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コンビニに正社員就職するメリットは?将来性や志望動機のポイントも解説
更新日
この記事のまとめ
- コンビニに就職するメリットは、「接客スキル」や「マネジメント力」が身につくこと
- コンビニに就職するデメリットは、深夜勤務や激務によって生活リズムが乱れやすいこと
- コンビニに就職するには、正社員募集の求人に応募する方法がある
- コンビニ就職を成功させるためには、自分のスキルや強みをアピールするのがおすすめ
コンビニに就職するメリットやデメリットを知りたい方もいるでしょう。コンビニは現代の生活において欠かせないものです。そのため、深夜勤務があったり、マルチタスクに対応したりと、激務になることがあります。しかし、それに対応することで身につくスキルも多くあるようです。
このコラムでは、コンビニ正社員として働くメリット・デメリットや、就職を成功させるポイントをご紹介します。ぜひご一読ください。
コンビニの正社員として就職する4つのメリット
コンビニ業界に就職すると、接客以外にも磨かれるスキルがあります。「マネジメント力」や「マルチタスク能力」は、コンビニのアルバイトでは身につかない、正社員ならではのメリットといえるでしょう。ここでは、コンビニへ就職する主なメリットを4つ解説します。
1.接客スキルが磨かれる
コンビニに就職すると、「丁寧な言葉遣い」や「さまざまな客層に対する柔軟な接客スキル」が磨かれるでしょう。コンビニに就職すると、商品陳列やレジを担当しているときにお客さまから声をかけられることがあります。また、正社員はアルバイトでは対応しきれないお客さまと向き合う必要があるでしょう。そのため、顧客ニーズに合わせた接客や柔軟な対応が身につくようです。
接客業については「接客業とは?どんな職種がある?必要なスキルや志望動機の書き方も解説」のコラムでも紹介していますので、あわせてチェックしてみてください。
2.マルチタスク能力が鍛えられる
コンビニ業界に就職すると、多くの仕事を効率良く進めなければならないため、マルチタスクが鍛えられるでしょう。仕事内容は、レジ打ちや商品の陳列・発注、アルバイトの業務管理まで多岐にわたります。複数の業務を同時に行い、管理していく力が身につくでしょう。
マルチタスクについては「マルチタスクとは?意味や仕事での活かし方を紹介!」でも解説しています。
3.マネジメント力が身につく
コンビニ業界に就職すると、マネジメント業務に携わる機会があるでしょう。コンビニの正社員は、事務処理やアルバイトへの指導業務も業務の一つです。携わり方によってお店の雰囲気の良し悪しに関わるため、マネジメント力が向上していくでしょう。
4.店舗経営に携われる
コンビニ経営の知識を学べることも、就職するメリットといえます。正社員として就職すると、定期的に会議や研修へ参加することもあるでしょう。そのため、経営理念や戦略などを業務を通じて勉強できる可能性があります。
コンビニの正社員として就職する4つのデメリット
コンビニ業界に就職すると得られるメリットがある一方で、働き方の面でデメリットもあるようです。以下では、考えられる主な4つの要素を紹介します。
1.生活リズムが乱れやすい
コンビニに就職すると、深夜出勤することもあるでしょう。コンビニは24時間365日営業している店舗が多いため、夜勤希望のアルバイトが少なければ、正社員がその分を補填する必要が出てくる可能性も。夜勤を続けると生活リズムが崩れやすく、体調不良につながりやすいため注意が必要です。
また、夜間の店舗勤務は酔っ払ったお客さまの対応をしなくてはならないこともあり、昼間の業務に比べて心身ともに大変になる可能性があります。
2.残業が多くなりがち
コンビニ業界に就職すると、アルバイトの業務を正社員が代わりに行うことがあるようです。アルバイトはシフト制で働いているため、シフト時間内で終わらなかった業務を正社員が補填する必要があります。商品の陳列や調理などは、店舗運営に欠かせないため責任を持って行うことになるでしょう。結果、残業が多くなってしまう可能性があるようです。
3.休みが少ない傾向にある
