上司を「怖い」と思い込み、萎縮してしまっている可能性もあります。叱咤されたとしても必要以上に萎縮せず、アドバイスとして理解すると良いでしょう。詳しくは、このコラムの「上司が怖い…ストレスを感じたときの対処方法」をご覧ください。
怖い上司に怒鳴られたり、無視をされたりした場合はどうすれば良いですか?
上司の言動があまりにも度が過ぎている場合は、パワハラに該当する可能性があります。上司の言動がパワハラに該当する場合は、会社に報告するのもひとつの手です。
パワハラについて詳しく知りたい場合は、「パワハラ対策でストレスを溜めない!ハラスメントの原因や対処法を徹底解説」も参考にしてみてください。
今の職場環境に悩んでいる方は、ハタラクティブにご相談ください。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
- 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方
ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
経歴不問・未経験歓迎の求人を豊富に取り揃え、企業ごとに面接対策を実施しているため、選考過程も安心です。
※2023年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。