「新卒で契約社員から社会人生活をスタートしたい」と考えている方もいるのではないでしょうか。明確なキャリアプランがある場合、新卒で契約社員になるのも一つの方法です。しかし、契約社員には働きやすさなどのメリットがある一方でデメリットもあります。このコラムでは、新卒で契約社員からスタートしたいと考える理由を紹介。また、新卒で契約社員になった場合に考えられるメリット・デメリットなども解説しています。

自分に向いている仕事を
簡単に診断してみましょう

性格でわかる
私の適職診断

さっそく診断START

新卒で契約社員からスタートしたいと考える理由

新卒で契約社員になる理由として、以下のようなものが挙げられます。

上記のように、自ら選択して契約社員になる人もいれば、正社員として就職できず、迷いながらも契約社員になった方もいるでしょう。なかには正社員にネガティブなイメージをもっていて、自ら契約社員を選ぶこともあるようです。

新卒で契約社員になるメリット

新卒で契約社員からキャリアをスタートするメリットには、以下のようなものが挙げられます。

上記のほか、「正社員より採用ハードルが低いため希望の職種や業種で働きやすい」「正社員に比べて勤務時間の自由度が高く、プライベートを重視した働き方ができる」なども、新卒で契約社員になるメリットとして挙げられます。

契約社員のメリットについては「契約社員のメリットを解説！正社員との違いとは？」でも詳しく解説しているので、参考にしてみてください。

新卒で契約社員になるデメリット

新卒で契約社員からスタートするデメリットには、以下のようなものが考えられます。

契約社員は有期雇用のため、雇用期間の満了とともに雇用契約が終了する可能性も。また、採用の時点で「契約更新はしない」と雇用契約書に記載されていることもあるようです。契約期間が終了となれば就職活動を行う必要があるため、正社員に比べて雇用が不安定といえるでしょう。

また、契約社員は有期雇用のため任される仕事が限定されやすく、企業が実施する研修などを受講できないことも。そのため、正社員に比べるとスキルアップが難しく、成長を感じづらいのがデメリットといえるでしょう。

新卒で契約社員からスタートするのは避けるべき？

「契約社員として働きながら、将来的には△△を目指したい」など、明確なキャリアプランがある場合は、新卒で契約社員として働くのも1つの選択肢です。ただし、「就活に失敗したから仕方なく契約社員になった」という人は、早めに正社員への転職を考えるのがおすすめ。

年齢が上がるにつれて実務経験やスキルを求められる傾向にあり、未経験職種への就職も難しくなるからです。また、賃金やボーナス、待遇などで正社員と差があるケースも珍しくないため、将来を考えるなら早いうちに正社員として就職するのがおすすめです。

なお、契約社員から正社員を目指す場合も、新卒入社から3年以内であれば第二新卒として扱われるのが一般的。しかし、企業によっては扱いが変わる場合もあるので、希望の企業の募集要項をしっかりと確認しましょう。
第二新卒と新卒の違いについては「第二新卒は何歳まで？定義や企業にとってのメリットをご紹介」でも解説しています。

「新卒で契約社員になったから正社員として就職するのは難しそう」「条件に合う求人が見つかるか不安」という人は、エージェントを活用してみてはいかがでしょうか。

ハタラクティブは、高卒や既卒、第二新卒、フリーターなどの若年層を対象とする就職・転職支援サービスです。経験豊富なアドバイザーが、カウンセリングで適性を把握し、一人ひとりに合った求人を紹介。応募書類の添削や面接対策、入社日時の調整などもマンツーマン体制でサポートしています。サービスのご利用はすべて無料です。「転職するか悩んでいる」という方は気軽にご相談ください。