コンビニに就職すると、人手が足りないときやトラブルが発生すると出勤しなければなりません。休日でも対応を迫られることがあるでしょう。また、前述したとおり、仕事が終わっていなければ残業をしなければならず、長時間労働になることも考えられます。
4.激務に給料が見合わない場合がある
コンビニ業界の正社員の給料は20万円~30万円ほどが一般的なようです。ここまで述べてきたように、コンビニに就職するとマルチタスクをこなさなければなりません。そのため、業務量と対比してみると給料が少ないと感じることもあるでしょう。
就職前にチェック!コンビニ業界の現状や将来性
コンビニは生活に欠かせない、もはや社会インフラの一つといえるでしょう。そのため、コンビニ業界に就職すると将来性があるといえます。安定した業界で、キャリアアップを目指したい方におすすめです。
一方で、人員体制や状況によっては激務となる可能性も否めません。近年では、宅配業務や荷物の受け取りもコンビニでできます。今後さらに覚えなければならない業務が増える可能性もあるでしょう。
コンビニ業界の仕事内容について「コンビニ業界の仕事」で紹介しているので、参考にしてみてください。
また、コンビニの正社員として充実した働き方ができるかは、スタッフとの人間関係も影響します。コミュニケーション能力に自信のある方は、その能力を活かす働き方ができるでしょう。
コンビニに就職する方法は?難易度もチェック
コンビニに就職するためには、正社員募集の求人へ応募する方法や、アルバイトから正社員を目指す方法があります。以下でコンビニに就職する方法をまとめました。
正社員採用の求人に応募する
コンビニに就職するには、正社員採用の求人に応募します。コンビニで行う仕事は、経験が必要になるような難しい業務はあまりないでしょう。そのため、学歴や経歴が必要なことは、ほとんどありません。コンビニによってお店の雰囲気は異なるため、働く条件をみて応募してみると良いでしょう。
必須のスキルはないが接客経験があると有利
コンビニに就職するために必須スキルはありません。しかし、経験者歓迎で採用活動を行っているコンビニが多くあります。そのため、接客経験があると優遇されることもあるでしょう。コンビニでのアルバイト経験があると、さらに有利になる可能性があります。アルバイトから正社員登用を目指す
いきなりコンビニの正社員として就職するのに不安がある場合は、アルバイトから始めることもできます。接客マナーや商品陳列など、基本的な業務に慣れてきたら正社員登用に挑戦してみると良いでしょう。店舗運営についてもある程度理解できるので、正社員登用後の会社とのミスマッチを防ぐこともできます。
必ずしも正社員になれるとは限らないので注意
厚生労働省の「労働経済動向調査(令和6年2月)の結果の概況」によると、正社員登用制度がある会社のなかで、34%が登用した実績がないようです。そのため、アルバイトとして働けば、必ずコンビニに就職できるとは限らないでしょう。コンビニのアルバイトに応募する際は、求人票や面接などで正社員登用の実績があるのか事前に確認しておくことをおすすめします。参照元
厚生労働省
労働経済動向調査(令和6年2月)の概況
本社や本部社員への応募は大卒以上の条件がつくことも
本社などに勤務する正社員の求人には、大卒以上の条件がつくことがあります。本社は、いわゆる「大手企業」といえるため、大卒者が有利になることが多いようです。しかし、高卒の求人が全くないわけではないため、希望する人は求人を確認してみましょう。
コンビニ就職を成功させる志望動機のポイント
コンビニ業界への就職を成功させるためには、仕事への熱意や会社に貢献できる強みをアピールすると良いでしょう。以下を志望動機を考える際の参考にしてみてください。
未経験者の場合:ポテンシャルをアピール
未経験からコンビニに就職するときは、コンビニ業界で活躍できる強みをアピールすると良いでしょう。また、未経験者がコンビニで活かせる強みに「コミュニケーション能力」があります。コンビニは、接客のほか、社員同士のチームワークやオーナーとの連携など、コミュニケーション能力を問われることがあるようです。
周りの人と連携をとって円滑に業務を進められる能力は、コンビニへの就職へ強みになるはず。コミュニケーション能力の鍛え方を「コミュニケーション能力とは?スキルを鍛える具体的な方法をご紹介!」で紹介しているので、参考にしてみてください。
