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飲み会のマナーとは?「気の利く新人」になれるポイントも解説
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この記事のまとめ
- 社会人が飲み会を行う理由は「親睦を深めるため」「仕事をスムーズに行うため」など
- 飲み会には席順やお酌の作法など、守るべきマナーがある
- 飲み会のマナーは、お酒の席だけでなく社会人として必要な知識でもある
- お酒を断る場合は、角が立たないよう言葉選びに気をつける
- 飲み会での最低限のマナーとして、他者へのアルコールの強要は避けよう
飲み会の基本的なマナーを知らない方もいるのではないでしょうか。社会人になると、歓送迎会や忘新年会、取引先への接待などお酒の席がぐっと増えます。学生時代や友人たちとの飲み会と違い、親子ほど年齢の離れた上司や役員が同席することもあるため、今のうちからマナーを確認しておくのがおすすめです。このコラムでは飲み会での基本的なマナーを解説。飲めない場合の対処方法も紹介しているので、参考にしてください。
社会人が飲み会を行う理由
一般的な会社では、歓送迎会や忘新年会、プロジェクトの打ち上げなど、飲み会の機会が年に数回あります。勤務先のメンバーでお酒を飲むことには、どのような意味があるのでしょうか。
仕事をスムーズに行うため
お酒には、人の心を柔らかくし楽しくさせる効果があります。その性質を利用し、飲み会を通して同僚や上司との人間関係を円滑にし、業務そのものもスムーズに行えるように図っているのです。うまくいけば、チームの結束力が増し良い仕事ができるでしょう。
親睦を深めるため
同じチームであっても、普段は仕事の話しかしないという人も多いでしょう。お酒の席でコミュニケーションを取ることで、新たな一面を知れるきっかけになります。また、プライベートの話ができると、今まで以上に親睦が深められ、仕事でもより連携が図りやすくなるでしょう。
お酒の席では、社会人としてのコミュニケーション力が見られることがあります。また、雑談の中から仕事に関する大切な気づきが得られることも。特別な事情がない限り、なるべく参加することをおすすめします。会社で飲み会を行う理由やメリットについてさらに詳しく知りたい方は「飲み会が苦手な人は損してるって本当?克服法とは」でも紹介。飲み会が苦手な方の克服方法とあわせて解説しているので、参考にしてみてください。
飲み会でのマナーとは
飲み会の席には、多くのマナーがあります。ほとんどは酒宴の場だけではなく、社会のマナーとして浸透しているものばかりです。大人に必要な知識として知っていると良いでしょう。以下では、飲み会での基本的なマナーを解説していきます。
席順
席には上座(かみざ)と下座(しもざ)があります。社会的地位が高い人や年上の人から上座に座るのが社会マナーです。和室や応接ソファー、円卓など、それぞれに席順が定められているので覚えておくと良いでしょう。共通していえることは、上座は部屋の奥の方で、下座は部屋の入り口のあたりということです。
ビールの注ぎ方
瓶ビールでお酌する際、スマートに注ぐと風味が増すばかりか、社会人としての印象も良くなります。以下では、ビールの注ぎ方のコツを解説します。プライベートでも大いに役立つため、ぜひマスターしておきましょう。
1.右手で瓶の底を軽く持つ
2.お酌をした際、相手にビールの銘柄が見えるようにラベル面を上側にする
3.瓶の中ほどに左手を下から添え、ゆっくりと瓶を傾ける
4.瓶の口がグラスに触れないよう気をつけながら、溢れ出さない程度まで注ぐ
「始めは勢いよく、その後はゆっくり」という流れが、ビールを美味しく注ぐコツです。泡が少ないのもよくありませんが、多すぎるのも避けたいところ。不安な方は、家で何度か練習すると良いでしょう。
テーブルでのマナー
新人や若手は、自ら先輩方の席へ挨拶にまわるようにしましょう。その際、ビール瓶か徳利(とっくり)を手にし、お酌をしながら挨拶をします。返杯を受けることができた場合は、その場でいただきましょう。しかし、お酒が飲めない方は、無理をする必要はありません。また、周囲の方のグラスの中身が少なくなってきたら、「何かお飲みになりませんか」と声をかけたり、お店の方を呼び新たに注文したりしましょう。積極的にほかの人たちのおかわりのオーダーや、空いた皿やグラスをさりげなく片付けるなどの気配りをすると好印象に繋がるでしょう。
飲み会では挨拶が求められることも
飲み会によっては、開会宣言や乾杯の音頭など、簡単な挨拶やスピーチをすることもあります。なかでも新入社員の歓迎会では、新人が挨拶を求められる場合が多いため、話す内容や当日の流れなどを事前に確認しておくようにしましょう。「歓迎会の挨拶で新入社員が好印象を与える方法とは?」では、挨拶の内容や話す際の流れ、好印象を与えるコツなどを解説しているので、あわせてチェックしてみてください。
お酒が飲めない場合の飲み会でのマナー
アルコールが苦手だったり、遠方からの通勤だったりすると、飲み会でお酒が飲めないという場合もあるでしょう。以下では、お酒が飲めない場合の飲み会でのマナーや対処法を紹介します。
乾杯の際の対処法
大規模なパーティーや宴会であれば、最初だけはアルコールでの乾杯が必要なこともあります。その際は乾杯をし、口をグラスに付けるだけに留めておきましょう。お酒を飲む必要はありません。拍手をした後に、ノンアルコール飲料を頼みましょう。
お酒を勧められた際の断り方
もし、お酒を勧められた場合は、体質や状況にあわせて、以下のような受け答えをするのが効果的です。
「ありがとうございます。せっかくですが、アレルギー反応が出るんです…申し訳ありません。」
「ありがとうございます。申し訳ありませんが、このあと、車の運転をしますので…。」
ポイントは、最初に一言「ありがとうございます」とお礼をいうこと。ワンクッションおくことで、相手も無理強いをしづらくなります。飲めないからと会話に加わらないのではなく、親睦を深めるという目的を意識し、その場の雰囲気を楽しみましょう。
お酒の強要は避けるのが飲み会での最低限のマナー
飲めない人へのお酒の強要は、パワーハラスメントの一つにあたります。同期ならばいいだろうと、無理強いすることも止めましょう。「アルハラの事例と対処法について」では、アルコールハラスメントの定義や対処法について解説しているので、あわせてチェックしてみてください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。