さらに、別業種で身につけたスキルを、具体的なエピソードを交えて説明することもおすすめです。未経験の仕事に応募するときの志望動機のポイントについて「志望動機の作り方!未経験の仕事に応募する際の書き方や例文もご紹介」で詳しく解説しています。
経験者の場合:スキルや実績をアピール
コンビニ業界に就職した経験がある場合は、前職で培ったスキルを問われるでしょう。「前職で成し遂げたこと」や「培ったスキルを活かして挑戦したいこと」などをアピールすることがおすすめです。
また、なぜ転職しようと思ったのかも重視されます。前職での実績を伝え、キャリアアップのための転職だと示すと上昇志向を認められやすいでしょう。転職後にやりたいことを明確にすると、活躍を期待され採用されやすくなる可能性もあります。
希望の就職を叶えるためには、自分のスキルや能力を理解する必要があります。しかし、一人で強みを探すことに難しさを感じる人もいるでしょう。そのようなときは、第三者に頼る方法もあります。ぜひ、就職・転職エージェントのハタラクティブにご相談ください。
ハタラクティブでは、専任のエージェントがカウンセリングを行い、強みや適性に応じた求人をご紹介。仕事に活かせる自分の強みを理解することで、自己アピールにも活かせるでしょう。面接対策や履歴書の添削など、すべてのサービスが無料で利用できます。希望の就職を叶えるために、ぜひハタラクティブをご活用ください。
コンビニ就職に関するFAQ
コンビニは身近にありますが、実際に就職したら、どのような働き方になるのか気になることもあるでしょう。ここでは、コンビニ就職で想定される疑問にお答えします。
コンビニの正社員になるには大卒や高卒は関係ない?
コンビニへの就職では、学歴が問われない傾向にあります。ただし、本社の求人のなかには、大卒の条件がついているものもあるので、求人をよく確認しましょう。
コンビニの仕事は、基本的に特別な資格やスキルを必須とする業務がないので、未経験の人も目指しやすいといえます。高卒の就職活動については「高卒で就職は難しい?内定率や正社員になるためのポイントを紹介」のコラムも参考にしてみてください。
コンビニの正社員の主な仕事内容は?
主に「商品の発注」「シフト管理」「アルバイトの教育」「売り上げ管理」などの業務があります。これらのほかに、接客やレジ、商品陳列といった基本業務をはじめ、多岐にわたるサービス業務もコンビニ正社員の仕事です。
コンビニの正社員として経験を積めば、店長からエリアマネージャーや本部勤務になるというキャリアアップを目指すこともできます。コンビニの仕事については「コンビニの仕事の種類はどんなものがある?」のコラムもご一読ください。
コンビニの仕事はきつい?
コンビニの正社員は、アルバイトがシフト内で終わらなかった業務を補填したり、深夜勤務をしたりと、きついと感じることがあるようです。しかし、メリットもあります。アルバイトを指導するなかで、マネジメントスキルが向上することもあるでしょう。
深夜勤務のメリットや手当については「夜勤手当と深夜手当の違いは?適用時間や深夜割増賃金の計算方法も解説」で解説しています。
コンビニの商品開発の仕事に就くには?
商品開発や商品企画の求人に応募してみましょう。商品開発は新商品の企画や既存商品の改良案を作成するのが仕事です。商品開発には深い知識が必要なため、食品や化学の知識やスキルがあると活かせるでしょう。
商品開発の仕事については「商品企画の仕事」のコラムでも詳しく説明しているので参考にしてみてください。
コンビニの正社員の年収や手取りは?
公的機関から正式データが出ていませんが、一般的には年収300〜500万円程度といわれています。コンビニの給与については「コンビニの正社員はどんな仕事?給料や業界の特徴をご紹介」のコラムも参考にしてみてください。
仕事内容だけでなく、給与にもこだわって仕事を探したい方には、ハタラクティブの利用がおすすめです。希望に応じた求人をご紹介しますので、ぜひ一度ご相談ください。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。